2013年3月26日火曜日

ruby tuesday 和訳 / Who is rolling stones? and legend of brian jones



とりあえずruby tuesdayの和訳から、個人的にはSTONESのなかでもトップ3には必ず入る曲

 She would never say where she came from
Yesterday don't matter if it's gone
While the sun is bright
Or in the darkest night
No one knows, she comes and goes
 Cはどこから来たのかを語ったためしはないし、昨日も過ぎ去ってしまえば意味の無いものだ
 太陽がまだ輝いてるから・・・、真っ暗な夜だって・・・
誰もCはがどこから来て、どこへいくのか知らない


Goodbye Ruby Tuesday
Who could hang a name on you?
When you change with every new day
Still I'm gonna miss you
 さようならruby tuesday、誰がUに名前なんてつけられるものか
Uは毎日変わっていってしまうんだから、けれどIはずっとUを探してる

Don't question why she needs to be so free
She'll tell you it's the only way to be
She just can't be chained
To a life where nothings gained
And nothings lost, at such a cost
Cがなんでそんなに自由に固執するのかなんて聞くなよ
Cはそれ以外には道が無いんだっていうだけだ
 鎖につながれるのは我慢ならないから
何も失わない代わりに、何も得ることがない人生にそんな犠牲は払えない(秀逸)

Goodbye Ruby Tuesday
Who could hang a name on you?
When you change with every new day
Still I'm gonna miss you

"There's no time to lose", I heard her say
Catch your dreams before they slip away
Dying all the time
Lose your dreams and you will lose your mind
Ain't life unkind?
 時間が無いんだってCが言うのを聞いた
夢が消え去ってしまうまえにそれを掴んでおけ
 いつだって夢は死につつあるのだから
夢を失ったらイカれてしまうだろ
 人生はしんどいものだよな

Goodbye Ruby Tuesday
Who could hang a name on you?
When you change with every new day
Still I'm gonna miss you

Goodbye Ruby Tuesday
Who could hang a name on you?
When you change with every new day
Still I'm gonna miss you




 STONESは知らない人には、なんでSTONESがそこまで騒がれるのか、明らかにビートルズのほうが売れてるし、ライヴァルかぁ?って思うものだと思います。もちろんサティスファクション、JJF、とか名曲、名リフはあるけれどって。
 けれどSTONESは、ある人にはBEATLES以上のものです、比べられるはずもないものです、というか特別すぎるものです。それはSTONESには悪魔がいるから・・・・

 ストーンズは明らかに聞きづらいってのがまずあると思います、それは曲が、じゃなくてアルバムが。どれを聞けばいいのかさっぱりわかんない。ビートルズは10枚ビシっと決まっていて、ともかくリボルバー、ラバーソウルから聞いていけば間違いない。STONESはまず最初の2枚は完全にR&Bのカバーバンドでロックではない、三枚目からガラっと変わって、いきなりポップなロック調に変わり、satanicでもガラッとサイケに変わる、で、beggarsからはいきなりブルース色が強くなり・・・みたいない、ガラガラと何もかもが代わりすぎる、メンバーも変わってしまってるし。しかも初期のアルバムはイギリス版とアメリカ版でラインナップが全然違くて、シングルの曲はアルバムに入ってなかったりする。どれ買えばいいんだ!ってキレたくなるし、かといってベスト版をおさえておけば大丈夫っていうわけでも全然無い。それはSTONESのドラマチックな歴史をガン無視してるから、BOWIEをベスト版で聞くのも最低なのと同じ。


 ともかくSTONESには悪魔が住んでいて、悪魔の名前はBRIAN JONES、というまったくつかみきれない人物です。ロッカーは27で死ぬという27伝説のゴッドファーザーですし、しかも作曲はほとんどしないけれど、あらゆる楽器を弾きこなす悪魔的技量を持った天才で、アレンジャーとしては無双です。(ex paint it black でのシタール、Ruby tuesdayでのアルトリコーダー)ヘンドリックスの名曲中の名曲、

All Along The Watchtower を他のヘンドリックスの曲とは何か違う、これも悪魔的魅力を与えてるのもJONESの仕業によるものです。

 重度のジャンキー、女好き、鬱傾向、カリスマ性、魅力的なマスク、雰囲気、そのすべてを持っていた。ロックの歴史の暗黒的な部分、死、っていうイメージをこれほど強く刻んだ人間はいなかった、JONESに続いてJIM MORRISON、HENDRIX、KEITH MOON、ってバタバタバタって、スーパースターが夭折して、Syd barretもイカれてしまい、ROCKは死んだってPISTOLSが叫んだころには、sid visciousも死んだ。
  BEATLESはそういう黒い歴史が、あるにはあるけれど、それでもクリーンなイメージがある。けど伝説らしい伝説は無い。というか意図的に、愛と平和の万人向けBEATLESに仕立てあげられたって感じですかね。
 レノンは40才で暗殺されたけれど。遅すぎたのじゃないかとも思う、もしレノンがabby road でさっと終わっていたら、今以上の伝説で語られたいたでしょう。 レノンを殺したやつはクズだっていうけれど、ふと考えると・・・、ほんとは死ぬほど考えて死ぬほど迷ったのじゃないかとも思えてしまうのです。よく新聞でやれ殺人だ、犯人はカス、みたいに簡単に断定しまうけれど、犯人の本当の気持ちってのはわかりっこない、ほんとはせせら笑って無視するような大部分の人よりも、そいつのほうが優しいのかもしれない、だからそうやって簡単に断定するのはやめようってIは思ってます。本当の気持ちなんて誰にもわかりっこない。
 ともかくSTONESにはダークサイドがくっきりあって、それがやっぱSTONESの魅力なんですよね、コンサートでもファンが圧殺死したり、ほかにも黒歴史がゴロゴロあります。歌詞も、悪く言えば下品、よく言えばストレート、放送禁止も多々有り。NHKでは長い間STONESを流すのは禁じられていました。STONES好きは必ずJONESがいた八枚目 let it bleedまでがSTONESのアルバムでそれ以降認めないって言います。Iもそう思う、もちろん名曲はあるけれど、STONESではないって気がする。ただのMICK&KEITH バンドです。けどbleedではもうJONESはセミの抜け殻みたいになってましたけどねw
 このRUBY TUESDAYっていう曲は、そのJONESが作曲した唯一の曲だって言われています、真相はわからないけれど、JONES伝説と重ね合わせると、ハッとなるくらい、JONESっていう人間と重なる歌で、明るい曲なのにほろほろと来てしまいます。