2013年11月7日木曜日

星のカービィ3 1997  任天堂 / PS4 批判

 ちょっと全部のステージでおまけイベントをこなして、裏ボス倒すのは勘弁して下さいw そんな時間ないです・・・ 
 でもこういう裏面のほうがオモテ面よりも何倍も大きくて、どこまでやったらいいのかわかんないのは困りますよね。ヘビーゲーマーならいいんだけどライトゲーマー的にはシーキビです。作りてからするとごちゃごちゃ言われない裏面でやりたい放題やるのが楽しいんでしょうけど。他のメディアではありえないですよね、おまけのほうがボリュームあるってのは・・・・。


 カービィ3ってI見たことも聞いたこともなかったですね、SDX(スーパーデラックス)はもぉ、スーファミのボタンが凹んで帰ってこないくらいやり込みましたけどw そして64も持ってたし、スマブラもマリオ64も阿呆ほどやったし(あの頃の気合はまぁ戻らんですね~~、スター全部集めたもんなぁ・・あの純粋さはどこへいったのやら)カービィユーザーとしてはかなり思い入れあるのになんでカービィ64には一切手を出さなかったのかもわかりません。

 このゲームはヨッシーアイランドのカービィ版みたいなもので、でもゲームが出来た頃にはPSやら64の時代になっていて、うわたっ!ハード間違えた!みたいな不運に陥ってしまった作品みたいですね。ゲームのコンセプトとしても、原点回帰でかなりそぎ落としたゲーム、ゲームボーイみたいなゲームです。ほいで任天堂のスーファミのラストを飾ったソフトなんですってね。

 まったく宣伝もしなかったためにちっとも売れなかったある意味黒歴史ソフトのようなんですけど、Iはやっぱゲームってこぉいうデザインがいいと思いますね。ガキ、ナオン向けってわけでもないですが・・・


どういうわけか妙に悲しくなるのはなぜでしょうw
本当にガキのころトモダチがいて、妙にカービィとかが好きで、でもな~んとなくグループからは浮いてて、でもIも休み時間にマンガ描いてるようなタイプでしたので(でもそれほどIはういてはなかったけれど)、なんとなく気があって。そのトモダチ少ない子のうちで、一緒にカービィやったのをめちゃくちゃ思い出すからですかね。なんだろうあの感じはw 名前すら覚えてないけれど・・・・なんだこの話w でも本当にIが気があったのはともだち百人タイプではなくてそういうややネクラーソフのヲタクちゃんだったんでしょうね。でもそういう子とずっといるとだんだんその子とふたりぼっちみたいになってしまって、なんとなくいずらいものです・・・・でもだいたいにおいてIはそういう浮いてる子が好きで、そういう子に近づいてくタイプではあるのですけどね。
 


 そしてこのカービィ3もやたらそのトモダチとかパートナーを全面的に押し出すからなんか胸に来るのですかね、最初は孤独に戦ってたのに、カービィ・・。仲間キャラを変えると、変えられたキャラがさみしそうな顔をするのがすっごいヤダ。置いていけなくなるっていうか、どれも選べなくなる、そんなのって・・・・・・でも任天堂ってそういうちょい悲しい、みたいなの放り込んできやがりますね、ピクミンとかもそうだものな・・・


 絵面的にはやっぱIはこういうのが好きですね、リアル系は好かないし、テイルズとかスターオーシャンみたいなふる~~い80年台アニメ、マクロス的な
デザインはまったく肌に合わない。親近感0、といって京アニ、萌えスタイルも好きじゃない。ジブリも最近のはヤです、書き込みすぎ。未来少年コナンぐらいが
好きだったな・・。カービィもすごい良いと思います。ロックマンやや好き、キヌ系のカプコンデザインも好きですね。



 カービィってそいでちょっと毒があるっていうか、いきなりちょちょいとエグいのを入れてきたりするのですSDXも最後はちょっとシリアスはSFチックな敵が出てくるし・・・・。カービィ3も裏ボスは怖いって噂だけどそんな時間ない・・・・・(今YTのプレイ動画で確認・・・コワッw)

