2021年4月8日木曜日

1993 豪血寺一族

  Atlusが放った謎の格ゲー「豪血寺一族」 


英語版の題名はPower Instinct なんで!?まぁGoketuji Clan!ではまったく意味不明ですからね、豪血寺っていう名前が漢字で見るとすごく強そうな印象を与えるっていうのを海外勢にはまったく理解不能だろうし。


 名前からいくとギャグ格闘ゲームかな?と思いきや、ゲームバランスがさすがAtlus、わりと無難というか、しっかりしたゲームですやん。


 まず二弾ジャンプがあります、画面が上のほうにもう1画面分あるっていうのか、空中戦がある。これってVS Xmenとかではお馴染みですけど1993年では非常にめずらしかったのでは?あとダッシュ攻撃もあります。


 あっこれじゃん!って思う発明があって、相手が飛び技を出すとカウンターで飛び道具の下をくぐって接近しカウンターを入れるという「飛び道具カウンター」の必殺技があります。

 なんでいままでこれがなかったのか?って思うくらい、これって必要な技ですよね。なぜ他の格ゲーはこの飛び道具カウンター技が存在しないのか?って逆に不思議に思える。飛び道具が何故か優遇されすぎてきた。


 それもあって、この格ゲーは待ち、よりも攻めの格ゲーバランス。なぜか非常にコマンド入力の感度がよくってスイスイ技が出せます、なぜ他のゲームでは出なかったのか?と不思議なくらい。ワタシ割と昇龍拳コマンド苦手なのですが、このゲームは簡単に出る、なんで!?そこもAtlusの手堅いプログラミングなのか?


 Atlusとファルコムはほんと堅実。真面目か!って言いたくなりますね。


ただアトラスはこの頃は特にデザインがキッチュですよね。