2016年12月31日土曜日

2000 ペルソナ2 罰

 特にグラサンの金具が熱い~~~!!w




ペルソナ2の続編、罪が前編、罰が後編ということですが、ストーリーは続きっていうよりは、パラレルワールド的なお話です。データの引き継ぎもありますけども、レベルは1からスタート。

 舞台は前編と同じでもあり、ペルソナ1とも同じであります、だからペルソナ1からの人物もいて、罰では初代から南条くんかエリーが仲間参加します、初代はがめっちゃ強かったのでマークが仲間になって欲しかったぜ・・。といっても終盤に離脱するのですが。

 ちなみにワタシは南条ルート、初代でもエリーを仲間にしなかったし。

罰の主人公は天野舞耶なんですが、これがちょっと問題で、ペルソナってのはレベルアップの時にパラメータを操作できるのは主人公だけなんですが、摩耶は回復担当みたいなとこもあって、パラメータ操作したってしょうがないんですよね、普通なら肉弾戦担当としてゴリゴリに力と体力をあげるんですが、摩耶を肉弾戦に育ててもペルソナとの相性がわろし。
 
 
 ボスよりなによりメタルシリーズがめっちゃ強いです、メタル化した罪のギンコ、ミッシェル、淳と戦うのですが打撃一切無効はいいとして、フォーチュンテラーがえげつない破壊力、全体大ダメージ、眠り、バーサク、混乱。シュミレーションゲームだったら最終兵器みたいな技。全体眠りバーサク混乱って!行動不能の三重がけ、しかもたまにくらう、とかじゃなくて80%くらいでくらいます。

 こんな技普通ラスボスしか使ってこないやつです!こっちにはFFみたいにリボンとかねぇのに!そしてミッシェルの即死攻撃、ギンコの誘惑。下手すると何も出来ないで1ターンで壊滅。2ターンでキルされてしまいます。
 勝ち方はともかく闇属性無効のペルソナを確保、もしくはテトラジャで反射するかしてフォーチュンテラーを防ぐしかありません。くらったら終わりです。
 つまりはマハーカーラ一択なんですがレベル59なので、そこまでいくと最強ペルソナまでレベル上げするのも対して変わらない・・・。つまりはレベル54まで上げてから来いという壁になってるのですね。


 ネタバレですが後半に達也が加入するんですが、ほんとに罪、のクリアした時の達也と同じくらいのレベルで笑っちゃいますw アポロ装備でレベル55!、そりゃたしかに今までのダンジョンを単騎特攻で乗り越えられるよねw もっと早く助けにこい!獅子座のB型!!




  ペルソナ2、ヒロインは摩耶姉というおそらく、23才(高3の達也の5つ上という設定だった気がする)という、ややオトナのお姉さん。(現実ではオトナじゃねーけどゲームマンガのセカイではかなりのオトナ)これって珍しいですよね、ロリコン大国日本ではヒロインは10~18、と相場は決まってます。だいたい14、中2が一番多くて、次に17、高2、思春期ど真ん中。ややアダルトよりの作品は17で初体験!むふ、みたいなのであり、王道は14、ワタシはもうコドモじゃない!バカシンジ!!ってわけ。

 つまりペルソナはややオトナ向けのゲームなんですよね。これってほんとめずらしー気がします。特に罰は、パーティの4人がオトナというすげー珍しいロープレとなっておる。

 終盤 達也のセリフ

「オトナをやるのは辛いのか?」

ってのはめちゃくちゃ核心をついたセリフですね。
 よくゲームのシナリオでは夢を諦めるなとか、それでも頑張って生きていくのだ、みたいなことを言うわけですが、一番高校生とか中学生のままでいたい、それ以上生きることに希望が持てないって思ってるのは、結局そういう作品を作ってしまう人たちだし、そういう14~17くらいの人間を描かないと希望が描けないし、ほんとには希望が持てないっていう、ほんとのほんとのとこ!やっぱり高校生のままでいたい、ってのが本心なんじゃないですかね。ほんとのほんとは、ね。
 ワタシは、ほんとに高校生のままでいることを選ぶ物語があってもいいと思うんですけどね。

 「オトナになっても良いことあるぜ・・ちっとはな」



  
 総じて罪、にあった無駄部分とかがカットされたり、バランスが調整されていたりするので完成度としては抜群です、ただラスボスはほぼ魔法攻撃しかしてこないので、魔法反射のペルソナさえいればあとは回復と殴ると繰り返せば勝てるのでかなり弱い(反射出来ないとほぼ即死魔法なんですけど)グラフィックもなんか弱い。初代のインパクトが強すぎた・・・。
 基本的に専用ペルソナで行くと思うのでパオと摩耶だけが生き残り地道に殴ると回復を繰り返すだけになってしまいます。
 けど専用ペルソナはかなり弱体化してます、罪のほうが圧倒的に強いのはメタルシリーズが証明してます。 回復もカードで追加しないといけません。しかも周防兄弟のペルソナがタイプがかぶってるので使いにくい。
 メディラマ2枚追加すればどんな敵でも安心。




 シナリオもかなり整備されてるというのか、出来がいいです、ワタシはいっつもゲームのシナリオにケチつけてますが、2に関しては悪いとこはほぼ見当たりません。あとは好き嫌いの問題です。ワタシ的にはこれは相当グッド。唯一の弱点はうららのキャラ付けが弱いってとこですかねー。ミッシェルとかギンコのほうがやっぱキャラが立ってるもの、しかもなんかペルソナ相性的になんかうららは役立たずになりがち。 あとこっち側の達也は今までなにをしてたん?ってのはちょっとだけきになーる。ただグレてたんですかね。

 個人的にはもっとパーティ解放して、罪罰両方から仲間を選んでパーティを組ましてほしかったです。 
 


 


2016年12月29日木曜日

1988 トップを狙え  庵野秀明

EVAの原型みたいなロボットアニメです、庵野秀明初監修??らしいです。確かにコンテは庵野コンテ丸出しって感じですね。

 庵野コンテというと

・萌えアニメみたいに美少女中心のキャラ構成
・猟奇的でグロ強めな戦闘シーン
・キャラの性格が強調された内面描写
・早めのぶちぶちとした感じのカット割り(作画枚数削減)
(お風呂のカット、モノローグカットが多い)


最後のはそういうのを気にするヒトにしかわかんないでしょうけど、庵野コンテってカットがぶった切り、って感じの切り替えですよね、スムーズに流れるって感じでなく、ぶちっぶちっ!って感じ。カット自体が変わるので動画枚数は少なめです、キャラが動くんじゃなくてカットが切り替わる。
 他の特徴ってのは全部アングラアニメっぽい手法です。実際このアニメもOVAだしアングラアニメなんですけど、こぉいうオタクっぽいやり口ってのを、メインストリームにおしあげて、今では一番客を呼べる監督ですものね。よくこんなのが大衆受けするよなーっていっつもワタシは思います。


 関係ない話ですが、プロってのはプロにしかわかんないところに力を入れてしまうっていう弊害があるんですね。プロはプロですから、レベルが高いわけです、だからレベル高いことをしようとするんですが、見るヒトの99%は自分で絵を書いたり映像を作ったりしたことなんてないまったくのズブシロなわけです。それなのにプロですから、コマ送りにして初めてわかる斬新なカット割りとかにこだわったりする。
 殆どの見る人にはまったく見逃されるような、たとえば拳銃とかにしたって、この時代設定の拳銃はレボルバーなんでダブルアクションして反動があって・・・・、みたいなことをちゃんとやってたりしても、フルオートマチックでなんとなく撃っていても、時代設定おかしくね?みたいなことを思うやつはほんの一握りなんです。拳銃の弾ハズレすぎじゃね・・・、ショットガンあの距離から撃って外れるわけなくね・・・みたいなのはスルーするくせに。
 Ipodがまさにそうだったんですよね、他のプレイヤーがやれ音質だ、とかやってたときに、使いやすさ、に特化してたんで、一部の音質マニア以外はほぼすべてIpodに乗り換えました。Ipod自体マシンとしてのスペックは超普通なんですが恐ろしく使いやすかったのですよね。(Ipodは音が悪いからヤダ、っていうやつは根強くいました、今でもIphoneは・・っていうやつがいますでしょう)。
 アニメも殆どのヒトにはわかんないとこに力を注がずに、ズブシロが見て楽しいと思えるとこに力を置くべきなんですよね。


