AVRIL LAVIGNE
異論はあると思いますけど、えぇ、大いにあると思いますけど00年代を代表するアーティストはAVRILとEMINEMですね。COLD PLAY でもSTROKESでもない、ビョーク、レディへ、ゴリラズ、なども売れましたし、完成度は高いのですけど明らかにあれは20世紀の遺産でして、新世紀として何か新しいものってのは違う。時代の音楽ではないですよね。COLD PLAYもSTROKESもやっぱり20世紀の遺産でしょうCPはレディへの影響がモロだし、プロデューサーはENOです。ストロークスだってこれは、60年代のインディー・ロックへの回帰だった。原点に立ち返れということ。
たぶん、そんなドポップの大衆音楽を評価するなんてイカれてるよ。アイドルじゃんかってひとがいると思う、音楽雑誌の大半がそう、まさかベストアルバムにAVRILなんて選びっこない。それは職場放棄みたいなものです、だっていちいち雑誌で特集しなくても、あらゆるメディアで露出してるしセールスだって、彼らが勧める ”良質の音楽”とやらよりも圧倒的ですから。
00年代は終わって、やっとその輪郭が見えるのですけど、00は90年台の狂熱と刹那主義の時代とくらべて、幻滅と無気力、無感動の時代でしたね。21世紀の幕開けはやっぱり911だったのですけど、21世紀は戦争のない世紀にしよう、といった一年目、から爆発。21世紀もまた戦争の世紀だと実感。
まぁ教育ということを考えてみましょうよ、世界最高の頭脳、最高学府を卒業したような連中、あらゆる学問を収めた連中、世界のために何かをするはずのエリート。彼らが何をしたでしょうか? 彼らがしたことといえば、金融業界で無茶苦茶な商品、オプション、モーゲージ・ローン、など、メチャクチャな商品をバラマキ、ボーナスを何百億ももらって、高飛び。政治家、官僚、あらゆる金持ちシンジケートに賄賂をたんまり流して、あとはさようなら。結果的には、20年は引きずるであろう、金融危機、信用の崩壊、現在あらゆるところで発生してる失業の群れ、小さな国家の財政崩壊、全部彼らのトリガーです。しかしただの一人も!!それこそほんとにただの一人も!刑事責任を追求されもしなければ、裁判にもならない。全員グルで抱き込まれてるのです。そんなマンガみたいな、サイテーの腐敗、汚職、堕落、が現実に起こってるということ・・・
信用(クレジット)の崩壊。これはオカネが払えるかっという信用よりも、むしろ信頼です、ニンゲン一般に対する、信頼が0になった。
さぁじゃあコドモの気持ちになって、親や社会が頑張って勉強して、金持ちになれとしか言わない。あのウォール街の錬金術師たちのように、しこたま金を儲けたら、素晴らしい人。ニーチェ以来、人類は強欲を肯定している、ってわけです。
あれが!? あれが目指すべき姿!? あれが教育の成果?あれが? あれが最高の学問の成果?あれが正しい、目指すべきヒーロー?あれが社会が欲している優秀なニンゲン? あれが親孝行で家族愛に満ちた出来るヒト?国家の礎?地の塩?タックスヘイブンにカネを流して税金も払わないのに?
マジで言ってるのか?って話です。マジでそう思ってるのかって?本当に、911はアメリカはまったく悪くないのかって?本当にそう思ってるの?
ともかくいわゆる権威だの、政府だの、学者だの、事情通、わかっているヒト、インテリ、このたぐい。が一番最低のカスだ、ってことがわかったと思うのです、00年代のコドモは。
サイテーのカスの集まり、それが世間が愛する素晴らしいニンゲン。
”良質な音楽” ハハン!! しょーもない。って話です、信用しないよ、雑誌の編集者なんて、レコード会社の宣伝部の言いなりだろ、カスめ。
音楽で環境維持を推進!?いいかっこすんなバカ、金持ちだからそんなタワゴト抜かせるんだろ。ふざけんな。まずてめぇが金を出せ。ってことです。身銭を切れ、そして死ね。
だから一番嘘が無いものは?それでも一番率直なものは? それは一番単純なものです、AVRILのようなアーティストは高卒だしインテリでもなんでもない、少なくともいぃかっこしいでも、嘘つきでもない。
彼氏がムカつくとか、すぐ浮気するとか、ドラッグをやってて、イヤだ。なんていう歌は、高尚なテーマでもなんでもない、けど少なくとも嘘じゃない、まっすぐで率直です。あるいはEMINEMのように社会はクソ、おれはカネが欲しい、カネが無きゃニンゲン扱いされないから、っていうような、正直さ。カネが欲しいって開き直り、そっちのほうが断然信用できる。タワゴトキレイ事、こども好き、老人の味方アピール、全部保身、選挙で受かりたいだけ。そんなの・・・・
だってもぉ1から100まで全部嘘ばっかりなんだもの、メディアは全部。嘘しか言わない。イカれてますよ。この、偉そうな奴のいうことは、ゼッタイニ信用しない、っていう信念は、教科書が塗りつぶされた40年代後半、50年台よりも確固たるものです、ゼッッッッッッッタイに信用しない。権威や、地位を持ったヤツのいうことは、何一つゼッタイニ!
唯一共感するのは、若くて純潔まま死んだ40年台前半の青年達だけ。
ともかく、高尚なもの、真剣なもの、真面目なもの、が一番、うそ臭くて、何よりもまったくの無力、恐ろしく無力な時代なんでしょうね。現在は、それって、平和の末期ってことです、完全に人心が堕落しきって腐り果てている。悪徳が褒め称えられて、称賛されてる、ヘロドトスの時代からまったく同じ、長い平和でニンゲンが腐り果ててくると、ようやく、新たな、戦争の時代。そこで凶悪な独裁やら僭主、が権力を取るのですけど、それに対抗する形でようやく、本当に正しいもの、本当に高潔な人々、新しいニンゲンが生まれてくるはずです。
しかし世間には、マジで、強欲なコトの何が悪い?自分のコトだけ考えて何が悪い?っていうヒトがいます。本当に、いわゆる名門の大学出たようなニンゲンでもいる、教育が崩壊してるんです。
だってそれって明らかじゃないですか?
