2016年5月20日金曜日

2001  ハリーポッターと賢者の石 harry potter and philosophers stone

 ハリポタの1。

 ずっと実際に流通してる映画、人気がある映画ってのを見るってのをやってますがとうとうハリポタまでやって来ました。


 これワタシは映画館に見に行きました。満員の映画館なんて久々の光景でしたね。ただ不思議とまったく覚えてない。一体なぜ・・?


 ワタシはかなりのハリポタファンで日本語で翻訳が出るのが待てないから多分5巻くらいからは英語で読んでました。というかそのために英語を勉強したって感じですかね。やっぱり好きなことがあれば英語は出来るようになるもんです。


 というわけでハリポタはワタシに英語をおしえてくれた本でもあります。


 映画版はもうダイジェストというかハイライトというか、原作知らないヒトにはほぼまったくイミフでしょうね、まぁ読んでないやつなんてほぼいないんでしょうけど。土台もとからあのページ数の小説を映画にしようってのがまずムリ。



 こういうCG満載の映画ってやつは演技がやっぱ大変でして、特に子供はブルーバックの前でこういう映像になるから演技してちょ、って言われてもとうていムリってもんです。スター・ウォーズ1のアナキンの大根役者ぶりはひどかったですものね。
 けど年端もいかないガキに、合成前のラッシュとかだけをみて自然な演技をしろってほうが無茶ってもんですよ。ハリーも頑張ってるとはいえ、結構なスティックリーディングぶり、表情も硬いでやんす。他の子はもっとガチガチ。


 ただハーマイオニーと、ネヴィルはすげー上手にできてますね、ハーマイオニー、エマ・ワトソンがすげー上手ってのは誰にでもわかると思うんですけど、ネヴィルの役は相当な演技力が必要です、これはこのキャスティングをしたヒトはよし!!って思ったでしょうね。弱気でドジっていう役どころですけど、子供でそんな役やりたがるやついないでしょうし。


 ただ今の技術でいうとちょっと合成荒いな~~、ってとこがちょこちょこあります、やっぱセットか合成かってすぐにバレますもの。フクロウも合成と実写が組み合わされてますけど、やっぱ実写の量感、みたいなのですぐにわかります。わからないようにロングのショットに切り替えてるんですが、どうも重さ、が感じられない。特に人物と接触があるCGはひどい、あのデビルルーツ、植物の根っこのやつみたいなのなんて80年台の特撮映画みたいな質感ですもの。

 でもチェスのシーンは特によく出来てると思いました。チェス好きがいたのかも。


 そしてともかく長い、二時間半ありますけど、やっぱ一気に見れるのはニンゲン90分までです、不思議と覚えてないのは、たぶんワタシは途中で集中力尽きてぼんやりしてたんでしょうね。ワタシも当時はまだまだガキンチョでしたので・・・。しかも特に集中力が無いタイプのガキだったんでね。