2014年1月27日月曜日

MAKING 137 / Au Open final / 勝負的表現と積み上げ的表現 /  BUMP の位置と RAY






 ちょっと書きスジを変えてまさにアニメーションっぽく、原画を書いてみました、動画をいれればアニメになるよw
  しかしこんな描き方では物語が一切進まぬw1人アニメーションやってる場合じゃないのに~!ほんとちゃんとこの作品を描ききれるのか心配になってきた・・・
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テニスはやっぱワウリンカが勝ちましたね。なんかこういう残ない試合になりそうな予感がしたのですね、だいたい名勝負ってのはセミファイナルかベスト4なんですよね。なんかナダルはどっか痛めてたようです、しかし怪我で欠場でファイナルが流れたら放送とかの損失がパネェので仕方あるまいって感じですか。

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NHKのドキュで井山棋聖が言ってましたが、囲碁への情熱を保ち続けるために練習や勉強は短時間に集中すると・・・、そういう、いわゆる一発勝負型の、集中力を本番でいかに出せるかっていうタイプのメディアはいいな~と思ったりしますね、絵を描くってのは何よりも手数が必要で、短時間集中しても手数が出せないからダメです。スポーツってのも結構そうで、一番強いヤツは一番練習してるやつではないものです、必要な練習をして、それを本番に必要なだけ出せるヤツ(カーメロがそれほど熱心に練習してるとは思えないものw)
 実は物語を描くのは積み上げじゃなくて、一発勝負なんですよね、書き直せばいいじゃんと思うけれどほんとはそうじゃない、結構その時その時の決断がいるのです。あとになって直すと全部ガラガラと崩れたりする。
 もちろんその一発勝負で負けたら終わりっていうプレッシャーが常にありますけれど・・・・消耗率ではやっぱ積み上げメディアだと思いますね~。表現のピークは10年、ん~~、でもその10年が一気に来るわけではないと思いますね、15才くらいのオトナとコドモの中間点、25くらいの社会と自分のアイデンティティの中間点、30代半ばの技術と体力が一番バランスのいい時期、50くらいの技術がついに完成した時期、そして死ぬ間際の最後の輝き、全部合わせて10年ってとこですかな。もちろん技術をちゃんと磨いていけばの話。死ぬ間際ってのは別に高齢でなくても34くらいで死ぬならそのときです。やっぱり終わりが見えてる時の集中力ってものがあるから・・・

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BUMPの弾き語り楽譜をもらいまして、ふ~んと読譜すると、初期はこのパワーコードと勢いのスタイルです。これって誰が発明したんだろう?やっぱピストルズなのかな?ピストルズの曲をテンポをあげてメロコア路線になって、90年台のバンドブームで、オフスプリングとかグリーン・デイが完成させたんですよぇ、たぶん?もう30年ほどPOPのバンドというとこのスタイルです。昔はもうちょっと静かだったしテンポも遅かったです、POPっていう音楽って。BUMPもALT ROCKというよりは断然POP ROCKですよね音的には。ALT ROCKってPIXIESとかMVBとか、SONIC YOUTHとかやっぱ斬新だけど、コアな音楽のことだとIは思うものなり・・・ALTってことは主流じゃないってことで、がっつり主流のメジャーな音楽ですからね。そいでJUPITARがバカ売れして、ワンピの曲とか作ってた時にIはうわーやばいな、ダイジョブかな?って思いつつ聞くのやめてました。だってもう時代はKID Aとかエレクトロの時代が来てましたからね~
 でもユグドラシル、あたりからちょっと・・・なんだろう?優しい感じの歌になっていったのですね、たぶんそしてORBITALが最高傑作って言われているようです・・・なんかすごいところに脱出したって感じですね。宇宙に行ったんだw

 たぶん、今、の日本の表現者ってのがゴロゴロといると思うんですけど、ORBITAL以降は日本の文化の先頭を走ってるのはBUMPになったんでしょうね。井上雄彦はもう坊主みたいになり、宮﨑駿は引退し、庵野秀明はトラウマに縛られたみたいに同じことを繰り返す・・・、今、日本の文化の先端は誰?と聞かれたらIはBUMPかなぁ、と答えますね。飴玉の歌とかを聞くと、わ~、もうこの地点まで達してるのか、とおもふ。
 でも先頭を走るってのはしんどいわけで何より道が無いですし、どこに行けばいいんだ?って感じですよね、COSMOはそういうわけで迷いがあるなー、って感じです。その後のシングルもいろいろ大変ですなって思います、3.11とかも、ほとんど1人で引き受けてるって感じがするもの、もちろん他の人たちだってごちゃごちゃやってますけど、けどBUMPがどうやって答え出すんだろ?っていうのをみんな期待してるし。
 そういうわけで宣伝みたいになってますが、7枚目のアルバム RAY が3.12発売だって話ですよ。もちろん3.11にかけて、その明日、ってことでこの日なんでしょうけど。っていうかもう三年前? ベタな話ですけど時計が止まってるなぁ・・・


 70年台頃に学生運動によって若者が完全に挫折したことにより、歌の歌詞というのは、欧米ではほとんど無意味なものになり、日本やPOP界隈でキミといっしょにいたい、とかセックスしたいとか、好きなのに~!みたいな内面的なものに変わりました、個人的といったらいいのか。社会のことよりも、おれたちは明日にも死ぬかもしれんぜってことに気付いたっていうか。

でも911頃からエミネムとかが登場して、本当のコト、をぶちまけるようになった、つまりなんで世界はこんなことになってしまったんだ?カネがすべてになってるんだ?なんてこったい!みたいな歌に代わってきた。それもまた311以降くらいから、どうせそんなことを歌ったって何も変わらない。ってことになって、アイドルソングとか、アニソン、相対みたいに、欧米化というか歌詞はほとんど無意味になってきました。現実逃避。


 何を歌ったらいいの?っていうのは今めちゃくちゃ難しいと思います、それは歌に限らず何を言えばいいのかしら?ってのはめちゃくちゃむずい、エロアニメみたいに無意味化してくか、今さえ楽しければいい。みたいなこととかは、やっぱりどっか空虚で虚しいものです。

 ジジィどもは、また日本はつましく貧しく生きることになる。それでいい。みたいな阿呆みたいなコト言ってますけどそれができたら苦労しねぇって、そんなことをしたらすぐ植民地にされてしまいますよ、あなたがたもう天国にでも住んでるつもり?それに貧しさを受け入れるってことは、老人達は重い病気になったら見捨てて、病気のガキも死ぬにまかせて次の子に期待、クソみたいな異常気象にエアコンもなし、それを受け入れろってことです、それができるんなら何一つ問題になんてならないですよ、そんなの無理だし、ますます科学技術と核に頼るしかないのはわかりきってる。それが何を犠牲にしたって。

 ともかく、いろいろ難しいです、ほんとに。でも沈黙は金、といいますけど金をふところにしまってたって仕方がない。沈黙は0ポイントです、ポイント獲りにいかないとね・・・とにかくやってみなきゃ・・・
 可能性は0でもやんなきゃいけないんでしょうね。