 新海誠のアニメが今更めっちゃ流行ってるのはなんで??ってのがワタシはすげー謎だったんです。流行るなら空の向こう・・・、の時点でもっと流行ってても良かったのに。
 でようやくストンという答えが自分の中で出ました、日本人って一年に一本長編アニメを見るっていうペースがあったんだよなぁってことです。ジブリ、EVA、ジブリ・・・っていう感じで。駿氏が引退しジブリ解散、庵野氏は仕事しねぇので、そのペースが無くなって、見るものが無くなってしまったところに、新海誠アニメが来たってことなんですね。そういえばそうだ、劇場に見に行くアニメなんてここ数年無いものって気づきました。子供向けのものばっかしですものね。まさかオトナが1人でポケモンやドラえもん、ジャンプフェスタ見に行くわけに行かねーもの。即危険人物、変態扱いですw それかボクオタクですって開き直って魔法少女系しかないものね・・。

 新海アニメは動画は非常に下手っぴーなのですが、背景やらCGなどの彩色はとにかくキレイです、ジブリなんかよりも圧倒的に。ジブリはアナログにこだわってますけども新海アニメは最初っからCGとイラストを組み合わせてひじょーにキレイでしたものね。よーく見ると、現実の世界ってこんなにキレイじゃないよ・・・、彩度高すぎ、なんか安ピカしてる、世界を美化しすぎ・・。でもでも!!藤四郎には動画が下手だなー、なんてことは一切どうでもよくて、見た目がキラキラしてて美しいのがわかりやすくていいんだろうなってことです。

 爆笑問題の太田氏が言ってましたがようするに内容は「童貞が妄想する恋愛映画」、まさしくそうだと思います。このヒトめちゃくちゃモテなかったんだろうなーってのだけが痛烈に印象に残りましたw ハッキリ言ってキモいです、新海さんキモいです!w でも初めの短編のころからずっとそうですものね。そういうスタイルなんだもの・・・。
 それも素人にはいいのかもしれません、なんか純粋でまっすぐで優しくて明るくてカワイイ!
・・みたいなのって、まったくリアリティない人物描写だなぁ・・ってレベル高めのヒトは思うのですけど、あまりそういうのに馴染みが無いひとは、完璧じゃん!かわいー!ってなるんでしょう。
 


 どうでもいいんですがOVAだからなのかこのアニメやたらチクビをモロ出ししてます、いや股間すらノーモザイクでお届けw OVAってどこまでありなの・・?ワタシはネットマンガでチクビを描いたら凍結されたことあります・・・。


 最終話が殆ど白黒っていう斬新な手法もまさに庵野監督らしいやり方ですね、でも下手すると絵の具買うおカネもなくなった!?ってとられてもおかしくないですw
 最後になんか尺余ってるし・・・。

でもこのアニメ全体として前半の2話の出来があまり良くないです・・、最初の入りだけ見てなんじゃこりゃ、ってやめてしまうヒトも多いのでは?50話、とかの年間クールの作品ならそれでもいーけど6話なんてつまるとこ映画を輪切りにして売ってるだけなんでもうちょっと構成しっかりしたほうが良かったんじゃにゃーのって感じがしますね。おねーさまのデザイン変わりすぎだしw なんか15年後のほうが若返ってる感じ・・。

 亜光速で移動してるために地球と時間の流れが違ってしまっていて、宇宙にいる人間は年をとらず、地球に残してきた人々とは二度と会えないっていうのが結構ポイントなんですが、計算合ってる・・・?追求しませんけどなんかごまかされてる気がするし、これもあれなんですが、亜光速移動とかワープ出来る技術があるなら、たぶん、地球の人間はコールドスリープ出来んじゃないの?サイボーグ技術で寿命が伸びてんじゃないの?キヲクを補完出来るんじゃないの?まだ地球に住んでるってのもおかしな話・・。よくあるんですが、一部の科学が進歩すると揃ってほかの科学もすべて進化するもので、だからSFってリアリティが無いんですよね、ワープ機能があるのにまだ電話で話してたりする、いやそんなわけねーだろう。あげくの果にこたつとか紙の本とかがあったりする、いやいや、もっと直接的な学習方法があるでしょ・・・
 まぁそういう科学的なちゃちゃの入れ方はやめましょーー!うるせー!ただおもしろいなーって思って見ればいいんだよバカヤロウってことなんでしょうw

 

2016年12月28日水曜日

-470 アイスキュロス 縛られたプロメテウス

  まず登場人物表に驚かされる、クラトス、とビアー、ビアーは権力と暴力の象徴神格、ビアーは劇中一言もしゃべらない。
 暴力を象徴する登場人物がいるだけで何も言わないのである、そんなぶっ飛んだ演出があるか?現代演劇でもそんなやり方はしない。
 そしてその内容もかなり飛んでるのである、プロメテウスはゼウスもまた権力におごりそして権力の座から転げ落ちると予言する、そんな神話はどこにもない、ゼウスの後の世界については神話は語っていない。勝手に作られたものなのだけれど、かなり説得力がある、ウラノスもクロノスも転げ落ちたのだ、なんでゼウスがそれを逃れられるかという、まさにそのとおり・・・
 プロメテウスの深遠な発言、哲学的な芝居、ぎょっとしてしまうのだけれど、古代ギリシャは文化のレヴェルがはっきりいってどの時代の文明よりも断然高い。そりゃカミサマを信じてるのは愚かしい、科学のほうが正確だけれど、実際に科学について理解してるのはほんのひとにぎりで、とんでもないクズも多い、古代ギリシャは平均点が高いのだと思う。
 
 おれは人間が絶望しないために、人間に未来に対する盲目という希望を与えた。
 
 うぐっとなるセリフ、シェイクスピア演劇よりも哲学的レベルが高い、やはりキリスト教(にかぎらず宗教は)は文明の反動だった・・・・、歴史的にはゼウスはキリストによって権力の座を追われ、キリストは科学によってその神格を剥奪されたわけで・・・科学は何にその権力の座を奪われるのだろうか?マモンだろうか?それとも巨大な反動がまた文明を押し戻すのか?

-375 プラトン 国家 ポリテイア

私たちは古典ということで、古代ギリシャの世界を文明の始まりのあたりだと勘違いしているのだけれど
ソクラテス、プラトンの時代というのは、彼らの文明の終わり、あたりの時代のもので、ー500年頃に偉大な思想家が現れたと
いって仏陀、孔子、ソクラテスなどと並列的に紹介されるのはまったくお門違い。
 古代ギリシャでは孔子や仏陀のような、死後の世界や正義や処世訓を語る人々は、何百年も前にすでいて、オルペウス教、教訓詩
などを書いていた。ソクラテスはそれらの一方的な立法、をするような宗教家、立法化、偉人などを通過したあとで、文明の終わりに立って
文明がどのような道をとるべきだったかの正義を考えた。
 ソクラテスは死刑に処されてプラトンは国家について真剣に考えた。実際最愛の師を殺されたというのはかなり大きな話である。
最愛の妻などといっても、妻なんて愛らしいだけで内容はほとんど無い、というのがだいたいで恋愛というのは結局くだらないものだけれど
ソクラテスを失うのは可愛らしい女を一人失うのとは損失が全然違う。


 ・ギュゲスの指輪の話にあるように、古代ギリシャのどこかで何か他の文明との接触があったのかどうかは信ぴょう性があると思われる。
明らかに古代ギリシャだけが図抜けて高度な世界観を持っていた。原子論、数学、幾何学、音楽、演劇、文学、芸術。ちょっと完成度が
高すぎる。ずるをしてるとしか思えない。
 実際ヨーロッパ以外で、プラトンと同等の知脳を持つ人間が現れるには、20世紀を待たねばならない。およそ2500年後になって
ようやく・・・
 

