2013年8月12日月曜日

Op9 making 90 / 映画とファッション









 
 このシーンはテキスタイルにこだわってみました。アニメでヴェロアとヴェルベットをかき分けたのは初でしょう。特許くれw

 Iはもしもう一回生まれたらたぶん、服を作る人になりたいと思う、もう一度生まれ変わる時までどうにかキヲクを残しておけないものかな・・・

 ファッションなんて、無駄、しょうもな、いう人がいますけど、よし。と思う。

 たぶんその無駄、でしょうもないからこそ、ファッションは命よりも大事なんでしょう。

 まず服を見ますものねアニメでは。ストーリーなんてどれも同じなんだから。

 とくにこの作品ではユズキがファッショニスタで服を自作するっていう設定なので、かなり重要です・・。

 EVAって内容は暗いというか・・内省的だったけど、色彩的には、明るくてハッキリした色彩設計でしたよね。オネアミスは最低だったけど、随分EVAは上手くなってた。
 ジブリはアナログを踏襲してるので、彩度を抑えめにしてる。あのメガネかけた色彩のおばちゃんです。


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映画と服っていうミニ覚書。
 ヘップバーンの服はほとんどGIVANCYでした。ミニマルでエレガント。イタリア映画はだいたいが、アルマーニ、フェリーニもそうだった気がする・・・。セックス・ピストルズのドキュメンタリーはVIVIAN WESTWOODがやってた気がする。ブラック・アイド・ピーズのコスチュームはRYNSHUですね、昔のMASATOMOです。
 ただファッションで衝撃的だったのは、七人の侍でしたね。国宝級の鎧を着てるんですって、めちゃくちゃリアリティがあった、ボロボロの服ってこういうのを言うんだよな、っていう。あのリアリティは見ないなぁ・・・、キューブリックはあんまファッションはそこまで完成度高くなかった、もちろんタルコフスキーも・・・スピルバーグ以降の映画は完全にリアリティ追求じゃなくて、ファンタジー化してしまったので、見るべきものなし。
 
 よくSFだとみんな単純でミニマルな服を着てるっていう、誰が考えたのかしらん奇妙なお決まりがあるけど、それは無いと思う。エルフ=耳が長い、並に、それはちゃうよ。耳長ければよく聞こえるってわけじゃないし。
 たぶんもっと上質な合成繊維が出来るだろうから、もっとカラフルで色彩的にも複雑になるはずです、白一色だったり銀だったりを着ないです、たとえ宇宙服であっても。
 
 マンガも服はおざなりってのが多い、いやあまりにも多い。だいたいがあの乳が形くっきりにでるあの制服ありえねぇだろ、なんなんだあれは・・・・、どうやって着るんだよ。アニメーションは動かさないといけないので仕方ないにしろ、無地のカーディガンばっかで腹が立ちますね。それとセーラー服自体がもぉウンザリ。だいたいセンスが総じてモテないおっさん臭い、ヤニ臭い。


 それと現実世界で気づくのですけど、20代のオンナがダサイですね、なんか高校生みたいな服着てる、ダサ・・なにそれって気がする。といってババァみたいな服着ろってことじゃないです。でもなんか・・・もっとスタイリッシュにまとめられないものかね・・・・・・