餓狼伝説2のアッパーヴァージョンだからガロスペ。ガロ2スペシャル、としてくれればもっとわかりやすいのですが。
ガロ2に初代、2の敵キャラをプレイヤーキャラとして登場させて、ストーリーモードからストーリーがなくなり、純粋に対戦を楽しむ、物語など必要ない。というゴリゴリな感じのゲーム。
格ゲーというとスト2とガロスペという刷り込みがワタシの世代でもあります。対戦するならスト2かガロスペ。
ちょっとでも気持ち悪いやつは必ずガロスペを持っていました。ネオジオってクソ高いハードでソフトも目が飛び出るほど高かったのに、キモいやつはみんな持っていた。(当時ゲーマーはキモい代名詞でした)、たいていガロスペをやり込んでるやつはジョジョを読んでいましたね。他のガキどもがドラゴンボール、スーファミ!と浮かれているなか、ひたすらシコシコとガロスペをやってジョジョを読む、これが当時のヲタクのスタイルだったわけです。
ワタシはスーファミに浮かれていたほうのグループ。もっというならまだコロコロのスーパーマリオくんを読んでましたね。
なんと今でもこのガロスペを遊んでるガチ勢がまだまだいるみたい、それくらいスタンダードになったゲーム。餓狼シリーズでも最高傑作と言われています。
キャラが増えただけでなくガロ2からかなり細かな調整が入っていて、相当ゲームバランスは向上しました、まったく使えないデブとジジィがいますけども。ただ唯一の問題はライン移動によるガン逃げ。サッカーでいう鳥かごで延々とライン移動をして逃げれば追いつく方法がない。これは対戦だとタブーで、ガン逃げしたらもう出禁ですね。絶交です。
この絶交、ってコトバもなんか90年代っぽくないですか?めっちゃ言ってましたわ、もう絶交だ。って。
ただキムが異様に強いというのもガロスペの特徴。確かにみーーーんなキムを使ってましたわ。半月斬、まぢで聞き飽きた、耳にこびりつくくらい聞きましたね、駄菓子屋とかに近づくと必ず遠くから ハンゲツザン って声が聞こえてくる。あとレップーケェーーン!!ね。