 やっぱその落差がでも大事ですよね、最初からシリアスでこられるとどっちらけです、落差がドキドキ感がある。書き込みまくりの重厚なマンガとかってなんか読む気しないもの。スクエアで確か・・・なんだったけな・・ゼノギアスだったかな?そんな感じのゲームがありましたが、なんだかグロ路線でおもた~~いゲームでしたね。それもなんか入ってこない。最初から全員シリアスなんだもの、7以降のFFもそうだって言われますね。もっと洒落がわかるやつだったです、バッツにしろ、マッシュにしろ、クラウド以降ビジュアル系のクールになってしまってついていけませんね。韓流ブームだのEXILEだのジャニーズだのに一切ついていけないのと同じで。メタリカだの、スリップノットだのならまだついてけるけどw(ちょと違うようですね)
 もっと馴染みやすいキャラクターが、どんどんシリアスなものになるっていう落差が、大事だと思いますね。ギャップ・・・というか・・・、リアリティ・・・・


 かなりEVAのあれなんですけどね、ダークマターとゼロは・・・・任天堂の社員が相当EVAにハマってたのがわかる・・・・ドハマりです。






 それよりもちょいと大事な話しだと思うですが、カービィ3は、そぎ落とし路線なんです。キャッチコピーがだって、

 最近のゲームは難しすぎる、もっと楽しく遊びたい


 ですからね。ハードのハザマに入って見落とされたっていうよりも、複雑化とハイテク化に反旗を立てたっていうのが正しいのかもしれない。事実Iは64以降はやってないわけですし。
 けれど時代はいつだってそうなるんだ、後戻りやセンチメンタリズムはやめろおっさんが!っていう批判をするひとは、現代音楽とか絵画とかがどうやって廃れていったかを知らないのですよね。
 音楽も複雑とハイテク化でまったく意味不明になってしまって、クラシックの進歩はそこで絶たれてしまって、今では本当に昔の音楽を演奏する団体になってしまいました。でもクラシックって古いっていう意味ではなくて、本当は、正統な、っていう意味です。だからどんどん新しい曲を演奏していいのだけれど、完全にオーディエンスに見放されたって形です。
 
 絵画もそうで、リアリズムが行き過ぎてアカデミーは完全な頭打ちになって、そっから印象派、その印象派たちも、アブストラクトだのなんだのって、複雑になりすぎて結局空中分解してしまいました。
 
 音楽も単純で削ぎ落とされたPOPに、絵画も簡略化された、アニメ塗とか、イラスト、にとってかわられてしまった。
 文化は逆行しないと思われていますが、実際には文化は逆行と進歩を繰り返して螺旋状に進んでいくものです。

 やっぱりゲームも何を加えるかじゃなくて、何をそぎ落とすかが大事なんだと思います。




 海外のテレビでNBAを見てるのですけどPS4のCMがかなり流されています。でもちょっとひどすぎますね、戦場で撃ちあうようなゲームばっかなんだもん。それがリアルだとか言ってるんですが、それって・・・リアルじゃないでしょう。そんなスタイルの戦争もぉやってないし、化学兵器と無人兵器の時代だってのに・・・。それと本質的な事を言いますが、それって痛くないと面白く無い。自分が死ぬっていうスリルがなかったらやっぱつまんないと思います。
 それがイヤだからゲームで違うセカイを作って来たんちゃうの?戦争やりたいならやればいいじゃん、けどそれよりももっと面白いセカイが作れるかもしれないよ?っていう、アンチ写実路線を進むべきだと思うなぁ・・・・・カミサマ、が作ったセカイよりも楽しいセカイを作ってやる!ってのがゲームクリエイターの志だと思うんですけどね。まるで現実の第二次大戦に参加してるようなゲームを作ったところで、だからなんやねん、としかIは思いませんな。有り物をコピーしてるだけじゃん・・・



 まぁそれが売れるからしゃあないんでしょうけどね、とくに北米では。カネがかかるから売れ線しか作れないし。論点は舞い戻ってやっぱし、盲目的な複雑化と高度化は、どっかでヒトの感性を外れていってしまって、意味不明のものになってしまうんじゃないですかね。誰もシュトックハウゼンやメシアンなんて聴いてませんよ・・・武満徹がいいなんてさっぱし思わないし。現代芸術なんてクズだとおもふものなりw