ユキ先生はやっぱまだまだデザインがコロコロ変わってますねw あれなんです、なんか顔がコロコロ変わるヒトなんでしょう、髪型も結び方を色々変えるので全然印象も違うわけです。そういうヒトっているよね、印象がなんか定まらないヒト、Iが下手っぴなわけじゃ・・・・・・
Op9の第二話?のラッシュが完成♪ 作画はまぁこのくらいで手を打とう...
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さて今回はSTONE ROSES特集ですが、90年代という意味のない10年区切りで考えると、やっぱ90年台を呼び込んだのはPIXIESとROSESでしたね、PIXYはアメリカの。ROSESはアイランドのパイオニアだったけれど、伝説、のバンドとしてはNIRVANAよりも何よりもROSESが上でしょう、伝説、というか、一発屋というかはあなた次第w
ROSESじゃあるまいし! ってのは音楽スラングで、ファーストアルバムで出来が良すぎて次回作を作れなくなってしまうっていう状態、あるいはもっと完成度を追求しすぎて何も完成出来ないことをROSESじゃないからさ、ボクラは、ともかく何か作品を作らないとね。って感じで使います。
ROSESはそのとおりファーストでありえないくらいの完成度を作りだし、セカンドが出るには出たけど、5年もかかるという遅すぎで、完全な失敗というかなんというか・・・いきなりイントロが8分もある曲をねじ込んでくるクレイジーぶりで、結果バンドも解散したわけで、実質たったの一枚、で音楽業界をすべて変えてしまった、本当に伝説のバンドです。このセカンドアルバムはギターがゴリ押ししてきて全体の構成をぶち壊すという、ギター前出スギ!っていうのでも有名。しかし今は見直されてきてはいるようです。
けどファーストが1989年に放ったインパクトはアイランドを文字通りゆるがしましたね、これってサイケリバイバルじゃない?っていうのを老人は気づきましたが、戦争(団塊)第二世代の反逆の音楽がついに生まれた、若者の時代だ、もう一度!っていう意気込み、その自信w がすごかった。
マンチェスターのボス猿イアン・ブラウンの態度の悪さ、凶悪さ、カリスマ性、ジョンスクワイヤーの
ZEP並のテクニシャンぶり、そしてリズム隊のダンスビート、斬新この上ない。60年台のロックを80年台のダンス音楽全盛と核融合させたような音楽。ROSESがいなかったらBLURもOASISもRADIOHEADも生まれたかったでしょう、音楽的には直系のGORILLAZもね。今ではロックとダンス、ってのはもはや切っても切り離せないものだけど、それまではそうではなかった。ボウイのダンスアルバムは大衆迎合的でカスってのが玄人の見解だったし、ロックはとっくに死滅してた。もっと黒い音楽、ファンク、MJの音楽がナウかったというわけ。
そういうわけでも、ギターバンドっていうのですか、そういうものがROSESがいなかったら、もはや完全に時代遅れになってたんじゃないかと思います。
いわゆるマッドチェスタームーブメントの代表として語られるわけですけど、マッドチェスターなんてほとんどあってないようなものでROSESだけが図抜けてた。
そして若者=傲岸不遜で自信過剰=メディアなんてクソだぜっていうスタイルも確立させました。俺達は媚びないぞ、メディアなんてカス野郎には、ボウイみたいに金儲けに走らないし、MJみたいに社会貢献なんてしない、だって俺たちの時代なんだから。
今まで=クソだ。っていう若者らしい、スタイル、これが90年代のスタイルだった。オトナ=終わってる!っていう決めつけ、断罪。
でもそういうのが若者で、その何も知らないのに勢いだけで全部ぶっ壊していけるのが若者で、ともかくオトナを忌み嫌うのが若者で、妙に済まして老人みたいに公務員になりたいとかほざいてるのは若者じゃないもの、それは老人だから。若者はちゃんと若者のロールを演じるべきなんですよね。若者が老人を演じてどうする。
間違っててもいいから、自分で何かやろうとしろよ、ペコペコ社会に取り入ろうとするな。クソアイドルみたいに。っていうメッセージは今も尚、というかより今、言うべきコトバなんじゃないですかね。今なんか朝の連ドラでもアイドルを取り上げてるらしいですね、違うだろって。何がアイドルとしてみんなに笑顔をだって。ふざけんなバカ。あんなゾンビ共に媚び売ってどうする
社会なんて関係無いね、新しい時代を作るんだ、今までなんかじゃない、Iは誰にも媚びたりしない。新しいものを作るんだ、変えてやるんだってことでしょ? 若者なんだったら、誰かに好かれようとすんなよ、ついてきたい奴はついてこい、正しいのはIだ!って言い切るべきです。
