2016年5月31日火曜日

2001 サモンナイト2  2008 DSリメイク 

 サモンナイトの2なんですが、2というよりはサモンナイト1、の別ストーリーって感じです。
 それくらい2と1はほぼシステム的に何も変わってません、キャラも召喚獣もほぼ完全におんなじです。だから同じシステムで別ストーリーって感じのゲームですね。ここまで2が1とだいたい同じってのも珍しいですねw


 けど細かい所で違いがあります、この細かいところが大事だったりするのですけど。

 まず主人公が圧倒的に弱体化。1の主人公はすべての召喚を使える最強ユニット、サモナイトソード装備でまさに無敵でしたら、2の主人公は戦士タイプと召喚士タイプと選べるようになり、まさにサモンとナイト、に分かれました。けれども、主人公が死ぬと負けなのでまさか前衛として突っ込むわけにもいかず、戦士タイプはまず使えません。召喚士も、他の召喚ユニットとあまり大差ありません。

 召喚属性によって、ほぼ使う召喚士が決定していて、機はネス、獣のミニス、鬼カイナ、霊はルーっていうふうになってます。で、問題は鬼のカイナが投げナイフ武器でMATが低くて前衛にも後衛にも素晴らしく中途半端なので使えません、どうしても鬼属性を使うユニットが主人公しかいません。だから主人公は鬼の召喚士、ってのはほぼ決まったようなものです。
 ただ、やっぱり主人公は悪魔や天使を使う霊じゃないとかっこがつかないってのもありますねー。

 機械のネスは主人公の先輩でメガネでイケメンでヒステリックという乙女ゲー・・?っていう感じの性格でワタシは好きになれん、ただし戦闘力でいくとやはりレギュラー・・・火力で優れる機を主人公にするのも良いかも。機の護衛獣は一番強い。
 ルーも微妙な性能・・・、ミニスは自分のシナリオやイベント、専用の召喚獣、パニック召喚、などかなり優遇されてますので間違っても主人公を獣にしないように。(ミニスは主人公よりも強い気がします・・)
 それと聖女なる回復役であり、ヒロインっていう存在がいますので回復役はこいつでほぼ強制で決まりです。(ただしこいつもなかなか使えぬ・・・)

 それに今回高機動ユニットが終盤まで現れないので困ります、ムーブ4を持ってるキャラはかなり後まで登場しません。後半になってくると召喚の大技で蹴散らしてしまうのでムーブが低い前衛はただ見てるだけになっちゃいます。

ネタバレですが、今回も後半加入ユニットがめちゃ強いので、大切に育てたキャラも次々ベンチウォーマーに・・・、特に前衛は、後に忍者の大将と黒騎士が控えてますのでいらね・・。護衛獣もお払い箱なり・・・

 というわけでだいたい忍者、黒騎士、聖女、召喚四属性、これで7人埋まってしまい最後の1人くらいしか自由に選べないのですが、ここもやはりスナイパー姉さんしかいないと思うなぁ・・・。銃より弓のほうがやっぱり強い。
 ロッカやユエルなど、誰が使うねん、ってキャラもやっぱしいてまだまだバランスが悪いです、ただ主人公が弱くなったぶん召喚ユニットは平均化されました。



 ネタバレですが最終的にパーティは、サイボーグ、天使、古代文明の生き残り、シルターンというセカイからの召喚人間である忍者と巫女、村を焼き討ちして皆殺しにするような危ないやつ、そして金髪の少女という、魑魅魍魎のたぐいばかりw おいニンゲン!と護衛獣は声をかけてくれるんですが、まともなニンゲン1人もいない・・・ってことになりがち。

 ちょっとストーリーに問題アリアリで、最終的にみんな、ものすごい運命を背負った選ばれたニンゲンなり、っていうありがちな展開になるんですけど・・(元暗殺者も多すぎ)え?・・だったらあの時パニクってたのおかしくない・・、最初のあの時に力発揮してたら死なずにすんだんじゃないの・・?ってよくよく考えるとめちゃくちゃになっています。いやもっと最初から力貸せやコラ!って感じw ワタシたちが強くなるのを見守ってくれてたんだ!みたいなコトを言ってますが、こっちは城何個も落とされとるし、村も全滅になっとるんじゃ。見守ってる場合か。それとも国が滅ぼうが、殲滅戦で皆殺しになろうが、自分の好きなニンゲンしか守らないっていうストイックな連中なのでしょうか・・。敵をいっつも下衆呼ばわりするわりには・・・。
 それとDS版にはドライアードいなかったりとちょっとだけ調整が入ってます、あれ!??ドライアードいくらやっても出てこない!ってならないよいうに注意。(敵は使ってきます)。
 後半にもちろん強力な召喚が手に入るのですが強力すぎる故に全然使いみちが無い。裏面専用といったところですかね。


 さて実はマルチエンディングでして、非道な選択肢ばっかりしてるとカルマ値という隠しパラが上がって物語の途中でいきなりラストバトルに突入してしまいます・・、誰得!?わざわざ狙うほどのこともない。オウガバトルのように悪にどんどん堕ちていけるわけでもないので普通にプレイすべし、ですね。


 例によってラスボスには無属性しか効きません。っていうかこいつ!1のボスとまったく同じやつじゃん!!使い回し・・・・。

 サモンナイトは結構暗め?なストーリーなんですけど、イラストはやや0.8萌えテイストですし、所詮立ち絵せいぜい6種類ですのでそんな深い物語を表現するのはちょいと荷が重い・・・。といってFFみたいにCG山盛りで腐女子を喜ばしてもしょうがないと思うのですけどねw  

2016年5月30日月曜日

2007 ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団 order of phoenix

 ハリポタ 五作目。
 Order OF Phoenix

Orderってのがなんだろってとこから調べ始めて初めて英語で全部読んだ本なので個人的にすごい思い入れがあります。

 ゴブレットの終わりからいって、すぐにヴォルデモートと対決になるんだろうとおもいきや、かなりのスロースタートで、まずハリーが孤立するところから初めて、ヴォルデモートがだんだんとハリーをハメていくっていうストーリー。原作はめっちゃ太くて厚い本です。ペーパーバックでも相当な大きさ。大学のジムで自転車こぎながら読んだなぁ・・・・


 けど不思議とあまり内容は印象に残ってないんですよね、どういうことが書かれてたかっていうキヲクがあまりない。あまり展開っていう展開が無い物語なんですよね、ハリーたちが私設騎士団みたいなのを作り上げるっていうのと、そう、初恋物語、みたいなのが大半をしめていて・・原作だとロンにも彼女が出来て、っていうくだりがかなりあったはずです、それはプリンスのほうだっけ・・?ともかくロンが彼女といちゃついていてハーマイオニーがキレるっていうのはフェニックスにあったような、それは全カットされておりますね。そうそう、あとスネイプとハリーの親父の過去物語っていうのもありました。映画ではほんのさわり程度。ハリーのおとんたちはいぢめっこグループでほんとはろくなもんじゃなかったんですけど、スネイプの命を救った・・・それもプリンスじゃったっけ?かなりキヲクが曖昧になっております・・・、それはプリンスのほうですね、ヘクタゼンプラを使うやつですものね。


 個人的にルーナ・ラブグッドっていうキャラがすごいリアリティがあって好きです、不思議ちゃんでオカルトマニアのいぢめられっ子っていうキャラなんですが、妙なリアリティを持ったキャラです。結構ハードないぢめを受けてるけどあっけらかんとしてる・・・これはたぶん・・・作者自身。
 やっぱり作家ってのは自分の経験を持ったキャラが一番リアリティがあるものなんですよね、ワタシは残念ながら?いぢめられた経験ってのがほとんどなく、ジェームズ・ポッターと同じように、かなりのいぢめっこ側のガキでしたから・・・。だからワタシはいぢめられっこを描くのはあまりうまくないんだと思います。
 どちらにせよどんな経験でも役に立つってことだと思いますけどね、いぢめられたやつも、いぢめる側も、結局のとこ自分の肌で感じなけりゃわかりっこない。

 ニンゲンはいつまでも学習せずに戦争を繰り返す、みたいなことを言う奴がいますけど、わかるわけないじゃん、ってワタシは思います、他人から聞いたことなんてワタシは全く信用してない。戦争は悲劇だ、って言ってるヤツは、仲間を見捨てて逃げ出したクズみたいなヤツかもしれないし、戦わない奴が好き勝手言ってるだけかもしれない。
 なによりほんとは自分も分かってないくせに分かったようなことを聞くヤツが一番信用出来ない。

 あといぢめは卑怯だ、なくさないといけないみたいなことを言う奴もいますけど、はっきりいえますけど絶対にいぢめはなくならないです。誰一人いぢめもせず悪いこともしないってのはこの映画のアンブリッジみたいなコトで、ほんとのところ、自分以外のヤツを奴隷かアンドロイドにしたいっていうヤツ、自分以外のニンゲンはココロを持ってない人形みたいに扱うやつなんですよね。
 いぢめがあるということとトモダチがいるってことはイコールですから、いぢめが無い学校は、全員が孤立してるってことです。そんなの不可能ですもん。

JKローリングはいろんな人格の引き出しを持っててすげぇって思いますねぇ、一体どんな経験を積んだのでしょう・・?

2016年5月29日日曜日

2005 harry potter Goblet of fire ハリーポッター 炎のゴブレット

 さてアズカバンが問題作だったので、一体四作目はどうなるんだろうって思っていたら、まったく違うテイストの小説になったんですね。
 
 魔法学園の子供向けファンタジーから一転して、ティーン・エイジャー向けのダークファンタジーになったって感じですかね、急になんかテイストが変わったなって感じ。トライウィザート選手権という学園対抗の大会と、ヴォルデモート復活の陰謀ってののツインストーリーを織り交ぜるっていうやり方でこの物語は出来てますけど、映画はもぉめちゃくちゃカットしまくってますけど原作はかなり長いんですね、よって映画はもぉ内容が全然頭に入ってこないほどのダイジェストぶりで、映画だけ見てるヒトにはとうてい理解不能でしょうね・・・・

 ゴブレットまではだいたいにおいて一巻で完結でしたけど、ゴブレット、騎士団、プリンス、秘宝はヴォルデモートとの対決っていう1つの物語として続くって感じです。


 ボールというか、ダンスパーティーのシーンがカットされずに採用されてますけど、これも欧米の学校特有のイベントですよね、卒業式の後にプロム、というダンスパーティーがあり、女の子を誘って二人で参加しないといけない。もぉブスや不細工男子には拷問、えげつないイジメでしかないイベントですけど、こぉいうことをやりやがるのですわねw 


 制作が遅れに遅れて、ハリーは14才という設定ですがとうてい14には見えません、もう18くらいでしょう・・、チョウ・チャンというアジア人がハリーの初恋的な存在で登場しますが、もうちょっと可愛い子用意出来なかったんかい・・・、やっぱ欧米人のアジア人の美的センスは狂ってますよね、私達もそぉなのかもですけど。
 あとエマ・ワトソン途中で整形してませんか・・・?なんかいきなり顔が変わってます、エラと顎のラインがいきなりシャープになるという・・・。

 ハーマイオニーというキャラは原作ではガリ勉でトモダチもいないぼっちキャラでして、作者も最初はいけすかないやつとして書こうとしてたら、ハリーとロンの親友というキャラにだんだん変わっていったのです。でも映画ではハーマイオニーは美人なので、全然設定が合わないです。そりゃハーマイオニーをボールに誘うだろうって感じで。

 パーバティがインド人だっていうのは初めて映画を見て知りました、えっ!そうだったんだ、確かにパーバティってのはインド人の名前ですし、なんか人種的に彩りがありますね。

 セドリックももうちょっとイケメン用意できなかったのぉ!? 原作ファンは怒ってるでしょうね、こんなのセドリックじゃねぇ、もっとディカプリオとかブラッド・ピットみたいな俳優にしてよ!って。ワタシもセドリックのイメージはまったく違う感じ・・・、むしろマルフォイがセドリックみたいな感じ。
 
