2013年7月22日月曜日
Op9 making 91 / 香港独立戦争 短篇
ちょっと普通に描いたら一日どれくらい描けるのかな?と時間をはかってやってみました。一日10枚ですね、他の仕事が何にもなければ。なるなる・・・けっこう悪くないか・・・
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ちょっと短篇を描いてみるかな、試したいスタイルもあるしと思ってプロットを練ったのですが、まぁとりあえずプロットをどうぞ。
舞台は香港から
青年(偉 ウェイ)がパソコンをちゃがちゃいじくる・・・
W「 really? U fucking joking...i gotta poo」
トイレへ
(赤文字中国語)
あっつーー・・トイレはクーラー効かへんものな・・・
バチっと電気が切れる・・
「電球が・・」
カチカチとスイッチを切り替える、
うんともすんともいわない
逆光・・
(トイレの窓から外を見ると電気が切れてる・・)
マジか・・停電?・・・データ!!!」
トイレからでようとすると爆風でドカーン・・・
あっけにとられて瓦礫から立ち上がる・・
街からは煙があがっている・・・
「始まった!」
テレビをつけようとする
そうだった、電気が・・
「ラジオ!」
あっラジオなんてない・・・
何を持っていけば・・・
ヘルメット
そして隠してあった拳銃を金庫から出す
それを見つめる
ともかく街へ駆け出す・・・
「始まった・・・」
地下鉄へ
すでにヒトでごった返している。
パニック状態
戦車が・・
ミサイルで・・・
包囲されている・・・
発電所とメディアが狙われた
切れ切れの情報
ラジオをいぢってるおっさん
おっさん!ラジオは?
ダメだ、死んでる!
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戦車に乗る共産軍兵士 タオ(涛)
タオはキョロキョロと回りを伺う・・
上官「よそ見するな!!」
一兵卒が立ち上がる
兵卒「キサマ!同じ国民を実験台にする気か!」
上官はひるまずに兵卒を撃つ
上官「・・裏切りは死刑だ」
用意されている、劣化ウラン弾・・・
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香港独立軍が地下鉄で指示を出している。
独立軍「民間人を殺すようなことはするまい、戦う意志の無いものは地下鉄を歩いて脱出せよ」
Wは人混みをおしのけて前へ出る
W「戦う者は!」
独立軍うなづき
「ワレワレと共に戦う人はここへ残れ! 腕章を渡す」
Wは腕章を受け取る、黒い腕章(六四天安門)
老人「街は・・街はどうなるんじゃあ、Iたちの財産は!」
独「守りたかったら自分で守れ」
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独立軍HQ
地下の基地、指導者層が各国の動向を見ている
ビデオ EU「国連で早急に制裁を決議すべきである・・・」
アメリカ「非人道的な行いは許せない、国際的な避難を・・・」
日本「平和的に解決すべき・・」
指揮官「つまり何もしないということだろう、クズどもめ、どちらがカネになるか見極めたいだけだ」
伝令「台湾は沈黙を守ったままです」
指揮「ソ連は?」
伝令「ロシアは国境に極東軍を集中させています、少数民族パルチザンは各地で呼応して局地戦が始まっています」
指揮官「・・・、北と韓国は?」
伝令2「北も沈黙、韓国はアメリカのいいなりでしょうね。インドは武器を輸送してくれています」
指揮官「インドだけは信用出来るかもしれないね・・・一番大陸を嫌っているのもヤツラだから。けど結局信用出来るのは自分たちだけだ、」
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無人機が上空を飛びながら爆撃をしている・・・
対空砲を撃とうとする・・・
「打つな!あれはドローンだ」
「しかし!」
「無駄撃ちするなと言っている!爆弾を落としたらただのラジコンだ、積んでいるのを落とせ」
「・・はい」
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偉は装備をもらっている、
軍「なんだこの拳銃は・・古すぎるな・・」
W「父さんの形見です」
軍「・・そっか」
脱出する人波の中にトモダチを見つける
「おい!こっちだ!こっちで腕章をもらえば武器ももらえるぞ・・・おい!」
無視していこうとするトモダチ
「おい!どうした!唖にでもなっちまったのか!」
「あまりにも多勢に無勢だ」
「しかし!各地でパルチザンが動いてる、まさか欧米だってまさか見殺しにはしまい? 大陸軍だって、離反が出るはずだろ?
