2013年11月15日金曜日

MAKING 125 /  大海嘯のあとの・・・/ BOWIE big brother 和訳 解説 1974




  OP9第一巻をダウンロード販売用(DLSITE)のところにアップしようとしたんですが、無料公開をしているものを販売することは出来ない、ということで拒否されてしまいました。なんでかわかりませんが、法律的にダメなのか、詐欺に使われるのかわかりませんが、そういうわけらしいです。


 ネットのクスリ販売やら、回線の独占やら、グローバル企業と政府の対決が鮮明化してきていて、企業とすれば、じゃあ投資から手ぇひぃちゃうよ、ってカードを切れるし、政府も天下りを確保したいってなもので、しかしどちらが勝とうと貧乏人にはどちらも抑圧が増えるだけで何のいいこともない。悪人同士の小競り合いです。ネットの販売経路がガタガタうるさく、BITCOINというネット通貨もグレーゾーン続きです、そういうわけで色々ややこしいことになってるわけですな。


 というわけで違う販売先を探して、無料公開をしてるってことは秘密にしてやろうと思いまする。



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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131114/k10013069111000.html

 気候変動で赤道周辺は住めなくなると予測しましたが、やっぱりそうらしくて、赤道直下のアフリカにもサイクロン?台風でしょう?が発生してまた飢餓戦争という一番原始的な戦争が巻き起こるってわけです。イデオロギーの戦争から飢餓と領土戦争へと戦争は退化しておるわけで文明もまたしかりなのじゃなかろーか。



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 久々の曲紹介。ボウイはやっぱすごい、音楽を知れば知るほど、ビートルよりもボウイがより創造的であったと言いたくなる。ビートルは実質6年で解散してるけれどボウイはずっとそばにいてくれたわけですしね。もちろんBIG BROTHERはオーウェルの1984から来てるわけですが、この曲が入ってるdiamond dogs そしてその前のpin upsはボウイが血迷ってるというか、グラムロックってのが下火になってきて、方向性を見失っているころのもので、だいたいどこの批評を見ても大失敗と書かれています。ZIGGYでの成功をひきずっている、みたいなことで。たしかにアルバム全体の出来は悪い、悪いのではなくて、ZIGGYとLADが良すぎて、それと比較されるから悪く見えるってだけです、ボウイ以外がこのアルバムを出してたらその年のNO1に選ばれてますよ。批評家ってのはそんなもんです。DOGSは全体を通して1984のロックオペラ的な物を狙ったのですが、よく意味がわかんなかったってのが実情のようです、そしてタイトルのDIAMOND DOGSもよくわからんし、アルバムカバーアートも確かに意味がよくわからん。けれどIはそういう失敗作が好きで、だいたいそういう中に名曲が転がっているものです、この曲はすごい好き。エレキギター一辺倒の時代にシンセっぽい音とホーンセクションで作られたアレンジがすごい、絶望感に満ち満ちていて良いですね~~~。
 

Don't talk of dust and roses
 ダストとローズについては語ってくれるなよ (DUST=DEATH ROSE=YOUTH(of young girls)
ってとるのが普通ですかね)
Or should we powder our noses?
 それとも鼻先にパウダーでもふったほうがいいかな (ROSE=NOSEの脚韻、ROSEに受粉させようか、それともコカインを吸引しようかなってことでしょう)
Don't live for last year's capers
 去年の騒ぎ(犯罪?)のことなんかにかかずりあうな
Give me steel, give me steel, give me pulsars unreal
 スティールを、スティールをくれ、非現実的なパルスでさ(スティールのクロマトグラフィーでありえない波長を得たいってことですかね?錬金術師的なセリフです)
 

He'll build a glass asylum
 Eは透明なグラスの廃墟を作る
With just a hint of mayhem
 ただ破滅の予兆だけで
He'll build a better whirlpool
 Eはもっと出来のいい渦巻きを生み出すだろう
We'll be living from sin,
then we can really begin
 WEらが、罪によって生きるのであれば、そこから本当に始めることが出来るだろう

Please saviour, saviour, show us
Hear me, I'm graphically yours
 お願いします、メシアよ、メシアよ、姿を現せてください、Iの願いを聞いてください、Iはすべてあなたのものです

[CHORUS]
Someone to claim us, someone to follow

 誰かIを導いてくれ、誰を導とすればいいのか

Someone to shame us, some brave Apollo
 
 誰かUSを恥ずかしめてくれ 、どこかの勇敢なアポロ神のように  (レイプ願望ってことでしょうね、1984でいう完全洗脳状態にしてくれってことです)

Someone to fool us, someone like you

 誰かUSを欺いてくれ、Uのように
We want you Big Brother, Big Brother

 大いなる兄弟、大いなる兄弟、WEはUを求める

I know you think you're awful square

IはUがUはひどくスクエアだと思っていることを知っている。(暗示的です、四角くてペラペラなのか、融通が効かないのか、退屈極まりないのか・・・)

But you made everyone and you've been every where
Lord, I'd take an overdose if you knew what's going down

Uがすべてを創造しUはあまねく存在します、ロード、Uがこのあとに何が起こるかを知っていたら、Iは(クスリを)オーバードースすることになるでしょう

[CHORUS (3 times)]

We want you Big Brother

 Iはあなたを欲します BB・・・・・





 曲の最後がぶちっと切れてるのは次のchant of....につづいているからです。がchant には歌詞はほとんどありません。


 昔の人はやっぱし真面目に仕事しとるなって感じですよね。こんな歌詞の曲今では聞かないなぁ・・・テレビの歌番組でこんな歌が流れてきたらばびりますよね。カルト宗教そのものだものね・・・