 あとフラーも微妙ですね、原作だとなんか誘惑天使みたいなのの血を引いている絶世の美少女、っていう設定なんですが、ん~~・・ブスでないにしろガリガリすぎる、絶世の美女ってほどのこともない・・・・


 ジニー・ウィーズリーも原作では、最初はあまりかわいくないんですけど成長するにしたがって可愛くなり、ハリーと結婚するっていうオチなんですけど、この最初は可愛くないけど成長したら急に可愛くなるっていう俳優を用意するのは至難の業ですわね、そんな上手いこといくかい、って話です。でもたまにいますよねそういうヒトって、あんましカワイクなかったけど急に化けるっていうタイプ、逆もあります、可愛かったのにオトナになったらがっかりっていう・・・むしろだいたいがこっちでガキの頃にカワイすぎると、あららら・・・・ってことになりがちでありますね。


 映画を作り始めた時にはまだ原作は完結してなかったので映画製作者も面食らったでしょうね、先に言っといてくれや!!って、ジニー、もうすこし華のある俳優を選べばよかった!!って。



 何をきっかけに思いついたのかはわかりませんが、クラウチとその息子の法廷シーン、はなんか知らないけどワタシは好きです。書いてるヒトが女で、ことあるごとに親子愛、家族愛、って感じなので、このクラウチの息子が黒幕、父親殺しっていうのは、おや!? やるねぇって思ったものです。

 ハリポタでヒトは死ぬのはこのゴブレットからでして、やっぱりここもこれまでとテイストが変わっています、どんどんダークファンタジー色が強くなる。



 ちょっとでも問題があってマッドアイがボールで浮かれるシーンは、彼がクラウチJrであることを考えるとおかしいし、マッドアイの行動は意味不明なとこがかなりあります、禁呪魔法について教える理由もわからんし。それとこれまで無敵であったダンブルドアがいきなり普通の魔法使いのランクまで下がってきて、マッドアイの変装も見破れないし、ガクッと能力が下がります。アズカバンでタイムターナーを使ってたころのダンブルドアは一体どこに? やりすぎたって作者も後悔したんでしょうね。ダンブルドアは前は千里眼みたいなことが出来たじゃん・・・、

 それとこの後にもワープの魔法、みたいなのが登場するんですけど、え!?それあるならなんであの時助けにこなかったの!?みたいなことになります・・。


2016年5月28日土曜日

2004 ハリーポッター アズカバンの囚人 prisoner of Azkaban

映画のほうの話。


 けど小説のほうでもこの囚人、は問題作でして、たぶんハリポタファンでも、囚人、は好き嫌いが別れるところだと思います。


 基本的には剣と魔法と怪物、という部屋、がすごくなんでしょう、練り上げられたタイトな構成だったのに比べて囚人、は親父とその友人たち、母親・・・みたいな家族と友情、愛みたいなのがテーマになってて、そういうのにうへっ・・ってなるワタシみたいなクズニンゲンにはw  あまりなんかな~~って感じです。全体の構成もけっこうむちゃくちゃです。



 それに大問題なのは、囚人、のトリックとしてはタイム・ターナーという時間を戻すアイテムが登場するんですけど、これが問題で、じゃあそれ使えばいいじゃん!!!ってのがこの後何度も繰り返されます、ある人物が死んだり、ヴォルデモートが復活したり、ダンブルドアが・・・みたいなのに・・・。タイム・ターナー使えばいいじゃん、っていうシーンが何度も登場します。そんなものは無かったってことにされてますけど。まぁ長編ってのはえてしてこういう、アレ使えばいいじゃん・・・っていうのがあるものですけどね。


 ワタシはこのタイムリープってのは絶対に物語には組み込めない禁じ手だと思います、どうあがいてもタイムリープと物語の整合性をつけるのは不可能なんですよね、実際にはそんなものは無いから。タイムマシンは科学的に不可能というけど、物語的にもやっぱ不可能です。
 タイムリープと死者を蘇らせるのだけは絶対にダメ、うんこ食べるよりもダメですw 

自分の経験と感じた感情から描かないといけないってよくいいます、全部ほんとじゃなくても、ホントを練り込むことで嘘にもリアリティが出る、タイムリープってのは100で嘘なんでリアリティの持たせようがないんですよね。死者の復活も同様に。

 
 それはまぁ小説の問題なんですけど、映画も監督が変わって全体的にダークで彩度も落とした作りになっていて、1,2とくらべてトーンがだいぶ変わっています。それと子供たちが年をとりすぎてて、設定的にはホグワーツ三年生は13才なんですけどもうみんな17才くらいになってます。ちょこちょこ俳優が何かの理由で入れ替わってますし・・・。実写ってのはやっぱ大変ってことですね。エマ・ワトソンがここまでちっぱいに成長するってのは誰も予想し得なかったことでしょうw まぁ巨乳のグラマーになってしまってもえっ・・?そんな感じ?ってなってしまうし、なんにせよオンナっ気がほとんどない映画です、ワタシ的にはそういう映画のほうが好きなんですけど。


 ワタシたちアジアのニンゲンってのは欧米の学校、少年少女たちがどうやって成長するかってのがあんまりわかりませんね、学校っていうところは秘密の領域で、あんまり外部のニンゲンには伝わんないものですから。だからこういう一応学園モノの映画を見るとへぇ~~って思うことが多いですね。特にやっぱ違和感なのは、欧米は9月に学校が始まって、すぐにクリスマス休暇になるということですね、すぐにいっつも雪景色。これがほんとストンと入ってきませんよね。それで試験が終わったら長い長いバケーション、二ヶ月くらい夏をたっぷり楽しんでまた新学期というわけ。
 春休みが短い日本と違って新学期まで、がたっぷし時間があるんですね。だからその夏休みに大嫌いな家族のところに帰りたくないってわけです。確かに夏休み全部、嫌な場所で過ごすのはクソしんどいですなぁ・・・



それは欧米人にもおんなじらしくて日本の学園アニメとか見ると、ほんとにこんな感じなの?って海外のファンは言ってます。


 ほんとはあんな感じではないw だいたいにおいてアニメは美少女ばっかりいますけど実際にはクラスに可愛い子なんて1人いればいいほうでヘタすると全員ブスもありえますからね。それが現実と虚構の一番の違い。
 それに青春映画にありがちなみんなセックスしたくてサルになってるってのもウソですね。もうちょいドライ、塾だの試験だのに時間を取られがち。


 ただ欧米人ってのは大人っぽくなるのが速いって感じがしますね、16くらいで背がぐんぐん伸びる、ある意味すぐに可愛気が無くなる。
 日本人はいつまでたっても子供に見えるってのもわかります。特に最近のガキはほんとガキですよね、うそだろ?中学生?中学生ってこんなんだっけ?って思うくらい幼い。ロリコン大国なんでガキであればガキであるほどもてはやされるってのもありますしね。
 やっぱ欧米人は狩猟民族なんだなぁと思いますね、すぐに少年期が終わって戦士になる、農耕民族はカロリー節約の為に省エネ体型になるというわけです。

2016年5月27日金曜日

2002 ハリーポッター 秘密の部屋  chanber of secrets

ハリポタ映画の二作目。ワタシは個人的に小説ではこの秘密の部屋が一番好きです。

 実のところファンタジー小説といいつつ、学園ミステリーみたいな内容なんですよね、シークレットチャンバーの秘密・・・を次々と解き明かしていく。クモが逃げ出していく理由、めんどりが殺されたワケ、水浸しの廊下・・・(映画ではメンドリのフラグが回収されないで投げっぱなしになってますね・・・)


 次々と犠牲者が出てきて、真相が近づいていくってのもミステリー小説とおんなじ構造ですね、金田一少年、みたいなね。


 けどよくよく考えたらミステリー小説なら犯人はこいつかな!?って考えながら読めるけど、この物語ではバジリスの習性なんて書いてる作家しか知らないんだからミステリーになってないんですけどね。

 
 けれどもなんか最もファンタジー小説っぽい小道具が出てくるのもこの2の特徴で、不死鳥フェニックス、伝説の剣、クモの化物アラゴグ、蛇の怪物バジリスク、古代の勇者四人の遺産・・・っていうふうな調子。戦闘的な感じもこの2の特徴・・・。



 ガキの頃は読んでてあまり気づかなかったですけどやっぱローリング氏は上手いなぁって思いますね、いろんなイベントを同時進行でやる、ハグリッドの小屋に言ったら魔法省がやってきて、ハグリッドを捕まえてしまう、みたいに、食い気味で次のイベントが入り込んで来るから退屈しないで読めるというわけですね。


 ただワタシがハリポタ好きだから面白いのか、この映画自体が面白いのかよくわかりません、読んでないヒトには面白いのかなぁ?・・・



 ワタシは小説とかマンガの映画化、みたいな二番煎じみたいなものには基本的に反対なんですけど、やっぱレイヤリングというのか、小説があることで設定とかバックグラウンドがしっかりするってのはあるんですよね~~、キューブリックも黒澤もタルコフスキーも、巨匠はみんな小説原作の作品を作ってます。

 ・・・小説の実写化ってのはまぁ1つの手段なのかも・・もしワタシが映画作るとしたらやっぱりそれでもやりたくないけど。どうせ小説のほうが面白いっていうバカが現れるから。じゃあ小説読むのにどれくらい時間かかったん?12時間くらいかかるんちゃうの?その情報量を2時間で上回れってほうがムリな話、土台比べるのが間違ってますしね。


 マンガの実写化に関してはこれはやっぱり絶対に反対ですが・・・・。今までマンガの実写化で面白いってのにほぼ出会ったことがありません・・・。アニメ化は別にいいんですけどね。
 
ただアメコミやバンドデシネの映画化は見てるかも・・・、どーもあのアメコミ調の絵の描き方、特にキャラクターは好きになれない・・・ほんとにアメリカ人ってのはマッチョのおっさんが好きなんだなぁ・・・1ミリもわかりません、マッチョのおっさんの良さってのが・・・。



 ただアニメのほうが絵が下手になってるってのがありますね、特に最近はマンガがコマ割りが大きくて絵が上手いですから。ベルセルクとかなんて圧倒的にマンガのほうが絵が上手ですもん、劣化コピーじゃんってなる。ジョジョとかもそうですね。アニメーターの力量が劣ってる。ワンピースとかは絵面は簡単だからアニメにしやすいですな・・・

2016年5月23日月曜日

NBA WC Fiinals, Game #3: Golden State Warriors vs. Oklahoma City Thunder 22-05-2016

http://forum.rojadirecta.es/showthread.php?281239-NBA-WC-Fiinals-Game-3-Golden-State-Warriors-vs-Oklahoma-City-Thunder-22-05-2016



さぁいよいよ盛り上がってきたNBAプレイオフですね。たぶん1-1のイーブンでサンダーのホームに乗り込むGSW、このG3で勝ったほうが、90%以上このシリーズを勝つでしょう。最近のプレーオフでは2-1からの逆転、ってのはほぼないですよね。3-1をひっくり返したのはもう過去でも数回ほどしかない。




 第二戦のサンダーの負け方なんかでもきな臭かったですよね。なんか・・??八百長臭い負け方でした。もしかして黒い力が働いてこのシリーズを6、7戦まで引っ張れ、何十億というカネが動くんだ。っていうアレがあったような気がした・・・。なんかいつか誰かがすっぱ抜くのかもしれないし、スポーツといえどもビジネスでありエンタメである、みたいなことを言うのかもしれません・・・。ともかく何か変な感じ・・・・。

 しかし八百長があるにせよないにせよ、G3、ここですべてが決まるでしょう。もはやカリーを温存してる場合ではない。


 キャブスとラプターズはラプターズが1つ返しましたけれど、まずホームで2個取られてそっから逆転ってのもほぼ無いんですよね。ホームはやっぱ有利、まぁそれだけにホームで負けたら一気にわからないってことでもあるのですが。


 プレイオフを観てて思うのですけど、プレーオフで活躍出来るかどうかって技術云々よりも器ってのがありますよね、まだプレイオフで活躍する器じゃないよ、ってのがある。逆にこいつは器を持ってんなぁー!ってのもすぐにわかります。

