2014年1月29日水曜日
MAKING 138 /2013 西洋音楽史 岡田暁夫 放送大学
三枚目のハナのテクスチャーはPSのLIQUIFYを使いました、ナルホド。慣れればうまく行きそう。けどインターフェースがどうもみにくくて仕方ない、モアレ酔いする・・・
でもこのハウンドトゥースって柄がモアレを利用してるみたいな柄ですからね。
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キーボードが復活したこともあって精力的にDAWをやっています、しかし、プラグインで遊びすぎてすぐに疲れるという非生産スパイラルにやられております・・・w 最近のプラグインはすごいすなぁ・・・そして記譜で描くとスイングが出ないー!作曲法どうすんだー、といういつもの戦いが始まるのですね
そんなこともあってどんな音楽書こっかなーと思っていると、ラジオで西洋音楽史の講義がやってのたので聞いてみました。音楽が聞けるので、音楽史とラジオってのは相性が非常にグーテンモルゲン。楽しく聞けました。 テストあったら単位とれんのになw
まとめ
おおまかに
グレゴリオ聖歌(モノフォニー、声楽)→オルガヌム(ポリフォニー声楽、2旋律)→モテット(よりポリフォニックの声楽)
中世、ルネサンス音楽(対位法の極致 の声楽)→バロック (平均律、和声法、縦の和声の響き、フーガなどの対位法、器楽曲へのシフト)
→ウィーン古典(単旋律の和声法、単純化、市民化)→ロマン派 (半音階、と和声法の極限) →後期ロマン派 (音楽の解体、ノイズ、)
世紀末、ベルエポック
印象派(オリエンタル音階、ワールドミュージック化)
シェーンベルク →無調性(ダイアトニック解決の否定)
ストラヴィンスキー →リズムの解体 (リズム音楽への布石 ジャズ、ロック、エレクトロ・・)
ルッソロ 未来派 → ノイズ音楽
アメリカを起源とする大衆音楽 (戦後を席巻する、声楽への回帰、単純化、リズム重視、調性音楽への回帰)
戦間期
ストラ → 新古典派 (ロマン派を否定し古典派の文脈へアレンジを加える、一旦戻るというやり方。)
シェーンベルク→ 12音技法 さらなるアヴァンギャルド化 、ベルク、ウェーベルン 新ウィーン古典派
周辺音楽 南米、日本など・・
20s ジャズエイジ
アメリカ音楽のヘゲモニー
映画音楽
戦後 50s
ブーレーズなどセリー技法 シェーンベルク系の後継
ケージ 偶然性の音楽
LPなどの高音質化→カラヤンのベルリン・フィル(音の良さにこだわる、オーディオマニア)
クラシックの古典芸能化
60s
カウンターカルチャー 政治の時代
ロックなどの大衆音楽の爆発
前衛音楽の衰退
70s
内向化 癒し系音楽
ミニマル
オリジナリティ、というのが重視されるのはベートーヴェン以後。それ以前には創作とは、変奏であって、型やフォームが決まっている。
(つまり古典落語であって、同じ主題だからこそ少しのマイナーチェンジで個性が出る、逆にすべてが自由になると、個性というものを
判断しずらくなる・・)
BTVが初めてのフリーランスの作曲家である、以前はみなパトロン
バッハの音楽は死後にはすでに完全に忘れられて子のバッハのほうが有名だった。
19c は神が死んだ時代で神の変わりを芸術がすることになった。それが今日でも人々が芸術について語る、
芸術を求める、本当の理由である
ニーチェは元は作曲家志望でもあり、ワーグナーがその役割を果たすことを望んだ・・