2014年3月31日月曜日

将棋会の一番長い日 NHK /ネーミングの話し

いっつもBSでやってる、年一回のコアな将棋ファンのためのコアな番組なんですけど、こんな番組を楽しみにしてる若者はI以外なかなかいませんよw

 それが教育テレビに格上げ?されてやってました。ビミョーにですが、最近将棋ブームの兆しがある気がする、Iが気にいって見てるだけですかね?

 名人戦への挑戦権争いよりいも、A級降格するのは誰かを見るという、降格戦に注目するなんて判官びいきの日本人らしい趣向であります。

 しかしほんとドラマがあるのですよね毎年。

 谷川さんという32年もA級にとどまり続けた羽生以前の天才騎士がついに落城、都落ち。B級に落ちると、もう子供くらいの年下とやることになって、まぁ気持ちのいいものではないです。なんか感慨にふけっちゃいますね。久保、三浦というライヴァル対決はほんと死闘、秒読み秒読みでトイレ行けない!!ってやつです。


 さっぱし関係無いですが加藤一二三(ひふみ)という、棋士がいるんですが、加藤一二三っていう名前、字面、これってものすげぇ良いですね、今度何かで使いたい。
 
 加藤一二三

 かっちょええ。これぞ棋士、って感じだし語感もすごい、親を褒めたい。








 縦書すると 加藤三三になるというこのシャレも抜群に良い。長男なのか次男なのか三男なのかさっぱしわからんし。




 渚カヲル

 ってのもあっ、ネーミングセンスの良さを感じる、と当時思ったものです。ネーミングセンスってやっぱ大事ですね。しっくりくる、EVAはネーミングセンスが抜群でした。碇シンジ 葛城ミサト
綾波レイ アスカ・ラングレー 名前はカタカナなのか!というね。たぶん日本人だけじゃない国際チームだよってのを強調したくて、カタカナで国籍感を薄くしたのですね、勝手な予測。
 でも音的にすごい入ってくる感じです、人物表を見ただけで何かを感じるというか。


 ロミオ・モンタギュー
ジュリエット・キャプレット

 ティバルト
メルカティオ
ベンボリオ
バルタザール
サムソン
グレゴリー
ヨハン
ペトロ


 これも名前で面白そうな感じがプンプンします。もちろんシェイクスピアはロミオとジュリエット以外の脇役をほとんど旧約聖書からとってるわけですね。
 バルタザー、マギ、メルキオールは東方の三博士、ヨハン、ペトロはもちろんキリストの使徒。それをイタリア風にアレンジしてるわけです。イタリアなんて行ったこともないのにw 天才シェイクスピアのネーミング力はいかが? あえて独創じゃないってところが、おしゃれなんですね。

 

 ドストフスキーは悪い奴にはスメルジャーコフ(悪臭の助) みたいな名前の付け方なので、ドラゴンボール並です。スタヴローギン(スタヴロスが十字架)、ラスコーリニコフ(ラスコーリニク ブンレツしたものの意)、ロゴージン(角のある=悪魔) 等々・・・名は体を表す。わかりやすくていいのか・・な?