初めてシューティングの自機に美少女?を採用した、「萌えシューティング」、の始祖と言われている作品。
作品のノリはまさに90年代のそれで、ぷよぷよとセーラームーン的なやつ、といえばわかりやすいのではないでしょうか。
女の子でもゲームを楽しめるよ!っていうコンセプトらしいのですが、当時のゲーム業界がいかに女の子っていう顧客層を捉えられていないのかがわかりますw
まずゲーム自体がむずすぎ、女の子にはクリア不可能。シューティング、っていうジャンルでは難易度はまぁまぁってとこなんですが、普通のゲーム全体でいくとかなり厳しい難易度。自機がでかくてとにかく避けづらい。そしてなんかやたら敵が怖い。
移植によって難易度が異なりますけど、ドラゴンがめっちゃ強い、ラスボスは弱い。
敵がなんか怖い、ってのはセーラームーンの影響かもですね、あれも敵キャラはなんか怖いのいました。でもどっちが先でしょう?
やっぱり一番のポイントは魔法少女が主人公ってところで、演出もカワイイコメディって感じになっておりやす、これに触発されて、次々と萌えシューティングが生まれ、今では東方とかに引き継がれているってことですね。
ただ困るのは、通常弾と魔法弾が同じボタンってとこですね、連射すると魔法弾が打てなくなる、魔法と通常のボタンを分けて欲しかった。
もちろん自動連射じゃないので手動でやるとめっちゃ手が疲れる。
おかっぱの魔法少女なんですけどエンディングにいくと別人のカワイイ女の子になるよ・・・
女の子向け、ということですが、もちろん食いついたのは大きいお友だちでして、なんと現在でも、このシリーズは続いています。プレミアになってるソフトも多い・・・。