2011年12月30日金曜日

永続革命論 1930 トロツキー

これは非常に読みにくい本である、そして興味あるヒトにしか楽しくない。

要約で充分、つまりロシア社会主義はスターリンらの一国社会主義という
無茶苦茶な理論で崩壊を選んだ。
・マルクスの考えた事を実際に実現していく
方法論でトロツキーとレーニンは対立したり誤解があったりした
、がスターリンらの一国社会主義は共産主義ですらなく
ただの官僚主義である。

そして現在ソ連の崩壊が社会主義
ひいては共産主義も一緒くたに失敗したと断罪されていた段階から
リーマンショックによる新自由主義の失敗(の露見)、70年代から
ちっとも何も進展しない環境問題、帝国主義の再燃焼
アメリカ、ヨーロッパ、日本の破産。

最も重要な点、なんで永続革命は誤解されるかということ、それは大衆が善良で無知、ここまで なら想定内だったのですが、無能であるという事。これをプラトン以来インテリは無視してきましたが、大衆にはある程度以上複雑な理論は理解されない、永続 革命もまた理解されないしこれからもされることはない、それは大衆の過半数以上が正確に相対性理論を理解してるのを想定してるのと同じだから、そんな段階 は来ない。何がいいたいか?民主主義は失敗するということです、大衆に基礎を置いたプロレタリアート独裁も社会主義も、必ず失敗する、頭の良い人というの は常に少数派だから。コトバを変えればマジョリティ独裁では人類は愚劣であるということ。

この光文社古典新訳のラインナップは明らかに共産主義的な理想を若い世代に
植えつけようという魂胆が見え透いているのですが、僕個人はそれを支持します
それ以外にいくつか方法があるけど、有力な方法論ではあるから、だから光文社の人たちに民主主義自体、神格化された民主主義という怪物を疑う勇気を持てといいたい
当然今の若者にも。

2011年12月29日木曜日

北朝鮮問題について

マスコミが、北朝鮮を悪者扱いしてるのが気になります。
 
 拉致だの何だのと言いますが、日本は侵略戦争をしかけていったのをよくもまぁそんな簡単に忘れられたねという気がします、何か日本は自分たちが侵略者だったということを敗戦のくやしさとかなんとやらで無かった事にしてるところがある、でも北はそう思ってないし、戦争が終わったとも思ってないでしょう、勝手にアメリカに負けて撤退していっただけ。アメリカの訳のわからない戦争も支持してワンワンやってるのに、なんで他の国を貶せるんだろうか?まず自分たちのやってることが他人にどう写ってるのか知ってほしい。

アラビアのロレンス Lawrence of Arabia 1961

たぶんナウシカはロレンスをやりたかったんだろうなぁ、それをファンタジーにくるんで。成功したかどうかはわかりませんが、途中でもうコントロール不能になってしまいましたから。

 戦争映画なら確実にトップの映画です、それはロレンスっていう主人公が・・・不完全な人間だからですね、ロレンスは暴力衝動も持ってて、戦争好きでもあり、民主主義的信念やら文明やら平和だの云々みたいな観念も持ってて、しかも教養も有り、凡人のエゴも有り、カリスマ性もある。 英雄には程遠いけど、英雄そのものでもある。ナウシカはそういう迷いは無い完璧な人間だったし、アバターやらなんやらエンターテイメント戦争映画はそういうところには踏み込まない。ヒトを殺し、奪い、支配し、尊敬され、愛され、栄誉を得る、戦争にはそういう人間の本質的欲求を満たすものがある、じゃなきゃだれも戦争なんてやらない。人間が絶対に飽きない遊びは戦争だけなんだから。
 戦争映画で、ある種戦争肯定的というか、人間はそんな簡単に平和が一番だなんて斬って捨てるみたいなやり方じゃ捕らえられないものだよっていうのを訴えてくる作品はこういう大作映画ではほかには無い、というか出来ない。そしてサブテーマであるアラブ民族と帝国主義国家の軋轢という問題の深刻さと激烈なリアリティ、今こんな映画とったら確実に殺されるたぐいのものです

それはこれがイギリス映画だからってこともあるでしょうね1961年、ハリウッドはまだあの古き良きハリウッドを気取ってた時代にこんな劇的な形でアンチハリウッドの完成品が突然現れるとは思ってなかったでしょう。これ以後にあの希望に満ちた幻想としてのハリウッド映画を作ることは不可能になりましたから・・・そこからインデペンデント系やらニューシネマが生まれることになるわけでした。50年前の映画なのに・・・・

                          by infin de siecle

lem solaris レム ソラリス 1961

時に近代小説がドストエフスキーによって終焉したときに、それは1880年の事でしたけど、その後の道は2つあった、小説という表現に見切りをつけるか、人間の歴史の上で唯一変化を起こしているカガクという領域について語るか(つまるSFである)、物語を語るというのを辞めてしまうか(つまりフィネガンズである)。
 ソラリスはSF路線のある種の終わりになってると思う、はっきり言って描写や構造は滅茶苦茶下手というか、わざと下手に書いて、このソラリスってのが伝わらないということを痛感させる重奏構造的ユーモアなのか?と思わせるくらい何も伝わらないのだけれど(だから映画化とか二次創作に非常に向いてるとも言える、カラマーゾフを二次創作するのは無謀すぎる)描かれている主題は、アイデアは、SFの終わりである。つまるところ・・・人間はカガクなんて求めてなかったという事。人間が探しているのは人間である、永久に、それは変わらないし、変わったらそれは人間ではない。宇宙に探索に行く必要も、自分の部屋から出る必要も実際には無い・・・というわけでSFは純文学に逆戻りで、まったく無意味な創作であったともいえる。SFがカラマーゾフを超える事は出来なかった。楽しい楽しくないとか、雰囲気とか、コトバ以外の要素は除外している、そしてそのコトバ以外の要素が最も重要だと見るのならば、それはもうステージの違う話である。


 もちろんこれはコトバの表現形式、しかもいわゆる昔ながらの意味のある物語の終わりであるに過ぎないのだけれど・・・

2011年12月28日水曜日

共産党宣言 共産主義の諸原理 1848

現在革命物の作品を書いていますとたびたび宣言していますので、絶対に外せない本なのですが・・・マルクスってのはやっぱりすごい、1848年でここまでわかってたなんて・・・、それはところどころは間違っているし、ごまかしや嘘も多いけど、大筋は魅力を失ってない、この本質的なところに時代に劣化しない魅力を残すというのがいかに大変なことか!
一番の欠点は自由民主社会資本主義(LDSC)、まさにいまの世界の大半の国、そして正しいと信じられているが崩壊しているこのシステム、に対する根本的な論破にかけているということ、せいぜい、共産主義のほうがもっと効率的だと主張してるにすぎない、そして確かにそのとおりだけど・・・・そう、LDSCはきちんと運営されれば、共産主義的理想を達成出来るのではないだろうか?

2011年12月26日月曜日

座頭市物語 映画 1962

時代劇というと、もう自分たちの生まれたときにはただのテレビ局の時間つぶしにしかなっていなかったけれど、それがもっと強烈に命を持っていた時代があったというわけで・・・

 ベタ中のベタで、何一つそれから反れないのだけれど、アンティシペーションが心地よい、あと撮影も結構凝っている。勝新太郎ってとてもスターとは思えない風貌だけど、確かに何かがある・・・。


2011年12月24日土曜日

幼年期の終わり クラーク

タイトルだけ聞くとトルストイのぱくりなのかな?とも思いますが、内容はハードSFです。
クラークの最高傑作らしいのですが、あまりよんでないので知らない、けど2001のひな形というのはよくわかる。1952年作?なのに、もうオーヴァーマインドやら悪魔やら、でぶっ飛んでます。そしてこれ以上はいきようがないとこまでいってるので、確かにこの次に本を書くのは難しいとわかる・・人類滅亡ならまだしも地球が消失してしまいましたから。

 ただいま革命物の作品を書いていますが、うっすらとはリンクしてます、ユートピアの最大の敵、退屈・・・世界市民、重要なアイデアはかぶっている・・

Amy が死んだ

 ずっと書こうと思って忘れてましたが、Amy winehouse が27の殿堂へ仲間入りしたようですね。たった二枚のアルバムで、まぁジミもカートも実質二枚くらいですけど。一つの人生ってのは音楽でいうと二時間くらいに圧縮できるんですね、ちょうど映画が一人の人生を二時間で語るみたいに。

 悲しいというよりは鮮やかだなという感慨しかないですね、最近の音楽ではほぼ唯一聴き込める音楽でした。00sはあらゆるアートが腑抜けになってましたから稀有な存在でした・・・

 oh holy night...............


2011年12月21日水曜日

カニグズバーグ 僕とジョージ george

カニグズバーグ Konigsburg なんてまたひどくスペリングのむつかしい名前だと思いつつ。内容はちょっと興味のあったアスペルとブンレツについてでした、文体は上手いとしか言い用がない、後男じゃなくて女だと呼んだ後にわかったのも大きい、なるほど。しかもハンガリー系のユダヤ人ということで、なるほど、強くなくっちゃ死んでしまうなと思う。

 精神病は古代の社会では無かっただの戦争があると無くなるだのはまったくの大嘘でただ、統計に反映されないってだけでず~~~~~~~~~~っと、人間につきまとう問題だ、ココロの病気は現代のもんだいとか勘違いしてるバカがいるけれど、だったらアミニズムや宗教なんて生まれるわけはない、というかそれがなかったら神話も芸術も何も生まれない、ただ飲んで食ってセックスして死ぬ動物がいるだけだ。精神ってのは自己矛盾で、どうにもならないけどそれが最高に魅力的なもの・・・ココロってのは自己破壊以外には何の役にも立たないけど美しいもの・・。

2011年12月20日火曜日

che part2

ボリビア戦が舞台。大衆映画っぽくないと思われるけど、やはりキューバ戦とボリビア戦というゲリラ戦争の部分だけ描いて、内政をどうしたかは描かない、そこは面白くないから・・やはり、映画にきちんとなっている。

 それはともかく、チェはあの時代そのものだった、45-68年の世界を駆け抜けていった赤い風そのものだった。その後はまた話し合いと民主的解決という、信じがたい嘘をみんな信じているフリをして、快適な生活を送っている・・・まるで時が止まったみたいに。

2011年12月18日日曜日

che part1

soderbarghが撮ってるやつ、一言で言えば、これを前後半にわけて上映しなきゃいけないほど今の映画業界は腐ってしまったってことです。アラビアのローレンスやゴッドファーザーのようにいかないというわけ。途中休憩があって、じっくりと映画を見る、そんな映画は回転率が悪いからもう作れない。くそったれめ!映画ってそういうものだ、なんか5時間くらいじっとりと見るあのどっしりとした映画ってやつに久しぶりに出会った気がした。
 
 今革命ものを構想中でゲバラについて調べてます、赤いキリストという写真の入った本を読んだ、日記は以前読みました。21世紀のチェはどういう方法をとるのか、それをうんうん唸って考えてます。

2011年12月17日土曜日

ハインライン 夏への扉

1956年

はっきりいって文句を死ぬほど言いたい小説、アキなら同じ内容で同じ感動を10分の1のページ数で実現できた。そしてこの小説の一番面白いところは一番最初で後は無駄な脚色が多すぎるのである、でもその最初の夏への扉のエピソードだけでも、100年この本が生き延びる価値はあると思う。

 ただハインラインの考える理想というか・・アメリカが持っている理想の形、幸せな家族、っていうのにアキは永久に馴染めないので、でもそれはアキの勝手な価値観だからまぁまぁ・・・

 日本で人気があるのもわかる、日本人の本なんて読むタイプの人間はマジに人に愛されたいと思ってたりするから・・・

2011年12月14日水曜日

1910 夏目漱石 門

1910年なので、ちょうど100年前、ちょうどではないんだけど・・・

 漱石の後期はニュアンスが違うだけですべてほぼ内容は同じ、だけど、すごい・・というかなんというか、もう完成してしまってる、駄作なのかもしれないが・・なんでしょうね。漱石はドストエフスキーを読まなかったんだろうか?

