2014年5月6日火曜日

宇多田ヒカル と hikaru utada   precious 1998 

  なんでかわからないけど久々に聞きたくなったので聞いてみました。

 しかも PRECIOUSっていうコアなファンしか知らない、アメリカのデビュー・アルバムです。日本では日本のデビューである first loveがデビューで売上記録を塗り替えたって伝説とすり替えるために消されたアルバムですね。


 UTADAが英語のアルバムを出しても BILLBOARDではあんまり上に行けないんだなー、と日本のファン的にはちょっとがっくりしたことがありましたね、EXODUS。
 でもBILLBOARDのシステムを知ってるヒトにはまぁ当然ですよね、あれってほとんど9割はレコード会社の圧力とかサクラとか、ともかく流通力だけで決まってるので、実際のインパクトとはまったく異なる、レディヘのアルバムでもほとんどBOARDには出てこないもの。GRAMMYとかでレディヘが出たことがありましたが、レベルがダンチだってのはあそこにいた全員がわかったはずです。


 そんあこたぁどうでもよくて、最初はUTAさんはガリガリのR&B歌手だったんですね、そういやFLもR&Bっていえばそうですね、確かにその頃ってR&B自体、が何なのか誰もわかってなかったような状態でしたからね。今でもそうか、今のネオソウル的な扱いですね、たいていのヒトには、ネオソウル系の歌が海外のチャートとかで流れても・・・なんでこれが売れてるのだろーー?って思うヒトばっかしだと思います。

 それを日本人好みにぜつみょーにアレンジしてありまして、わぁー海外のボイトレの仕方っつーか、Voのエンジニアリングだ、と思ってIは見てました、買わなかったけどw それほど好きでも無かったってのが正直。

 でもなんだか最近気になるんです、実はこのヒトいい人なんじゃなかろうかw って思いまして。金持ちでしかも2世タレントってので勝手にマイナスしてましたが、もっとちゃんと見れば、自分で曲も作ってるし、しかもよく考えてるし、実はインテリだし頭もいいし、話してみたらすっげぇ面白いんじゃないかなーと思いますね。

 なんでそう思うようになったかっていうと、最近店とかに入るとクソアイドルソングがガンガン鳴ってて、確かにこれよりは宇多田ヒカルがずっとループしてたあの時代のほうが何億倍もマシだ、何よりちゃんと自分で音楽を作るアーティストの音楽だったから。音楽、に対してちゃんと誠実さがある音楽が鳴ってたから、音楽、がパーツの一つみたいな音楽は聞きたくない。