2016年5月22日日曜日

1999  ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕

 ポケモン劇場版の第二作。

 1人ポケモンブームがワタシに到来していてポケモン映画まで見てる始末です。第二作なんですが、第一作のミュウツーの逆襲というのは、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国と並んで、隠れた?名作でして(興行収入的にはまったく隠れてませんけど)、どうせガキ向けでしょー、っていう映画ファンが見逃しがちな優れた名作なんです。


 さて第一作がとんだ名作になってしまって、第二作を作るほうはたぶん参ったんでしょうね。まぢかよ、一体どうすりゃいいんだ。しかも、メディアミックスしまくってて、アニメ、ゲーム、マンガ、などと絡んで作ってますので、映画はナシ、みたいには出来ない。絶対に作らなきゃっていう状況なわけです、作り手としたら絶対に避けたい仕事ですよね、キャラも設定も決まってて自由が全然きかないし、しかもキッズ向け、期待はめちゃ大きい。やめて~!この仕事!ってなる仕事。


 結果としてはもぉ無難無難、まぁまぁこんな感じで、キッズ向けですから、こんなもんでいかがでしょうか。難しいテーマとかはナシにしまして、キッズが楽しく見れるようにしたらいいんじゃない?って感じ。あとキッズを連れて来てるママ友たちにも配慮がすごく見えますね、子供連れのママがなんかえらく良くかかれてんな~って感じ。サトシのママなんてキャラいたの?って感じなのに。


 キッズ向けだから80分程度に抑えるってのはプロの仕事ですね、キッズは90分は絶対持ちませんから。たまにキッズ向けなのに二時間半とかある映画があったりします、待て待てと。無理無理そんなん。


 ルギアのデザインがでもかっこわるい・・・、フリーザーが一番それっぽいですね、一番最初にやられちゃうんですけどデザインだけみると明らかフリーザーが一番偉いやつのソレじゃんってかんじ。


 なんかひさびさの東映アニメの色の発色を見てそれが懐かしかったですねw デジタルペイントっぽくないくすんだ色。ジャンプフェスタを思い出す・・

2016年5月21日土曜日

1966 初代 ウルトラマン

こういう古典ってものは、あんまし興味が無くても、見ておくと違う場所でパロディとかネタになってる時に知らないとまったくわからんので見ておくべしですね。昔のヒトと話を合わせるのに必要だったりするし。
  っていうか今年ウルトラ50週年なんですね。50って!そんなにやってんの!??ウルトラQはもっと古いですからすげぇですねー。びっくらこきまろ。そんなに映像会社が残り続けるって珍しいですね、だいたい映像制作会社というのはすぐに潰れるもんなんですけど。

 最初のほうは設定がまだはっきり決まってなかったりグダグダだったりしますけど、けどちゃんとものづくりをしようってのがあってなかなか見れます。50年前の笑いのセンスはひどいですが。特にやっぱイデ隊員うぜぇっ!ってなりますね、しかし後半になるにつれてうざいだけだったイデ隊員は科学の専門化だったり、1人だけ怪獣に肩入れしたり、全部ウルトラマンがやってくれるから科特隊なんて必要ねぇ、って本質を見事についたりとキャラが変わっていきます。




 個人的に第17話、四次元怪獣ブルトンは名作でして、すげぇ斬新です。ワタシはブルトンのデザインが結構好き、ゲームにも出てきますしね、ファンが多いのでしょう。今ならまぁあるかなって感じですけど当時にこの発想力は天才的ですね、名前もアンドレ・ブルトンから来てるらしく、インテリゲンツィアが中にいるな!って感じ。


 その一個前のバルタン星人リターンズからなんか撮影が軌道に乗ったって感じで、ウルトラ独特の勧善懲悪だけどなんかオカルティックな感じってのが完成されたって感じです。ブルトンはその路線の最たるものですね。


 あとロケがめっちゃカネかかってます、なんか古代神殿とか砂漠とか、テレビの30分ドラマでめちゃくちゃカネあったんですね。なんで半生記前のほうがカネがあるのかはほんとに不思議。


 今はカネが無いというのを誰もが言うのですけど、ほんとか?ってワタシはいっつも思ってます、カネが無い無いいいつつ、みんなスマホを持ってアホみたいにネットを使ってますし、パソコンだって昔に比べれば圧倒的に高性能です。服とかだって、かっこつけて1万くらいするシャツを平気で着てたりします。

 ほんとに無いのはカネじゃなくて、自分の生活を犠牲にしても、給料なんてギリギリでいいからいい作品を作りたいっていう情熱と才能、そして何より志なんだってワタシは思うんですけどね。スタジオに泊まりこんでボロボロになりながら作業とかしねぇですもん、アイドルだのモデル出身だのの似非俳優は・・・









2002 star wars Ep ll Attack of the Clones スター・ウォーズ クローン戦争

  エピソード2なんですが、見たような見てないようなですね。
 見たのかな~? なーんか、ユアン・マクレガーが嵐の中で対決してるシーンだけは見覚えがあったんですけど、他はほぼ全く覚えてませんでしたね。

 わたしはシャローグレイブの時からユアンのファンでして、ユアン・マクレガーがバイクで大陸横断するという、日本ではたぶん見れないであろう番組も見ています。



 ただ作品の出来はイマイチって感じですね。なんか・・・・、ん?って感じが多すぎる気がします、アナキンの俳優の顔が気に食わないってのもありますし、アナキンとパドメのラブストーリーが映画の半分なんですが、これも・・・いかがなものか・・・。しょうもな・・・って感じがする。


 パドメは実際ほんと足引っ張ってるだけですし。アナキンもほんとわがままばっか言ってやがる、このガキ、成長せぇや!って思っちゃいますね。こりゃダークサイドに堕ちるのもうなずけるw 


 といってヨーダもなんか全然先のことが見えてないっていうか、それなのになんでエピソード5、とかであんなにエラそうだったのかって感じしちゃいますね、なんか謙虚であれ、フォースの導きに従えといいますけれど、ヨーダ自身はいっつも横柄で偉そうです。これいかに。


 それと一番なんか、ん?って思うのは、都合がよすぎるってことですね、いちいち捕まえて処刑しようとしたり、和平にしないか?みたいなことをやってたら助けがやってきたりと

 とっとととどめをさせ!!


って感じがすげぇします、テンポ悪い。ダーティ・ハリーじゃないですけど喋る前に撃て、ってことです。なんで悪いやつというのは一回捕まえてすぐに殺さずに相手の助けが来るまで待つんですかねー、まぁ殺しちゃったら映画終わっちゃうよってことなんですが・・・。



 ある意味水戸黄門的な、マンネリズム、マニエリスムになってます、よっ!三代目!みたいにそれを楽しめるヒトにはいいんでしょうけどね。新しいことが何も無いことが気持ちいいみたいな。ワタシはまだそこまで老いてませんねw

2016年5月20日金曜日

2001  ハリーポッターと賢者の石 harry potter and philosophers stone

 ハリポタの1。

 ずっと実際に流通してる映画、人気がある映画ってのを見るってのをやってますがとうとうハリポタまでやって来ました。


 これワタシは映画館に見に行きました。満員の映画館なんて久々の光景でしたね。ただ不思議とまったく覚えてない。一体なぜ・・?


 ワタシはかなりのハリポタファンで日本語で翻訳が出るのが待てないから多分5巻くらいからは英語で読んでました。というかそのために英語を勉強したって感じですかね。やっぱり好きなことがあれば英語は出来るようになるもんです。


 というわけでハリポタはワタシに英語をおしえてくれた本でもあります。


 映画版はもうダイジェストというかハイライトというか、原作知らないヒトにはほぼまったくイミフでしょうね、まぁ読んでないやつなんてほぼいないんでしょうけど。土台もとからあのページ数の小説を映画にしようってのがまずムリ。



 こういうCG満載の映画ってやつは演技がやっぱ大変でして、特に子供はブルーバックの前でこういう映像になるから演技してちょ、って言われてもとうていムリってもんです。スター・ウォーズ1のアナキンの大根役者ぶりはひどかったですものね。
 けど年端もいかないガキに、合成前のラッシュとかだけをみて自然な演技をしろってほうが無茶ってもんですよ。ハリーも頑張ってるとはいえ、結構なスティックリーディングぶり、表情も硬いでやんす。他の子はもっとガチガチ。


 ただハーマイオニーと、ネヴィルはすげー上手にできてますね、ハーマイオニー、エマ・ワトソンがすげー上手ってのは誰にでもわかると思うんですけど、ネヴィルの役は相当な演技力が必要です、これはこのキャスティングをしたヒトはよし!!って思ったでしょうね。弱気でドジっていう役どころですけど、子供でそんな役やりたがるやついないでしょうし。


 ただ今の技術でいうとちょっと合成荒いな~~、ってとこがちょこちょこあります、やっぱセットか合成かってすぐにバレますもの。フクロウも合成と実写が組み合わされてますけど、やっぱ実写の量感、みたいなのですぐにわかります。わからないようにロングのショットに切り替えてるんですが、どうも重さ、が感じられない。特に人物と接触があるCGはひどい、あのデビルルーツ、植物の根っこのやつみたいなのなんて80年台の特撮映画みたいな質感ですもの。

 でもチェスのシーンは特によく出来てると思いました。チェス好きがいたのかも。


 そしてともかく長い、二時間半ありますけど、やっぱ一気に見れるのはニンゲン90分までです、不思議と覚えてないのは、たぶんワタシは途中で集中力尽きてぼんやりしてたんでしょうね。ワタシも当時はまだまだガキンチョでしたので・・・。しかも特に集中力が無いタイプのガキだったんでね。

2006  ポケットモンスター  ダイヤモンド・パール・プラチナ (4G)

 ほんとは一個前の記事と前後してこっちの第四世代のほうを先にクリアしました。まちがってあとであっサファイアとかのほうが第三世代じゃん!って思ったのです。

 同じことの繰り返しになりますが、やっぱポケモンは良く出来てやがって、相当試しましてくれやがる。


 しかしながら、異次元空間にふっとばされたり、時間だの空間だのって言い出したり、ギラティアがちっともかっこよくなかったりと(ムカデポケモンです)、え・・・?ちょっとポケモンらしくないのでは・・・っていう感じもしましたね。
 強力そうなポケモンがだんだんカワイサを失ってる気がします、デザイナーさん、考え直して・・、って今更言ってもいつの話してんねん!って話なんですけど。ミュウツーみたいな洗練されたデザインを取り戻して欲しいものですね。


 ただゲームバランスは歴代最高かもしんないですね、昔は明らかにエスパー最強、むしタイプカス、みたいな格差がえぐいくらいあったのですが、全体のバランスがすごく丁寧に再調整されてまして、四天王の強さもなかなかいい感じとなってます。最後のラスボスがケバいおねーさんってのも斬新です。(でもなんかもっとグラフィックかわいくできなかったんか・・・、ドット絵はいい出来なんですけど立ち絵だとなんかケバいおばさんにしか見えない)。

 
また裏面から帰ってくると四天王が強くなっているという、四天王レベル上げにもフレンドリーな仕様となっております。


 シロナはそういうわけでも人気がありますようですね。個人的にポケのニンゲンキャラでは圧倒的にグリーンが好きですね(グリーンって名前?)、あいつはライヴァルに持ってて欲しいものをすべて持ってましたね。横柄で自信家(鬼畜)、イケメン、クール、ファッショニスタ、そしてカワイイ姉ちゃんがいるという仕様、明らかに女たらし、博士の息子というボンボンで金持ち。基本すべておれのものだっていうジャイアニズムを持ってますこのヒト。そして何より最後にもろくも負けるという運命であること。




 ポケモンスペシャルというマンガを読んだヒトには更にグリーンのファンが多いと思いますね。グリーンのポケモンというとストライクでして、ストライクでゴーストを切り裂けるのです、このストライクはね。ストライクという見た目かっこいいけど使い物にならないポケモンをエースに育てあげたこいつを称賛したい。