・プラトンは、素質の無いもの、障害者などを死は、恐れるものではないのだから排除せよと言う、理想の国家を作るためにそれは仕方ない。
けれど死を恐れないのならば、生き続ける理由が無い。哲学者にもそれは言える、なんで理想の国家を作られければいけないのかの理由がない。
結局プラトンの通りの人間を探さないとなれば、ほとんどの人間を殺さないといけない。もしくは世界に一人しか存在できそうもない。

・教育カリキュラム
18まで、戦争の見学、文芸、音楽、体育、自然科学(の自由な学習)
18-20 戦争技術
20-30 兵員 自然科学
30-35 選抜者は哲学
35-50 公務
50 さらに選抜者は善の哲学、と順番制での支配者

・国家形態 正義の順に
哲学王支配(天才独裁、優秀者独裁) ※プラトニクス      哲学を最優先する
名誉支配、指導者支配 ティーモクラティア          名誉を優先する  
寡頭制、貴族制、資本家支配 アリストクラティア、オリガルキア  金を最優先する(が故に1つの国家ではなく二つの国家となる、金持ちのグループの国と貧しい人々の国である)
民主主義(寡頭制への敵対として生じる) デモクラティア
僭主独裁 軍事独裁 ティラノス


※ヒトラーは民主主義は、一人ひとりの主権者が個人で考えているのではなく、ただ無思想な大衆を一部の権力者が洗脳する形態だと見ぬいた、そしてマスコミがそれを可能にした。
群集は、無思想、無知、無力、無能力である。

オリガルキア(少数を支配するもの)、は戦争を遂行出来ないのではないか?というのは大衆に武器を渡せば自分たちの身が危ういからである。
またこの支配になって初めて、自分の持ち物をすべて売り払う事、他人がすべてそれを手に入れることが許されて、国家に何の役にも立たない人間が現れる
貧民、困窮者と彼らは言われ、犯罪者、乞食、悪人などの源泉となる。

・民主政は、金持ちによる金儲けにならない欲望の解放である。民主政では傲慢を育ちの良さ、無統制を自由、浪費を度量の大きさ、無知を勇敢ともてはやして、ふらふらと
快楽に身を任せ、色んな事を手当たり次第に行うけれど、ただひとつ、真理、には耳を傾けない。

貴族制は富を善とし、民主政は自由を、善とする。民主政からは独裁が生じる、それは過度の自由が行きすぎて、誰しもあらゆる抑圧を受け入れられなくなり、無政府状態に
陥る、過度な自由は必然的に過度の隷属状態へとならざるをえない。
 民主主義の無制限な自由は、同胞の命さえ顧みないヒトが現れる、謀略で法廷で始末したり、暗殺などをしだす。その犯人は自分も殺されるか、独裁者になるほかない。
暴力に手を出すと狼にならざるをえない→自由競争は全員が狼にならざるをえない・・
 独裁者は、金持ちに対する民衆の指導者として現れ民衆、群衆の戦車の上に立つ。

※ ヒトラーのパターンと同じ、民主主義はいつも最期はそうなる、パターンなのでヒトラーが特殊な独裁者ではない。

民衆は、金持ちへの隷属(煙)を避けるために、独裁者を生み出し、奴隷(独裁者たち)へ隷属する(火)へ飛び込むのだ。
・独裁者は常に戦乱を起こす、戦乱を起こし続けなければ自分が殺されるからである。
・エロースは昔から独裁君主と呼ばれている。

・独裁者は常に裏切りに怯えて孤立するので、自分の奴隷に媚びたり自由を与えたりする、奴隷に属する奴隷の奴隷なのであって、最も不幸な者である。

v10 創作は、悪である。※ たぶん芸術は、悪の一番洗練されたもの、最高の悪こそが芸術である。


※プラトンの正義は、魂の不死という公理をすべての前提としている、すべてはそこから演繹される

2016年12月27日火曜日

1985 聖闘士星矢

自分が生まれる前のJUNPってやつはコドモにとっては謎でしかなく、一世代前のヒトが、キン肉マン、北斗の拳、そしてこの聖闘士星矢をくぐって成長してきたというのはなかなかわかりにくいことです。まぁ70年台生まれのヒトにとってのドラゴンボールだと思って間違いないんじゃないですかね、そしてその少し後の世代にとってのナルト、ワンピースです。それほど知らないヤツはいないっていう漫画だったというわけ。ワンピースの次の世代はなんなんですかね?まだワンピースやってるしな・・・。ワンピースは来年で20週年なんですってね。ワンピースの後を次ぐものをジャンプは見つけることが出来るのか?それともワンピースが後の世代の邪魔をしてるのか・・・。

 ほんとにジャンプってやつの少年への影響力は甚大でして、巨大というのを超えてますね、死ぬまで忘れないものなぁ・・・少年のときに読んだ漫画って。


 聖闘士星矢は、死んだ・・・、しかし愛と勇気と友情で蘇ったぁ!!必殺技~~!!しかし新たな強敵ぃ!!死んだ・・・、けどまた蘇るぅ!!新必殺技ぁ!!っていうのを繰り返す王道中の王道のバトル漫画ですが、どういう理由なのかわかりませんが、ギリシャ神話の名前のついたクロス、なる鎧を着て戦わないといけません。なんで??っていうのはまったくわかりませんね。ただなんとなく永井豪イズムを感じるのでデビルマンとかの流れなのかもしれません。わりとグロが多めですし、作画の調子、大きなコマ割りで人物描写は型にハマった描き方なんですけどイキモノの描写とかがかなり芸が細かいです、手数が多いというのか、おっきなコマ割りでバーーン!!ってのを大事にした、まさにダイナミックプロイズムですね。ちなみにナウシカの漫画はそのダイナミックの逆をとってコマ割りを限りなく細かくして、1ページの情報量を盛りだくさんにするっていう手法で書かれてます。1ページの物語の密度がすごい高い。
(それとギリシャ神話を題材にしてるはずなのに、なぜかシャカ、が聖闘士として登場したりと、仏教の要素が何故か多めです)

 そしてトーンの使い方がえぐいです、クロスは何重にもトーンを使っていてひじょーーーに面倒極まりない作画方法。というかどうやってやってるのかよくわかりません、ここまで徹底的にトーンを使い始めた初期のマンガなんじゃないですかね。

 1980年台漫画の根底にある、というかそれ以前の漫画もそうですけど、根っこのところに貧しさってのがあるんですね、聖闘士星矢の主人公達は全員孤児院出身、ありがちながら、ワタシはやっぱし貧乏ってのに弱くって、ついつい引き込まれてしまいます。貧困、とリアリティってのはほぼおなじ集合なんだと思いますね。リアリズムとはつまるとこ、貧しさを描くことなんです。

 読んでいて気づきましたけどもこの作者さんには明らかに梶原一騎とあしたのジョーイズムがありますね、団塊の世代はいつまでもジョーの背中を追ってるからダメなんだと某アニメ監督が言ってましたがw やっぱあしたのジョーっていうヒーロー像は超えられない壁って気がします。あんなかっこいいヤツいないもの。

 クライマックスもやっぱりあしたのジョーイズムです。キャラの顔全員おなじじゃねぇか!っていうツッコミはやめてあげてくださいw ほぼ2種類くらいしか顔の種類が無いんです車田先生w。 髪型とクロスで見分けがわずかにつくっていうかんじです。

2014 con artist 技術者たち

 なんで韓国映画の邦題はめっちゃ適当なんですかねw

 簡単にいうとルパン三世型のアクション映画です。金庫破りの天才が、でっかい得物に挑戦するなり・・・・っていう。


 それよりもあれですね、韓国はほんと拝金主義っていうかおカネが好きなんだなーってのを思いますね、なんかガリガリしてるw そらなんかしょっちゅうクーデタとかあるよねーって感じです。セレブ憧れがめっちゃ強いんだなーって思います。
 まぁ日本もかなりのガリガリ亡者の国ですが、それよりもさらにって感じですよね、中国、台湾、韓国は。

