2014年1月21日火曜日

Neil Young Heart Of Gold  和訳 対訳 解説  /inter FM everyday music

Neil Young


I want to live,
I want to give
I've been a miner
for a heart of gold.
 Iは生きたい、人に何かを与えるために、だからIはずっとまごころ(という金脈)を探す鉱夫なんだ
It's these expressions
I never give
That keep me searching
for a heart of gold
 こんな表現は今までしたことがなかった、そんな(発見が)Iにずっと、本質的なものを探させるんだ
And I'm getting old.
Keeps me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
 そしてIは年老いた
(何が)Iを真実へを探すことへと導いているんだろうか?
そしてIはどんどん年を食っている


I've been to Hollywood
I've been to Redwood
I crossed the ocean
for a heart of gold
 ハリウッドにも行ったし、レッドウッド(国立公園)にも行った、海をわたって本当のものを探したよ
I've been in my mind,
it's such a fine line
That keeps me searching
for a heart of gold
 そして自分の心の中もめぐって、詩を求めた、そしてずっと本当のものを探そうとする

And I'm getting old.
Keeps me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.

Keep me searching
for a heart of gold
You keep me searching
for a heart of gold
And I'm growing old.
I've been a miner
for a heart of gold.

 *repeat



 レッドウッド国立公園というのは、カリフォルニア州にある、馬鹿でかい木がたくさん生えているところです、まぁ屋久島にも行ったみたいなことですね。カリフォルニアというと砂漠と海岸というイメージですが、カリフォルニア州だけで、日本と同じ広さだということです。テキサス州だけでたぶん日本より広い。アメリカというのは州がひとつの国家なんだってことです。それほど巨大。
 野球のワールドシリーズで、なんでアメリカ国内だけでワールドシリーズなんだ!とキレていた人がいましたが、一個の州が日本ぐらいのでかさでそれが50個もあるんです、基本的にはワールドといってさしつかえありません、そしてたぶん、アメリカという国家だけで、地球の過半数の資源を使っているという話です・・・・野球もまた、地球の野球市場の半分以上はアメリカです。


 そういうわけで、アメリカ国内をぶらぶらするだけでも相当しんどい旅だってことです、アメリカの歌にはRIVERを歌った曲が多いのですが、日本みたいな島国にはその意味がわかりません、どこへ向かってもすぐ海があるというのは実はめずらしくて、どこまでいっても、川が流れている、っていう感じが大陸に住んでる人にしかわかりませんね。そういうどこまでーも歩いていくって感じがIにはNEILの歌にはするんですがどうですか?



 といってもNEILはカナダ人というね。

heart of gold は黄金の心臓ではもちろんないですよ。つまり黄金の左足、みたいなことで、本当に黄金でできてるわけはないけれど、価値あるもの、ということでGOLDなんですが、それにかけて、Iはその黄金を探す炭鉱夫だって言ってるのですね。歌詞はひじょーーにばくぜーーーんとしてるので適当に意訳しました。


YOUNGを悪くいうようなミュージシャンはほぼいません、NOELからTHOM YORKE、BOB DYLAN ,BEATLESまで、YOUNGが才能があるということを認めます。けど、あれですね、音楽ではなくて、メッセージ性というか、スタイルで勝負するタイプですから、英語がわからん人には、何がいいの?って感じがすごいしますね、BOB DYLANもそう。
 つまるとこ向こうの演歌や歌謡曲の大御所みたいなこってすね。北島三郎の曲に音楽的な構成とか、ハーモニーの緻密さ、斬新な音色なんて誰も求めてないのと同じで。



 歌詞ではポジティブな感じに訳しましたが、歌の感じからして

なんでIはそのまごころ?をさがすようなことをしてるんだ?

何がIにずっと探索の旅をさせているんだ?

なんでこんなことをしてるんだ?

 っていう疑問形のように聞こえます、ニュアンスは自由なんですが、Iはそっちのほうがいいとも思ふ・・・なんで年老いてまでずっとずっと、探し続けてるんだ?なんのために?


 っていう自己疑問の歌のほうが・・・・





 最近ラジオでINTER FMでやってる
every day music というのを聞いてます、DJはあのYMOのドラムの高橋幸宏さんです。YMOってドラムなんかいた?打ち込みじゃん、という気がするのは気のせいとして、しかしやっぱり、日本人で世界的に知られたドラマーなんてほぼ他にいないのではないですか?


 そして言っていることも正確だと思いますね~、ただ選曲はやっぱaround 70中心です。というかその時代に生きた人には、今の曲のその当時のアレの変化形だな、ってのがわかってしまうから、初めてそれをやったやつのほうを紹介したくなるのもまぁわかるのですが・・・・まぁどんなもんですかね?というよりドラマーで個人名が知られている人なんて世界でも10人いるかどうかですね・・・
あんまし音楽に詳しくない人だったりしたら リンゴ・・・、でヘタしたら終わりですね、ボーナム、キース、コープランド、ミッチ、チャド・スミス・・・個人的にはラシード・アリ。



 でも海外のランキングとかを見ると、ニール・パート、デイブ・グロール、ジンジャー・ベイカー、チャーリー・ワッツ?とかが入るようです・・・・・(バンドのアレでドラマー自体の実力順ではない気がするねー・・・。


 またまた個人的には、コープランドが頭ひとつ抜けてるって気がしますね、ボンズやキースやチャドみたいな勢いドラマーが、ロックではもてはやされるのでしょうけど、いろーんなジャンルの総合点では圧倒的だと思います。パーカッショニストとしてですね、ドラマーってことじゃないくて・・・・ドラマー、ってことではやっぱボンズかなぁ・・・


 それはともかくもっと前衛的で無茶な曲を流すラジオって無いものですかね。CANとかゲルプロ、現代音楽、湯浅譲二とか、バキバキかけてくれる番組・・・あるわけねーよねw 需要少なすぎだもんなー・・・