 ただサトシはアニメの影響でやぼったい田舎のガキにされてますけど、レッド、は実はクールな立ち絵です。クールっていうか、やばいやつのオーラが出てます。帽子を深かぶりしてるのに、真っ赤な服を着てるし、おそらくあらゆるポケモンを所持している、まったくしゃべらない。何を考えてるのか全くわからない。倒したやつからカネを巻き上げまくっている。



 



 

2002 ポケットモンスター ルビー サファイア エメラルド (3G)

 いわゆるポケモン第三世代。ポケモンは互換性を保つために過去作を定期的にリメイクしてるので、もうごちゃごちゃ、今となってはポケモンの数は700を越えていて、昔みたいに

 ピカチュー カイリュー・・・♪なんて歌にしてたら交響曲並の時間を消費してしまいますね。



 ともかく第3世代、急にポケモンがやりたくなって、おそらく10年ぶりくらいに帰ってきました。ワタシはポケモン大爆発世代を直撃してますので、赤、緑、金銀はガリガリになるくらいプレイしました。特に青ですね、ワタシが思い入れあるのは。ミュウツー、カビゴン、ゲンガー、と大爆発用のマルマイン3発、すべてドーピング済み、レベル100、ってくらいまでやりこみました。金銀は、ソーナンス道連れ6っていう反則すれすれのパーティを生み出しましたw 


 驚くべきことにポケモンを把握してないので何を選べかいいかわかんなくて、鳥ポケモンみたいなのを選んだら、なんか天狗みたいな全然可愛くないのになっちゃってあぅぅ・・・ってなりながらシシャモを使うハメになっちゃいました。しかもほのお、かくとう、という弱点多すぎでよわっちぃ・・・、今回からタッグマッチ、が採用になってまして(それほど頻度は高くないんですが)、ポケモンを二体育てないといけなくなりました。


 これでゲームバランスがすごい調整されてまして、レベル上げしなかったらほんと四天王ギリギリ、いやまじでほんとにギリギリで勝ちました。嘘だろ!ってくらい苦戦しましたw ポケモンでオレが苦戦させられているというのか、って感じです。オレがポケモンで苦戦してるというのか!!最後には捕まえただけのカイオーガまで投入する始末。それもこれもししゃもが弱いから!!! 昔はカメックスさえ育てておけば間違いなかったのですが、シシャモは格闘とほのおしか使えないので相手によってはまったく歯がたたない。もう一匹育ててたギャラドスは波乗り、ダイビング、たきのぼりなど秘伝技でわざが埋まってて使い物にならない。っていうほんとに苦戦させられました。カメックス!!帰ってこい!

 カメックスの優秀さが懐かしい・・・、氷も覚えるし、じしんもつかえるし、なみのりもできたあいつが・・・あの懐の厚い感じが・・・




 やっぱポケモンはすげーーーよく出来てるなぁって関心しちゃいますね。初代でも、なんだこの圧倒的な完成度のゲーム、もう付け加えるものなど何もないじゃん、携帯ゲームで最高傑作が生まれたなって思ったものですが。

 単純にレベルさえあげればそれまでっていうDQと違って、ポケモンってわざが4つだけ、っていう制限、タイプによる弱点補正が大きくてレベルだけでは勝てないっていう、RPGでありながら、カードゲームっぽい戦略があるゲームなんですよね。単純なレベル上げ作業になりやすいRPGにカードゲーム的戦略性、そして育成、そしてポケの可愛さっていう、要素をミックスしてるのですよね。天才かこいつ・・・。



 ただ弱点をあげるとするとあまり新しいポケは可愛くないです・・・、まぁそりゃ代表的な動物はすでにつかっちゃってますから仕方ないんですけどね、デザインするほうもしんどいだろうって感じで。


 ワタシが思うこいつは素晴らしいなっていうデザインのポケは、やっぱミュウツーですかね。ミュウツーっていう名前も大好き。ほねっぽい感じも好き、ミュウツーの逆襲も好き。グレーとダークパープルっていう色合いも好き。このミュウツーカラーって他ではあんまり見ませんね。フリーザくらいなものです。この色の携帯作って欲しい。またもちろん初代では最強ポケでありながら、なんかクールなカワイサも残してるのですよね、絶妙。



 そしてミュウツー、というミュウの2、であるっていうけっこうえぐい設定がたまらなく好き。プルツーみたいなものですよね。この第三世代にはレジ系、という、ゴーレム系のポケモンレジ〇〇っていう、明らかになんか原爆をイメージさせるようななんかダークなポケモンがいるんですが(大爆発要員です)ミュウツーにはやっぱまったく及ばないですな。まずカワイサの欠片もないマテリアルな奴らなんで。


 ガキ向けのゲームの裏ボスに、遺伝子操作ポケモンなんてダークなキャラ作る!?っていうポケモンって実はエッジの効いた毒を入れるとこも好きですね。

WHAT DISNEY DID ウォルト・ディズニーの功績

 今たまさかBSでウォルト・ディズニーのドキュメンタリーがやってますね。ウォルトディズニーはみんなが思うようなパーフェクトなニンゲンではないのですが、Iにしてみればやっぱしなっていう感じのヒトです。いわゆるイノセントなんですね。現実逃避のカミサマですw

 ウォルトは労働環境を改善しないだの、階級意識が強いだの、ムチャクチャなことをいう短期なニンゲンだったり、コミュニストを排除したり、すぐに南国のリゾートへ逃げ込み、女の子が大好き。そしてもちろんかなりのロリコン。でもそれはウォルトは単に無邪気なんですわね、労働条件なんてものは存在しない、みんな魔法の兵隊みたいにアニメーションをつくるために何も食べないで寝ないでも、最高のパフォーマンスをしてくれるもんだと思ってるんです。誰が文句なんていうものかい。だって魔法の国を見たいし、魔法の国に行きたいじゃんか、何をうだうだカネだの言ってるんだ。ってことなんでしょう。重度の困ったちゃんなんですけど、ウォルトはただの困ったちゃんではなくて、なんだろう、はっきりと絵が見えるタイプというか、何が大切なのか、ってのが一発で見える、千里眼的なヒトなんでしょう。本質が見えてるのです。そしてイノセントである故に、キッズとまったく同じ感性があるので、キッズの欲しいものが死ぬほどわかってるというわけ。
 

 ディズニープロットというのがあります。
三角形プロットというのか。つまり母親、子供、悪いやつ。この三重奏、母親は子供を守ろうとするが悪いやつにやられてしまう、子供は成長して悪いやつを最終的にぶっ飛ばす。つまりは復讐劇なんですが、それがウォルトが考案した、一番ニンゲンが好きなストーリーの形なんだというわけ。この型、さえ守ればあとはパッケージを変えるだけでいくらでも物語はできる、雪国を舞台にしてみたり、主人公を少女だったり、アザラシにしても、三角形型にすれば、面白いようにみんな感動するというわけ。
 殆どすべてのディズニー映画はこの構図を守ってきましたが、さすがにもう死ぬほどこすられて今ではむしろこれは一番避けないといけない物語の典型ですね。


 初期のディズニーは食べる、愛する。っていうテーマが繰り返し出てきます。三大欲っていいますけど、睡眠欲を刺激しても仕方ないので、食と性欲がテーマなんですが、これもやっぱウォルトのセンスでして、それが一番大衆に受けるってのがわかるんでしょうね。食欲っていうのは、戦闘欲です、食べるってことは戦って奪うってことですから。愛するってのは突き詰めるとやっぱエロスでして、物語ってのはやっぱしエロスとタナトス、戦争と恋愛、ってのに収斂するというわけ。戦争と恋愛をヌキで物語をつくるのは至難です。ニンゲンってのはやっぱ戦争とセックスにしか興味無いんだとIは思います。I自身がかなりそうだからw  この2つはつながってて戦争がなければセックスも衰えるし、セックスなしで戦争することも出来ない。
 



 ミッキーの初登場はスチームボートウィリーだと思われてるのが多いみたいですけど、最初はプレーン・クレイジーという飛行機の短編でディズニーは登場します。もともとはそれよりも以前にラッキーラビットオズワルドというシリーズがあって、うさぎのオズワルドの耳がちっちゃくなったのがミッキーなんですね。ミッキーには初めっからミニーが登場しますが、ミッキーは初登場の時点では結構下品でゲスいキャラですw ミッキーの性格も変わったなぁ・・・。
 スチームボートウィリーはミッキー初登場ではなく、初めての音付きフィルムです、だからウィリーは音ネタが連発なんですね、オズワルドはサイレントで不条理ギャグがモチーフです。その前にはアリスコメディという実写の少女アリスとアニメのミックスというのをやってます。これは実写のほうがアニメより圧倒的に安上がりだからカネがなくなると実写を入れるのですね。ほんとーにウォルトディズニーはアニメーションのパイオニア、文字通りのパイオニアなんです。アニメなんて何もないとこからどんどん新しいものに挑戦していった。ミッキーシリーズと平行してシリー・シンフォニーというミュージカル調のアニメが始まるんですが、アニメかじったヒトならわかると思いますが、シリー・シンフォニーはアニメートする、動画を描く、っていう技術では最高峰じゃないですかね、ものすげー技術力、今ではこういうほんとの手の技術を持ってるアニメーターはもはや存在しないでしょう。骸骨が円になってダンスするシーンなど、簡単そうでムチャクチャ複雑な動きです。イラスト的絵のうまさじゃなくてアニメートの技術はもはや二度と到達出来ないレベル。
 そしてそっからは長編ディズニー時代、つまりディズニー黄金時代になるわけです。BIG5、と言われる初期の5作品は七人の侍みたいに名前一人歩きして伝説となってる状態です。



 
 さてディズニー黒歴史ですが、ディズニーは白雪姫で大成功しましたが、ピノキオ、バンビ、ファンタジア、このあたりの映画はこけてしまって財政危機に陥り、戦時下では戦争のプロパガンダアニメを作ってました。日本人は猿で低俗な人種であり、アメリカは常に正しく、共産主義者はクズだっていうアレです。(あながち間違ってはいない)
 ガイナックスは昔エロマージャンゲームを作ってましたし、同人エロ漫画出身の漫画家も今は相当多い。そういうのはダメって思ってるヒトにこのディズニー黒歴史を知ってもらいたいもんです。どんなエロに手を出したって、政府の戦争プロパガンダをつくるよりは死ぬほどマシです。けど本当にいい作品をつくるために自分の手を汚せないってのはもっとワルイのかもしれませんよ。もっと言えばベートーヴェンもモーツァルトも権威に媚びたクソみたいな作品を作ってます。


 まぁこの辺はほんと本質的な部分で拒否反応するひともいますわね。志が低い云々。エロゲーに出てた声優が使いたくない、みたいなことも。ディズニーは堕落したのか、自分の手を汚しても続けることを選んだのか。
 ウォルトは戦後はアニメ映画ではなく、実際に夢の国を手の触れられるものとしてつくるほうに進んで行きます、つまりディズニーランド。3D映画とは比べようもなくリアルな3D化に手を出したわけですね。やっぱしウォルトの先見の明、センスは図抜けていて、もはや映画は見るものじゃなくてその中に入って遊べるものであるべしっていうのを戦後の時点で見ぬいたのですね。えげつない直感力。
 映画は所詮戦争と恋愛、から逃げられないなら。リアル、を全否定して、魔法の国、に入ってしまおうという、ジンテーゼ的解決ってわけです。物語として見るだけの映画は終わって、自分で楽しめるもの、ゲームってのはその入口でこれからもっとそういう、自分の感覚で楽しめるものが主流になってくるのでしょうね。
 



2016年5月17日火曜日

NBA WC Fiinals, Game #1: Oklahoma City Thunder vs. Golden State Warriors 16-05-2016

http://forum.rojadirecta.es/showthread.php?280921-NBA-WC-Fiinals-Game-1-Oklahoma-City-Thunder-vs-Golden-State-Warriors-16-05-2016



 NBAプレイオフ、SASとGSWの一騎打ちで決まりだ、っていう事前の予想を全く覆して、ウェストのCFはGSWとOKCの対決と相成りましたね。


 まぁそこまでのブラックホースでないにせよ、あれだけのほぼオールスターチームを揃えてSPURS負けるかね!って感じでしたよね。逆に、キャブスはほぼ温存温存って感じで楽勝で勝ち上がり、CFもラプターズですもん、楽勝じゃん。スタミナ温存出来るキャブスがファイナルはかなり有利って感じですね。

