2013年4月4日木曜日

op9 making 45 / ガキ 田中七変化/ ptj-007 優木あおい  / 暗黒舞踏 土方巽 /ヲタクとon the ground




このシーンは長くて、っていうか・・・書きづらくてずっとなかなか進んでくれません。前半の山だし長いダイアローグなので映像は困ってしまう・・・
 っていうか結構ボツにしました・・あぅ・・徒労・・w なんかシーンとしてはいいんですけど映画のバランスが崩れる気がしたので・・・  
  天気がよくなったのは幸い。



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 ガキ 387   田中七変化
http://v.youku.com/v_show/id_XNTM3Mjc2NDg0.html
 田中の最期の変装を、まっつんが白虎社でしょ、坊主にしたほうがよくない?といっていますが、白虎社って何?っていうヒトが多数だと思います。 よって今日はオトナのアングラ記事になりました。 読むヒトを選ぶので注意





 白虎社ってのは、いわゆる土方巽というアングラのダンサー、が始めたブトウ、もしくは暗黒舞踏っていう、ダンスムーズマンを継承したグループの1つで、白塗りと、ガイガー系の、エログロっぽいテイストを持ったグループです。内容の無いキワモノと、真剣にダンスがやりたいヒトとの内部抗争で空中分解という、アングラらしい結末を迎えた模様です。
 BUTOHというよりも、60年代のアングラシーンというものが、歴史から消されたのでなかなかわからないものですね、寺山修司、天井桟敷、三島由紀夫、一時期の大江とか・・・・今寺山の映画とかを見返してもほぼまったく意味がわかんない・・・

 BUTOHはアングラからハイアートにすっと身代わりして、今では海外的評価もあるようですし、ダンス系の本には現代ダンス、にブレイクダンスとかと一緒に乗っておりまする・・・サイケというジャンキーの音楽が名曲ですねぇと国営放送で流されるようなもので。

 
 アングラとよくいいますけど、すべての文化はアングラで始まってるのでアングラやメインストリームというのはいかがなものって感じですね、もとは全部社会下層が失業して仕事が無いから何か見世物を始めただけです、いきなりインテリが真剣に新しい文化を創造するってのはありえない、ギリシャの古典劇だって、浮浪者同然のおそらく奴隷が始めたものでしょう、ユダヤ人がはぶられてハリウッドを起こし、ジプシーが流浪しながら大衆音楽を作っていったし、ロックは不良の音楽です、クラシックは聖歌よりも劣った俗悪なものとして始まってるみたいに・・・今では逆に聖歌がオカルト的なものを体現してますけれど


 アングラ的感性の源泉は、ウィリアム・ブレイクとか、サド、マラルメとかの象徴派、デカダンス、ベーコンとかから来てるのでしょうね。EVAで量産型使徒のデザインがフランシス・ベーコンから丸パクリなのは、美大出身とかが多いスタジオでは誰でもわかるものです、EVAはそういうアングラ的な要素をうま~く取り入れてますね、庵野さんはそういうのを計算でやれる理論派なんですなぁ。またやっぱあのマンガナウシカの、おどろおどろしい空気感も、あの時代のアングラ感なんですよね、そういうアングラ的毒々しさってものが失われて、地上に引きずり出されて大衆向けにされてしまうと、魅力もまた消えてしまうものです。
 コミケだのなんだのと同人系のイベントが、地上で、開催されているので、ヲタクも、もはや一般名詞化していて、なんか毒々しさが無い。新しい文化はもっともっとグロテスクな下層社会から生まれるのでしょう・・・・それはどんな階級なんでしょう・・・?
 それはたぶんもっと頑固なヒッキーでヲタクのように地上に出てこないヒトだし、あるいは刑務所常連か・・・ブンレツかロ〇〇ンか・・・殺〇〇か・・みたいなことになってきてしまいますけどね・・・

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http://extreme-fetish.org/ptj-007-aoi-yuuki-stool-large-woman-eating-shit/
 ptjー007とコードネームで呼びますが、まぁスカトロのエロビデオなんですけど、久々にそういうアングラのヒヤリとするものを見たという気がしました・・・ヒヤリとした後に、なんだか楽しくなっちゃってずっとゲラゲラ笑ってましたね。まっつん曰く、オカルトと笑いは紙一重、笑いを突き詰めていくとオカルトへ一線踏み外してることもあるけど、笑いのわかるやつはその線引きがもっともっと奥にある。もっとついてこい。
 まぁこのAVはドン引きが99%ですけどw
けどもともかく日本のアングラ的情熱はほそぼそと社会の片隅に残っておるってことでしょう、そういうことにしましょう。