2021年5月3日月曜日

1996 THE KING OF FIGHTERS '96

  96は実は94、95がマイナーチェンジだったのと違い、これまでとまったく違うゲームとなりました。


 まず京と庵の因縁、っていうストーリーの主軸が出来て、お祭りゲームなのにしっかりストーリーが出来ました。


 さらに飛び道具がほぼ弱体化。庵がかなりえげつない強化。だいたいみんな庵使ってたという印象です。飛び道具が弱くなれば当然コマンド投げゲームとなり、クラークの独壇場。グラサンをかけたかんり地味めのキャラなのに、むかつくほど大活躍。クラークの投げを死ぬほど見た記憶有り。

 庵、クラーク、あとこれも投げ強化の恩恵を受けた大門、ばっかり見たって感じですね。チームだと庵チームなわけで、仕方なく?みんな庵の連れの女を使うことになり、こいつらもよく目にすることに。性能は、まぁまぁ微妙。それほどエロくもなく、可愛くもなく、とにかく微妙です。


 ですがこのように強キャラが各チームにバラけてますので、バランスが悪いがバランスが取れているのもKOFの特徴。


あとやたらみんな庵ばっかり使うので、それを見た(腐)女子が、ふ~ん・・・えぇやん。っていう変な空気を出し始めたのも96あたりだと思います。


 色々変わりすぎ!おれの持ちキャラが!っていう批判は多かったみたいですけど、KOFらしさってのが出てきた、シリーズの本当の出発点みたいなゲームだと思われます。