2014年1月6日月曜日

1986 単独飛行 going solo ロアルド・ダール Roahld Dahl

  飛行機紹介。

RAFの練習機だったタイガー・モス、美しくて、簡単な乗り物。ただ遅い。コックピットが2つで教育にぴったし。ラピュタのタイガー・モスは明らかにこの飛行機から名前をもらっておる(見た目はさっぱし違うけど)



グラデュエーター機。Iも始めた聴いた、型落ちだったけれど戦争の最初期には使われていたそうでせう、見た目からして明らかにWW1の生き残りみたいな飛行機です。複葉機て!それでメッサーに勝とうというのはむつかしいすね。


 おなじみハリケーン。 IはRAFのマーク大好きです。WHOのシンボルとしても有名・・



少年に続く、単独飛行です。

 ほぼ全編WW2の初期の、ギリシャ、中東戦線のパイロットの経験談というひじょーーに貴重な話ですね。Iは二次大戦の中東戦線の話なんて初めてききました、勉強不足ですね・・・。実際にどういう戦闘経過だったのかなんてちっともしりませんものね。
 
 毎日爆弾が落ち、銃撃が繰り返され、人が死んでいく状況では、事実をありのままに受け入れるとうことしかできなくなる。

 深いのぉ・・・。

  なんだろう、でもワーキングクラスでパイロット学校に通うお金もない貧乏なガキが飛行機に乗るには戦争しかないんですよね。それも戦闘機なんていくら金があっても難しい。平和の時代の若者には悲劇的に死ぬ権利が無い、英雄になるチャンスもない。特に貧しい若者は、ほとんどは退屈で、悲惨な人生が待っているだけです。
 とにもかくにも飛行機乗りの話ってのは、全然作りものとはわけがちがうなぁ・・っていう気がしますね。なんなんでしょうね、すごーーい気分にさせてくれます、憧れと恐怖と悲しみみたいなんで。当然ながら昨今では戦闘機乗りの作家なんて一人もいなくなりました。