 漱石の一番の駄作は虞美人草だと思いますけど、調べてみると新聞に初連載ってことで大衆受けを狙いにいったんですね、ラピュタみたいなもの?ラピュタテレビでやってましたね、映画の中でキャラがパートが変わると全然キャラ変わってんだよなぁ・・・大失敗、ナウシカスタッフは抜けてしまったのですかね?音楽に救われてる・・・

 漱石はやっぱりでも好き、なんでかわからないけどどれを読んでも時間を無駄にしたとは絶対に思わない、なんでかわからないけど・・・

2011年12月13日火曜日

バッタ君街に行く

or hoppity goes to the town
aka mr bug goes to town by fleicher studio

フレイシャーってことはドイツ系なんですかね?

1941年、日本が泥沼戦争をやってる時にアメリカは爆発的好景気で、どれだけハッピーだったのかというのがよくわかるし、このくそみてぇな国滅びちまえ!なんで零戦はこの金の亡者に鉛玉を食らわせられなかったんだチキショウと思う映画。

 好景気ってのはちょっと頭の痛い人を大量生産してしまうみたいです、しかしその景気の良さだけが、こんな人海戦術的なアニメーションを生み出せる・・・ディズニーの初期もすごかったけど、このマスの動かし方はすごい。

2011年12月11日日曜日

寺山修司 血は立ったまま眠っている

寺山の・形式上、処女演劇、フォールムはシェイクスピアをぱくる、1960年に文学界にて発表される・内容はタイトルとはほぼ関係無い、ゴドーみたいな演劇を期待していると・裏切られる・なぜか演劇では、簡単に拳銃が手に入る、しかし拳銃がないことが、若者の悩みだ、しかし拳銃を持っている、警官はなぜ自殺しないのか



 なぜ自殺しないのか、それだけが唯一の哲学的問題だ  Albert Camus

60年安保を、五・一五と重ねた人は生きているか?

 もし天皇が降伏しても、それを揉み潰して、一億総玉砕を決行すれば・良かったのに

 生が失われれば、死もまた失われる、人が死ねば、死も死んでしまう。

2011年12月7日水曜日

選挙ポスター

 
 六文字・・・・

 なんじゃこれは・・・

こんなのが街頭に張ってあったらそりゃ何か起こるなって思う

 そしてこれが張られる日を待ってる人が・・・さて今の世の中に何億人いるんでしょうか。今の時代のヒトラーが考えなければいけないことは、だぶついた人間に死に場所を与える事、これは初代と同じ、もう一つ大変な問題は、核の時代にどうやって戦争を正当化するか・・・これは難しいけど・・・僕としてはそれは現実よりもリアルなゲームを作ってしまうことでしょうね。簡単にいえば本当に死ぬゲーム・・・

2011年12月6日火曜日

虫 コマ60まで原画終了。

 今回はテクスチャーや塗をPSでやろう、技法だめしという感じで作っています、60カットまで出来ましたが、やっぱりなんか違うな、これじゃだめだなとわかりました、最後まで仕上げしますがまだまだ技法探求の道は長い。あの漫画っぽいペン画のしっかりした線もいやだし、アニメ塗りもいやだ・・・もっと生の感触でしかも描いてて楽しくて経済的なやり方を目指してますが・・・う~ん

 後期マイルス、評価低いけど、僕はかなり好きです、マイルスってやっぱかっこ良すぎる。図抜けたかっこよさなんだよな・・・

2011年12月5日月曜日

新海誠 星を追う子ども

なんとなく沈黙してしまった・・・なんだこの・・・(ひどい)・・映画。たぶん三年前に見たらすごく好きな映画だったのかもしれないけど、今はぞわぞわする・・・ともかく・・・私たちの同年代の人が映画を作る側に回ってるんだなって実感を初めて持った。だいたい同じものを見て、同じ事を感じた人間が・・・まるで自分の記憶を映画にされてるような吐き気と、演出がひどいっていう気持ち、そしてこんな映画じゃだめなんだ、これじゃダメなんだよっていう気持ちがぐるぐるしてしまってめまい


 めまい。

2011年12月3日土曜日

宗教 オ○ム 中沢新一 国家 クニ

少し今書いてる小説の原因で、間接的に宗教論に触れなければいけないのだけれど・・オムライスと中沢新一でなんかごちゃごちゃがあったみたいですね。

 宗教って、いわば土地をまだ持てない国家だと考えるとわかりやすいと思う、国家は自分の利益の為に戦争をして、人口を増やして、金を為め、土地を増やすのを目的とした人間の共同体で、最も普通の人間の共同体であって、もちろん教義やドグマやルールがある・・・私たちは、生まれながらにして国家に属すのでやはり強制的に宗教に入らされる、それは避けられない、少なくともここ2000年ほど・・・

 よく赤軍やオムライスがリンチで仲間を殺して信じられんだの、大量殺人やテロをして現代社会の闇とか言うけれど、実際は闇でもなんでもなく、小さな国家が戦争をやってるだけ、とっても単純な行為だと思う、たぶん死刑のある国や刑務所のある国を見て、ある人間は自分の共同体の人間を殺したり監禁したり拉致したりしていかれてるって思うんだろう、私たちはそれは仕方ないよねって言う、完全に洗脳されてる。どの国も暴力以外の方法で土地を手放したりしないんだから。

 だから宗教というのは、なにか複雑でわかりにくいものではなくて、ただの・・欲の塊なんだと思える、その成立では色んな自己正当化をするけれど、もし本当にある宗教が自他的な理想を持ってたとしてそれは個人で完結されて、宗教化する理由がないもの。

 宗教は現代の問題ではなくて、原始的問題だ、だから消せない、環境問題も同じ、最近の問題ではなくてそれは原始的問題だ・・・

2011年11月30日水曜日

jhibli 絵本

ジブリ美術館でしか公開しない短編映画の絵本があると知って入手。

 詳しくはhttp://texist.blog.fc2.com/

オンライン小説、というかただのバックアップ取り。

jiburi

2011年11月27日日曜日

立川談志 虫

立川談志が死んだということで・・・僕は談志ふぁんじゃなくて、やっぱり志ん生、枝雀の二強のファンなんですが・・

でもやっぱいるだけでああいう緊迫感や切迫感を持ってる人間はなかなかいないので惜しいなぁと思います。落語ってのは一人演劇ですから、俳優としてそういう空気感を持ってる人間は貴重なんですよね・・そして確かにいま生きてる落語家のなかではぐんばつだったのに・・・


 虫は線画はすべて終了、後はパソコンでの作業
作曲はauroraを作っています
あと脚本U・WARは終わってあとは推敲のみ。

2011年11月18日金曜日

blade runner final cut

前回は原作で今回は映画。
 内容はかなり違うというかキーコンセプトすら違いますね、でも良く出来てる。なんか脚本家がトリック使いすぎてるという感じもしないし、アートフィルムになってしまうよりも絶妙なバランスがとれてる。最後にロイの右手が回復してアンドロイドにも命が宿ったというのを今日初めてわかった、あとロイの死に方が秀逸、あんな首を傾けるだけで演技したのは本当にすごい。
 本当に半世紀は時代の先を行ってたフィルムでしたね。

2011年11月17日木曜日

do androids dream of electric sheep

いわずとしれたblade runnnerの原作で、タイトルが秀逸な小説の筆頭。とっても気になる、しかしてその内容は半世紀後の今をほぼ60%は正確に当ててます、まだソ連が存在すると思ってるのは、あの当時の人々にとってソ連が崩壊するなんて本当に夢にも思わない事だったんだなぁと改めて思う。
 内容は伏せますけど、まぁまぁオモシロかったです、精神融合って結構古いアイデアなんだなぁと思う、最近BLの評価がうなぎのぼりですね、SWarsはなんか続編とか作りすぎてしょうもなくなってしまったけれどBLは説明しない映画だからずっと残るんでしょうね、この前BLのメイキング番組を見ましたが、これは最後のアナログ特殊効果映画なんだと言っていたなるほどと思った、やっぱ3dcgよりもミニチュア撮影のほうが禍々しい臨場感があるんですね、あの大画面の着物美人の姿はその後のどんな街の映像よりも鮮明に覚えてますもの・・もちろん肉うどんのくだりも・・・
 まるで知的じゃなければ電気羊と本当の羊の見分けがつくみたいに、どうやってもcgは見ぬかれたしまうんでしょうね、そりゃ意識の段階でこんなん嘘に決まってるとわかるんだけど、それ以前の反射では、ミニチュアは嘘じゃない、確かにホンモノなんだから。意識前にはたらきかけることが映画では重要なんですね。

2011年11月15日火曜日

小島秀雄

メタルギアというゲームを作ってるヒトみたいです、僕はやったことない。ゲームは老人になってから何か自分で作るには体力的に不可能になってからやることにしてます。

 ながら視聴しているGCCXでこのおっさんが興味深いことを言ってました。

 僕らは頼れるヒトや相談できるヒトがいないから死んでやろうって時には小説や映画や音楽に逃げ込むしかなかった。

 確かにそうなんだけど、いつからそうなったのだろう?いつから若者は完全に孤立するようになったのだろう?学生闘争とかの時、60、70年代はエンターテイメントってそうじゃなかった、楽しむべきものだったはずなのにいつからか、たぶんナウシカあたり・・・ただ楽しむものはゲームにまかせて、他のジャンルは芸術へと進んでいった気がする・・・
 その前の若者は決定的な孤独になることはなかった、一体どうしてなのかわからないけど・・・人間は所詮孤独だとか言うけれど、ゲームが登場してからの日本の若者の孤独は質が違う、これは一体なんなんだろう?
 80年あたりをを境に何か決定的に変わったような気がします・・・・
 80年代をテーマになんかやってみようかな。

2011年11月13日日曜日

虫 p9まで進行中

なんか筆っぽいタッチでボタンでトーンを20段階選べるみたいな筆ペン開発されませんかね、あの20色色鉛筆みたいな感じで、マーカーみたいに重ね塗りがはっきりしないで水彩みたいに融け合うような色合がいい、黒から白の20段階とあとはカラーごとに・・・。

 筆記用具って全然進歩してへん気がする・・・・・・・・・ハイユニで満足しちゃったのでしょうか・・、絵かきって保守主義が多いからなぁ・・・・・


game center cxを見ながら作業してますが、これってあのデジ絵の文法を作ってた制作会社ですかね・・、クリエイターフレンドリーっていうか、ニッチな作りですね、さすがCX。

2011年11月9日水曜日

Rudolf Schwarzkogler

ウィーンアヴァンギャルド(アクショニズム)の一人なんですが、自分のペニスをカッティングしていくというパフォーマンスをした事で有名、その後に投身自殺しました、28でした。

 最近思う事は、なんか生きろって事を伝える作品が多すぎる事、死んでもいいのだってことを伝える作品は少ない、受験戦争で勝てって伝えるのはきな臭い、孤独は寂しいという、それって本当?誰かに教えられてそう思い込んでるだけじゃないか?死ぬ=悪いっていうのは作られたものな気がする、もしくは遺伝的記憶なのですが、遺伝記憶に操られているのは癪に障る。

2011年11月8日火曜日

さや侍

松本映画はつまんねぇって、よくいわれるのを聞きますけど、あと北野映画ね。
他のヒトが作ってないようなの作ってるんだからいいじゃんと思いますけどね、個人的好き嫌いがどうあれ。そして別に他のヒトがたいしていい映画作ってるわけでもないし、宮崎駿は最近面白くないと同じ原理ですよね、そうかもしれないけど、他のと比べれば桁違いに完成度高いもの・・・