 夢はお金持ちになることです、なんて言うやつって今ではあんましいませんものねー。

うまい棒 企画

うまい棒を食べようという企画ですwちょっと食べたこと無いやつ全部食べてみようっ!ってわけですね。

 よくうまい棒30本入りってのが売ってますよね、あれでまとめ買いするのがかっこいいうまい坊主たちのふるまい。でもどの味が自分のフェイヴァリットか、マルボロかセブンスターか、みたいなことで、まず自分のうまい棒を決めなければいけません。

 ちなみにうまい棒のイラストキャラはうまえもん。明らかにグレー過ぎる存在、うまえもん自体のカラーもグレーであり昔からあるゆえに今更著作権を訴えられない状態。まさにグレーキャラの王様です。
 今では考えられないです。ただ訴訟天国のアメリカでも著作権でカネを稼ぐというのは1980年頃に加速した模様。アメリカも60年台はムチャが出来ました。




・ピザ  イタリアンカラーの伊達男に似合うトリコロールのうまい棒。パースの効いたイラスト、ピザ味って漠然としてるな!ってのはおいときましょう。チーズもあるので、チーズになんでしょうこの・・・お菓子のピザ独特のピザの味。ふむ、 割とおいしいのですけどちょっと口に残る、コーラでリセットが必要なうまい棒ですね。



・ てりやきバーガー   たぶん昔から存在する昔ながらの味。キャベツさんたろうと思いきや、奥のほうにからしマヨネーズ味が隠れています。ファストフードを前面に押し出した感じのパッケージ。アメリカンスタイル!てりやきなのに・・・。


・サラミ  隠れファンが多い味。なぜかパッケージはロボット犬とキックボードという謎のイラスト。サラミと何の関係が!? まずサラミって何?ってことですがサラミってサラミソーセージのことですが、サラミソーセージの味ってのがぱっと出てこないので再現度が高いのかどうかは謎です。 おっさん向けのうまい棒ですね。


・とんかつソース  クラシック中のクラシック。ベタ中のベタ。テーマは宇宙、ブタ型UFOの侵略。ソースはちょっと辛い感じの関西風。説明などいらない。


・たこやき   なんと唯一ソースを二度漬けしないといけないという赤字覚悟のフレーバーらしいです。その甲斐あって、女の子に喜ばれるかったぁ~~い、うまい棒の誕生だ。しけってるのか?っておもうくらいの独特の固さを持っていて、ソースがこおばしいったらない。この味、を持ってる他のお菓子を知らない唯一無二のお菓子。個人的にはこれはトップを争う味。パッケージもタコがタコ殴りするというスーパーハイテンション仕様。


・牛タン塩味。 
  スナックで牛タン塩の味なんてするわけない。という先入観によってガードをサゲさせるという魔球のようなうまい棒。イラストは牛に乗った伊達政宗公なり。まず、駄菓子で牛タン塩味を作りたいと言い出した人間の勇気を褒め称えるべきですね。やめておけ!!死人が出るぞ!って感じ。味はレモンがさっぱりと効いていて、これも唯一無二の味です。レア度が高いらしいですね。 牛タン味ではなく、牛タン塩味なのがポイント。


・エビマヨネーズ味    新種のエビ!?  エビマヨだよーん。
 個人的には爆発的に美味しいエビマヨ味。エビよりもエビの味がして、エビマヨよりもエビマヨの味がします。ホンモノを超えてしまってるという点でうまい棒の異端児。エビを買うくらいならこのエビマヨ味を買った方が濃厚なエビを感じるコトができます。マニアック度の高さも随一。うまい棒にエビマヨ味が存在するということを知ってるということは、あなたうまい坊主ですね。


・チキンカレー味   カレー味ではなくてチキンカレーという貧乳だがケツがでかい女の子が好き、みたいなフックショット的な味わい。カレーせんべいの味なんですが、味をどんどん追っていくと、もっとエスニックで、レイヤーを含んだ味があることに気づきます、これがチキン!!イラストはアラビアンナイト、ピリッとおいしい!よくみるとあぐらを書いてるようで謎の姿勢で座っているのにも気づくべき。このチキンカレーだけが好き、というCC上手い坊主も存在する。


ゼロ チュンリー Ⅲrd strike  版 西村キヌ風  習作

ただいま次の同人作品のためにチュンリーを描くことが多いんですが、ゼロチュンリー(ストリートファイターZero、のチュンリー、肩パッドの無いタンクトップジャージが特徴、ちなみにこのイラストはⅢrd strike版 頭のお団子が黄色い紐なのは普通のZEROチュン、Strikeはおまんじゅうに進化して初代とZeroチュンリーの中間みたいな感じ、紐はお団子のデザインがダサい・・・とワタシは思ふ。)を、西村キヌ風に描いてみました。西村キヌは今はやめちゃったけどCAPCOMのポップな絵柄担当のデザイナー。珍しい女性ゲームデザイナーで、描いてて気づいたんですがエロチックな感じが全然無い。これが女性デザイナーの力か・・、絵のスタイルとして女の子を描いてもエロチックにならないんですね。それがポップな感じなのだ。キヌの描くケンはすげーイケメンなのだ!ケンがリュウより強くなったのはたぶんキヌの影響なんだ!w

 これもちなみに情報ですが、ZEROってのはⅡの前日譚なのでゼロチュンリーは設定上若いんです。(strikeはⅡの後らしいよ)
 
 はっきり言って全然西村キヌ風にはならなかったw キヌ風タッチは線画で陰影をすでにつけちゃって色は殆どベタ塗りでざーって塗るだけなんですって、ワタシは線画がメインで線画がすべてって感じなんで、インタヴューで言ってました。

 こういう線画で完成させるスタイルはデジタルで際限するのは非常に難しい。デジタルの鉛筆ってのはたくさんあるんですけど、どうしてもアナログの鉛筆ってのは再現出来ませんね。あの鉛筆を寝かせたり、長く芯を削ってサササーってやる感じ。ザラザラの紙に炭をまぶしてくような感じ、が出来ないんですよにゃーーー。というかアナログの鉛筆ってのは限界までその表現力が突き詰められてて、1つの画材として扱うには用途がありすぎんですよね。

あとレイヤリングをミスったーー!ともかくミスりまくりました、もうやりませんw
 
 あとキヌ風のタッチで群像タッチというか、たくさん人物を描くスタイルのほうがハマる感じです、アップで1人を描くのに向いてない。でもワタシはキヌ風タッチがすごい好き、イラストよりもマンガで冴えるタッチなのです。誰かキヌ風タッチでマンガを描けば絶対流行ると思う。

 チュンリーっていう名前って聖闘士星矢から来てるんですかね・・?どっちが先?聖闘士星矢を読んでた世代のヒトはシュンレイって呼ぶヒトがいますよねー、ぴろしーとか。
 

2016年12月26日月曜日

1868  月長石 ウィルキー・コリンズ

  イギリス初の本格的な推理小説と言われる小説なんですが、いろんな意味でかなりファンキーな作品ですw

 まず見ただけでその威力がわかりますけども、ものすごく長いんです、普通の推理小説三冊分くらいの分量があって、文庫本でこんなにデカい本は目録か、聖書くらいなもんです。

 どんなものすごい複雑な事件が起こるか?と思いきや、実は推理、に当たる部分は非常にわずかでして、また事件自体もすごく小さな事件なのですが、この小説の体裁、がものすごい特殊なんです、古い小説、ってのは奇抜なスタイルを持ってるものが多いですがこの本は相当奇抜です。

 この小説は、古い物語、の部分をまだまだ残してるのですね。物語ってのは、これは聞いた話だけれども・・・、っていう前提で、誰かから聞いた話を語るという形式です。物語、っていうものが最初っから存在していて、それを又聞きしたっていうかんじ。
 一人称小説っていうのもあります、これは事件を目撃した本人、がお話をするという形式。
 そして三人称小説ってのがあります。
花子は1人部屋でぼんやりとしていた・・・。みたいな、つまりはカミサマ視点って呼ばれるヤツです。
 物語とカミサマ視点は、実質的には同じなのですが、物語は、それでも、この物語がワタシが作ったものではなくて、誰かから聞かされたものである。っていう前置きが存在するわけです。

