たぶんスーファミスパロボの最後で一番の当たり作品だと思います。だいたいスーファミがある家にはこれとスーパマリオワールドは存在してた。しかしカセットのデザインの記憶が全くないのはこれいかに??
でもIは勘違いしてて、第四次はデビルガンダムが出てくるやつだと思ってました、あれはαだったんじゃなかろうか?αっていうかプレステスパロボはバグが多いっていうかディスクフリーズが頻発してすぐぶっ壊れるっていう思い出しかない。プレステのディスクのあまりのもろさに任天堂の堅牢さってのに初めて気付かされたわけですわね、スーファミのカセットなんて水につけない限りは不死身だったのにプレステのディスクは何もしなくても数年でデータが蒸発することなんてザラでした。
いきなり関係ないハナシから初めてしまいましたが、 第四次は第三次とくらべたら劇的に簡単になりました。まず反撃を自分で選べるようになりました。強化パーツが便利すぎる。なぜかマップにカネがわんさか落ちている。攻撃力大幅アップ。精神コマンド奇跡の圧倒的強さ、こちらの戦艦のHPのタフネス、理不尽なマップ構成が少ない。こっちにはバランスブレイカー的最終兵器がいくつもある。(アトミックキャノンとか)
オーラバトラー1人で特攻でも勝てます。特に隠しユニットズワァースはハイブリッド二個付けで鬼のような硬さになる。
ゲッターは相変わらず最強ですけど、そこまでゲッター1人に対する重荷は減って、パイロットがたくさん乗ってるスーパー系が増えましたので楽ちんです。それに武器も改造出来るようになり、どんなユニットでも愛着があれば育てて使えないことはない。ほとんどユーザーにいたせりつくせりの内容で。ファンネラー達のチュンチュン!!だけで戦わなくても良くなりました。というか第四次はリアル系は弱い気がします、ニュータイプのプレゼンスはかなり少なめ。結構ニュータイプでも後半のゲストの攻撃は当たってしまうので、もろくて攻撃力が低いだけになってしまいます。
いやスーパー系が強くなり過ぎるてるんでしょうね、あとオーラ系。戦艦とかも一撃だもん。クィンマンサに手こずることもなくなりました。敵も味方も攻撃力が上がって短期決戦になり、補給とか回復が不要です。オーラ系はエネルギー消費しないので無限に敵を切り刻む、しかも妖精までサポートしてくれる、恵まれすぎや!
リセットもガンダム系に破壊光線が当たらない限りは不要になり、普通の、スパロボがついに確立されたって感じですね。たぶん三次がこんなの子供がクリア出来るか馬鹿野郎、ってクレームの嵐だったのかも。しかし手強い相手を求めるヒトにはヌルい。頭を使うシュミレーションゲームから自分の好きなロボットで戦うファンゲームに変わってしまいました。サイバスター系はなんか火力が弱い。オリジナルキャラびいきではなくなりました。第四次はオーラバトラーのためのゲームです。
ただし最終盤にぽんぽんと難関マップがあります。主力が全員チーム分けでいなくなる、栄光の落日、これは難しいっていうよりプレイヤーの裏を欠いてあんまり育ててないキャラでチームを組まされた!ちきしょー!!っていう制作サイドの嫌がらせですw きみきみ、このニュータイプじゃないガンダム系のやつら育てているかね?っていう。ブライト何考えてんねん!!もっと考えてチーム分けろ!w 主人公の奇跡マイクロミサイル、っていうマップ兵器で敵を一掃するちょっと卑怯技を使わないとかなりきびしー。
それとラス3の44話、オルドナ・ポセイダル。ルートによるんですけど、正攻法をとるとポセイダル軍めちゃつえー。オージ、アマンダラ・カマンダラのポセイダルボス2つは完全にラスボスより強い気がします。というかこっちが弾切れになる。精神切れ、弾切れの状態でアマンダラ・カマンダラが出てくるので、まじかよ!!やられた!ってなります、ラスボスはむしろめちゃくちゃ呆気無くストナーサンシャイン二発で死んでしまうので、なんかよわー・・って感じ。ポセイダルは見た目がちゃちな機体でちっこいので必中が無いと当たらない分、ラスボスより強く感じるんですね。計算して必中熱血を残しておかないと詰んでしまう危険有り。初めてこのマップでマスをいちいち計算し、地形の補正を考えるということを始めるのではw そうか!このクレーターに座ればいいのか!敵の増援の位置から10マス・・・ここだ!っていうふうに。
裏ボスはマップ兵器レベル上げなどこっちも裏ワザすれすれのレベル上げをしてない限りは倒せない好きもの向け仕様なので、まともに戦ってもムリ。というか普通にプレーしてたらチャムは奇跡を覚えない。攻略本有りきですわね。
ともかくゲームのシステムとしてはある意味完成、してこれ以上付け加える必要ある?っていう感じになりました。(祝福、が無い!これがラストピースだと思う)。修理補給で経験値が入らないのは目をつぶってくれ。これ以降のスパロボはヴァイオリンと同じでマイナーチェンジだけです。まったく新しいカタチ、ってのは必要無くなった。そうなるとあとはシナリオに凝ってみたり、グラフィックを良くする、くらいしかやること無くなってしまうのですね。