 エンディングに野狐禅のヴォーカルが出てきてびっくりした。やっぱあの声好きだ・・

 re-activateを印刷してみた、印刷されたのを見て書き込みすぎても意味なかったとことか、構図の撮り方とかを気づきました、まぁ一ヶ月ちょいで作ったものにしては好きなものが出来たと思います。ネットで販売まではまだ時間がかかります。

2011年11月7日月曜日

桜の園 1990

これもとあるきっかけで探してた映画、やっと見れました。日本の古い映画ってどうしてこう見つからないのだろうか。

 内容はふつーの映画でした、けどフツーの映画って好きです。ドリーム感がないビューティフルドリーマーって感じですか。僕はいつか恋愛でも殺しでもないのに最高に面白い映画を撮ろうというのが目標としてあります、はたしてそれをどうやってやればいいのか、それをずっと探しているのですがちっともわかりません・・

 桜の園、原作は見たんだけど忘れてしまった、大学時代にロシア文学はほぼ徹底的に読んだんですけどね・・・ラスコーリニコフの衝撃が強すぎて他は忘れてしまったなぁ・・・確か劇中劇がある劇だと思った、それを捉えて、劇の中の劇の中の劇の中の・・・っていうメタ演劇を意図してるなら深いなぁ・・

 あと久しぶりにこのなんというか・・演劇コトバでしゃべってる映画を見た、昔はこういうしゃべりかたは嫌いだって言ってたけれども、実はありなのかもしれない、というかそういうコトバをしゃべっているのを好むヒトがいるんですよね、理想のコトバ、喋って欲しいコトバ・・・・ドラマをもっとドラマドラマさせてしまうけど、それがドラマなのかもね。

 

dr slump toriyama akira

鳥山あきらは・・・スタイルを持ってますよね、リアル系でいわゆる絵がうまいヒトってのはまぁ死ぬほどいるし、というか誰でもフォトリアルに書けば同じなので実は一番簡単なんですけど、スタイルってのはなかなか難しい、今の少年漫画で鳥山明の書き方に影響受けてないヒトはいないと思います、もちろん鳥山明自体アメコミ+少女漫画デフォルメでスタイルを作ってるから一人で築き上げたわけではないんですけどね・・・でもいわゆる萌え絵の原型は鳥山明だと思うんだけどな・・・

2011年11月5日土曜日

riot in lagos b2-unit

sakamoto のb2-unitに入ってる曲なんですけど、たぶん教授の生涯ベストですね、恐ろしく出来がいいのです。なんかガムラン風の音色、リズム、タイミング、すごい好き。たぶん同意見のヒトがかなりいると思われます。よくダブとか言われるけど、なんていうか・・・エスノテクノって感じですかね。

虫は一ページだけ完成。写真とスタンプを多用、目をベタで塗ってみた。

竜二

見たいみたいと思っていてやっと見ることができました。

金子正次という俳優はこれ一本でがんで死んだらしいです、という事が冒頭から示されるのである意味卑怯な作品ですけど・・・・自主制作らしくて、なんかよく出来てる気がしました。

ーーおれ、もうお金もうけんのはやだよ

 ってセリフがなんかささりましたね。
もっと悲劇的な終わりかとおもいきや、結構いい終わり方でした。最後が最悪って映画はたくさんあるけどこの終わらし方は好きです、あと子役がえらい可愛い。

2011年11月4日金曜日

銀嶺の果て

確か、馬を見たときに、黒澤で見てないのはこれで最後と言いましたが、ついに黒澤脚本のやつにまで手を出してしまいました。といってもキャストもスタッフも黒澤映画そのままなのですね。

映画になってるなぁという感じ・・・

 なんでこの時代に生まれなかったのやらって気がしますね。

 進むべき道はないが、それでも進まなければならない
 ーータルコフスキー

 これが黄金時代後の映像作家の合言葉、左のヒトも含めて。

 

insectus 4

オープニングカット。
少しづつ作画開始。
短編漫画なので一ヶ月くらいで終わる予定、その後もアイデアが生まれています。

作曲は今so hardというダウンテンポのロックを作る予定でいます。

2011年11月2日水曜日

虫取り少年 3

コンテは切ったのはいいものの、資料が足りなくて作画出来ません。

何か里山とか山小屋が出てくる映画を見まくるしかないと思うのですけど、あんまりそんな映画思いつかない・・・むぅ。

2011年10月31日月曜日

虫 コンテ製作中

コンテを切るのは神経を使います・・・

 ある意味一番しんどい。コンテさえ斬ればあとは作業だけだから。

p9-11

最近全然映画見てないな・・

2011年10月29日土曜日

trees steve reich


 ミニマルはいまやエレクトリックという形でメインストリームの音楽になりました。クラシックという音楽はまったく金にならずに絶滅寸前ですがやっぱりいつか前衛が大衆芸術になる時が来るので、前衛はいなきゃいけないのですが・・・・・
 
 次回作は虫取り少年 versusというのを描こうと思うので資料を探してます。

2011年10月27日木曜日

REAC 完成!

やっと画像の処理が終わりました、後はコンペに応募してサイトで販売するだけです。

次に何を描くのか考え中です、北欧ファンタジーにしようかと思ってたんですが、それは長くなりそうだし、もっとシリアスなマンガもちょっとまだ画力が足りない気がします・・・
 恋愛でもないし、殺し合いでもない、第三の主題を持ったものを作りたいと常々思ってたのでそれをやりたいと思うのですが、一体どうやればいいのかなかなか形が見えて来ません。

2011年10月17日月曜日

re-ac 仕上げ

スキャナーを買ってきたのでようやくre-acの仕上げ作業に取り掛かれます。だけどあまりデジタルでは手を加えないようにします。

2011年10月15日土曜日

ロートプフェル


煮詰まっていた短編マンガもようやく構想が固まって気ました、書ける時は一気に書けるものです、この絵はまだまだラフですけど・・・

 デジタルで描くとどうも全体のプロポーションが取りづらい・・慣れなんでしょうけど。

う~む。

2011年10月14日金曜日

2011年10月12日水曜日

ノーライフキング いとうせいこう  涼宮ハルヒの消失

ノーライフキング 
 
 なんだか途中でよくわからなくなってしまったけど、何か時代の息吹が感じられた、ってその時代に生きてないけど。どっかで同じようなモノを読んだようなデジャヴ感がずっとあったけどなんだろうか?ただあまり面白くはない。こういうのがあるだろうなっていうものそのものを読んだという気分。いとうせいこうってのはコメンテーターっていう時間を使って何も言わない事をする人だと思ってたら音楽とかもやってて案外多才な人と知ってびっくりした。

消失 
 
 なんでもいいけど長っ・・・アニメで三時間近くなんてもののけ姫以来・・・しかもエンドロールのあとに映像をつけるという時代遅れの手法もあり・・・・たしかにこれも時代感なんだろう、世紀末生まれと世紀末に青春だった人、たぶんその頃の人間にだけあの感触がわかるはずの・・・

HP and half blood prince

ようやく全部終わったようなので見ています。

中学の時英語で小説を読んで勉強しましたね・・・、やっぱ文字で物語作ると文字で物語作った物語になる、コンテを書いていくのとは違う、譜面で音楽作ると譜面の音楽になるみたいに・・・これは結構大事。

2011年10月11日火曜日

SAI を学ぼう

はぁ?・・なにいっちょうが?
森の奥を抜ければ電圧計?


線画はSAIがやはり一番マシのようです、紙と鉛筆がBESTですが・・ともかく軽い。
 図形、直線はイラレ
補正と塗りはPS
タッチと質感はPAINTERって感じです、試してみた感じ。
artrageってのもなんかいいみたいな話を聞きます・・・使いやすいPAINTERって感じみたいなんですね、UIが可愛い。

橘薫

橘薫は生徒会長。
学校一の理系、ありがちな設定、でもルックスは不良っぽい。

彼が発見をすることから物語は始まる・・

橘花 デザイン LANG DOG





LANG DOGというすごい構想が巨大な小説を書いてるんですけど、どうもどうすればいいかわからないので、一部分を短編漫画にしてみることにしました。

橘薫と橘花は苗字が同じだけどなんの血族関係もなく、生徒会長と評議委員長という対立する立場の二人です。

2011年10月10日月曜日

電圧が・・・

下がっている・・・

鋼の錬金術師

いまさら・・・

モンスター雑誌連載じゃないからアシスタンスが少ないのか、絵面があっさりしているのが実は好きです、でもなんかもっと・・・化学式を最後までちゃんと使って欲しかったと思う、最後はいっつも精神力と気合になってしまうんだよね、少年漫画・・・ガンダムもナウシカもエヴァもそうだけど・・・

最後までなんかちゃんとルールにのっとってやってるのは・・・・ないな・・・



ストーンズを最近聞いてる、ストーンズって聞き所が難しい、ビートルズってたった10枚だし、全部名盤だから聴きやすいのだけど、ストーンズって・・最初の二枚はいまいちだし、 out of~~からブライアンが死ぬまでを聞けばいいのかもしれないけど、ちょくちょくいい曲が後期にもある。個人的にはbeggarsが一番好きかなぁ・・・ベスト盤ってのが意味があるバンドですね。

2011年10月9日日曜日

moon



月が見える・・・太陽みたいに白い

絵日記

森を抜けるとそこには・・・



・blenderのヴァージョンが変わりました、UIが新しくなって使いやすそう、またやってみようかしら。
・ILの勉強を始める、AEも始めたい。
・スキャナーを買うか、デジカメを買うか悩み中。
・カラー・・・・アニメ背景みたいな絵って、なんだろうか・・・すごいはやりですね。新海タッチとか、あの時をかける系、男鹿系と・・流行ってますね、う~~ん・・・

2011年10月6日木曜日

方言彼女

http://www.youtube.com/user/yumikarahashi

マンガや映画にはだいたい関西弁キャラとプートンハオしかいませんが(あとNHK朝ドラ風のうさんくさい教科書方言と時代劇言葉)、実は方言には色々あるのでかなり参考になりました。

洋書読んだ人はわかると思うけど、英語もスコットランド、アイスランド、オージー、ブリティッシュ、ロンドナー、ウェストコーストなどなどあるのです、英語が世界共通語になったら文化が失われると言うアホがいますが、どうせ日本人は日本英語を創りだすので、結局は全体的な文化の量はイークアルです、だって人がいれば文化はあるものだから、人を殺さない限り文化を殺せはしない。

2011年10月5日水曜日

summer wars 2009

いまさら?・・・

なぜか、何かが釈然としない
何か釈然としない
何か釈然としない

それがずっと頭の中をうろうろしている映画ですね、作画しながら描いてるからどっちが原因かわからないのだけど・・


ちょっと考えて上手い言い方が見つかりました。
これってなんかこういう映画を撮りましょうっていう教科書を読んでる気がする、確かに正論なんだけどさっ、ところでこれを作ってるあなたは例外なの?何もしてないように思えるんだけど、えっそういう仕事なの、へぇ・・・、クチサキだけか、そう、正しいことを言うけど、何もしないって事を教室で学びましたよね、作文やら面接やらを通してさ・・・you know you are right

 
 悪役を人間にしないってのは上手いやり方ですよね、倒しても爽快なだけだから、でも実際人間が撃ってるのは人間ですよね、ゾンビやロボットやプログラム、使徒じゃない。倒してガッツポーズした自分がいやになって喪失感だけが残る。現実世界にもヒーローはいるけど、悪役はいない、僕らが望むような悪役はどこにもいない・・・

2011年10月4日火曜日

re-ac themesong 旅立ちの日

そういや、昨日の映画の前の宣伝を見てて思ったんだけど、ほとんどが、死にそうな老人のそれでもがんばろう、ってやつか欝だのトラウマだので自殺しようとしてるやつにそれでも生きてこうってみたいなのばっかりだった・・・・なんかそれって・・・とってもやばいんじゃないかってぞわぞわしました。だって映画って嘘つくものだから、実際はその逆なんだから・・・映画自体よりもそっちがうわって思いましたね。

 もっとなんか突き抜けた感じの映画がいいなぁ・・・

 re-acの手直しと、テーマソングの断片が出来ました。なるべくパソコンでの作業は少なくしていくのが目標です。あとPen的な線じゃないもの・・・・

時をかける少女

いまさら・・?

