2013年11月17日日曜日

ALL THE SAINT TPPによる、著作権違反の刑事罪適用 / 空気を買わないといけない時代

http://www.theverge.com/2013/11/13/5099236/wikileaks-publishes-leaked-draft-of-tpp

 WIKILEAKSがTPPの著作権秘密協定を暴露したってことです。
なんのこっちゃねん?っていうと、つまる著作権違反は、刑事犯罪、つまり現行犯逮捕になるようにするね。アメリカがそう決めたからそうなんだ、黙ってサインしろってことです。

 警察に被害申請が無くても、即刻家宅捜索、逮捕。出来るってことです、ちょっとした著作権違反でね。CDをコピーしたり、貸し借り、ダビングをしてるヤツを即逮捕だ。体制側はインターネットの開かれた世界、コモンズなどを絶対に認めない。旧体制を維持するために武力で攻撃するってことです。


 警察というのは、正義や公平を求めるのではなく政府の利害を追求する軍隊なのだってことです。


 私有財産は絶対不可侵の神聖な権利である。

 と憲法にはあります。これはフランス革命が実は下層階級によってではなくブルジョアによって行われたということを示すとマルクスが見事に分析しています。まさにその通りで私有財産が神様によって保障されてるなんてまったく、デタラメの戯言もいいとこで、ブルジョアがその権利を保持するのに神様を利用してるだけなんです。

 著作権も知的財産におけるブルジョアの私有財産の絶対化をするってことです。


 

 じゃあもう何一つ作れないね。ってことです。
ぜ~~~~~~んぶ誰かの私有物になる。コトバも、景観も、あるいは空気や太陽すらも。キヲクも情報も、すべてです。あらゆる方法を駆使してブルジョアは利益を上げる。空気を囲い込んで売りつけるようになるのももうすぐだって気がする。水の囲い込みから、新鮮な空気はカネを払って買うものになる。すべてが聖なる、所有の神によって守られるのですね ALL THE SAINT.....



 でも実際はそうなるまえに、また新しいコミュニズムが、新しいナチズムが、新しいカルト宗教が、ブルジョアとプロレタリの激突の間から、ウラヌスの血から神様がぼこぼこと生まれるみたいに生まれ落ちて、人類を全滅させるでしょうよ。ヨーロッパを噛み切った猛犬が、アメリカ帝国を食らうはずです、それは狂気じゃなくて、復讐の憎悪なんですなぁ。

 

 こういう限度を超えた抑圧は、いつか鬼子を産む・・・・



 あるいはもう完全に、この市場と道を分かつべきなのかもしんないですね、一切を断って、もうこの消費世界とは接触しないのがいいのかもしれない。自給自足へ戻れってことなのかも。もう一度よく考えてみろってことなんでしょうか。大衆、を相手にするのはうんざり来た。

 大衆の逆を行けというのは真実であるとするなら、今のようにひたすらグローバルだ、拡大だ、国際交流だ、人々のつながりだってバカが騒いでるのなら、あるいは完全な孤立、ソリテールが革新的な道筋なのかもですよ。