 三人称小説っていうのは、実はこの話はフィクションである、って言ってるのと同じです。でも、この話がフィクションである、っていうのは、物語としてはいきなり崩壊してるのと同じですね。嘘かい!っていう。いつからか、作品は嘘、であるってことが当たり前になってますけど、それって、よーーく考えれば、面白くないですよね。聖書の最初にこれはフィクションです。って書いてあったら、これはえらいことです。神話や物語でも、最初にこの話しは嘘っぱちですって言い始めたら、唖然とします。嘘はいいからほんとの話しを教えてよってなりますもの。
 ドストエフスキーの小説は、実は語り手が存在していて、どう考えてもその語りてが目撃出来るはずがない話しがありつつも、語り手の一人称っていう構造は貫いています。そうしないと、嘘ってことになってしまうから。

 この月長石という本も、嘘ではない、作り物ではない、というのを保つために一人称視点で書かれているのですが、すべての事件を目撃する1人の人間が存在しないので、複数の人間の回顧録の寄せ集めで事件の全貌を記録する、っていう恐ろしく面倒な方法がとられているのです、のみならず!!この小説は実験的でして、その一人称の語りてがことごとくバカなんです。これが恐ろしいところで、事件について語っているヒトが、見当ハズレで偏見に満ちて混乱しまくっている、読者はバカがべらべらしゃべりまくってる情報を取捨選択して、事件を学ばないといけない、という小説なんですね。
 語り手が犯人、っていう裏技的な手法ともいえます。悪意は無いんですけど何を言ってるのかわかんないし、ほんとに無駄話がえんえんと続く、無駄話を続けさせるというネタ、のためにこんな長編になっているんです。プルーストの失われた・・・、も膨大な量のくだらない話をえんえんに続く、実は!すべてまったく意味のないコトを全く意味もなくことさら精緻に描く、という、メタなネタなんですね。
 面白くない、という裏技、あえて全然面白くない、というオチなのです。人生はほんとは全然面白くない、というのをあえてそうとは絶対言わないことで強く示すっていう方法なんです。


  ウィルキー・コリンズはディケンズのトモダチで、当時はかなりの有名人だったのですが、今ではディケンズというと小説の父、的なポジションにいるのに較べてコリンズはほぼ知られてないですね。、推理小説の歴史、として存在するだけで世界文学全集的なものには殆ど採用されない。コリンズの本はエンタメ作品の匂いが強いってことですね、エンタメというか当時のオーディエンスに合わせて作られてるってことです。村上春樹タイプってことです、同時代人にはウケるけども、作品の完成度としてはイマイチ。
 この本は構成としてどう考えても冗長で長すぎるっていう決定的な弱点がありますので・・・。

2016年12月24日土曜日

夢日記  怖い夢を見るの話・・・  明晰夢から出られない

 怖い夢を見て目が覚めるというマンガみたいなことをしてしまいましたw すげー夢だったので記しておきます。

 まずなんでか知らないけどドライブしてます、女の人がドライブしてて、ワタシは助手席、後ろにはスマホを持った女の子。夜の東京あたりを走ってるといきなり空がビカビカビカーーって光ってなんだ!!って思って窓を開けて空をみると、UFOがハンドアームみたいなので車を持って登場。
 車をパーキングエリアに返していきました。

 「乗り捨てのカーシェアってあぁいうことぉ!!」ってワタシがびっくりしてると後ろの女の子がUFOだよって言って
「UFOなら写真とってよぉ!」とワタシ言いました。無茶苦茶ですw

で運転手の女のヒトが
「UFOすごいよね、ワタシタチもUFOにしない?」とかって病院に入っていくのです。
病院で何故か予防接種をするのですが、医者がものすげぇ悪そうなヤツでそいつは宇宙人だよ!!ってワタシはココロの中で思ってるのですが女の人と女の子は予防接種をします、そしたら指から血管がドクドクドクって、あのエヴァで綾波レイの体内に使徒が入ったみたいな感じになり、やがて腕がでっかい人差し指みたいになってしまうのです。

「しっぱいしっぱい」

 いやテヘじゃねぇ!!とか思いつつ、場面はいきなり切り替わって公園でワタシはおいおい泣き叫んで、これは夢だろ!夢なら覚めろっ!!思いながら目をつむったり頭をふったりするんですけど夢が覚めてくれません。


 この夢の中でこれは夢だって気づいて、夢から覚めようするんですけど、夢が終わらないっていうのがめちゃくちゃ怖いんです、まじか!

 こういう夢を自分で自覚シてる夢を明晰夢っていうのですが、明晰夢から出られないっていうのはほんとーーに怖い!ひやぁっ!!恐怖の種類はたくさんあるとしてこんなタイプの恐怖は珍しいんじゃないですかね。

 でも怖いよ、怖いよっていいながらあるAV女優のヒト(全然知らないヒト、ただAV女優という設定だけはハッキリしてるのです)に抱きついて泣いてたら目を覚ましました。

 
 なんじゃこりゃーー!!w  でもほんと明晰夢から覚めないときは焦った・・・・。

2016年12月20日火曜日

2005 ロマンシングサガ ミンストレルソング PS2

ロマサガ1のps2リメイクです。

スーファミのロマ1をプレイした事があるヒトは知ってると思いますが、スーファミ版は敵の数、エンカウント率がえげつなくて、ちょっとプレイするのはしんどい、ゲームとしては非常に斬新で面白いのに、バランスがぶっ壊れ気味でプレイしずらい、それを改良してくれたリメイク版なので、ロマサガファンとしてはひゃっほい!!と思うゲームですね。リメイクといってもオリジナルとはかなり違います。
 実質ロマサガシリーズ最後の作品・・、今はネットゲームなどもあるみたいですけどね・・・。完全新作のロマサガ4出ないかなぁ・・。


 ロマサガあるあるなんですが、ゲーム初心者には厳しいゲームです。(まぁゲーム初心者がロマサガなんて手を出さないですけどw)ロマサガ独特のルールがあるし、単純にレベル上げしようとすると逆に手詰まりになる恐れもある。他に無いですよねレベル上げが裏目に出るRPGって。ワタシが勝手に呼んでるのですがラグナロクシステムといって、行動数に制限があって一番効率的に行動しないといけない、ってのはシミュレーションでは当然なんですけどロープレでそれが組み込まれてるのは珍しい。
  逆に上級者には、うまい勝ち方、バックドアが存在してレベル上げがほぼ必要なかったりします。超強力魔法、オーバードライブなども存在しますし・・・。ロマサガといえば、的な幻日、クイックタイムみたいなほぼチートクラスの術もあります。
 攻略サイトなどには、とにかく即効で合成術を習得しザコをなぎ倒せ、とありますが、ほぼこれは裏技に近いやり方ですね。これをやると強敵に遭遇!絶対絶命!ピキーン!!新技ひらめき!足払いってなんだよーーーーwっていうロマサガのスリルを味わうことが出来ません。
  しかしザコを倒すだけではカネもスキルポイント的なジュエル、もほぼ手に入らない上に、武器は技を使うと壊れる、という問題もあって、ザコが強くなっててもぉ無理ーー!!ってなりがちなのも事実。スーファミに比べれば楽になったとはいえ、ザコは相変わらず多い。
 一部の最終武器、は壊れない代わりにLPを消費、という、いや使えないやんけ!!っていう状態になっていて(体術もLP消費なのでイマイチ)、レフトハンドソード、エリスの弓など使えない武器になってます、その分割と簡単に強い武器と技が手に入る弓がかなりお得でして全員弓っていうオウガバトル的な感じにもなります。妙に弓の技が強い。そして今回スキルシステムというジョブシステムみたいなのがあるおかげで、武器を1つに絞ったほうが断然いいので、これも弓部隊編成を促します。魔法は基本攻撃には向かないです、特に終盤は火力不足。そしてこれが大事なんですが強力な弓は店で売ってるので入手が簡単極まりない。斧、棍棒などは使いモンにならん・・・。
 おすすめは絶対に弓と細剣、軽いので行動順が早い上に技が強力。ワタシはグレイを主人公でちゃんと鬼神刀を手に入れましたが、鬼神刀の心形剣よりも藤娘の連射のほうが威力高いです。それはおろかヴェルニーレイピアの電光石火のほうが入ったりします、おいおい。刀は技がへぼすぎる・・・。