 前にもどこかで書いたけど、過去への時間移動は絶対にストーリーが崩壊する、100%。(今ベランダのてすりにトンボが止まっています・・・つかまえ損なった・・)、時間移動には回数制限?冗談だろ・・回数制限の無いところに戻っていけるはずじゃん、みたいに・・・ハリーポッターでも同じようなコトやってましたね。
 まぁそんなツッコミいれても仕方ないのですが、この細田さんって人は80点監督ですよね、企業や業界は重宝するタイプ、ある程度の興行収入は出るだろう、暴走しないし。テレビ出身の監督ってそういうとこがある、サラリーマン監督ともいえる。アニメに限らず・・・

 作画は動画はなんか奇妙です、背景とCG、撮影はいつも通り頑張りすぎ、けど枚数が少ない。

 一言でいうとまぁまぁの映画。ながら視聴にはオススメ。

監督失格

僕が思ってたモノとは違ってた。この映画は、映画の嘘を全部ぶっ壊して、ホントのコトを言ってしまう、末期症状の、観客の心を再生不能のポンコツにしちゃうモノだと思ってた。

 実際にはちゃんと映画になってた、僕は庵野さんやこの平野さんのようにポンコツの仲間入りをさせられてしまうのかな・・と思って見に行ったけど非常に楽に見れた。ちゃんとエンターテインメントやってた。だから、今の精神状態でこれ見に行ったら相当深みにはまってしまうなという心配は杞憂です、でも今精神衛生に自身がある人には・・・・ないですね、無い、それやったら少なくとも監督としての人生は終わりだし、一生それを背負うことになりますものね、ホントの映画・・・

 ある種ルネサンス以降の芸術はタブーをどんどんなくしていく方向で進んでいきました、マルキ・ド・サドやラブレーみたいな例外はありつつ、宗教のタブー、社会のタブー、性のタブー、そういうのをどんどんなくして自由にしてやってきた、フィネガンズ・ウェイクが行った方向は完全な自由で、行き止まりで、無意味で・・・そこでなんか芸術の進行は終わった、どこにもいけなくなって自己否定やって、なんかそれはなかったコトにしよう、嘘をつこうって感じでうだうだやってる間に、もっと身体的なエクスタシーを提供する音楽とか視覚にのまれていった、それでも・・・だれもホントのことは言わなかったしやりたくない、なぜかでも今になって、誰かとんでもない人間がホントのコトを言い始めるんじゃないかっていうゾワゾワした感じが2010年くらいからひたひたと迫っている・・・感じがしてる。それは芸術ってのが実は洗脳兵器だってのを非常にクリアに示す・・・

2011年10月2日日曜日

やさしいピアノソロ 宮崎駿ピアノ全集

千と千尋ってあんまり好きではなかったのですが、音楽は一番洗練されてますね。

実は売春問題が裏テーマってのを聞くとぎょっとしますね。そういやナウシカの同人誌はよく見るけど、千尋はみかけない、わざとややブスにしてますからね、目と目の間に7つは目が入りそう・・・、そういう意味ではかなり攻撃的な作品なんだなぁ・・・・・・・・、人類滅亡を扱った映画よりも、カラダの商品化を扱ったほうがゾクゾクするのはなぜでしょう。吐き気がします、実際かおなしは吐きまくってましたし。

paprica 2006 

こういう映画は作りたくない第二弾。
3dcg班がんばってるなぁ・・・

監督の遺作らしいですね、もう一本死後上映があるらしいですが・・・
映画を見るときに考えてしまうのはこの映画を作った人はこの映画に人生を捧げてよかったのかなぁという
いらない心配です、本人達が楽しければいいのに、映画は作ってる時が一番楽しい、作品なんて後に残ったカスみたいなもの・・・映画に限らずだけど・・

原作が小説らしいんだけど、どんな書き方をしたんだろう・・これを文字にしたってさっぱり面白くなさそうだけど・・・

2011年10月1日土曜日

reac

reacのPS上のファイルに手直しを加える

バイト、暑い。まぁ深刻になることはない。というか死を恐れないのだから何一つ深刻な事なんてない。ただココロを静かなところに置いておけるようになりたい。

立ちっぱなしで筋肉痛。

アイロンをかけないと・・・

暇つぶしに哲学ガール企画にモノを書く。

2011年9月30日金曜日

初心

ブログの本来のあり方にならってこれからはちゃんと日記をつけようと思います。

王(仮)という漫画を、アイデア段階から絵コンテ段階に移し始める、まだまだ資料集めやキャラデザを考えないといけない・・・ストーリーはほぼ完全にできてるのであとはビジュアルを。

スキャナーが来るまでre-activateは凍結

SF漫画である、LANG DOGはアイデアが巨大になりすぎたので小説化しています、なかなか話としてまとまらない、どうやって面白くしていいのかわからない、何が面白いのかがわからない、これは何が面白くて、何のために生きてるのかを探す話である。

作曲は、kagerouを作っている、案外うまく行きそう、reacの音楽も作らないと


やるべき事が多すぎるが集中力が続かない・・・・、もう未来の事を考えるのをやめて今に全力を尽くす時だ。王はそれがテーマだ、考えるな、やるべき事を全力で今やれ。もう考える時間は残ってない。

明日はバイト初日。
心は空。

hirasawa susumu 平沢進

あるきっかけで聞いたみたのですが、あの右派やカルトの人々が大音量で聞いてる音楽がこれだったのか!音楽はきちんとしてるから彼らが作曲してるわけないとは思ってたけど・・・という感じ。

 トクシック(催眠的)ですね、音楽ってやっぱある側面では兵器なんですよね、簡単にヒトの精神を操れるもの・・・・過激派がつかまると牢獄の中でポルノとデスメタルの攻撃を受けるらしいですよ、普段からそれに染まっているヒトの立場は・・・

2011年9月29日木曜日

discovery channel submarine top 10 潜水艦 TOP 10

潜水艦の中で優秀だったものを特集する番組。

伊400とかいう、日本海軍に潜水艦があったのを初めて知った。しかもただの潜水艦じゃなくて潜水母艦である、なんじゃこりゃと思った。アメリカには第2次大戦が悪かったという感覚が無いのが素晴らしく新鮮である、あれは間違いだったと日本人はずっと教えられてきてるけど、向こうは違うのですね。


 相対性理論というバンド。
アニソンバンドだと思ってたら正確には違うらしい、でもアニソンっていうスタイルは演歌以来の日本のオリジナルスタイルだからがんばれと思っています、ボカロや最近のインディ音楽もアニソンから派生的なものが増えてると思います・・・・玉石混交ですけど。でもスタイルだから、ブラジルのボサノバ、アルゼンチンタンゴ、ダウンタウンのラップみたいなもので・・・・

四枚目は微妙ですね、ありといえばあり。二枚目がやっぱピークですね、さぁこれから伸びるか萎むか・・our musicは個人的には結構好きだけど、読めてるといえば読めてる。

そう書き忘れたけど、原子力潜水艦って究極のシェルターなんですね、核爆弾を海中には打ち込めないし、世界を滅ぼすくらいの爆弾積めるし、広いし、すごく長いこと潜ってられるし。核戦争になれば最後の人類は宇宙ステーションにいる人間と潜水艦に入ってる人間なんですね。超巨大な原水を作れば動く国みたいなものになるんだ・・・・・日本には原水はないから全員死にますね。

2011年9月26日月曜日

memories 1995

アニメ映画、マッドハウス制作。
こういう映画は作りたくないという典型、でも絵はけっこういいとこあると思います。

絵コンテが力不足、技工に走りすぎ。

ニュートリノ 光速より速い実験結果

僕みたいな奴が騒ぐのを危険視してなかなか発表されなかったようですが、ニュートリノが光速よりも速いというのが、いくら否定したくても何度も実験してもそうみたいです、CERNがそう言ってます。
 これは特殊相対性理論の完全な崩壊なんですが、それ以前から相対性理論は完全ではなくて、もっと制度の高い法則へのトランジションみたいな不完全なものだってわかってたわけですけど・・・ともかく!この世界で唯一の尺度だった光速が、ブッ壊れると時間と距離と空間が、どれもゆらいでしまいます、一番の根幹から亀裂が入ってしまいましたね・・・・・・・・・基礎研究をやってた人ご愁傷様。
 あと相対性理論を元にSFとか書いてた人も書き換えが大変ですな・・・

sports documentary fab five

ミシガン大学に1990年に集まった五人の新人、バスケットプレイヤーが、NCAAに挑戦する話です、結果は一年二年とも準優勝、そしてその次のとしはみんな大学を去っていきNBAに入ったり、金銭問題などで崩壊してしまうという話、今ヒートにいるハワードもファブファイブの一人です。

 あの時代だ・・・って感じ。HIPHOPが登場して、60年代生まれの親の子供達が文化を担っていく・・・あの感触、懐かしい。

2011年9月24日土曜日

森銑三 宮本武蔵の生涯

まず、もり じゅうぞう じゃなくてもり せんぞう だというのを初めて知った。つぶれていて良く読めないのだもの・・・江戸時代について、こぉ・・・ただの戦争の勝利者の羅列でなくて、普通の生活から調べた最初の人のようです。

 宮本武蔵は次の作品でのテーマではないけど。重要な関連を持つ人間になりそうなので今はインプットに集中しています。
 
 いろんなものを読んだけれど、森の絵描く武蔵は一番タイトでストイックです、吉川や井上の武蔵は弱さを意図的にもたせている、武蔵は異性を求めなかった、これが史実らしい。でも本当にその段階まで達していたならもう人間としては描けなくて、イエスやブッダの話みたいな神話になってしまうでしょう。武蔵が五輪の書の最後に、空について書いていて、知は有、道は有、心は空なり。と書いてます。ということは求道者であった武蔵は、道すらも超越してしまったと宣言してるのです。そこまで武蔵が達していたら僕には手に負えない事になる・・・・

 心は空なり・・・・そこはどんな気分なのだろう?そこにたどり着いたら・・・

2011年9月23日金曜日

ダニエル・クィン イシュマエル

最近冒険というコトバを聞かない。冒険の旅ってやつの名を聞かない。なんでかわからない、最近見てるサバイバル番組の主人公が誰かに似てるなと気になっていたけど、ビデオにとったインテルとローマの試合を見てトッティだ!と気づいた。

 このイシュマエルという本は僕が絶対に手に取らない本で、しかしたまたま図書館で見た今何を読もうみたいな本で坂本龍一がオススメしていたから読んだというわけである。
 内容はプラトンの国家みたいな対話形式小説で、人類が滅亡するから、滅亡しないように何かしましょうとゴリラに教えてもらう話である。こういってはなんだけど、国家と同じように机上の空論で、論理ゲームである。けど面白い。実際この本が出てからしばらくたっているが世界が変わってないので結果ももう出てしまってる、人類はかなり多くの種をともなって滅亡する(している)、これはもう決定的になった、それまで楽しくやろう!というのが今、この世界が出した結論である(違うと言っても、人類の行動を見ればそうだ)、人類は滅亡する!しかも数百年のうちに!
 
