2016年5月14日土曜日

1999 star wars Ep 1 phantom menace

スターウォーズ新三部作の一作目ですー。

 確かワタシこれ劇場になんかの流れで見に行ったと思うのですが、ほとんどキヲクに残ってないのですね、最後の戦闘シーンだけ妙に覚えてましたが・・・。



 ものすごい莫大なカネとCGパワーをぶち込んだ作品です。もう、ほんと全部のシーンをスーパーハイクオリティで作ったれっていう感じの。普通そういう、うわー綺麗!っていうシーンはここぞっていう時に使うのですが、この映画はすべての背景を絶景にしてやろうっていう、ある意味では下品ですw CG特有の、CG臭さが全開になってる作品でもあります。リアルなセカイはほんとはこんな綺麗じゃない、あまりにもつるつるしてピカピカ、キラキラしすぎてんですね。あまりにも綺麗であまりにもスケール感がありすぎて、なんか実感というか肌触りみたいなのがまったくない。


 もう16年前くらいの作品ですけど、画の綺麗さは今とほとんど変わりませんね、4Kだとかなんとか言ってますけど別にそんなのほんのわずかな違いでして、一般人にはHDで十分すぎるほど綺麗に見えます。

 

 ある意味で完成してる作品で、15年後の今見ても、今の映画と何にも変わってません、ある意味こっから完全に映画ってのは停滞してんですよね、もう行き着くところまで来てますもの。モブシーンのCGまでやってますし、これ以上どうやって面白くしたらいいのかわかんないです。この先どうしたらいいのかわかんないっていうある意味絶望的な作品ですねw まぁふつーのヒトはそんなことを思わないで、すげーCG綺麗!面白い。っていう感じで終わりだと思うのですけど。

 映像、っていうのがもう終着点に来ちゃってんなっていう感じをいま見ても受けます。


 でも1999年当時のパソコンであのモブシーンのレンダリングとか、どんだけどえらい時間かけたんだろう!って感じですね。まだXPの時代にあんなモブシーン!しかも妙なクリーチャーとドロイドの対決というまったくどちらにも感情移入しずらい戦い・・・・。

 ものすごいよく出来た作品ですけど、ハリウッド映画=つまんないってイメージを何故か加速させた気がワタシはしてます・・
 
 ヒトを無感動にさせるくらい、綺麗にできてんだよなぁ・・・