最初は劣勢でも今に状況は変わる」
「じゃあ状況が変わってから戦うことにするよ」
「・・・ホンキで言ってるのか?」
「無駄死にしたって仕方ない、勝てる時まで待つのも戦略だ」
王「・・・違うね、オマエみたいなヤツラは死ぬまで一度も戦わない」
「なにを・・」
ドス、王はトモダチを刺す
王「ほらね。戦わないで死んだ。
おいガキ遊んでるんじゃないんだぜ、逃げるやつは逃げるにまかせておけよ、どうせ逃げられっこない
降伏していった連中は撃たれたぜ、船で脱出だって? タダの練習用の的だね、新しい航空母艦のさ
新しいおもちゃを試したくってウズウズしてるんだ」
W「・・・なんでそんなこと知ってるんですか?」
王はカメラを出す
王「ネットに上げる、これがヤツラのやり口だ。白旗あげてる連中にマシンガン、味方を集めなければ。
目を覚まさせてやらないと、世界中の平和ボケしたゾンビたちの」
W「電気は死んでる、通信も」
王「HQには予備発電と衛星通信がある、行くか?」
W「はい・・・Iを疑わないんですか?スパイが紛れているかも」
王「目でわかるだろ、目が死んでるヤツはうまいこといって捕虜にしてる。それにスパイは親父の形見の旧式拳銃なんて持ってこない
そういうのを持ってるのはな・・」
W「持ってるのは?」
王「バカだ、糞の役にもたたん。 相手はロボット戦車と無人戦闘機なんだぜ 機関銃に拳法で戦うみたいなものだ」
Wはほおをふくらす
W「お守りみたいなものです」
王「尚バカだね、神に祈って勝てるならチベットは最強のはずだ、なのに灯油で自殺するのがオチだ」
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日本
ニュース「独立宣言をした香港に対して中華人民共和国は包囲作戦を開始・・・」
街頭でテレビを放映してる、それを写メしてるクズども
駿(・・・なんだこのクズたちは?写真にとってどうすんだよ)
迎えのバンに乗り込む駿
ユキ「何?」
駿「なんでも」
ユキ「何か怒ってるじゃん」
駿「あの写メとってるカスどもを先に殺したいと思っただけ、はいはい大人げない意見でした、状況は?」
ユキ「・・・インドから中国に入れるしかないって、海は封鎖されてるし、当然飛行機も、つまりシルクロードだね。粋ですな」
駿「間に合うのかよ」
ユキ「独立軍の頑張りしだい・・まさか国内で、核攻撃をしないでしょう、通常兵器戦だ、時間くらい稼げるでしょう」
駿「そこまで賢いと信じたいね」
ユキ「アメリカだってイラクが戦場だから劣化ウラン弾を使っただけだ
内戦だったら使わないよ・・・・そう信じたいね」
駿達も地下のシェルターへ、彼は無線機のパイロット・・・
コックピットでシュミレート
ユキ「地形データは衛星写真で更新済み」
駿「相当やられてるねぇ・・・」
ユキ「ターゲットは、大陸側の少将達がいる本営、航空母艦だそうですよ」
駿「簡単に言う・・・無人機1つで母艦が落とせたら、みんなそうするよ」
シルクロードから運び込まれる駿たちの無線機
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闇に包まれる香港
空爆はまだ続いている
高台に立つ王と偉
王「夜が来るぞ・・・地上戦だ」
偉「空爆でダメージをもっと与えるのじゃないですか?」
王「いくらやっても無駄だね、地下鉄は深い、それに通常兵器しか使わないはずだ、なんたってこれは内戦なんだから
それに大陸軍にはディープスロートは無い、それは調査済みだ」
偉「えっ・・、フェラチオ?」
王「地中貫通ミサイルだよ、そのフェラチオだ、喉元奥まで突っ込んでから爆発する、精子じゃなくて圧殺弾。空気を一瞬で燃焼させて、真空状態を作って地下室の奴はみんな
内臓破裂であの世いきというわけだ」
偉「・・・」
王「上手く行けばね、だいたい科学者の威力説明は眉唾だ。不発弾がどれだけ多いか
けど明日の朝日が拝めるのは、半分もいないだろうな・・」
偉「だから見に来たんですか?最後に太陽を」
王「んふふ、とんだ詩人がお仲間になってくれたもので」
偉「相手だって怖いはずだ、それに同士討ちをしたくない、必ず離反は起こります、共産主義なんてタワゴトを信じてるヤツなんてほとんどいない」
王「そのとおり、さてどう出るか・・・・
明日の朝 ワレワレはどこにいるだろうか」
偉「・・・」
王「知らねぇのかよ、ボードレールだぜ?」
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で一応終わりなんですけど。ヤメました。なんか違う。というか、短篇でこういう戦争ものを描くのはよくないと思いました、なんか・・・なんていうんだろう、ただの戦争好きのバカが描いたようなものにしかならない。ただの戦争マニアの娯楽みたいにしかなんない。こういうものは描くべきじゃないんでしょうね。
よって短篇は、ダークサイド、まぁいわゆる、エロへ走ることにしますw 息抜きにはそっちのほうがいいや・・深刻なテーマの短篇は良くないですね。伝わんない。バタイユに習ってもっと・・・・カラダ方面をやろう、あれって頭は使わないから。 カラダ、とココロってのはほとんど他人なんだな、ってのを最近良く感じます、けどどっちも自分だから、無視して見ないふりをするのは卑怯です・・・
よく子供用だって、その片方だけ、ありもしないタワゴトを見せるヤツがいますけど、それで一体どういう人間になる?現実に幻滅して自殺するだけだと思う・・・
そしてまぁ小遣い稼ぎにもなるしね。そういうのは堕落だ!って断罪するのですけど、けどそれも最近変わって来ましたね、堕落もしてないような作家は、うんこをしないバージンのアイドルと同じ事で、馬鹿げてるよ、清廉潔白で純粋なゲージュツカを求めるなんて、そのアイドルヲタクと同じなんだなって、作家も堕落するべきだし、堕落しなきゃ、結局自分のみたいものしか見ない、クソババァと何も変わらないんだなと・・・