 ロマサガはフクザツなフラグシステムゲームなので狙ったように攻略するには最初から考えて行動しないといけないので攻略情報必須です。巨人の里とか冥界に行きたい場合は特に。まぁ8人も主人公いるんで何周もプレイしてよ、キミ凍った世界のほう殆ど足を踏み入れんでクリアしてない?ってことでしょうw 主人公によっては全然行かない地方とかありますし・・・。



 総じてかなり評価高いですこのゲーム、ラスボスも攻略サイトでは楽勝だよ、みたいなこと書いてありますけど禁術に手を出さない限りw 割と歯ごたえあります。エンディングも良い。あと曲もなかなかいい感じ。ただワタシがロマサガ自体に思い入れがあるってのもかなりあるのかもだけど。ロマサガは自由でいいですよねやっぱり。カミサマの手の上を転がされて映画を見るようにイベントをこなしてくっていうロープレはどうかなーって思いますもの。映画は映画で見るからいいよって感じで。

2016年12月19日月曜日

1989 Abyss アビス  James Cameron

 キャメロン氏の初期のほうの作品なんですけど、それにしたって金はかなりかかってますし、キャメロンっていっつもこういう画作りだよな、ってのはずっと変わらないですね。変なマシンみたいなのが出てくるのもお約束。メカメカしい感じ、それと必ず軍人。精神に異常をきたすやつw 古典落語みたいにいっつもキャラ割は同じ。



 でもこの作品は兎にも角にも水中を舞台にしてまして、水中が舞台の映画って数が少ないんですよね、まず撮影が困難で費用がかかりすぎるってのもあるし、情報も極端に少ない。 原子力潜水艦がどういう構造をしてるかなんて殆どのヒトが知らないし、また軍もわざわざ情報を漏らしたりしないのでよくわかんないんですよね。



 そしてストーリーなんですが、よく意味がわかりません、っていうか、ともかくこういう撮影をしたいんだよね、潜水艦があってさぁ、あとダイビング用のマシーンとかも取りたいし、特殊な潜水服を使った海溝へのダイビングのシーンもやりたい。っていう、撮影したいもの、ってのがあって、それをなんとかストーリーでつなぎ合わせたっていう感じなんですよね。撮影技法とかギミックを試してみたいのだ。みたいなの。なんかストーリーが繋がってないような感じですもん。えっ?なんで??みたいなのばっかし。

 おおまかな話は沈没した原子力潜水艦の核ミサイルが海溝におっこちちゃってそれを回収して起爆装置を外さないといけない、けど嵐が接近してたので軍は向かうことが出来ず、海底の石油をほっていた民間会社のクルーがそれに挑むって話なんですが。待てばいいじゃん・・・ってだけだと思うし、潜水艇みたいなのがあるんで、それで脱出すりゃいいじゃん??ってのもあったりとかなり崩壊してます。

 けどやっぱり他には見られない映像ばっかしで、絵力だけで持たせられる映画ですので、見ても損は無いと思います。ヒロイン役がちっともカワイクない・・・ってのがイタいところですけどね。まぁ主人公もなかなかのおっさんでハゲで、ん??って感じもするし、なんでしょうか、80年台終わりにはナウい感じだったのかも・・・。 なんかキャストでキラリとするようなヒトは1人もいない・・そこの予算はけちったのかもですねw

2016年12月17日土曜日

1920   樽  フリーマン・ウィリス・クロフツ

 最近やっているミステリ古典シリーズです。

 処女作であり代表作であるという、作家としては結構イタい指摘をくらっています、一発屋ってことですねw。処女作を超えられないってのはよくある話で、実際超えられない場合もあるし、処女作を知ってるから、次の作品をまっさらに評価出来ないってこともあります。なんにせよ、初めて、出会うもののほうがインパクトがあるものですからね。


 
 ただこの小説、いわゆる探偵小説では全然ありません。すべての謎をスパっと解決する名探偵的なやつは登場せず、地道な捜査を積み重ねていくという、捜査小説、みたいな感じ。ドキワクなアクションというわけでもなく、ちょっとずつ捜査をすることで情報がわかっていく、アドベンチャーゲームみたいな感じ。そして捜査するヒトも、ピカーンとすべてがわかる天才ではなくて、最後の最後に犯人の自白があるまで、結局そのトリックを見破れないという始末です。読んでてかなりスッキリしない感じ。

 ただもういいよ!ってくらい繰り返し繰り返し、説明があって、ひじょーーーに、精密にトリックが書かれているのがわかりません、矛盾がないように矛盾がないように・・・、っていうのをロンドン、パリ、ブリュッセル、の時刻表を見ながら検証していきます。時刻表トリックというのもありますし、この小説はアリバイ崩し、容疑者、が完璧なアリバイを持っているが、それをどうやって崩していくかっていう今のゲームにもなってるようなスタイルを確立させたものらしいとのこと。確かにそういうわけでは新しい手法を生み出した古典なのでしょうね。


 ただ、読んでて面白いって感じではないですねー・・・、すごくよく考えて作られてるってのはわかりますけども。好き好きなんでしょうけど。楽しくないのは、キャラが弱いからでしょうね、ロンドン、パリの警部、弁護士、探偵、どいつもこいつも風体のあがらずキャラの弱い真面目なおっさんばっかしで、映像にしたらなんて華がない・・って感じ。それと動機もやっぱし弱いです、この時代のミステリってのは結局全部、愛する美女に片思い、が理由になってますけども、犯罪者ってのはそんなドハマリ体質のやつらばっかじゃないと思うし、だいたいそういう、ドハマリ体質のヤツってのは、巧妙なトリックを考えるタイプとは人種が違います。基本的に、賢い男ってのは女はくだらないイキモノだなって思ってて、ドハマリするのは新海誠みたいな全然モテない童貞のキモヲタみたいなヤツですw
 人間のタイプと行動が合ってないのですよねー。そういうわけではキャラ、が立っていて、まずキャラ萌えであるホームズはやっぱしすげぇなと思いますね。

2016年12月7日水曜日

1913  トレント最後の事件  エドマンド・クレリヒュー・ベントリー

  ベントリーというチェスタトンの親友が書いた作品で、ベントリーというヒトは本業は記者でしたので、寡作な作品な為知らない人も多いのでしょうが、この最後の事件、は推理小説の転換期を示すものとして評価されています。



 転換期というか従来の推理小説とは確かに全然違うものです



 ネタバレ注意報 

 

 

 

というかこの作品は、メタ推理小説、なのですね。これまでの推理小説、がすでに存在していて、それを裏切るっていう筋で描かれています。


 まず一番それがわかるのは、探偵が超人的才能によってすべてを解決出来ないってことです。ホームズなら確実に成功しますけれど、トレント、は実際推理を外します。完全な裏切りですね、主人公の探偵が推理を間違うなんて。


 
 そういうわけで、主人公の探偵が何でも出来るスーパーマンから推理力に優れた普通の人間、になることで新しい小説のフェイズに移るわけです。探偵なのに何も出来ないで次々と連続殺人が起こってしまうっていうこともあるし、他の人の助けや、ただのトリックだけを考える推理小説、よりも探偵ドラマ、に移っていったってことですね。トリックなんてもうすでに限界に来てたってことでしょう。そんなわけあるかい、ってトリックになってしまいがち、だから必然的に、別の要素、恋愛だったり、情景描写だったり、人間ドラマと抱き合わせてやっていくことになったのですね。