和訳は she bangs the drumsを取り上げますが、まぁそんなに歌詞を読み込むようなものではないでしょう、これはダンス音楽なんだから、スワームして踊って、あぁ時代だなって思うものです。当時も誰も歌詞なんて聴いてなかったと思う・・・でも歌詞も実はかなり良い・・・
I can feel the earth begin to move
大地が動くのを感じられる
I hear my needle hit the groove
Iの先端がグルーヴを叩くのが聞こえる
And spiral through another day
日常を切り裂いて
I hear my song begin to say
Iの歌が言うのが聞こえるんだ
Kiss me where the sun don't shine
太陽が輝かないところへキスをしてくれ
The past was yours
過去はてめぇらにくれてやる
But the future's mine
けれどミライはすべてIのものだ
You're all out of time
お前らは完全に時代遅れだ
I don't feel too steady on my feet
足がガクガクして立ってられない
I feel hollow I feel weak
虚無感に苛まれて弱ってる
Passion fruit and holy bread
熱情の果実と聖餐のパン
Fill my guts and ease my head
Iの内臓を満たして脳を解放してくれ
Through the early morning sun
朝日の閃光をくぐりぬけ
I can see her here she comes
Cが見える、Cがやってくるのが見える・・・
She bangs the drums
Cはビートを叩きだす
Have you seen her have you heard
Cを見たか?Cを聴いたか?
The way she plays there are no words
To describe the way I feel
Iがどんな気分なのか記述するすべはない。Cのプレイは・・・
How could it ever come to pass
She'll be the first she'll be the last
こんなことがあっていいんだろうか
Cが最初だし、Cが最後だろう
To describe the way I feel
The way I feel
この感覚はコトバにならない、この感覚は・・・
Have you seen her have you heard
The way she plays there are no words
To describe the way I feel
How could it ever come to pass
She'll be the first she'll be the last
To describe the way I feel
The way I feel
Have you seen her have you heard
The way she plays there are no words
To describe the way I feel
How could it ever come to pass
She'll be the first she'll be the last
To describe the way I feel
The way I feel
ファーストアルバムなんですよ、これ?
ありえない完成度と、今まで、の音楽はすべてクソ、って切り捨てるその自信の理由がわかる。それでこれを聴いて、そうだよ、バンドじゃん、これじゃん!って思ったティーンがどれだけいたことか。そういうすごい前向きでエネルギーが詰まってるんですねこのアルバムは・・・このアルバムをベストに上げるアーティストもめちゃくちゃ多いです。
ちなみにROSESを追ったドキュメンタリー今年公開されるようです、たぶん日本の公開は無いのでDVDで。
そうROSESは服装、も甚大な影響を与えていて、ハッキリいって今の若者がフツーに着てる、フツーのスタイル、あれがROSESのスタイルです、スポーツメーカーのジャージ、ややだぼっとしたTシャツ、あるいは好きなスポーツチームのシャツ、POPな色彩とスニーカー、ジーンズ、またはカーゴパンツ、今ではそんなやつしかいないのでわからないけど、あのスタイルは完全にROSESのスタイルです、KING MONKEYがなんかのプロモでブライトなほぼ無地の黄色のシャツ一枚でフツーにテレビに出てたのを思い出します、フツーだ!っていう衝撃、カートよりも前に、テレビでフツーのかっこ、若者のスタイルを確立させた。
今ではそれがフツーでそれがスタンダードなのでわかんないですけど、その前の時代はもっと野暮ったくてダサかったです、色彩がくすんでた。あるいは飛びすぎてた。