 こういうコトバはなんかもう聞きあきた気がする、そうだ!だからなんだ?子供たちの未来?
NO FUTUREだ!ってSEX PISTOLSみたいに叫んでやりたい。人類は滅びる、でもそれって悪い事?死ぬのは悪か?所詮あらゆる価値判断は証明不能だ、それも「コトバ」だろ?

 もうコトバはうんざりだ、コトバでは何も変わったりしない、コトバを超えよう。これが次回作のテーマになりそうです、コトバもオトも越えて、ヒカリも越えていける・・・・・・・

2011年9月22日木曜日

beethoven tempest , mr children 、man vs wild

テンペストを練習し始めました、終楽章から・・・、久石よりも弾きやすい・・・、不協和音が少ないからミスタッチがすぐわかっていいですよね、後期ロマン派以降合ってるのかどうかが音ではわからんし、臨時記号も多すぎてみずらい、たいしていい音楽でもないのにね(ストラとかバルトークとかね・・)

井上雄彦のリアルにミスチルのシフクノオトが乗ってましたね、それに促されて久々にミスチルを聞いています、ベスト盤以降は全然効いてなかった、つまり2000年代、ざっくりいわせてもらって最近の二作は出来が悪いですね、wonderful からhomeまでがいきなりこう・・・質の違うものになりましたね、最初はいわゆるパブロックのバンドだったのに、だんだんトレンディドラマのJPOPを歌うバンドになっていって、櫻井さんが死にかけて、ドストがシベリアから帰還したように、この時代の一番重要な歌を歌っていると思われます、どの曲とは言わないけど。00世代の時代のオンガクだったとしかいいようがない。00sは音楽的に不毛の時代でした、96年のニルヴァーナ、OKコン以降まったく洋楽は駄目ですもの。その理由もわかっててあの90年代は60年代の第二世代なんですよね、ヒッピーの子供たちが世紀末文化を担ったというわけだ・・・・人類は1969年以降道を完全に見失ったまま半世紀たとうとしてます、だからというわけではないがイシュマエルという本を今読んでいます。これについては言いたいことがたくさんあるけど読み終わってからにします。

Man vs Wild ってのはディスカバリーチャンネルでやってる冒険テレビです。ヤクをナイフでさばいて目玉を食ってるのを見てすげぇ番組だと思いました。なんでこういうサバイバルが面白いのかもよくわかりますし、今クライミングが流行ってるのもわかる、それは人類(近未来的にはアメリカ中心の資本主義世界)がもう駄目だってわかってるから、刹那主義的で命の限界まで行きたいからなんですよね。3.11以降一気に終末世界に加速してる気分が抜けないのはなんでだろう・・・・・・・・・・・・・?

2011年9月21日水曜日

久石譲 freedom

相変わらず鍵盤の練習、joeが現代音楽家っていう扱いになってるのに驚き、、クラシックポップって感じだと思うんですけど。

POP、つまり人間って事。人間向きの作品はPOPなんでしょうね。


台風通過中。

タマーシュヴァルガ コダーイ リゲティ ガル 

ソロセロ集という・・・・ヴァルガはVPO(VIENNA PHIL)のソロセリストらしい、なるほどね・・確かにそのクラスでないと弾けない曲ばっかしです。でもこぉ・・なんですかね、いっつもこういう曲を弾いてるのを見ると二人で弾けば?って思いますね・・

セロは確かにソロには向いた楽器だと思う、低音楽器?でこれほど表現力のある楽器は他に無いと思う、チューバやバスーンのソロなんて聞いてらんないもの、コンバスは遅すぎるし。この音域の音楽自体がユニークな存在なのかもしれないですね、イコライザーとかで分析してみてください。

 でもややしつこいかな・・ゲルマン魂・・・

2011年9月17日土曜日

久石譲 etude ,

鍵盤の練習のためにやりました。
表題というか解説が面白いです、

心の安らぎが欲しいのですが・・・そんなモンあるか!

って書いてあります。まぁ実際そうですね、人生なんてどんどん難しくなる一方です、年食えば見た目も悪い、体も動かん、集中力は続かないし、仕事は無いし、親は死に・・・でもどんどん難しくなるから面白いんですよね、だんだん簡単になっていくゲームなんてつまらないもの、天よ我に百難を与えよ!ってやつですな、戦い続けなければ・・・

2011年9月14日水曜日

ジャマイカ 

ライブに行きました、市川文化会館
ジャマイカの音楽とダンスでした、redemption songはやっぱり泣ける。

2011年9月13日火曜日

EVA 原画集 ,der mondo, die sterne

というわけで貞本さん特集、僕は別にEVAファンでもなんでもないんですが、というかむしろ嫌いなんですが、世阿弥曰く、下手や他流派、自分の嫌いなものからおごらずに学ぶことが上達への道というわけです、とても参考にはなります。でも脊髄の数が5個ぐらい多い気がします、胴長好きなんでしょうか。それと眼の書き方が特徴的ですよね、小さい目で描いてる人なんて駿とこの人くらい、でもそこが実はキャラが魅力的でない代わりに感情移入できる要素だと思います、一枚絵じゃなくてストーリーの中で生きてくるように、それがキャラデザインですよ、って偉い人々にもっと教えてやってほしい。(でもあのセメントっぽい髪質はどうしても好きになれない)

 特に原画集 groundworkがとっても参考になる、むしろアニメーターの絵って色を塗ると安っぽくて価値が下がる気がする、アニメ塗りでもきちんと色を塗っても。色鉛筆の影塗りと線画の状態が一番かっこいい、僕だけですかね?いわゆるレイアウトが一番綺麗。というかクリーンアップの人はよくやるよ・・・

2011年9月12日月曜日

太陽を盗んだ男 長谷川

the man who stole the sun

あるマッドサイエンティストが原爆を作って・・・というありがちな話ですが、なぜか予算がたくさんあったらしく空撮や撮影もきちんとしてます、ところどこもめちゃくちゃで安っぽいとこもあるけど、日本映画らしくない感じでちょっとながら視聴にはうってつけの映画でした。

 すごくガムが食べたくなる。

・松田優作のベストアルバムを聞く、う~ん、ファンじゃなけりゃ聞かないでもよい。

・久石譲 works
ロンドン・フィルが演奏してる奴です。個人的にロンフィルは好きです、ウィーンとかベルリンは個性が強すぎる・・オケは楽器だと思ってる人にとってはロンフィルの個性の無さが好き。久石譲もやっぱり初期が好き・・

2011年9月11日日曜日

久石譲 best

葉っぱのタイトルの奴です。
僕の中では久石譲はポップなんですよね、坂本龍一はモダンクラシック、リゲティとかグラスとかその辺と同じフォルダにしまってあります。

 初期のほうが好きですね、ミニマルな感じの時のほうが・・・オケを使う金と地位が出てくるとみんなおんなじような感じになってしまうんですよね、NHKの音楽担当やってるような人々は・・・

 でもとっても聴きやすい、これはとっても何かしながら聞くには本当に良い。

2011年9月10日土曜日

Arthur Rimbaud

全詩集を読みました、頭がかっかして何も手につかない・・

ランボーは21才でもう道を終えてあとはボーナスステージのように生きてる、ヴェルレーヌに撃たれて死ねばもっと鮮やかだったに違いないのに。

 詩自体は出来不出来の差が極端で、つまらない古ぼけた詩、ギリシャの神様だのイエスだのははっきりいって懐メロみたいなもんで、僕らには永久にわかりっこない、日本の小説が夏だの甲子園だのセミだのいうのを西洋人はさっぱりわからんのと同じで。ジョイスのキリスト教うんぬんも結局僕にはさっぱりわからんかった、結局僕らには永遠にキリスト教が何かはわからないんだろう。せいぜいニーチェの理解の仕方を見習うくらいだ・・・

 しかし出来が良いのはこれほどハッキリに青春の破壊(自滅)衝動を表現出来た人間はいないし、これからもいないだろう、なんだか脳細胞に火をつけるように刺激的で殺してくれ!と叫びたくなる、殺せ!と叫んでいるみたいな気がするんだ、ランボーの歌って・・・

3.11と9.11について

という話題でどこもかしこも勝手なことを述べてますが、沈黙してるのも卑怯な気がするので僕は僕なりに立場表明をしてみます。

・こういう偶発的な自然災害を題材にして勝手な終末論や政治に利用しないでほしい。自然災害なんて毎年どこかで起こるのだし、日本の東北地方が無くなったところで、むしろ日本が無くなったところで世界は何も変わらないし、まして人間の精神は変わらない。特にメディア関係や自称アーティストがごちゃごちゃうるさい。これで日本が一つになってがんばっていくしかないみたいな幻想は実際何の解決策にもなってない、第一日本っていう枠組みに囚われている時点で何の進歩もない。日本は死ぬほど海洋汚染したんだから世界に謝罪して死んで詫びるか残りの命をかけて環境保全に取り組むくらいの行動をしないといけない・・もし本当に何かをしないといけないと思っているのなら、もちろんそんな奴はほんの一握りであとは口先だけだ。土地としての日本は日本人のものでは決して無いし、ふるさとを失ったとかいうけど、そのふるさとだって昔の日本人が少数民族を虐殺して自分のものにしただけだ。大地は誰のものでもない。大地を汚すのをその被災者に弁償しただけで済むと思ったら大間違いだ。日本人は日本という土地を預かる能力が無い、全世界にそれを開放せよ。土地を手放せ。

・原発に対して、事件が起こってから批判するのは無しだし、それ以前から原発を批判してたにしたって何もしてないのだから何も言う権利は無い。原発の前でデモをやるとか座り込むとか最後には暴力に訴えても命をかけてそれを阻止しようと何一つ行動して来ないで、電力だけは使っといて、それみたことか!原発なんて人間には早すぎたんだ、みたいな意見は最低である。意見を言えるのは行動した人間か代替案か解決策を持ってる人間だけである。話し合いで解決出来なかったら、最後の論理を使うべきだ、それをしないと何も変わらないし、自分の信念があるならそれに命をかけなきゃ行動したことにはならない。僕は原発に対してproでもconでもない。僕の家の裏に建設してもいいし、原発の中に住んでもいい電力を使ってるんだから僕には何を言う権利もない。クリーンエネルギーや太陽光が問題を解決するとは到底思えない、一時的にそれでしのげたとして、どうせ同じ事を繰り返す。替えなきゃいけないのは技術でなくて人間のほうだ、人間を取り替えることは出来ないので結局解決策は無い。

・環境論者を僕は絶対に信用しない。クーラーの効いた部屋にいてコーヒーを飲みながら本を読んでるような連中のコトバなんて絶対に信用しない。餓死しそうなストリートチルドレンのあいつら全員殺してやるという憎悪のコトバを僕は信用する、真実のコトバを僕は信用する。本を書けるような立場にいる人間のコトバなんて楽しんだり参考にはするけど絶対に信用しない。

・僕自身はこの災害に対し何もしていないし、何もする気もない。人類が滅びるなら滅んでもいい。子供の未来が心配なら子供など作らなければいい、人類が存続していかなければならない理由なんて無い。僕は僕のやりたいことをやるし、絵を描くし音楽も作る、電気を使い紙を使い、資本主義社会が産み出したテクノロジーや機械も使う。それが世界を滅ぼそうと、どこかで貧しい子供が死に、森が消えようと、海が死のうと、動物が絶滅しようが、僕はそれらを解決するために僕の命を捧げたりしない、だから僕には何もいう資格が無い、これは意見じゃなくて立場表明である、僕はこう思っているというだけで誰を批判もしないし行動を変えろとも言わない。
 もちろん積極的に破壊はしないし最大限の努力はするけれども僕は僕の生き方を変えれない。僕は人殺しで破壊者で略奪者であるけれども、誰に批判されようと自殺しないし、僕を殺そうとする人間を許しもしない、もし誰かを殺さねば生きられぬなら殺してでも前に進む。僕は僕の成スべきことをする。