 けどまぁその初期の作品ってわけで、この小説、たしかに斬新なのかもしんないけど、ドラマとしてのレベルはまだまだしょうもないっていう感じですね・・・。だいたいすごい魅力的な女性、ってのが出てくるドラマってのはくだらないものです。でもまぁ読者のレベルに合わせると絶世の美女がどうしても必要なわけですね、それは昨今のアニメとか作品には必ずお色気担当というか、ヲタクホイホイ担当が用意されるのと同じことで永久に変わることなし。名作である以前に商品として価値がないといけないんですもの。

2016年12月1日木曜日

2001 シャドウハーツ   サクノス

 サクノスというもはや存在しないマイナーゲーム会社から出されたPS2初期のロープレです。

 第一次大戦前夜を舞台にしたRPG、というとなんか歴史ロマンっぽい感じがしますが、実際には中2が好みそうなものを全部ぶっ込んだものです、日本帝国軍、上海、クーロンのスラム、ヴァンパイヤ、風水師、陰陽道、教会、錬金術師、禁術、宇宙人w カミサマ、邪神、魔王、フュージョンw 特に後半はややぶっ飛んだ感じのシナリオになりつつ、結局のとこ純愛がテーマの恋愛ロープレだったりします。


 最初っから最後まで、主人公ウルとヒロインアリスはラブラブで、最後までずっとイチャラブ状態。それがウルかっこいい!!ってなるのか、こいつら・・・ってなるのかはプレイヤーの精神状態次第ですかね。


 超ネタバレですが、普通にこのゲームを遊ぶと必ずバッドエンドです。グッドエンドへのフラグは攻略無しでは絶対とはいわないけども、98%くらい発見?というか自力で見つけ出すことは出来ないです。というかこのゲーム殆どの宝箱とか、アイテムはすべてと言っていいくらい隠されているので、攻略情報無しではまず見つからないです。隠しすぎだろって感じでもある。


 というかバッドエンドがこのゲームの正規のエンディングで続編もバッドエンドからの続きとなっているのでグッドエンドがおまけ的な扱いってことなんでしょう。



  まぁつまるところ最後にアリスは死にます。それでずーーーとこの2人のイチャイチャパラダイスを見せつけられたプレイヤーはあっ!!ってなるっていうオチなんですね。だからか、ずっとなかよし増刊号だったのは、最後にこういうことになるからだったんだ。っていうことなんですね。



 ゲーム自体としてはルーレットを回して攻撃するというひねった感じのシステムで・・(ここだけの話しですが倍速プレイとかをするヒトには非常に面倒なシステムです、倍速だとルーレット当たらないから・・)。グラフィックはスーファミ末期みたいな感じの3DCGっぽい3DCGなんですが、背景に関してはものすごーーーーいよく作られてます。こんなにやる必要ある?ってくらい、ただ通り過ぎるだけのシーンなのにえらい処理がされてるなぁっていう。小道具とかデザインもえらいこだわりよう。どうやって作ったのか知りたいですね。


 こぉいうのをなんていうのですかね?ようは視点が変えられないのでフルレンダリングした一枚絵の上を歩いて3Dダンジョンを動いてるように錯覚させるというやり方で、FF7が発明した手法でして、このサクノスという会社はスクウェアのドロップアウトさんで作られてるらしいのでその技術が使われてるというわけです、なんのソフトを使ってるのかは不明。しかしかなりの素晴らしいシェーダーであります。ただキャラクターのCGとモンスターのCGはかなり酷いもんで、アリスはまったくカワイクないし、ウルのモデリングも酷い有様・・・むごぃ・・・・。キャラクターモデリングに人材がいなかったか、その技術がまだ無かったかって感じですね。モンスターのデザインも・・・・・なんか全体的にきもい。フルレンダリングはすごいキレイだけどリアルタイムレンダリングはざんないということです。



このゲーム全体の演出も夜ばっかしというか、血まみれだったり、怖い話みたいなのがあったり、ホラーテイストなんですね。理由は一切わからん。1910年台が舞台となってますが、携帯電話を使ってるキャラがいたり、転送装置を作ったりとあまりその舞台設定が生かされてるとおもえなかったりしまふ・・・・。


 けどマイナーゲームならではの独特の味わいがあって、斬新なシステムもかなりあって冒険心に富んでいます。ゲームとしてはよく出来てる・・が、さいきんのキレイなグラに慣れてるとこのキャラモデリングには愛着が持てないかも。びったり製作者と好みがシンクロすれば、思い出深いゲームになるんだろうなって感じ。ワタシはホラー系があんまし好きでないし、リアル路線よりもアニメチックな感じが好きなヒトなんでまぁまぁってとこですにゃあ。でもⅡのほうが有名で面白いという噂もありけり、いつかプレイするかも。

2016年11月29日火曜日

アンリ・カルティエ・ブレッソン 写真集成   岩波書店

馬鹿でかい赤色の重たい本です。


 基本的にワタシは写真ってのが作品、だとは思わないです。撮ってるだけじゃんって思います。

 よく作品、を写真に取るタイプの写真家っていますね。作品を作って、それを撮影してそれが作品という。照明とかを作り込んでそれを撮影する。それは作品だと思います、写真作品なのかどうかはしらないけれど。けどスナップ、つまり街とかをうろうろしたり、自然をうろうろしたりして作るものはどうなのかなーって思いますね。

  というよりワタシはなんでか知らないけれどカメラを持ってるヤツが嫌いなんですね、これは一体なんででしょう、魂を抜かれるからなのか。ともかくカメラで撮られるのが嫌いなんですワタシは。たぶんそういうのってワタシだけじゃないはず。


そんなのはいいとしてブレッソンは、20世紀の代表的な写真家だとのこと。スナップ、写真のパイオニアです。黎明期ってのはいいもので何を初めてもパイオニアになれる。まだまだ写真文化が存在してなかったので、外で写真を撮るってだけでも斬新な行動だったのですね。室内で時間をかけて取らないといけなかったものが、外で撮れるようになり、スナップというジャンルが生まれ、決定的瞬間、を捉える、日常の一瞬を捉えるみたいなことが出来るようになったというわけ。


 確かに大家と言われるだけあって、うわーすごいっていう写真もかなりあります、ほんとに奇跡の一枚みたいなやつ。
 それと同時にこの程度かぁ・・・とも思いますね。それはどんなものでもそうですけどね。このヒトは神!神ゲー!とかべた褒めされてるものはどのジャンルにでもあるけど、ふーん・・まぁこの程度かぁ・・って思うことが多いですねー、極たまにぶっ飛ぶくらいすごいものがありますけどね。ベートーベンの第九とか。でもこの程度かぁ・・・って思うってことはそのジャンルにまだまだミライがあるってことで、ぶっ飛ぶくらいすごいものに関しては、もうやるべきことは残されてないってことでもあるのですよね。


 写真という作品に興味はなくても記録、としての写真はすごい面白いですね、こんな中国共産党の人間はこういう表情するんだ、とか1930年台はこんな靴を履いてるのか・・・みたいなの。しばらく写真集のコーナーが続くかもしれません。ほんとワタシ写真に関してはとうしろうなので・・・。

2016年11月26日土曜日

1598 ? Much ado about nothing シェイクスピア から騒ぎ

 シェイクスピアの喜劇、およそ中期の前半くらいの作品。

 仮面劇、騙し合い、取り違い、コトバ遊びとスピーディな掛け合い、貞淑な美女、結婚、愚直な武人、清廉潔白な領主・・・

 といったシェイクスピア喜劇のお得意の仕掛けがふんだんに使われていて、おおよそこのタイプの喜劇は完成したかなっていう感じです。


 ただ真夏の夜の夢、みたいなファンタジックな色彩を取り入れた大傑作があるのであまり日の目を見ることはない作品でもありますね。
   

シェイクスピアは劇団付きの作家ということもあって、同じような作品のバージョン違いみたいなのもあるわけですね、今年のシーズンの喜劇はこれ、悲劇はこれ、歴史劇はこれっていう感じでどんどん作品を書いていくので。



 シェイクスピアは確かにものすごい才能もあるわけですけど、それに加えて運もかなりあると思うのですよね、作家運というのですか。選んだ題材が自分でも思ってなかったようなはね方をしたり、深淵な意味を次々と含むようになったりと。特にロミヲとジュリエットとかはそうだと思います。作者本人も予想しなかったほどにものすごい完成度の高い作品が生まれてしまう、これは運なんですね。だから作品を書くのは面白いのです、思わぬ展開、思わぬオチ、書いてる途中であっ!って見つかるわけですね。