 このGSWとサンダーの対決はかなりの激戦になりそうですもんね、実質、最強のPG対決、カリーVSウェストブルック ここがこのゲームの肝でしょうね。3Pの成功率とかでも圧倒的にカリーが有利って思えそうですが(MVPもとってるし)実はさに非ず。カリーはディフェンスはそこまで高くないし、リバウンドもそこまで取りません。Wbはリバウンダーとしてもかなりのものですし、何よりカリーよりも背が高く、ジャンプ力も抜群です。スコアリングだけでなくて総合力でいうと、互角なんじゃないですかね。ウェストブルックの運動能力って図抜けていて、他の人間じゃ絶対に反応できないスピードでカットしますよね。簡単そうに見えてあれ出来るのはこのヒトだけです。

 昔はターンオーバーが多くて、パスもあまりさばかない自己中だ、なんて批判もありましたが、今では相当成長しました。


 実はウェストブルックってのはかなり感動的なエピソードの持ち主で、マンガか!ってくらいいい話の宝庫です、いつか映画になるでしょうね。

 座右の銘は WHY NOT?  どうしてやらない?(やらないわけないだろ、やってやるさ)。

 というわけでワタシは今回はウェストブルックを応援します、いつも斬新なファッションをしてますしねw 何がいけない?ってことなんでしょう。

2016年5月14日土曜日

1999 star wars Ep 1 phantom menace

スターウォーズ新三部作の一作目ですー。

 確かワタシこれ劇場になんかの流れで見に行ったと思うのですが、ほとんどキヲクに残ってないのですね、最後の戦闘シーンだけ妙に覚えてましたが・・・。



 ものすごい莫大なカネとCGパワーをぶち込んだ作品です。もう、ほんと全部のシーンをスーパーハイクオリティで作ったれっていう感じの。普通そういう、うわー綺麗!っていうシーンはここぞっていう時に使うのですが、この映画はすべての背景を絶景にしてやろうっていう、ある意味では下品ですw CG特有の、CG臭さが全開になってる作品でもあります。リアルなセカイはほんとはこんな綺麗じゃない、あまりにもつるつるしてピカピカ、キラキラしすぎてんですね。あまりにも綺麗であまりにもスケール感がありすぎて、なんか実感というか肌触りみたいなのがまったくない。


 もう16年前くらいの作品ですけど、画の綺麗さは今とほとんど変わりませんね、4Kだとかなんとか言ってますけど別にそんなのほんのわずかな違いでして、一般人にはHDで十分すぎるほど綺麗に見えます。

 

 ある意味で完成してる作品で、15年後の今見ても、今の映画と何にも変わってません、ある意味こっから完全に映画ってのは停滞してんですよね、もう行き着くところまで来てますもの。モブシーンのCGまでやってますし、これ以上どうやって面白くしたらいいのかわかんないです。この先どうしたらいいのかわかんないっていうある意味絶望的な作品ですねw まぁふつーのヒトはそんなことを思わないで、すげーCG綺麗!面白い。っていう感じで終わりだと思うのですけど。

 映像、っていうのがもう終着点に来ちゃってんなっていう感じをいま見ても受けます。


 でも1999年当時のパソコンであのモブシーンのレンダリングとか、どんだけどえらい時間かけたんだろう!って感じですね。まだXPの時代にあんなモブシーン!しかも妙なクリーチャーとドロイドの対決というまったくどちらにも感情移入しずらい戦い・・・・。

 ものすごいよく出来た作品ですけど、ハリウッド映画=つまんないってイメージを何故か加速させた気がワタシはしてます・・
 
 ヒトを無感動にさせるくらい、綺麗にできてんだよなぁ・・・

2016年5月12日木曜日

1966 初代 ウルトラマン 第26、27話  ゴモラ

http://www.fun.tv/vplay/g-119041.v-507126/


 26、27話は初めての前後半に別れたエピソードで相手はゴモラです。地底に潜り、2つの角と長いしっぽが特徴。


 ウルトラが負けるのはゼットン、というのはウルトラをあんまり見ないヒトでもなぜか知ってる情報なんですが、その前にゴモラに一度ウルトラは負けてるんですね。ゴモラの皮膚が硬いので格闘が通用せず。しかし負けたといってもタイマーの時間切れでウルトラは途中で逃げ出すのです。


 このエピソードめちゃくちゃカネがかかってますね、大阪ロケをやってるってのもあるし、ジオラマも等身大の大阪城を作ってゴモラがぶっ壊すっていう、ものすげーーー、時間もカネもかかる撮影をやってるし、爆破や弾薬もてんこ盛り。


 一番驚いたのは、ゴモラのしっぽが燃えるシーンがあるんですが、あぶねーー!!って見てるこっちが心配になっちゃいますw 中に入ってるヒトが燃えちゃうよぉ!!今だったらぜってぇムリな撮影ですね、危なすぎる。けどものづくりに対する情熱がすげー伝わってくる、体はるねぇ!


でもなんかすごい思うのは、このころの日本ってのはすげーポジティブなんだなーって感じですね、みんな前向きですし、エネルギーに満ちてる。科学に対する信頼ってのもあるし、ミライは良くなるっていう信念みたいなのがすごい伝わってくる。ほんとに、空気でそれが伝わるのですね。いきいきしてやがるこいつら。 バブル崩壊後のアポカリプスの後に生まれたワタシにとってはw かなり新鮮です。
 三丁目、みたいなノスタルジー映画はクソだなって思うのは変わりませんが、でも実際、本当にあの時代、のほうが良かったんだから仕方ないですよね、ウソでほんとはそうじゃないのに過去を美化してるんじゃなくて、ほんとうにあの時代のほうが良かったんですもん。まいったね。


 FUKUSHIMA 弐号機 メルトダウン、っていうのを聞くとなんかちょっとしびれますね。弐号機・・・溶けて無くなったんだ、初号機じゃなくて、弐号機か。
 科学を真面目に勉強すれば科学者として人類のミライに貢献できる、こういう単純なアカルイミライのディストピア感がパネェすね。


 
 クリエイターってのはやっぱし子供の頃に見たものからすげー影響を受けるものです。ダウンタウンの作るコントにはやっぱし60年台特撮の影響が色濃いですし、EVAも元をたどればウルトラです。今のガキたちはオトナになった時に何を作るのでしょうか・・・、心配です。 ワタシというと子供の頃の思い出っていうと、何度も日テレでやってた、ナウシカ、ラピュタ、もののけなどのジブリ映画。EVA、ドラゴンボール、スラダン、とかのジャンプ黄金期アニメ、そしてポケモン、FF7、って感じ。割と恵まれてた気がします。

 ほんとガキには良質の経験をさせないといけないよね、ってガキを育てる気も一切無いワタシは思いますね、ガキの頃に経験したことがやっぱりすべてですから・・・。ちょっとした経験がその後をすべて決めたりしますものね、一回褒められたとか、感動したってことが。逆もそうでトラウマも絶対に忘れませんもの、怖っておもう。


 たぶんこのウルトラを作ってる人たちってのはガキの頃は戦争もあるけど黒澤映画とか日本映画黄金時代の作品を見てるんですよね、だから映像作りに真摯っていうか志がたけーんでしょう。
 

2016 a moon shaped pool Radiohead

レディへの新アルバムがいきなり発売。

 レディへというとアルバムのリリース方法がいっつも話題になるのですけど、今回は自分達のサイトで予告なしにいきなり発売、発売方法はデジタルダウンロードと通販という、アマチュアバンドみたいな方法になりました。

 でももうデフォルト形式になったのかもしれませんね、あまりレコードレーベルなどを通さないで直売りするっていう、無名のバンドがやっても数枚しか売れませんでしょうけど、レディへレベルになればこれで十分っていうのか。っていうか死ぬほどカネ持ってるのでしょうし、別に売らなくてもいいんじゃないの?ってくらいのバンドですからね。


 でもほんといきなり発表になるんですね、レコード会社所属だと散々事前のPRインタヴューだの雑誌での登場などってPR活動をやりまくるものですが。ちょっとさみしいですね、あまり雑誌とかで見れないので・・・。



 アルバムの内容については、てめぇ誰やねん!こらぁ!って怒られるので何もいいませんけど、トムとグリーンウッドの二人で作っていて、他のメンバーいる?っていう感じの音に今回はなりました。



 ワタシは完全にレディへ世代でもうパブロ・ハニー、BENDSあたりからレディへの辿った軌跡みたいなやつを生で見させられてるので、あのOK、の時の衝撃を超えるのは無いって最初から諦めてるっていう感じです。


 あまりにも出来が良すぎて心配になりましたものねOKは、カート・コバーンみたいにトムは死ぬんじゃないかっていう心配、のほうが、ものすごいアルバムが自分たちの生きてる時代に生まれた。伝説として刻まれるようなヤツが、っていう感動よりも、怖いって感じが先に立ちました。あれからもう20年!!  まじかよ。20年!?


 でもやっぱアーティストってのは年をとってどんどん良くなるってのは少ないですよね、だんだんアルバムのペースも落ち、集中力も落ち・・って感じで、死が近づくに連れてどんどん良くなる、ベートーヴェンみたいなのはほんと珍しい。他にいないって言ってもいいかもしれません。最後の作品が最高傑作、みたいなことって。ほんとは第九も四重奏も最後の作品ではないんですけどね。最後あたり、の作品です。

2016年5月10日火曜日

1994 ファイアーエムブレム 紋章の謎 SFC

 ファイアーエンブレムというと知ってるヒトは、リセットゲーの代表格ってことを想起するのではないでしょうか? 敵の攻撃が当たったらリセット、やり直し。を繰り返す。

 なんでそうなのかというに、ファイアーエンブレムというゲームは死んだ人間はほぼ帰ってこないという風来のシレンのシュミレーション版みたいなゲームでストイックなんですね。だから大切なキャラが死ぬのは耐えられないからリセットをするわけです。スパロボみたいにレベル引き継ぎコンティニューみたいなものもないので、サイアク詰みになる可能性もある。

 ファミコン版のダイジェスト版?とその続き、がセットになっているという斬新なパッケージで発売されてる作品ですが、2からの一見さんお断りではハードルが高過ぎるのでそうなったわけですね。1が爆発的にヒットしてみなさんご存知、ならいいんですが、1はそこそこ中ヒットで2から人気爆発ってことなので、こういうわけです。そういうわけでもすごくボリュームを感じる作りです。スーファミ恐るべしって感じ。

 昔のゲームは難しいといいますけど、このスーファミ版はファミコン版よりは簡単になっているらしいのですが、それはやり方を知ってるヒトだけの話で、初見で何も知らないひとが説明書も持たずにプレイしてクリアするのはほぼ不可能なんじゃないですかね。もし何の予備知識もなしでこのゲームをクリア出来たら、相当なゲーム勘というか、ナチュラル・ボーン・ゲーマーとして認定したいです。大概何も考えずにつっこんでゴードン、シーダをいきなり失い、7章で弓矢部隊の一斉攻撃により全滅するという運命をたどるでしょう。ワタシがそうでしたのでw 増援の数がえげつないんです。普通ザコが10くらいかなとっていうのが相場ですが、30くらい増援が来たりします。

 第二部では初期配置縛りも存在します。初期配置がハマってないとあるイベントを逃す、みたいな。しかも初期配置というのは隠しパラみたいなもので、こっちで任意に変更出来ません。
 変更の仕方は、順番で前になるユニットを撰択してから出撃キャンセル、すると一度選んだキャラが前に来ます、それを繰り返して、お好みの位置に来るように何回かキャンセルを繰り返すと、好みの位置にハマるというわけ。たぶん裏ワザ的な扱いなんでしょうね。