 希望を持たずに一人で闇を進め

2011年9月9日金曜日

black rain

どういう風の吹き回しか松田優作を最近良く見ています、本も少し読みました。やっぱ生まれる時期が悪かったとしか思えないですね、もし50.60年代に、映画が時代芸術だった時代に生まれていれば、日本のローカルヒーロー程度で終わる人間じゃなかったのに、生まれるのが遅すぎたから・・・・
 映画は松田優作ファンで無い限り見る必要は無いと思う、いつものリドリー・スコットです・・・

2011年9月5日月曜日

L'effrontee

1 effronté Adjective

(a) cheeky, insolent, impudent person, look; barefaced, shameless lie

ながら視聴だったのが原因だったのかどうかわからないけど、よくわからん映画だった。けどフランス映画的スタイリッシュさがあったので女には受けるのでしょう、アメリとかみたいに。音楽と映像がぜんぜん合ってない気がしたのは気のせいでしょうか・・・、邦題がださすぎる・・主演はゲンスブールの娘らしい・・・全然関係ない話だけど、ルルがすごく個人的な思い出に刺さる・・・

何が漫画なのか・・

最近漫画がどれもこれも似通っています、がよく調べると最近の事ではありません。今の○○は腐ってるとよくいいますが、昔から腐ってます。しかしまぁ漫画ってのはマニュアル本が出て、書き方から売り込み方までまぁ丁寧にフォローされてるので同じようになるのは仕方ないですね。でも今は印刷技術が進歩してるし、家でもほとんど出来るのでわざわざPenとINCにこだわる必要は全然ないし、ましてトーンなんて本当に必要か?と思います、上の絵は鉛筆で下書きしてスキャンして適当に色を塗りました。
 青鉛筆で下書きして鉛筆で線をひくと青を消去できるのでトレスする必要がないし紙の節約もできます、青の消去の仕方はチャンネルを使うのが簡単でした・・・

2011年9月4日日曜日

sunshine cleaning

これはたぶん、脚本をきちんと書きすぎたんでしょうね。ちゃんとしすぎてる、この人にはこういう過去があって、こういう動機があって、こういう性格だから云々。たぶんシナリオスクールとかではこういう脚本がいいと言われるのだろうし、脚本だけ読めばこういう作品がいい映画になりそうに思えるのだけれど、映画を見てるというよりはストーリーのレクチャーを受けてるみたいで納得できすぎるかわりに感動が薄い。脚本だけで完結してるから、小説にでもすればよかったのに。でも俳優はきちんとしてました、最近の俳優はきちんとしてますね・・・

les adventuriers

アランドロンがどんどん野良犬の頃の三船に見えて仕方ない。意識してると似てくるのか・・・映画自体は子どもっぽい映画・・・フランスのギャングってなんかピンと来ない、ベルヴィル・ランデブーの時もそうだったけど・・・かっこついてない。

2011年9月3日土曜日

馬 山本嘉次郎

黒澤のAD時代の作品、黒澤映画そのままw ケーブルでやってた、唯一見てない黒澤作品だった(後期ので最後まで見てないのはたくさんある、だってつまんないんだもの)
 この映画はよく撮れてます。七人の侍に出てる人も多い。

tian yu  xiu xiu sent down girl

世紀末によく流行ったレイプ物。なんか、どっかの戦争悲話のありがちな映画だった、けど主演のXiaolu Li に助けられたってかんじですかね。

2011年9月2日金曜日

nazarin luis bunuel

ブニュエルのおっとろしく真面目な映画・・・
しかし面白くは無い。

2011年9月1日木曜日

L'Atalante (1934)

jean vigo という監督の唯一の作品。
生涯一本というのは魅力的な響きです、映画は人物の人生の切り取りだから、本当は一人の監督は一つの映画しか撮れないのだと思う・・・

 ともかく戦前はいい時代だったとしかいいようがない。

2011年8月29日月曜日

RHCP Im with you

何一つ悪くないし、出来もいいのに、さっぱり印象が残らない作品ってのはいくつもあるけどこれもそうな気がする、代わりにJIMI HENDRIXをお勧めします。

fellini satyricon

いつも思うのだけれどフェリーニの映画に予算を出してる人がすごい。フェリーニを存在させている社会や共同体がすご(かった)。今じゃこんな映画作れっこないもの・・・

 食欲減退効果があるのでダイエット中の方に是非。

2011年8月27日土曜日

seven samurai

説明不要・・・本物中の本物。

もののけ姫は明らかにアニメで七人の侍を超えようとねらってるし、シーンなどの借景も多いというか駿さんのいつもの映像記憶力でそれを出してしまうのでしょうね。でもやっぱこれを超える事は出来なかったと思います、映画は監督の頭の中にあるそれで99%決まる、それをコンテに書こうと書くまいと、それ以上に良くなることはない、けど奇跡が起こるとそれ以上のモノが生まれる事がある、三船が奇跡を起こせる俳優だったし、駿には三船はいないって事でしょうね。アニメは実は一人で作られるもので、映画は一人では作れないものなんでしょう、どちらが良いとは言えないけれど。

tommy the who

ーーを久しぶりに、歌詞とにらめっこで聞き直した。
whoはウィルソン?のベースとムーンのドラムが好き、ボーカルとタウンシェンドはいまいち、全部同じ曲に聞こえてしまう。
 ローリング・ストーンズのインタヴューでタウンシェンドが語ってる、完全にラリってるけど、ゾクゾクするようなイメージがわかる。最近っていうか、70年代からこういう完全にトリップしてる人が少なくなった、ドラッグをやってる人はむしろ増えてるのに、彼らは病院に閉じ込められて惨めなだけで、ステージに出てこないし出させてもくれない。
 社会は衛生的で小奇麗で殺菌された子供を育てようとしてるけど、出来上がったのは結局クソみたいなスクラップだった(自分たちと同じように)、若者に未来が無いというけど、それは老人にだって中年にだっておんなじ事。未来がなければ今を生きろと言うしかないんじゃないの・・・

 今日は久しぶりに凶暴で人類の破滅を願ってる彼が僕の人格を握ってる、こいつは久しぶりだ。明日朝起きれば違う人間なんだけど。でもこいつはなんかギラギラしてて楽天的で嫌いじゃない。今日描いたカットもこいつの趣味が投影されてる・・・

2011年8月20日土曜日

パンダコパンダ

熊猫家族

なんかこの中国語タイトルのほうがいい感じ。

駿某は同じネタを何回も繰り返し使って悪びれないとこがすごい、友達が巨匠ってのは結局一つしか言うことが無い奴なんだ、と言っていた。
ヒトラーの名言「民衆は理解力が無い、ただひたすら繰り返せ」も含めてそういうものかなと思う。ただストーリーはなんかすごい、やりたい放題だ。70年代ハレルヤ。

2011年8月19日金曜日

Cries and Whispers(Viskningar och rop)

ベイルマンを久しぶりに見る。

構図や色彩をなんであんなにフェルメールにこだわったのでしょう?
内容はイワンイリイッチの救いがないヴァージョン・・・

ベイルマンの作り方は完成度、だから古典主義的。伝統的、アカデミー的。

それがいいかどうかはやはり好みの問題でしょう。

ドヴジェンコ 大地 earth 1930

原題はゼムリャーで、earthという意味です。ソ連映画の古典、タルコフスキーの言及有り。

 人目見てあっ、これはちゃんと見ないと、と思うテンションのある映画。しかしドヴジェンコなんて監督あんまり知らん・・。

 ソ連がなくなればいい映画が生まれると誰もが信じていたけど、実際ソ連の検閲がなくなるとロシア映画は死んでしまいました、まぁ時代的にも映画は死んでしまったからただソ連や資本主義化のせいではないと思うのですが・・・、ともかくソ連映画は100年以上残る映画をいくつか生んだ、ということは大事なことだと思います。何か真剣で真実なものがそこにはあった。

自分らしくあるという事以外の道を私は知らない(タルコフスキー)

2011年8月10日水曜日

2011年8月7日日曜日

タルコフスキーの映画術


水声社というところから出てます。



タルコフスキー関連の本は結構読んでますが、彼の映画理論、というか映画以前の映画を作る人間の理論というのは、ケージの音楽のそれと同じように唯一無二で本質的なものだと思います。
 ただ時代はタルコフスキーや、ブレッソン、やらフェリーニ、絶好調の時のクロサワとかがやってたような真実へと進む映画を作るのは、社会的枠組みの中で作ることは不可能になってしまったと思います、もしそういう本当の映画が作られるなら必ず個人的なものにならざるをえないでしょう。もしくはたった一人の人間によってそれは達成されるしか方法が無くなった、それが漫画であったりアニメであったりするかもしれない、小説では絶対に無いし、音楽で表すには向いていない、音楽はもっと完全に善なものであって、人間という不完全性を宿してないでしょう、音楽は完全な芸術を作る可能性がある、人間は不完全な物だから不完全な物を作るでしょう。
 ともかく、社会が進歩して豊になれば、集団としての真の芸術へ向かう方向は失われる(もう失われた)、たった一人で進む強さが芸術家には必要になっている、宮本武蔵の水墨画には本質的なものがあった。今日水墨画を図書館に調べに行きましたが、本当に本質的な水墨画を描いてるのは武蔵と雪舟くらいなもので、他は何か濁っていた。色彩は日本画を駄目にしている、それは美しさではなく心のにごりのようである。

2011年8月4日木曜日

気になるコトバ

このまえたまたまNHK教育をちら見したら火星に着陸を目指す宇宙飛行士が話をしてた。
ぼくは火星に行くなら命をかける、とあっさり言ってた、別に宣言しなくても火星に行くなんて明らかに命がけの行為に決まってるんだけど・・・やっぱりすげぇと思った、もちろん彼の同僚も同じような信念を持っててそういう人間をNASAが雇ってるんだけど・・・命をかけれるってやっぱりすごい。

 一人の人間が命がけでやったとしても何ができるかどうかわからない、けど命をかければあらゆることに挑戦できる、本当に大事なのは成功することじゃなくて挑戦することだ。

 沁みた。

2011年8月1日月曜日

コクリコ坂から

を見てきました、内容は自分で見てください。

好きな映画でした。

2011年7月31日日曜日

イマイチ使い方が・・

ミキサーブラシじゃないと重ね塗りが変になるんだけどいまいちこれ使い方がわからないんですよね・・

2011年7月24日日曜日

chatracter design

トーンを黄色で描くなんて!
漫画って本当に一人映画ですよね、デザインも背景も演技もキャスティングも自分でやるのだ・・

2011年7月22日金曜日

live by the sea



短編漫画を投稿しようと思ってネタだし中、しばらく長編は描きたくない・・・デジタルデータで投稿出来る漫画賞ないんかね・・印刷もモノクロ設定も面倒だ。

2011年7月20日水曜日

slamdunk





slamdunkのアニメを見ました、漫画は読んだ事あるんですけどね。でもこの漫画の連載されてるのを見たことないと思ってたらこれ1990年から連載なんですね、まだ5才にもなってないんだから読んでるわけない、そんな古い作品とは思わなかった。それにたった6年しか連載してない、もっと10年くらいやってると思ってた。
 だから90年代のブルズダブルスリーピートと重なるわけで、大きくみれば世界的ジョーダン旋風の一翼なんですよね。よく続きが描けるとかいうけどハッキリ言って無理だと思う、バスケ的に面白い部分は全部出し尽くしてしまってますものね、ダブルクラッチでダンク決めるんだからその上は無い、だから伏線ひいてたのを全部無視していきなり山王を出して終にしたんでしょうね。

