2013年10月24日木曜日

戦国自衛隊  1979年  

  1979
 
 良い悪いではなくて、こんなに内容のない映画は久々に見た。
まぁシーンの8割以上がアクションシーンだから内容などありようもないのですけど。千葉真一やりたいほうだい映画って感じですw
 でも1979年でこんなにカネ使えるんですね、バブル前だけどカネありよるなぁ~~~~、黒澤の乱の三倍くらいヒトがいる気がする、乱はまぁヒトが
いないこと。


 なんかどのシーンを見ても、カネあるなぁ~~って思ってしまうのは悪いクセですね。だいたいいくらかかるな・・みたいに思っちゃうのは。アニメの
ニンゲンだからでしょうかね、実写はやっぱカネかかるなぁ・・と思って見てしまうのは。うわぁ・・・費用対効果悪っ!アニメだったら同じシーンを
もっと安くもっとよく出来るのに。


 けどいろいろ頑張っています、忍のヒトが馬の側面乗りをして弓を避けるシーンはすごいと思いましたね。あっ!気が効いてる。


 でもヘリがあるんだったら最初っからヘリに全員乗って本陣を撃てば勝てんちゃうんか・・っていうツッコミどころ満載です。日本脱出できるしさ。
白兵戦を挑む理由が全くない。
 あとなんかもう一度タイムスリップするにはうんちゃらかんちゃら、というのですが、何の理由でこいつがそんなにタイムスリップに詳しいのかさっぱし
わからん。
でも長すぎ、映画一本の中に2本作品をいれちゃうっていう、長すぎ映画のありがちなパターンです。これは絶対ダメ。

 そしてキャラクター多すぎ。覚えられないって。そして極めつけはやっぱ7人の侍から影響受けスギ、ってとこでしょうね。

 映画ってのは、実はかなり制約の多いメディアで、時間がやっぱ100分超えられない、そうするとやっぱ一日二日で全部決着したり、ひと目見ただけで恋したり
しないといけないわけで、なんか厚みのある、大叙事詩みたいなんは向かないですよね。映画はなんでも出来そうだけど、尺の問題で、かなりテーマは限られてくる
ものです。といってマンガだと10年がかりになってしまうし、やっぱ小説がいいのですかね。

 連ドラ、TVアニメみたいなのは、なんか、二流って扱いだけれど、厚みのあるストーリーを作れるいいメディアなんですけどね。作り手に志がなきゃやっぱ二流
のままでしょうね、続きは映画で。って、映画がテレビよりも上って自分でゲロってどうすんだよ、嘘でもいいからテレビこそ映画を超えるものだって言えって。
 テレアニを映画版で、みたいなのもヤダ。やっぱ志が低いですよそういうやり方は。先に逃げ道作るような生き方はしたくないんだ。って耳を澄ませばでも言ってました
しね。名前が一切出てこないけど・・・あれ・・・しずくの恋人は・・・・