国家ってものを何だと思ってるのでしょうか?国家ってものは、よしみんなで強力して、分担して生活をしやすいようにしていこうよ、っていうニンゲンの集まりです。
さぁそこに、おれはおれだけがお金持ちで権力者でありたい、っていうニンゲンが現れます。さてどうなるでしょう?
エゴイストは殺されます、だって国家ってそういうエゴイストが現れた時にみんなで束になって虐殺するためにあるんだもの。それが国家の仕事です、そういうカスをリンチにするってのが。強欲を肯定するってことは国家の全否定だから、国家すべてと戦うことになる、けど地球には!もうすでに国家に属してない土地なんて一ミクロンも存在してない。一人残らず国家というのは、そういうエゴイスト、国家に所属しないニンゲンを全滅させた。
強欲なる者よ、どうやって国家と戦うつもりだ?ってコト。
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さてまえがきが妙に長くなったので、CONTAGIOUSの和訳、この曲のイントロがすっごい好きです・・・つっても小学生英語ですから、特に和訳するほどのものでもないですけどね。ちなみにAVRILはカナダ人なので、おそらくフランス語も少しは出来るんでしょうね。Canadaはバイリンガルが多いですから。そしてだいたいバイリンガルはキレイな文体を選ぶものです。スラングとかが少ない。けどFUCKが多いので、いつもEXPLICIT(生)とEDIT(検閲済み)の2パターンあるわけですけど、どうせ消されるなら言わなきゃいいのにw
Uh oh Uh oh
When you're around I don't know what to do
Uが現れるとどうすればいいかわかんない
I do not think that I can wait
I do not think that I can wait
Iは待ち続けられるとは到底思えないし
To go over and to talk to you
To go over and to talk to you
Uに近寄っていって何か話かけようかな
I do not know what I should say
けど一体全体何を話したらいいんだろ・・・
I do not know what I should say
けど一体全体何を話したらいいんだろ・・・
And I walk out in silence
Iは黙ってそこを抜け出す
That's when I start to realize
That's when I start to realize
その時になってやっとわかり始める
What you bring to my life
What you bring to my life
UがIの人生に何をもたらすかってことが
Damn this guy make me cry
Damn this guy make me cry
あのクソヤロー、なんでIは泣いてんだろ・・・
It's so contagious
麻薬なんだ
I cannot get it out of my mind
I cannot get it out of my mind
Uを考えないでいられない
It's so outrageous
It's so outrageous
メチャクチャ腹が立つよ
You make me feel so high all the time
UはいつもIを最高の気分にさせてくれるから
They all say you're not good for me
You make me feel so high all the time
UはいつもIを最高の気分にさせてくれるから
They all say you're not good for me
トモダチは言うんだUはIとは合わないってね
But I'm too close to turn around
But I'm too close to turn around
でももう近づきすぎたから引き返せないよ
I'll show them they don't know anything
あいつらに見せてやるよ、なんにもわかっちゃいないのはキミラだってね
I think I've got you figured out
I think I've got you figured out
Uにもわかってもらえたと思うんだけど・・・
So I walk out in silence
That's when I start to realize
What you bring me to my life
Damn this guy can make me smile
So I walk out in silence
That's when I start to realize
What you bring me to my life
Damn this guy can make me smile
クソッタレめ、UはなんでIをいつも笑わしてくれんだよ
It's so contagious
I cannot get it out of my mind
It's so contagious
You make feel so high
I will give you everything
It's so contagious
I cannot get it out of my mind
It's so contagious
You make feel so high
I will give you everything
Uのためならなんでもあげるよ
I will treat you right
I will treat you right
Uとちゃんと付き合うから
If you just give me a chance
If you just give me a chance
もしチャンスをくれたら
I can prove I'm right
Iが正しいって証明できるのに
I can prove I'm right
Iが正しいって証明できるのに
It's so contagious
I cannot get it out of my mind
It's so contagious
You make me feel so high...
前にちょっとライブの映像を見たことがあったのですけど、ファンにはアラサーのおばちゃんから、ローティーン、12くらいのガキんちょまで来てるのですね、ローティーンのファンがあんなにいるライブってのはなんか珍しいですね、異様です。実は同性の支持が圧倒的なんですね、おっさんやヲタクが見に来てるわけじゃない、そこがいわゆるアイドルとの違いってことです。
こぼれ話ですが、サマーソニックのライブで実物をIは見ております。その時
please say i'm mother fucking princess!!
SAY IT !!(って言ってマイクを観客に向けるわけ、ですが!ほとんど英語がわかるやつはいなかったので)
I'M MOTHER FUCKING PRINCESS!!
って大声で答えたのは(Iも含めて)ほんの数人だったので、えらい恥ずかしい目にあいました、AVRILよりもIが、周りに、何を言ってるんだこいつ?って感じで。
Oh i should have learned Japanese a little haha (embarrassing)...
ってCは言ってましたが。
映像残ってたらゼッタイIの声が残ってると思う、ほんとあんなに観客いて英語わかるのは1%もいないで、しかも洋楽好きであんなに集まってくる日本人っていう意味がわかんなかったでしょうね。え~~、歌詞全然わかってないんじゃんこの人達!って思ったと思う・・・事前にたぶん、日本人は少しは英語がわかるって入れ知恵されてたと思うのですけどね。