漫画を描こう

漫画はなんで白黒なんだろうか?
漫画の特徴は、白黒、ハッキリとした輪郭線、写実だと思う。
それは東洋美術の特徴である、色数の統一、輪郭線、概念的(平面的)と西洋の写実の組み合わせなんだろうけど、東洋人にとって輪郭線ってのは絶対に譲れないものらしい、ダ・ヴィンチが輪郭なんてものは無い、色の違いだけがあると見抜いてから印象派、現代美術の道が出来たと思う・・・・・つまるところ輪郭線ってのは概念的なんでしょうね、主観的であるといっていい・・・・

 ともかくだれかがいずれ抽象漫画を描くでしょう、売れるかどうかはわからん、まぁまず売れないだろうな。

2011年7月19日火曜日

書き終わる・・


ついにPOST NOTHINGは書き終わりました、なんでかしらんが達成感も終わった感も無いですね、じわじわと後から感じるのかも・・後はテーマ曲の歌入れしてアップすれば終わりだ・・・

 上の画像は何の関係も無いんだが元ネタありです、分かる人はすごい。

しばらくは絵の修行でもしようかな・・・・一本の映画のコンテを切るのがどんだけしんどいのかわかりましたね。もっと一年くらい時間かければ良かった、あとちゃんと資料集めをやったほうがいい。色んなことを学びました。

2011年7月15日金曜日

しんどさと商業性と芸術性

何回も書いてるように今絵コンテを書いてるんですが、どうもしんどくて精神がやられそうになってました。一体なぜ?好きだから始めたのに・・・だんだん描けなくなる。
 前にも書いたけど芸術の完成度=それにかけた労力
では無いと思う、楽を出来るとこはすればいいし、書きたくないものは書かなければいいんじゃなかろうか・・・多分それじゃダメってのが商業性って奴だと思う、人から金をとるんだから嫌な事もやれと・・・それをやるのが逃げないでやるって事なのか、自分の描きたいものだけ描くことが本当に描くって事なのかがわかんない。
 一体どっちがまっすぐ生きるって事なんだろう?別に金持ちになりたいわけじゃないのだけどいい物がつくりたいから考え込んでしまう・・・

 上の背景は楽してフィルターで描いて3分くらいで出来ています。水木しげるは片手だから縦の線だけでグラデーションを描くのが特徴。あと点画を描くのも漫画界ではほぼ唯一な気がする。スクトーンも点画ですが、でも誰もスクトーンが手抜きとは言わないのはなぜ・・?

2011年7月14日木曜日

mr children door

mr childrenの曲ってたまにドキっとしますよね。これはpost nothingの中のワンフレーム、かなり描くのがしんどくなってきました。

2011年7月10日日曜日

so...


暑い・・死ぬかも・・
我慢してたけどクーラーつける・・

2011年7月4日月曜日

hunter hunter vol 28


まさかアシスタントに書かせてるの・・?画風が全然変わりましたね、っていうかキャラごとに書いてる人違う感じが・・好きです。このパームってキャラを書いてる奴は美大っぽいタッチですね、こんなキャラいた?

 内容はなんかすごいですね、カバーもなんかすげぇ、紙一重になってきました、エースを狙えの人みたいに宗教起こさないといいんですが・・・

2011年6月23日木曜日

POST NOTHING A,B part

POST NOTHING A,B partが発売されています。
http://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0054034/
ここです。

それだけです。風呂が壊れて大変・・・

2011年6月17日金曜日

the shaggs

beatlesよりもいいバンドは何か?というクイズがあったらこのshaggsのアルバム
philosophy of the world が答えです。カート・コバーンがそういったらしいし。

最初は冗談なんだと思うけれど、本気で聞くとおやっと思うはずです。
そういえばロックって肯定だったはずだったよな・・・、ヴォーカルはルックスが良くて歌も上手い、ギターも上手くて、リズムは正確、それが金になる音楽・・・そんなのロックじゃない、そんな否定ばっかのビジネスなんて音楽ですら無い。
 
 この全肯定的な音楽はある意味癒しかも・・、音楽は音を楽しむものですしね。



2011年6月8日水曜日

ロゴを作りました


ネットで知り合った人にバンドのロゴを作って欲しいと頼まれたので、描いてみました。V系バンドらしいのでこんな具合、まぁまぁ・・・かな?
 頭蓋骨はイグアナです。

2011年6月3日金曜日

孤高の人

っていう漫画が面白い?です。絵は、素材がたくさん貼ってあるなぁ、で人間の絵もあんまり趣味ではないんですけど、これはプロダクション勝ちですね、素材と編集者が有能くさい、バックに産業の匂いがする。クライミング漫画っていうのも新しいしね、たぶん次にはブレイクダンス漫画でもやれば流行るに違いない。その次はネットビジネス漫画、次は政府転覆漫画とかね・・・、週刊誌的だ。

 黒澤が50年代に僕らは飢えない時代のヒーローを描かねばならんと言ってた、確かにテレビを回せばダイエットのCMをやってる時代に飢え死になんて不可能に近い、原爆があるのに切ったはったの生き死にで人間を描くなんてのも茶番だ、21世紀のヒーローは?答えは決まってる、自分で死ににいくような奴か、あらゆるものを突き抜けて自分の道を行く人間、超越的人種・・・ニーチェ風には超人・・・一般的にはそれをアーティストという、アスリートも含めて突き抜けてる人間をアーティスト僕は思う・・・

2011年5月28日土曜日

赤い風船 red balloon


とある友人の勧めにしたがってみました。

 以前昔の映画は1カットずつ写真をとるようにきちんと作っていたって言いましたが、これこそまさにそれでしたね、監督は元写真家らしいのでなるほどという感じ、テクニカラーの驚異的な色彩もすごい。

 映画とは関係ないんだけど、フランスの街ってこういう完全石造りでどこにも緑も無いみたいだけど、湿地帯の日本に住んでる人間からすると息苦しくないのか?って感じ、まぁ都市から離れればすぐに田舎だからいいんでしょうか・・・まっ絵にはなりますよね、東京の下町って絵にはなりずらいもの。

2011年5月24日火曜日

あしたのジョー

・・を一日で読み返してしまいました。最後になって気づくんだけどこれを読むと、しばらく放心状態になって最悪の状態に陥るんだったと思い出すのです・・・うぇっ・・・気持ち悪い、力石の亡霊が・・

 僕はやっぱり弱い人間ですから、最後はスッキリするように作品を作ってしまいますけどね、スッキリというかよしあしたからまた生きていこうって思えるものを書いてしまいます、それが良いか悪いかはどうでもよくなりました、それしか描けないんだからそれでいいと信じることにする。

2011年5月21日土曜日

dylan thomas  take it x2 ep 15 16

dylan thomas という詩人を読んでいます。
詩を読むときは一気に読まないで少しづつ読むようにしてます、john lennonはdylan thomasが好きだったみたいですね。


前のブログで連載していたtake itの続きをあげたりしてみます、どこまであげたか忘れてしまった、でもどうせ未完成ノベルなので気にしない♪




15  五月病? その5 (北条舞)

井上「舞~5月もま~~だウェイトやるの~~」
舞「シングルハンドでゴールに届かないんじゃ全然駄目!」
世界標準はシングルハンドだ、ダブルハンドは打点が低くてすぐにブロックされる、ただでさえ身長が低い日本人が打点を低く打ってたってどうにもならない。筋力はどんな人間だってキチンとトレーニングすればつけることが出来る。筋肉は裏切らない、それがおれのモットーだ。たっぱの低い日本人は筋力で勝つしか無い、それも魅せるための死んだ筋肉じゃなく、生きた筋肉で・・・。それなのにおれのチームメイトときたらだらしのない、サーキットトレーニングをきちんと超回復、プロテイン操作まで考えてセッティングしてるのにすぐ音をあげる、こいつらはまだ女としての甘えがある、女なんだから二頭筋、三頭筋、僧帽筋ボッコシはいやだ、とかなんとか思ってるんだろう。女だから、女の子だから・・・


 
 女のスポーツはすべて二流扱いだ、いや!女って存在が二流扱いだ、いくら上っ面だけの男女同権だとかほざいても、何も変わらない。特にアジアでは何も変わらない、アジア人ってやつは表面的な流行を追うのは好きだが長い伝統や慣習に手を入れようとするとすぐに拒否反応をする、欧米人と逆だ、それがアジアが地球上で最も肥沃な土地を持ちながら欧米の下につかざるを得なかった理由でもある。アジアは世界の中心だ、土地のやせたヨーロッパや岩と砂漠のアメリカとは違う、それを見せつけないといけない、私が世界一だ、私が!世界一なんだ・・・
舞「世界一になりたくないのか!」
(井上)香織「また・・舞の世界一ですか」
舞「私は宇宙一、あなたたちは凡人だから世界を目指さないといけないの」
姉帯「でも・・ほんとこんな筋トレばっかじゃ・・早くチームワーク練習しないと・・」
舞「まだ身体が出来てないのに砂上の楼閣を築いたってどうしようもないでしょ、ハッキリ言ってあなたたちは8人には残れない、でも今キチンと身体を作っておくことはこれから一生役に立つ」
香織「舞、そんなハッキリ・・・」
舞「おれは嘘なんてつけない!君たちは残れない!でも一生懸命やりなさい、それがこれからの人生で役に立つから」
姉帯「・・・呆れた!もう自分だけ残ると思ってるんだから・・・もう行こっ、舞の言う事聞いてたって私たちは残れないよ」
姉帯は子分各の二人を連れてって行った、別にそれでいい、去りたいなら去れ。
香織「舞・・チーム分裂しちゃったよ」
舞「去りたいものは去ればいい、どうあがいたって私は残る、あとは彼女たちが自分たちで道を切り開いていけるかどうかでしょ、まぁこんな程度で投げてるんじゃ絶対に無理だけどね、香織も行きたいならいけば」
香織「まさか・・・、舞の言ってることは間違いじゃない、あらゆるスポーツがフィジカル重視になってるこの時代に身体作りもしないんじゃ・・・」
香織は私と中学から同じだ、中学には香織以外には使えそうな人間は一人もいなかった、あともう一人だけでもいれば海里のチームとももっと接戦まで持って行けたのに・・・、夏草海里、宇宙一の私のライヴァルは彼女とユウくらいだ。海里がいないこのチーム戦なんて私には何の興味も無い、いや海里もユウもいずれ私には眼中には入らなくなってくる、世界だ、まず世界に出なけりゃ、こんな島国にいつまでもいたって何も変わらない。
舞「だぁっぁぁ!!」
香織「うわぁ、高校女子が60キロあげてるのはいつ見ても圧巻ですなぁ」
舞「香織もリストの訓練を続けな、リストが強くなればシュートもパスもドリブルも一段と精度が上がるんだから」
香織「ハイハイ」
舞「だぁったぁぁ!」


16 ドリブル講座   (クロエ)

