2013年8月30日金曜日

randon review 脳は物理学をいかに創るのか 武田暁

 下?の2つのレヴューにもあるように、脳の研究?神経科学?心理学とかいうエセ科学の仲間だろ。ユングに毛が生えたようなオカルトブルジョアの集まりじゃねぇか。あの、茂木XXXとか、養老Xとか、メディア出演してる、やつら討ちちゃー!っていうのもわかるし、また好意的なレヴューのように、まだまだわかるわけないじゃん、ってかわかってたら、こんなにこの世界は落ち着いてないでしょう。もう完全に脳が再現されてたら、どえらいコトが起こってるって。っていうのもわかる。完全なブレインコントロールが出来るってことですからね。


 
 両方非常にわかる。

 ただアタリマエの話をしますが、Iたちはこの世界についてすべてを知ってるわけじゃない、つまりクォークや素粒子について完全に知ってるわけじゃない、それどころか、ちっともわかってない。だからそれのマクロ構造である、脳について完全にわかってるはずがない。1についてわかってないけど100については完全にわかってるってのはありえない。なにかが完全にわかってて、すごい情報が書かれている、ことを期待して本を読むヒトは、100%幻滅して、すべての科学の本は、結局は何もわかってないゴミ、と切り捨てることが出来る。相対論だって量子論だって、突き詰めれば完全には何もかも説明できないからゴミ理論であると、切り捨てることができる。だからといって、科学にすべてはわからないのだから、すべてがわかってない本でも良い本なんだ、としてしまえば、別になんでもいいってことになる。

 前者は数学の本を読むべし、完結した公理系がキミを待っておる。ただし実生活には何の役にも立たない。自分で数学系を作ってもいい、どこでも終わらせられるし完全、がキミを待っているだろう。(ゲーデルは読むな)
後者は文学を読むべし。なんか科学っぽいことがいろいろ書かれていて、ある程度面白いから。自分で世界を創造してみてはどうか、こういう物理法則が支配する世界にしてみよう・・・・こういうイキモノがいるはずだっていう風に。ただし他人を殺したり、ちっちゃな女の子をレイプするのはやめとけ、お兄さんと約束だ。

 
 もっとまともでカテゴリ論的切断論法を嫌う後期ウィトゲンシュタイン的考えの持ち主たち、あぁキミたちは地の塩である、が社会からalienateされてるからこんな本に手を出したのか。トモダチを作りなさい、まぁそれが一番困難だから1人ぼっちなんだろうけど。

 理論物理学者になって、世界のすべてを解き明かしてみようか、けどそれは無理なんじゃないかな、SS理論で統一理論が出来るかな?でもどうやって証明しようか?計測限界を超えているしね。だって素粒子もぶつからないものをどうやって検知したらいいんだ。それに挑んでもいいよ、けどちょっと肩の力を抜いて息抜きしようよ、まだニンゲンは宇宙のはじっこの小さな星に住んでるんだ、もっと宇宙のことを知ってからだって宇宙のすべてを解き明かすのは遅くないよ。ね?火星にでも旅行に行こうじゃんか。それとも、まだ未だに戦争やら殺し合いやってるニンゲンをちょっとどうにかしてみようと重い腰をあげてはみないかね?それからでも遅くないでしょう。まぁともかく落ち着いてくれよ、極論に走らないでさ。
 
 もっと他人と関わってみたらどうか、Iの意見はこうだよってぶつけるだけでもいい、誰も味方になってくれないに違いない、けど叫ぶのって結構大事だ。耳に残るから。

 それと、いいことを教えてあげると

 意思は間違いじゃないということ。IはXXしたい、という意思。それは間違いでもなく、嘘でもない。自分が決めればいい。笑いたい、泣きたい、旅にでたい、真心ならそれは嘘じゃない、誰にも否定できない、ただそれだけを持って歩けばいい。ひとりぼっちを恐れずに。