 さらにもうこれは不親切としかいいようが無いのですが、第二部は星のかけらをあつめてオーブを完成させないといけないのですが、普通にプレイしてたらまず不可能っていうか、ムリ。ほんとにこれを攻略情報なしでいきなし集められた人はゲームの天才かあるいは、エスパーですね。超慎重にすべてのマスを踏む、みたいなことをすればいいように思えますが、ターン縛りなどもあるのでそれも出来ません。秘密の店の見つけ方、シルバーカードの取り方。いや!これはぜってぇにムリ。攻略情報が今ほど簡単に見れない昔は、攻略本出版とグルってるとしか考えられないです。

 まずパラメータの見方が全然わからんでしょうし、弓矢の攻撃距離とか、間接攻撃の使い方とか、使っちゃイケない武器、武器の相性などなどなど!それとジジィとか年寄りのキャラは最初は強いけどパラメータが上がらないなど、色んな初心者キラーの罠がしかけられております。めっちゃイライラすると思うので是非攻略サイトなどを見たほうがいいです。ただ、ゲーマーとしてのプライドに火をつけるというか、このやろう!!って燃えさせてくれるゲームではあります。意地になるって感じ。今のライトゲーマー全盛の時代には無いレトロゲームの良さがつまってますね。

 ともかく非常にストイックなゲームです。死んだら終わり、ってのを筆頭に、武器は使うと壊れる、基本ノーヒントアットオール、敵ユニットの攻撃もひとつのユニットを集中的に死ぬまで攻撃するという容赦のなさ。アイテムはちゃんと輸送隊である主人公と接触しないと持ち替えできない、そこはおまけしてよ~~ん、ってとこがありますw 買い物にもターンを費やす、一番痛いのは敵の攻撃がクリティカルするとワンキルされるという非情さです、これがファイアーエンブレム=リセットゲーとしての一番のポイントです。死んだら終わりなのに確率でワンキル!!くぅ――!!ペガサスナイトは弓が当たればワンキル!くぅーー!!!ほれぼれするほどストイックですね。

 そしてまったく使えないキャラと、使えるキャラの格差。才能のないものは戦場に出てくるな、老人は若者たちのカベとして死ねというどこまでもストイックなセカイです。


 個人的名シーンは第二部のカシムを見つけたマルスの態度ですねw このシーンw マルスのニュアンスが絶妙です。


 第二部でわたし星のかけらを1つ取りそびれてました~~・・・、だからチキも仲間に入らず裏面にも行けずじまい。しかし今更最初からやリ直しはつらいのでこれまで。

 ラスボスであるハーディンはあんまし強くないです。ボス、があんまし強くないゲームであります。というかパターンがあってそれをやればたぶん2ターンで攻略できます、ワープで勇者をメリクルソードで送りこんで、攻撃、リブローで回復。アゲインの杖で再行動、メリクルソードもう一発、ハーディン即死。マルスをワープ、制圧。これで終わるはず。別に正攻法で攻めて行ってもともかく反撃をウケないように再行動してヒカリのオーブを持った勇者で二度刺せばしめぇです。
 ラスダンが室内ですのでせっかく育てたDナイト部隊は活躍の機会一切なし・・さみし・・・。それ以上に第二部はマルスの出番ほぼ無し。オグマが主人公なんじゃないのこのゲーム・・・。


 ハーディン闇のオーブで気が狂ってるとはいえ、顔が変わりすぎなのでは・・骨格からして別人・・・(顎の骨格が!!)、それがオーブの魔力なのか、恐るべし・・・あれでハーディンはおかしくないって思ってた周りのヒトは一体どういう目をしてるのだ・・・。
 

web マンガ  Song of butterflies 仮  EP1 無料公開






























 第一話を無料公開ですー。

描き方がまだ試行錯誤しまくってるのでブレがすごい大きいですね。特にコマ割の大きさっていう問題がひじょーにまいってます。もちろんコマを大きくすれば綺麗に描き込みやすくできるのですが、描き込みすぎるとマンガとしての情報量がすげー少なくなるってことになりますし、ストーリーのテンポがすげー遅くなるんですね。

 あんまり気づかないかもしれませんが、マンガのコマ割りってのはどんどん大きくなる傾向にあります、昔のマンガは構成、とか物語が大事だったけど、今の漫画はむしろ画力とか、はっきりいうとエロに訴える、美少女だったり、美男子だったり、感覚に訴えるものが多くなりました。これはテレビと同じで、テレビの面白さ、よりも画面の綺麗さを追い求めてるわけですね。

 なんでそういうことになるかっていうに、上手い絵を書くのは努力次第で誰にでも出来ます、けど面白い話を考えるってのは努力よりも才能、が大きい、綺麗なテレビを作るのは努力で出来る、面白いことを考えるのは才能がなきゃ出来ないってわけで・・・。努力家よりも才能人のほうが少ないのです。


 コマ割りが大きいマンガって、よーーく考えてみると、内容がすげー少ない。あるいは物語の進行がめちゃくちゃ遅いってことになるんですね、スラムダンクが1試合を10巻、2年くらい描いてたみたいなことで。逆にナウシカみたいなコマ割りをぎっしり詰め込んだマンガは、内容がひじょーに分厚い。すげーいろんなことが書いてあります、腐海とはなにか、どういうわけでこういうふうになってるのか、いろんな設定とかが見えてくるのですわね。

 何より描き込み型のマンガはほとんど全部休載に陥ってるってことですね、バガボンドもベルセルクも・・・。描くのがしんどくなって続かないのです。


 このマンガの狙いってのはそのちょっと画力重視に陥ったマンガを昔風の、物語で魅せるようなマンガが読みたいっていう感じなんです。ただたんにワタシがそういうマンガを読みたいってだけなんですけどね。

2016年5月9日月曜日

1998 BLADE  ブレイド

 マーベル・コミック原作のヴァンパイア映画です。そういうと、うわーって感じですけど、実際にはアクション主体の結構笑える? 面白いノリの映画に仕上がってます。
 明らかに笑いをとってるってわけではないんですけど、なんでしょうね、ニヒルな笑いがあるって感じ。

 それとアクションの感じがですねー、なんていうのでしょうか・・・、リアリティが全然無い所がいいんですよね、気持ちがいい。んなアホな。っていう感じ。


 かなりの無名俳優ばっかりで、監督とかも誰?って感じのキャストなんですが、黒人のハーフヴァンパイアが主役という、なかなか今までにない感じです。けど割とオカネかかってる感じでして、セットとかもかなり作りこんであります。


 なんにせよマンガ原作ですんで、マンガっぽい調子なんですね。アクション映画が好きって人はかなりこのシリーズが好きって人がいますね。

 なんで欧米人ってやつはこのヴァンパイアとかゾンビとか、フランケンシュタイン、魔女、みたいなのが好きなんでしょうね、何回こすんねん!!ってくらい、ちょっと時間空いたらまた作って、ちょっと忘れられたかな、と思ったら繰り返し手を出します。まぁ聖書関連に比べれば少ないですが。


 でも割とファウストとかディバインコメディってあんまり映画化されてないですね、もちろんいくつかあるんですけど。なんででしょう、CG全盛なんだから作り甲斐がありそうなのに。ちょっと話がむっかしぃってのがあるし、ビッグネームすぎて手が出しづらいのかも。あんまりリア王ってやりませんものね、難しすぎるし、あまりにも有名すぎるんで。


2016年5月7日土曜日

2004 Black eyed peas where is the love 和約 解説


 まず歌詞の和約から

What's wrong with the world mama
 このセカイはどうしちまっただいママ?
People living like they ain't got no mama
 みんなママがいないみたいにしてんじゃんか
I think the whole world's addicted to the drama
たぶん世界中の奴らはドラマの見過ぎでおかしくなっちまった
Only attracted to things that will bring you trauma
トラウマになるようなことにしか興味を失ってやがる 
Over seas, yeah, we tryin' to stop terrorism
 海外でさぁ、こんにゃろー、テロを止めようとしてんだ
But we still got terrorists here living in the USA
 けどこのアメリカ本土でもテロリストがいやがる
The big CIA, the Bloods, and the Crips and the KKK
 クソ馬鹿でかいCIA 、BLOODSとCRIPSのやつら、そしてKKKだ。

(CIAはわかりますかね、国家情報局、つまるところ、特高ですね。CIAが何をしてるかってのは結局は謎なんですが、国家を転覆したり、アメリカが有利になるように暗殺や、傀儡政権の擁立、そういうのは朝飯前だと聞いておりますw まぁようするになんでもアリなんですわ。今ではラジコンで中東で人を殺してます。
 少し前にCIAはすべての情報をネットで記録してる、みたいな暴露がありましたけど、そりゃそうじゃんって感じですよね、してなかったほうが驚きますわ。
 
 BLOODSとCRIPSっていうのは、いわゆるカラーギャング、です。日本でも一時期流行りましたね。BLOODSは想像の通り赤い服をみんな着ている、CRIPSはタトゥーでゴリゴリに固めた、わかりやすい、ストリートギャングです。日本のカラーギャングとはレベルが違っていて、若者が中心で構成されたヤクザみたいなもんです、LAを拠点に活動中。この2つはライヴァル関係にあって、次々と襲撃や暗殺みたいなことがあったんですね、まぁいつものことです。ラッパーとギャングってのはいっつも密接なつながりがあってギャングスタラップってのがあるようにいっつも誰か殺されたり殺したりの繰り返し。マンガみたいな感じ。
 KKKはもちろんクークラックスクランです。KKKは公民権運動の時代からある、老舗の白人至上主義者の団体。真っ白な三角頭巾をかぶるのがTM。ある意味ではカラーギャングです。
 
 

But if you only have love for your own race
 けどよ、自分たちの人種しか愛さないんだとしたら
Then you only leave space to discriminate
 そこには差別の余地しか生まれねぇぞ
And to discriminate only generates hate
 差別は憎しみしかうまない
And when you hate then you're bound to get irate (yeah)
 憎しみを抱いていれば常に激昂するってことになる
Madness is what you demonstrate
狂気ってやつは演技だ
And that's exactly how anger works and operates
 そうやって怒りを利用して操作していく
Man, you got to have love just to set it straight
 なぁあんたはラブをもってすべてをまっすぐに戻さないといけないよ
Take control of your mind and meditate
 自分の感情をコントロールしてちゃんと考えろ
Let your soul gravitate to the love y'all
 ソウルをラブでつなぎ留めておくんだYO

(海外のラッパーもこういうこと言うんだ、日本のラッパーが愛だとかソウルだとかいうのはこういうわけだったのかって感じですねw)

[Chorus]
People killing, people dying
 人々は殺し、人々は死んでいく
Children hurtin', hear them crying
子供が傷ついて、彼らの叫び声が聞こえる
Can you practice what you preach
 説教したことを実行することが出来るか?
Or would you turn the other cheek
 もう一方の頬を差し出せなんてさ
Father father father father help us
 牧師さん、神父さん、どうか助けてくれよ
Send some guidance from above
 天井から我らをお導きください
'Cause people got me, got me questioning
 もろ人集まりて我に尋ねん
Where is the love
Where is the love
Where is the love
Where is the love the love the love
 愛はいずこにありや?と


(聖書からの引用なので聖書風にしてみました、イエスは片方の頬を殴られたら、もう一方の頬を差し出せ、と言っておる、もう一回殴ってみろってことなんですが、実際やられたら滅茶苦茶腹立ちますねw
 イエスの言ってることはそれまで、の逆を言ってるのであって、それまでは目には目を、復讐法が刑法の基本だったのに、剣には剣で返してはいけない、という。実際には!イエスの教えとは裏腹に、キリスト教は十字軍として中東に復讐しにでかけていきましたとさ、今でも復讐を続けてるともいえます)