 ハイリ「6月に入ったことだしクロエはドリブル集中トレーニングをします」
というイルの提案で基礎練はやっと終わってドリブルの練習をすることになった、うれしす。イルはなんだか私に目をよくかけてくれる、まぁ天才だからなぁ。イルはいつものようにヒジに黄色のサポーター、そして黒のノースリーブシャツというハチみたいな出で立ちだ。
ハイリ「シューティングガードの大事な仕事はやっぱりカットインなのよ、速攻じゃないオフェンスで中でセンターやフォワードにきちんとマークがついてるとするでしょ、するとガード自身つまり私がシュートかドリブルで入って行くことになる、でもそれだけじゃ読まれてしまう、そこでシューティングガードにパスを出せば、オフェンスの流れが変わるでしょ。この流れが変わる、これがクロエに頼みたいところなのわけさ、エースだからね」
クロエ「エース」
いい響きの言葉だ、もちろん私は中学の時もエースだった、リレーでも運動会でも、脚力勝負なら常に誰よりも前を走っていた、勝ちグセがついてるのだ。
ハイリ「まぁ説明はいいから実践といきましょう、ロエルディフェンスして、はい、パスが入った、ここから三つの選択肢があるね、まずドリブル、パス、シュート、でもクロエにはミドルシュートはまだ無いから、ドリブルかパスだけ、それだけども十分。まず周りをよく見る、ボールを見てたらダメだよ、今回の相手はまずゾーンディフェンスでは来ないからマンマークでくる。でもスリーラインの外まできっちりマークはつけないし、みんな動きまわってるから完全に出すところが無いってこともまず無い、私にボールを返してくれてもいいし。センターのリーが高さで勝ってたらこういう風に、オーバーパスで簡単に通る」
と言ってハイリは杏がマークについてたルイスに簡単にパスを通した。
ハイリ「ボール返して~、ねっあぁゆう風にミスマッチがあればすぐに通る、でも普通センターにあんな小さいディフェンスがつくわけもないからもうちっとむっかしいかな、次にシューターが空いてるとする、シューターは一番マークが空きやすい、ゴールから遠いからね」
今度は杏にパスを出す、杏はボールを受け取ってスリーを打つ、ごつんと当たってハズレ。
杏「あたっ・・」
ハイリ「アン、次外したら酷いことになるからね」
この微笑は怖い
杏「はい・・」
杏はまたイルにボールを返す、と同時にドリブルですぐにレイアップを打った、全然反応出来なかった。
ハイリ「ねっ、今度はフォワードにパスかなって思うとドリブル突破がしやすくなる、ドリブルの基本はパスなのよ、パスがあるからドリブルで抜けると。一対一は心理戦だから色んな選択肢を頭の中で持ってディフェンスに絞らせないこと、ほれ・・今度はイルはパスを受けてからすぐにジャンプシュートを打った。スウィッシュ(ボールがネットにそのままスッキリ入るシュートの事)で入った。
ハイリ「ほんとはこれが一番怖い、ディフェンスにとってシュートは怖い、だからシュートフェイントはフェイントの一番基本、打つとみせかけて・・、相手が飛んだら抜く、飛ばなくても重心が動いたら抜ける。相手の重心がどこにあるか、これはバスケではほんと~~~に大事、一つの物体には重心は一点しかない、物理でやったでしょ?」
クロエ「私文系」
杏「いや物理うちのクラスやったって」
クロエ「そうなの?」
ハイリ「・・・ロエル進級ダイジョブ?」
クロエ「ダイジョブっすよアンが手伝ってくれるから」
ハイリ「あっそ・・、ともかく相手の重心がどこにあるかよく見るように、一般には顎の下から垂直線状に重心は落ちる。それとボールの重心がどこにあるかもね、ボールの重心がわかるとこうやって(ボール回しをやる)バスケマンみたいなことが出来るよ。じゃあクロエ本気でディフェンスしてね」
ハイリはドリブルをその場でついた、Vドリブルで右手から左手にボールを渡すと見せかけてまた右手で逆につくフェイント、うわっ、細かい、でもなんとかついていく。
ハイリ「今のがインサイドアウト、これがレッグスルー(股下でボールを付く)、ほいでこれが」
今度は身体の後ろからボールを回した
ハイリ「ビハインドバック、これはディフェンスがついた後じゃなくて動きながらやるとディフェンスは何が起こったのかわかんないから有効、それに身体の後ろを通すからカットもしずらいしボールの行方を見失いやすい、おすすめ、私の得意技。走りながらの場合はこういうふうに(走るペースを落とすとみせかけてまたすぐにペースをあげる)、緩急をつけるのもいい、チェンジオブペースともいうけどただの緩急よ緩急。一番オーソドックスな右から左へとボールを持ち替えて抜くのがフロントチェンジ、フェイントでもなんでもないけど加速力があればこれでも十分抜ける、ロエルにはピッタシかもね、でも置き去りにするのはちょっと無理。ちょっと距離詰めて。こういう風にピッタシディフェンスが付いてきたら(ハイリはピボットでターンした)バックロールで巻き取るように抜く!これはかっこいい、海里が得意なヤツね、アイツは重心が低くて軽いからこれが速い、ロールした後のフェイダウェイはハッキリいって止めるのは無理、普通あんまし入らないんだけど海里のは入るからムカツク。これはかなりのバランス感覚がないと難しいしトラベリングにも気をつけないといけない、もっと簡単なのはこういう風にバックステップを踏んで一回下がってパスフェイントと見せかけて抜くと、ほれ間合い間合い、ボクシングのように。まぁ色々と説明したけどドリブルは想像力ですね、色んなプレーが頭でハッキリイメージ出来てればそれがプレーの深みにもなる、これからはイメージトレーニングも寝る前とかにしっかりやってね」
クロエ「は~~~い!」
なんて面白いんだろうバスケって!ほとんど名詞は忘れてしまったけれどたくさんのフェイントと心理戦があって、奥が深い。実は私将棋好きだからそういうのは楽しい。
杏「やっぱイルは教えるのは上手いなぁ私もすごく参考になった」
ハイリ「当然、もともと私はポイントガードだもん、でもここじゃポジション争い激しいから・・・じゃあどんどん実践やりましょう、とにかく反復練習、あとドリブルで抜いてもレイアップ外したら何の意味もないからね」
そこからはディフェンス、オフェンスに別れて何度も練習をした、やっぱイルがディフェンスだと中々抜けない、まぁ私のフェイントは全部イルから教えてもらったものだから当然なんだけど・・・杏はなんとか5割で居残り練習をギリギリ回避して安心してた。ほんと~にドリブルは奥が深くて楽しい、脚力自慢の私がシューティングガードをやらされてる理由がわかった、ここが私の生きる道だ、道なきところに道をあけてやるぜよ(何キャラ?)

2011年5月19日木曜日

坂本龍一 summvs

だんだん静かになっていきますねこの人。でもやっぱり好き。
king of limbsに似てる?静かですね最近の音楽は・・・

codexを耳コピしました。非常に簡単だけどリズムがよくわかんない、rubatoでいいのか?
int C9-Bb-Dm

ver F-Gm-Am

basse A-C
ですね、間違ってたらすまない。

2011年5月18日水曜日

みほんのぶるぼん post nothing

今書いてるstory boardの冒頭・・・、全部こんなにカラー使ってるわけじゃないです、でもカラーを使ったほうがわかりいいところはカラーでやっております。デジタルだとカラーとモノクロって手間はほとんどシームレスですからね。

2011年5月16日月曜日

NATSUMI black orpheus

black orpheusという映画を見ました、タイトル通りギリシャ映画にちなんだ、ラテンの映画です、というかもう映画中ずっとカーニヴァルです、音楽はカルロス・ジョビンが担当していてもう・・すごい、リオの振動が・・・思ったよりもずっと感動的な映画でした。まだあのリズムが耳にこびりついてます・・・オセローがオルフェウスになったって感じですかね。

2011年5月15日日曜日

YUI uptight demo

http://soundcloud.com/0-0-infinity/uptight-demo

ちょっと作曲した曲です、まぁあまり出来は良くない。ただ譜面を鳴らしてるだけですからね、レコーディングは面倒なので凍結。レコーディングやってくれる方を緊急募集、メッセージ下さい。

2011年5月14日土曜日

K sky writing


i read thorough all the lennon's book i think, yeah and all his lyrics.
He is not the saint of our time, but absolutely one of the best human being of our time, i usually don't please someone with my word ...but it deserve it, i like this novel than Joyce or Alice or another nonsense literature........if you write freely it tells monstly what kind of people you are, you can write as differtrent person if you write something has format or rule or tradition No? someone who wrtie nonsence should be someone had best sence of humour and talent , and good mind

2011年5月10日火曜日

YUI ウォーミングアップ




















 タッチペンを輪ゴムでぐるぐる巻にして直線を引きやすくしました、Gぺん状態、しかしサイドボタンは使えなくなる・・・まぁ別に使ってないんですけど。

 後投稿エディタの調子悪い・・・

lakers負けちまうのかな。

2011年5月7日土曜日

SHIZUKU mother's day

母の日なので母の画を描いてみました、頭の中の記憶だけで・・・
たぶん本人はもっと金のかかったものを欲しがるでしょう。

けっこう似てる・・・

NAGI 大ポカ

ラフの下書きのレイヤーにペン入れしてしまうというポカ・・・・


 ざっくりな色塗り、個人的にはしっかりしか絵よりもざっくりした絵を好む、水墨画気質か・・・この湿気の多い島国ですからね。


1行近況

H2を読む、あだち充ウィークリー

どういうわけか脚本を二日で一本書く、ドラッグもの。

BLUE GALE なんとか・・という台湾とフランスの合作映画を見た・・・ロケハンには良かった。どこにフランスの協力があったのはさっぱりわかんないけど、最近中国も・・・っていうかアジア全体は日本と同じみたいになってるなぁ、建物もファッションもライフスタイルも志向も思考も嗜好も、ヨーロッパよりもはるかに統一化されてる気がするんだけど?国としての付き合いはまったくぎこちないのにね。

2011年5月3日火曜日

NANA ROUGH あだち充

もはや古典落語。


屋外プールの資料になるかと思ったらほとんど室内プールだったというわけ・・・・

2011年4月29日金曜日

NANA jan sverak kooky

YUIと一緒にjan sverakのkookyという映画を見ました、原題は?わかりませんが、日本での公開も無いみたいですね。


 内容は完全に予想とは違った、っていうかこの監督とあの戦闘機映画の監督が同じとは思えない!むしろ可愛いシュヴァンクマイエルみたいな映画でした。ストーリーはトイ・ストーリー3と丸かぶりなんですけど東欧の針葉樹林文化ってやっぱ好きだなぁ・・・私だったらこっちにアカデミー賞です。


 YUIはスラブ語系勉強してるのでだいたいわかるみたい、私は英語の字幕追うので大変でした・・・、Sverakは調べたら結構有名な監督みたいですね、アカデミック(正統派)です、映画学校出てるし ・・・・


あのへんって森の文化圏だけど、広葉樹林帯とはやっぱ感性が違いますね、私は国で文化を語るのは嫌いだけど自然環境はやっぱ感覚を養うでしょうね・・・・うん環境が人間を作る・・・いろんな意味で。

2011年4月28日木曜日

NAGI  今日は集中力のあがらん日です

まぁいつもの事なんですけど・・・


















これは今書き始めた絵コンテの最初のページ、水彩っぽくカラーで書こうと思います、崖ポニョの絵コンテを手法的には参考にしました。3ヶ月くらいで仕上げたい予定・・・

タイトルはPOST NOTHINGです、誰かキャラ設定と資料集めでもやってくれる人でもいないものか・・・

2011年4月27日水曜日

NATSU 2x2?


same drawing with different face style ....style is always show it's difference on their EYE!!


 i don't know which way i should draw...

2011年4月26日火曜日

YUI 引越し

引っ越し後一発目、こっちの方がシンプルでカスタマイズしやすいし!なにより広告が少ないのでいいですね。イギリスに住んでる人から聞いたので乗り換えです。


今日はOFFです、シベリウスを聞いてました、バーンスタインの・・私はカラヤンよりもバーンスタイン派ですね。


後JAN SVERAKというチェコ?の監督が気になっているのでちょっと探索したいと思ってます。
dark blue worldという映画を前見たんですけどけっこ~良かったんですよね。じゃあキチンとページが完成してることを祈る。