どうでもいい雑談なんですが、結構10代にどういう音楽を聴いたかってのはその後の音楽の趣味に相当影響を与えるってのがありますけど、洋楽にどうやって入っていったかってのもかなり、耳の形成にあれが有りますね。
Iはアレです、これは超特殊かもしれないけれど、まず最初は8MILEを見て、エミネムかっけぇーって中学・・3年くらいかな?の時になってエミネムから入って、そっからメロコアのコピーバンドをやったので、オフスプリング、green day 、good charlotte、avril lavigneなどをトモダチから借りて聞きました。そいでそっからやっぱビートルを聞かないと、ってことで大学時代はほぼずっと毎日ビートルでした、そいでその時代ってのはどの雑誌のどのレヴューを見ても、OK COMPUTER、 KID Aが最高のアルバムである、って断言してましたから、レディヘをがっつり聴きこんで、でもやっぱ初期のネクラ感が満載の曲のほうが好きかな・・・って感じになりつつ、OASISとかBRIT POPを聴いて、stone roses , rolling stones WHO ってBRIT ROCKを遡ってく感じでしたね。アメリカ音楽は耳に合わない・・って。
ともかくそういうわけなんでアメリカのロック=一番ダサイっていう刷り込みがあるんですよね、これってほんと世代的なものなんです、トムヨークとかカートがこき下ろしてましたからね、ガンズなんてクソバンドだってねw ともかく凄腕ギターリストがディストーションギターでバリバリソロをひくようなバンドはめちゃくちゃダサイっていう風土で育ってるから(つまりセックスドラッグロケンロールタイプ、やたらとコンサートが始まるのが遅い、だいたいホテルでトラブルを起こす)
じぇんじぇんすんなり聞けないんです。というか一番新しかったものが一番ダサくなるものなんですよね、新しいムーヴマンが始まると。よくもわるくも90~96年って今までとは全然違うっ!って雰囲気がすげぇあったのです。そうじゃなきゃダメだっていう、生き急いでるような感覚があったし・・・まぁチープトリック、エアロスミス、KISSってくると、へへっ、勘弁してくれやってなるんです(QUEENはイギリスのバンドだからアリってのもよくわかんねぇんですけど)。
でも今だにOK とかKID Aはダサくなってないから、あそこから新しいこぉムーヴメントは起こって無いってことですね、OKのパラダイムを抜け出せてないってことでもある、アレがダセェ、ってなってきたらほんとに新しい流れが起きとるなってことなんだろうけど。ビートルがダサくなってないってのもやっぱもっと大きなスケールでビートルのパラダイムを抜け出せてないってことなんでしょう。ベートーヴェンやバッハってダサイですもの。ハハハ、ベートーヴェンて!ベタベタやん、って感じ。ワーグナーやストラもそうですね、しょってるな、かっこつけやがってって気がしますね、IPODでそんなん聴いてたら。マーラーの交響曲こそ最高なり、みたいなんも、しらーーーー。って感じです。ほんとにわかってるのかしら?ただ世間の評判だけなんじゃねぇの・・・ってね。
ケージやシュトックハウゼンを聴いてる人に出会うってことはまず無いし。それは武満徹とかもそぉ。Iは現代音楽を聞きながら街を歩いてるやつに出会ったことがない。
でも今になって、そんなダサイものでもないよね、めちゃくちゃ言ってごめんねって気がしていますw だからちょこちょこ聴き始めています、実際ちゃんと聴いたことすら無かったなと思いつつ。なんでこの時代の音楽は妙に明るいのかがIにはでもその理由がさっぱしわかりません、景気が良かったのだろうか?時代ですなー。ほんと景気がいい、っていう経験をIは一回もしたことが無いからその感覚がわからないですよね、経済が上向きでみんな前向きの時代っての。それがどういう雰囲気なのかまるでわからない。それって結構作家としてヤバイと思いつつも、それを経験する機会がないからなぁ・・・
ともかくあの時代はオトナ=クズって価値観でしたけど、今になって、というか当たり前ですけど、オトナは年をとった自分たちでしかないってことに気づきましたね。そんなクズばっかりだったらまず社会が全然成り立たないもの。ビートルやボウイやクラッシュを支持してきた人たちがそんなクズなわけないじゃんってね。彼等の中にはピストルズのファンもいたのだし、ほんとでもあの頃ってのはオトナってのは全員魂が無いゾンビだってもぉ決めつけてましたものね、なんだったんだろーあれは・・?
やっぱ学生運動が引き金なのかなと思いますね、あの頃って意思とか才能のあるヒトが学生運動に関わったりして、エリートコースから外れて、しょうもないくだらない保守的な人間が本来なら、いるべきでない地位に収まっちゃった。そいつらが自分たちの地位にしがみつくから、どんどんおかしくなってった、って感じなのかなーと思うのです、つまり団塊世代、彼等が多数決をとれば必ず勝つようにできてるのですからね。そいつらがちょうど管理職についたのが80年代後半あたりで、尾崎豊みたいな、オトナと若者の断絶、ってことになったのじゃねぇかって気がしますね。でも90年代後半になると団塊世代もどんどん引退して、2000年代になると全然風向きが変わったって感じなんですよね。ドライになったって感じです、対立するのもめんどくせーって、オトナのほうが。無視することにした、どうせ数少ないし。それか猫っかわいがりするかの両極ですね。なんか若者が反発しようとしても、殴る相手がいないのですよね、空打ちです。別にグレるなら勝手にすれば、って感じ。っつーかヤンキーの数減ったなーと街を歩いてて痛切に感じます。激減。ガングロもいねーしw
ほんと今の若い子たちが何をしてるのか皆目不明、まさか自分も若いやつの気持ちがわかんなくなる日がくるなんて。やっぱゲームなんかなー?ワンピースとかナルトとか言われると、まだそれなんだ!って思ったりもするし。Iがガキの時と変わんないじゃんって。