It just ain't the same all the ways of change
 変化ってやつはいつだっておんなじってことはない
New days are strange
Is the world insane
 けどこの時代ってのはなんだかおかしい、セカイはイカれちまったんか
If love and peace is so strong
Why the pieces of love don't belong
 もし平和と愛の願いがそんなに強いってんなら、なんで個々の愛情ってのは結びついていかねぇんだ
Nations dropping bombs
Chemical gases filling lungs of little ones
国は爆弾を落っことし、キッズに肺には毒ガスが詰め込まれてる
With ongoing suffering as the youth die young
 悲劇が続いて若者は若く死んでいく
So ask yourself is the lovin' really gone
 ちょっと自分で考えてみろ、ラブってやつはほんとに消えちまったのか
So I can ask myself really what is going wrong
 Iも自分にたずねてみるよ、一体なんでこんなことになっちまったんだってさ
The world that we're living in
People keep on giving in
 人々がなんとか良くしようとしてWEの生きてるこのセカイ
Making wrong decisions only visions of the dividend
Not respecting each other
Denying thy brother
 利益を受け取る権利者たちだけの見解で決断が下される、互いを尊敬することを知らない、隣人を否定する輩どもだ
A war going on, but the reasons undercover
The truth is kept secret
 戦争は続いてるがその理由はいっつも秘密のままだ、真実は隠されたまま
It's swept under the rug
 それが見つからないようにすべて処理されてる

If you never know truth then you never know love
けど真実を知らなきゃ、愛することなんて出来っこない
Where's the love y'all, c'mon, I don't know
ラブはどこにいったんだYO わかんねぇ
Where's the truth y'all, c'mon, I don't know
真実はどこにいったんだYO コラ わかんねぇ
Where's the love y'all
 クソっどこにラブがあんだよ

[Chorus]

I feel the weight of the world on my shoulder
 セカイが自分の肩にのしかかってるみたいだ
As I'm gettin' older y'all people gets colder
 みんな冷たくなってくばっかでIはどんどん年老いていく
Most of us only care about money makin'
 ほとんどのやつらはカネを稼ぐことにしか興味がない
Selfishness got us following the wrong direction
 自己中どもがみんなを堕落させていく
Wrong information always shown by the media
 メディアはいっつもウソの情報を流し続ける
Negative images is the main criteria
 ネガティブイメージばかりがお決まりの戦略だ
Infecting the young minds faster than bacteria
若いやつのココロをバクテリアよりも速く汚染していく
Kids want to act like what they see in the cinemas
キッズは映画で見たようなことをしたがる

Whatever happened to the values of humanity
人類愛の価値とかそういうのは一体どうしちまった
Whatever happened to the fairness and equality
公正と平等ってのには何が起こっちまった?
Instead of spreading love
We spreading animosity
 ラブを広げる代わりに憎悪をぶちまける
Lack of understanding
Leading us away from unity
 互いの無理解が団結からUSをとおざける
That's the reason why sometimes I'm feelin' under
 こんなわけで時々おれはすげー落ちちまうんだ
That's the reason why sometimes I'm feelin' down
どうしようもなく落ち込んでしまうってわけなんだ
It's no wonder why sometimes I'm feelin' under
Gotta keep our faith alive 'till love is found
 けどそれがもはや普通って感じだ、落ち込んでるのが普通、なんとかいつか本当のラブを見つけられるって信じて生きていくほかないぜ

Sing with me y'all:
 一緒に歌ってくれ
One world, one world (We only got)
 1つのセカイ、1つのセカイしかWEには無いんだぜ
One world, one world (That's all we got)
One world, one world
And something's wrong with it (Yeah)
 そいで何かが間違ってるんだ
Something's wrong with it (Yeah)
確かに何かが間違ってんだ
Something's wrong with the wo-wo-world, yeah

 




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 さてどっから手をつけたものか?w

まずblack eyed peas というグループの名前なんですが、黒い豆。っていう感じの、は?っていう感じの名前なんです。元はBlack eyed pods 黒いさや(えんどう)、っていう名前でした。どういう意味なんですか?って昔のインタヴューにあって、ウィルが言うには、俺らの音楽はソウルにとってのフードだから、食い物の名前にした。ってわけなんですって。
 デビューするはずだった会社の社長EAZY-Eという人物がエイズで死んだことから名前をそういうふうにしたんだそうです。

 グループのメンバーは・・・、なんてのはWIKIを見てください、ともかく多様な人種のグループだってことです。

 
 最初のヴァースに、「トラウマを生むようなことにしかもはや興味を失ってやがる」ってのはすげー絶妙なとこをついてるって気がしますね。


 日本ではエヴァンゲリオンに象徴されるように、なんでしょうトラウマ型の物語がどんどんエスカレートしていった時期なんですよね、大抵快楽殺人者だとかレイプだとか、精神病、痴呆、障害者、離婚、シングルマザー、捨て子、精神汚染、震災、貧困、戦争、自殺、そんなんばっかしです。今でもそうです、もういいよ、うるせぇってなりますよね。


 なんでそういうのが偉いってことになってるの?って思います、お笑いだとかギャグ、だってその震災のドキュメンタリー、みたいなのと同じくらい真剣に、作られてるわけです、なんかカワイそうな人を映すだけで何か作った気になってるやつはすげームカつく。映像なんて回してねぇでてめぇがカネ出せって思うし。


 昔放送室で高須ちゃんが
「最近のドラマってなんかかわいそー・・とかひどい状況・・みたいなので最後にちょっとだけ解決みたいなのばっかしで見るのがイヤになってくる。昔のドラマはこんなふうになりたいな、楽しそうだなって思って見れた、もうそういうのはリアリティが無いんかなぁ」

 って言ってました。特にこの2000年代半ばってのはそういう感じでしたね。けどそれに変わるようにして、アイドル目指して頑張る!みたいな反吐が出るようなネアカドラマが始まってそれには更に嫌気がさすことになるんですけど。



 さて実はこっからが本題でして、なんでこの曲を扱ったかというに、今アメリカの大統領選、共和党はドナルド・トランプがほぼ候補として決定しそうな勢いなんですね。


 知らない人には伝わらないかもしれないけど、すごいわかりやすくいうと、ホリエモンの何百倍も金持ちの、金の亡者みたいなヤツが大統領になろうとしてるって感じなんですね。またやってんのかよ、こりないなぁこいつらって感じでして、リーマンショックの時にも、ある投資家は、GREED IS GOOD、強欲は正義、みたいなことを言ってて、その直後にバブルが爆発したわけなんですが、今回もまったく同じそれです。

 金持ちは金持ちのことしか考えてない。株式保有者どもの見解だけでモノゴトが決まる、って歌われてるまさにそれで、金持ちだけのことしか考えない政府になるのは見え見えです。アホなんじゃねぇかこいつらって思いますね。けど実際のとこ、こういう政府になると会社の売上や利益は伸びるわけで、金持ちにとってはいいことづくめなんです、だから投票するというわけ。




 確かにオバマはほんと見かけだおしで実際何をしたかっていうと何もしてませんから、タダ色が黒いって以外にはほんと何にもしませんでしたね、今回のヒラリーにしたって、ただ女であるってこと以外はクズです。だからほんとにトランプ大統領になる可能性は十分あるわけです。けどそんなことになったらほんとムチャクチャになる可能性大です。ブッシュよりもっともっとひどい。ブッシュはただのバカなんですが、トランプは頭のいいクズなんで、もっとひどいことになります。もしかしたら、アメリカ、だけにとってはいいコトをするかもしんないけど。
 


2016年5月5日木曜日

1982 刑事物語

 武田鉄矢主演の刑事映画です、刑事物語っていうストレートなタイトルだから当たり前ですが。ハンガーヌンチャクのシーンが有名ってことになってますが、そう言われるとコメディ色が強いのかなと思いきや、かなりシリアスな出来になっています。


 ヒロインは聾唖の耳が聞こえない女で、風俗に売られて悲惨な過去を持っていたのを刑事が身請けする、しかし今度もまたヤクザとか風俗業界の黒い組織の魔の手が・・・


 っていう恐ろしくベタベタな設定です。この時代のドラマも映画も、だいたいはトルコ、つまり風俗、ヤクザ、組織、最近の若者は・・・、っていうやつですね。プレバブルの時代で、マネー、セックス、ロックンロールってわけなんですね。

 
 どうも金ぱっつぁんが刑事をやってるようにしか見えませんねw  ダイアンのよなよなでおすすめされていた刑事物語。

 でも確かにこの80年台の映画っつーのは、そういうバブリーさとなんか物悲しさがあるのですわね。


 やっぱし昔の人のほうが、真面目に仕事をするよなーって気がワタシはすごいします。今のっていうか21世紀になってからというもの、視聴率とかマーケティングとか、なんかやっつけってわけじゃないけど、まぁこんなもんでしょ。っていう流れ作業みたいにやるヤツが多い気がするのですよね。
 反対意見を出してぶつからないってのか、まぁいいんじゃないすかー。っていう感じ、それが伝わる。それをオトナになったとか、素直になったとかいうヤツもいますけれどね。

 なんにせよ、昔の人間のほうがギラギラしてるってのはすごい感じるのですよね。まぁそういうのが流行ってないってだけなのかもしれません、サラサラしてつるつるしてる感じが流行ってるのでしょう。

2016年5月4日水曜日

1995 ダイハード3

 ダイハード3はニューヨーク、しかも夏が舞台。

 やっぱり人気があったのか、1の敵、ハンスクルーガーの弟、サイモンが敵として登場します。よくロケしたなぁ!!っていうすげぇロケショットがたくさんあります。ニューヨーク市街でのカーチェイス、ウォールストリートでの撮影、ダムの建設現場での撮影。

 カネだけでなく周囲の協力がなけりゃできないショットばっかしですね。なんかニューヨークに行った気になれます。

 今回はバディ・ムービーになっていて、サミュエル・ジャクソン扮する、マルコムXみたいな、ブラックパワー的な白人嫌いのオトコが仲間になります。ここもまたアイロニーですわね、アメリカのタブーである人種問題を逆手にとったというわけです。

 こういう人気映画にいきなり登場するってのは、シリーズのファンとかに叩かれたりとプレッシャーがあって普通やりたがらないですけどサミュエルは、期待を超えた出来だったとワタシは思いますね。ワタシは1と3がやっぱ好きです。一番3のシーンを覚えてましたね、最後のほうのアスピリンの下りが妙に印象に残ってます。

 ワタシも頭痛持ちでして、今日もたまたま寝すぎて頭がすげー痛くて、マクレーンの気持ちがすげーわかりました、アスピリンをくれーーー!って感じ。

 

一番謎だったのはダムが爆破されて水が流れてくるシーンがあるんですけど、あれどうやって撮ったんでしょうね、CG合成っぽくなかったんですが、わざわざ作ったんでしょうか、すげー。



 時系列で人気のある映画を見るってことをやってますがやっぱジュラシックパーク公開の1993年からの90年台半ばってのはCGの利用が爆発的に浸透した時代で、今見ると、バリバリCGやねっ、って感じの映画が次々と公開されてるんですね、ダイハードはCGじゃない、実写テイストを守っていますけれど。
 けど映画離れ、ってのが起こってくるのもこの時代だと思います、映画見ない人は全然見ないっていう感じになった。それ以前ってもっと・・・、生活と映画が重なってて、ゴダール見た?キューブリック見た?みたいにみんなで話せたような気がするんですが、この時代以降は、ハリウッド映画見ないから・・、映画興味ねぇっす、ゲームのほうが好き、みたいにみんなで映画の話ってのは出来なくなって来た気がするのですよね、テレビもそう。携帯電話が普及した時代です。みんなてんでバラバラ、っていうのがこの時代の感じですよね、脱中心化、





 それと街でいきなりテロで爆破っていうのは、この時は映画の中だけの話だったけど、イマとなっては、リアリティがありすぎる、っていうかよく見る映像に見えますね。街中での連続爆破事件、もはや映画じゃなくてリアルの話ですものね。それがすげー変わったなって思います。9/11以降はそういうわけでこの映画は放送自粛になったりもしてるみたいです。ウォール・ストリートでの爆破ってのもまさにそれ、ですから。

2016年5月3日火曜日

SONGS 【BUMP OF CHICKEN 完全版】

 http://video.9tsu.com/video/SONGS%E3%80%90BUMP_OF_CHICKEN_%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88%E3%80%914%E6%9C%8830%E6%97%A5


 SONGSのBUMPスペシャルです、今までの再編集とインタビューを収録。未公開ってなってるけど後から撮ったんでしょうね、公開する尺がどこにもないですもん。


 打ち込みに生演奏を合わせるっていう、打ち込みカラオケ的なもんです。最後のほうで藤原氏がそういうピコピコしたのについていけねぇって思う人もいるかもしれないけど・・・、って本音を語ってくれているので是非そこを見て欲しいですね。

 BUMP変わっちゃったなぁ・・、って思ってる人もたくさんいますので。


 増川先生がギターうまくなったなぁ、ってのがワタシの感想ですね。増川先生がソロを全部引いて三人はバッキングっていうスタイルになったんですね、昔はソロも藤原氏がやってる場合が多かったんですけど。


 ナレーションがBUMPは・・・って語るのがすげー違和感。






 別にBUMPとは関係ないんですけど、アーティストのファンの顔を見せるのってやめて欲しいんですよね、ワタシはライブはあんま好きじゃないのは、なんかオーディエンスを見て、なんだ、ワタシこいつらと同じか・・、こんなやつらと同じなんだ、って思わされるのがイヤだからなんですねw 超バカなこと言ってたりとか、見るからにクズっぽかったり、あるいは超ダサかったり・・・、もうやめてくれ!!って言って逃げ出したくなるんですw ワタシは基本的にはやっぱ人間が嫌いなんでしょうね、その中でわずかに好きな人もいて・・・、って感じなので。 立川談志じゃありませんが、おれぁ庶民ってやつには出来るなら関わりあいになりたくねぇですよ。
 けど大金持ちじゃありませんので庶民相手にものを売り庶民に混じって生活しなきゃならんというわけ。そしてその庶民の中にも、やっぱりキラリと宝石が混じっていたりもするわけで。

 ワタシは全員ID持っててそれ以外は入れないっていう会員制の街に住みたいですね、クズを目にしないで済むような。けど誰を会員にするかっていう選定がクズだったらポシャるわけで、やっぱりうまくいきっこないんでしょうね。自分ごのみにハーレムを作ったつもりでも、大奥みたいに結果刺されることになったり、家族や血縁だけで王宮を作ったとしても、権力争いで監禁されると。そしてたぶん同じ顔ばっかり見てると、だんだんそいつが嫌いになるっていうクローズサークルシンドロームにもなるんだろうし。ままならんのぉ。

 

1990 die harder ダイハード2

ダイハード2は空港のやつです。ラストシーンだけ妙に覚えてたんですけど、途中のやつは殆どまったく記憶に無かったですね。すげー勢いで忘れているのか、そもそもちらっとした見たことが無かったのか。

 旅客機を何機もぶっ飛ばしたり、相当カネがかかっているって感じです。2は面白くないっていうジンクスを覆してなかなか良く出来ていると思います。
 けどワタシは1のほうが好きかな?


 旅客機内のホリーとディックのシーンは必要無かったんじゃないの?って感じだし、空港を変更することだって普通は出来るはずですし。なんか敵役のキャラがあまり立ってないっていう気もします。


 もっと地図を有効に使って、空港の地図を表示させておく、みたいなのがあったらわかりいいのかもしれませんね。まぁ当時の技術的にはちょっときびしいのかもしれませんが。


 もしかしたらCGなのかもしれないけど爆破のシーンとかリアルな感じがします。今なら、あぁ~、CGですね、ってすぐわかるのですけど。

 
でも空港で撮影するなんて他の国では絶対ムリですものね、ハリウッドのこういうカネですべてを解決出来るところは素晴らしい。映画文化を応援、みたいなこと言ってますけど、実際撮影するとなると、あれもダメ、これもダメってちっとも協力しない国とは違って、やっぱちゃんと歴史に根付いてるのだってとこが違うのでしょうね。

2016年5月2日月曜日

1994 LEON  the professional リオン

  美少女がおっさんのプロの殺し屋とひょんなことからタッグを組む映画。


 こう書くとクソ面白くなさそうな、脚本スクール出たての才能ない作家が書きそうな脚本ですが、実際には、なんでしょう、フランス映画っぽいアクション映画って感じですね。エスプリが効いてるっていうんですか。かなりよく出来てます、よく出来てるというか主演の二人と、適役のゲイリー・オールドマンの熱演だけで持ってるッて感じの映画ですね。演劇っぽい映画。ハリウッド映画と比べたら相当オカネかかってません、最後のシーンは多少使ってますけどそれでもほぼCGナシ、それほど爆破もないです。




けどもう最初の説明からして殺し屋死ぬだろ、っていうフラグが立ちっぱなしですけどね。バッドエンドしかないでしょこのストーリーで。これで二人は幸せに暮らしました、めでたし、なんて終わり方ありえないもの。


 美少女役のナタリー・ポートマン、ものすげーーー名演技、天才か、こいつ。


でも個人的にはガリガリすぎて健康さに欠けてる気がする・・・・、それとこの映画なんかファッションセンスがすげー奇抜ですね、こんなカッコしたヤツいねぇだろって感じ。いくらビッチであっても・・・。


 けどけっこうよくあるんですが、この中年のおっさんと、美少女が恋に落ちるっていうヤツ、な~~~んか、ただのロリコンおっさんの願望が投影されてるだけじゃないの・・ってワタシはあまり好きじゃないんですよね。そんなうまくいくかよってどっかで思う。

 
 もし同じ立場でこの女の子が美少女じゃなかったら助けねぇだろ、ってワタシは思ってしまうのですよね。ワタシが勝手に思うのですが、美少女が出てくる場合、それが美少女じゃなくても成立しないかぎりそれは禁じ手です。美少女に頼りだしたら、もうポルノ映画と同じで、あとは依存度を深めて行くだけでストーリーはお釈迦になってしまうから。


 ただたんにワタシがロリコンじゃないから入っていけないってだけなのかもしれません。でもワタシはロリコンじゃなくてほんとに良かったと思っていますw 大変ですもんねー、ロリコンなんかに生まれついてしまったら。常に時限爆弾持って生活してるのと同じですもん。今ではゲイとかビアンよりも強烈にクズ扱いされますものね。人間扱いされないものなぁ・・・。



 DEA、ってのが何かわかんないと警官役のやべーやつであるゲーリーの役どころがわかりませんね、あんなやばいヤツですが彼は警察でして、DEAってのは対麻薬の特別捜査管みたいなこってす、実際にはどうか知りませんけど、ドラッグやってるやつは多少殺してもえぇやん、みたいな部署なんですね、ともかく設定上は。




 あとびっくりしたのはいきなり四歳の男の子が殺されるシーンですね。ハリウッドでは子供は絶対に死なない、殺してはならないっていうタブーを破ってるんです、フランス映画だから出来るんだ!すげーそれが新鮮でした。えっ!?死んだ!って思って。


 でもなんかちょこちょこおかしいとこありますねこの映画・・・、やべー家庭で育ったはずなのにマチルダの髪型とかスタイリングとかちゃんとしすぎてんだろ、もっとボサボサになったりするはずなのに隅から隅までモデルみたいな手入れのされかたです。服も綺麗すぎ。


 それにしたってよく出来ている映画です、見る価値あり。ロリコンの方と美少女マニアのヒトは是非。ってとこですね。



 ネタバレですけど、レオンが死んだあとのマチルダ、わりとあっさりしてんだな・・・って思いましたね。ビッチの血か・・・

 

2016年5月1日日曜日

song of butterflies  (仮)  web マンガ

http://rookie.shonenjump.com/series/FlR8CfEFgPk



WEBマンガがこちらで公開されておりまする、暇なら覗いていってくれや。描き方がまだ固まってないのは勘弁してちょ。

1966 初代 ウルトラマン 第22話 地上破壊工作 テレスドン

第22話はいきなり演出の方法が変わったというか、えっ!?監督代わりました?ってくらいガラっと雰囲気の違う回で、斬新な演出になっています。まず地底人が相手ということでモノクロを基調としたノワール映画みたいな雰囲気、そして怪獣とのバトルは夜で、ウルトラの目がライトのように光るっていうすごい印象的な回。

 ほかにも他の回と違ってウルトラの変身がセピアトーン、最後にスペシウムを撃って終わりではなくて、一本背負いで怪獣を叩き落とす。そしてたぶん シュワッチ!! とはっきり言ってウルトラが帰っていく最初の回だと思います。それまではトゥワッ!!みたいな曖昧な発音だったけどこの回はシュワッチ!!とはっきり言います。


 カメラワークや画のトーンもすごい手が込んでいまして、名作回ですね。テレスドンは、ほとんど特徴の無いフォルムのモノトーンの怪獣ですが、けっこう再登場が多いのはこの回がやっぱり人気回だから印象に残ったんでしょうね。


 この回の監督は実相寺昭雄、このヒトがついに我を出して独特のセンスを発揮し始めた回なのでしょう。

 フランス映画の影響があるみたいですけど、確かにそんな感じ。いやはや、昔の日本人はちゃんと仕事しやがりますね。よくモノを知ってるよなぁって気がする。やっぱ学生闘争以降、日本の学生はめちゃくちゃアホになったんでしょうね。戦争世代はヴェルレーヌとか引用したりしますものね。

1988 ダイ・ハード  ブルース・ウィリス

ダイハードの初代なんですが、あの、ガラスを裸足で歩くとひどい目に合う、で有名なやつです。ワタシ見たような気がしてたんですが、見てないのかも。まったくキヲクに無かった。あの最後にライターで火をつけてヘリをぶっ飛ばすのは2だったのかな?


 ワタシも裸足でガラスじゃないけど貝殻の破片が海で突き刺さったことがあって、ほんとあれって地味にめちゃくちゃ痛い、肉に食い込んでしまうとそれを抜き取るのにズバぁっと中のお肉を更に引き裂いて地獄の苦しみです。ハーーーーンス!!って最後にマクレーンが怒るのも納得です。




 ブルース・ウィリスはこの映画が当たってスターの仲間入りってわけなんですが、ブルース・ウィリスって謎ですよね。もとはテレビのコメディ俳優だったんですが、いきなり大抜擢でアクションスターへの道を踏み出す。いっつも書いてますけどハリウッドの主役はおっさんが多いのです、マクレーンは二人の子持ちのたぶん、30代中後半あたり。結構禿げてる、そして特にイケメンというわけでもない。ただなんでしょう、ウィリスはすごい声がいいとワタシは思います。声がなんか、通るっていうか耳に残るのですよね。声って俳優にとってはものすごーーーーーい大事。多少顔や演技がまずくても声、で演技出来るヒトはいろいろ出口があると思います。



ダイハード1は高層ビルを占拠するテロリストと戦うのですが、そのビルがナカトミコーポレーションという日本のゼニゲバ会社のビルで、テロリストはドイツの過激派グループっていう、なんかちょっといろんな皮肉を含んでるというのかw 明らかにディスってますよね、バブリーな時代の日本人を。ほんと当時の日本人って世界中で嫌われてたんだろうなって感じです。

「搾取しているんじゃない、繁栄させているんだ」

ってフィリピン開発のプロジェクトに言及された時にナカトミの重役が言うのですが、今でもおんなじ詭弁を使ってますものね、アフリカ、中東や東南アジアの発展に貢献する。嘘つけこの糞野郎って現地のヒトには思われてるわけです。


 結構鋭い皮肉がたくさん入っていて、楽しめます。いやアクション映画としてはやっぱこれは相当名作ですね、ダイハード・・・。かなりの程度タワーリング・インフェルノからインスパイアされてるんでしょうけど。でもよく考えられているし、サイバー担当の黒人、リムジンを運転する黒人、良い警官の黒人と、黒人を意外なところにキャスティングするという、これも相当なアイロニーが入ってます。

 ホリーの髪型・・・時代ですかね・・・。


 実はブルース・ウィリスもドイツ出身、犯人はドイツ語でしゃべってるのですが、ウィリスは聞き取れてるんじゃないでしょうか。

 実は小説が原作なんですって、一体どういう小説なん!?こんな小説があるの・・?

制作スタッフは殆ど無名なんですが、よくこんなオカネ集められるなぁ・・・・。どういうからくりなのか・・ともかくかなりヒットして続編が作られたのはみなさんご存知の通り。