どんな作家でも作品全部をきっちり計算して描くなんて不可能です。モーツァルトは一回も直さないでピアノを弾いて曲を完成させたとか、ドストエフスキーは下書きを書かなかったみたいな神話がありますけどどれもこれも大嘘です。ドストエフスキーにいたっては小説それ自体に匹敵するくらいの膨大な構成ノートみたいなのを作ってから作品を作ってますし、実はモーツァルトだってものすごいストイックな努力家であるのは間違いないです。勝手に後からイメージがついてまわってるだけで。


 ただこの作品にはそこまでの神通力は発揮されなかったかもしんないですね。世間の評価的には実は高い作品なんですがワタシ的にはちょっとイマイチ。

Death of Castro and Death of socialism

 カストロ議長が死んだのですって。こりゃ超ビッグニュースなんですけど、実質的にはもはや10年前くらいから死んだようなものだったわけですね。


 今のヒトはカストロが誰かなんて殆ど知らないでしょうね。ゲバラは若くして死んだから英雄になったけれども、カストロは長生きしたせいで英雄ではなくて、びみょーな半分革命家、半分独裁者っていうところですねー。まぁよくあるパターンです。


 社会主義はいよいよ絶滅したって感じですね。社会主義の何が失敗したかっていうに、それは頭でっかちで全然実際の経済としては機能しないってことですわね。よく、貧富の格差が激しいから資本主義はダメなり、っていうヒトがいますけれども、貧富の格差こそ、資本主義の最も成功してる部分なのです。貧しいヒトがいなくなったら、それこそ資本主義は終わってしまう。


 富が集中してるからこそ、おっきなコトが出来るわけです大工場を作ったり、新興国から資源を奪い取ったり、悪いことをしまくってカネを稼いだり。著作権で訴えまくって小銭を稼いだりして。そして貧しい人がいるからこそ、労働力を使えるというわけ。みんなわりとカネを持ってたら、誰がヒトの言うことなんて聞くものか。すぐにやめちゃいます、なんでこんなことしなきゃいけねーんだクソがっていうふうに。


 たくさんのひとが平等で協力すればいいモノが出来るってのはひどい大嘘でして、それは全然違うってのを経験でみんなわかってると思います。ものづくりってのは天才がスターリニズムを発揮して、天才の独断と偏見、あとはみんなスレーブっていうのが一番うまくいく、というかそれしか方法は無いんです。それぞれみんな意見を出すなんてただの時間の無駄。天才のひらめきに全額ぶっこむのが一番効率的・・・・



 とまぁそういうわけですが、それでもやっぱ一時代終わったなぁって感じですね。デヴィッド・ボウイ死亡と同じくらいでかい出来事でしたね。

 

2016年11月25日金曜日

Zbrush  アイススライム

相変わらずZブラシのマニュアルと格闘する毎日。初歩的な使い方は把握してきました。RPGの最初のほうに出てきそうな雑魚キャラのコーナー。

 アイススライムってことで、色を変えれば属性も思いのままw ただワタシはそのなんとかMAPってのを理解していません、UVマップ、Bumpマップ、Bakeマップなんなんそれーーーーーーーーーーーーーー。


 RPGを題材にした漫画を描きたいなーと思いつつ、途中でちょっと停止してますね。何も考えずに描き始めるのは危険だってことですw

 

2016年11月24日木曜日

2015 Empire of imagination Gary Gygax 最初のRPGを作った男

 ロールプレイングゲームというジャンルを完成させたゲイリー・ガイギャックスという人物の物語です。 

「RPGゲームは、頭はなかなか良いけれどスポーツやコミュニケーション能力がダメダメないぢめられっこ一直線のナードに逃げ道を与えてくれた、それと何より一緒にゲームをする仲間を与えてくれた・・・」


 これがまぁその通りだと思いますね。ゲイリーが作ったロープレ、D&Dってのはテーブルトーク式のRPGで実際に人間と人間が共同作業で物語を作っていく形式のゲームです、ロールプレイ、それぞれが、それぞれの役割を演じる、ゲーム。コンピュータゲームはダンジョンマスターがプログラムなのですが結局のとこ、あのゲームどうやって攻略するの??って話し合いになって、ひとりぼっちのナードやオタクにトモダチを作る道を開いてくれるものです、たしかにそれがゲームの一番面白いところなのかもしれません。





 


  ゲームってのは宗教の代わりなんだとワタシは思っています。宗教の役割ってのは死、への恐怖を幻想で埋め合わせること。だからみんな死にそうになると宗教に逃げ込む。宗教は死後の世界はある、ダイジョブだ、怖がるなってことを絶対に保証するもんです、それがなきゃ宗教として役に立たない。それと同時に、死ぬのが怖いってことを共有できる仲間を作る、宗教はReligion、リージョンを再構築するということ、人間と人間のつながりを生み出す、これが宗教の能力です。



   ゲームに限らず文化ってのは結局はトモダチ探しみたいなとこがあって、あっ同じことを考えてる人間がこの世界にいたんだ、っていうのがコアなんだと思います。映画とかって映画自体が良いってのもあるのですけど、あの映画こうだったよねーってグダグダしゃべるのが映画なんですよね。
 けど文化ってやつは権力と同じようにすぐに腐敗するもので、文化の寿命は100年、最近はさらに早くて50年だって言われてます。RPGは1973年頃に生まれたので、あと8年ぐらいだと思われますがたぶんそうだと思う。今のタイプのロープレは無くなって、ARとかVRとか体を使って遊ぶタイプが主流になるんじゃないですかね。しかしそれが現れるのが8年後でさらに主流になるには10年以上かかるからまだまだロープレで遊ぼうって感じです。

 なんで文化がダメになるかってのは参入障壁なんですよね、この本でも後半はずっとやれ訴訟だ経営だ、会社の運営だって話で実際にこんなゲームにしようっ!っていう一番大事な部分はまったくなくなってくる。最初は紙とペンだけで遊ぶ対話型ゲーム。のはずだったのにだんだんミニチュアだセットだ本だ、追加ブックだ、ってカネがかかるようになっていき、コンピュータになりオンラインになり・・ってなってきたらもう新しくゲームを作りたい、なんて馬鹿げた願いになってしまいます。まずコンピュータを勉強し、専門学校なりで学び、その上で景気が良くてたまたま面接官に気に入られるみたいな運ゲーを勝ち抜き、さらに大企業でのし上がり・・・・・・
 みたいな、ただ面白いゲームを作りたかっただけなのにスタート地点に立つだけでも一体どれだけのカネと時間と、さらに運要素があるんだよ!!って感じになって、新しい才能は入ってこなくなり、同じことの繰り返しになり・・・ってことです。映画とかはまさに今そういう状態ですよね。どういう映画が面白いか?なんてことじゃなくてどうやったら売れるか、とかどうやって予算を集めて回収するか、みたいなことしか考えてません。どれだけ入ってどれだけ興行収入が出たか、ばっかしがニュースになり、この映画に感動した、人生変えられた、みたいなハナシはまったくない。
 まず映画の制作費が軍事予算みたいな値段になってて新しい人材が入る余地なんて0ですしね、これで映画業界がよくなるハズない。

 
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 わたしはテーブルトークRPGってのをやったことないんですが、トモダチの家にボードとそれがあったのを覚えていますし、遊戯王がまだカードゲームになる前にこのテーブルトークRPGを取り上げていました、妙に覚えてます。ワタシはカードゲーム漫画化する前の遊戯王が結構好きでしたw カードゲームはわたしはマジックのほうをやってたのでねーー。遊戯王のカードはカードゲームとしてのバランスは無茶苦茶でした、レアカードが強いっていう。カードゲームとして成立してないですそれって。カードゲームってやつは、明らかに最強のカードってのが存在しちゃいけないんですよね、じゃなきゃゲームにならんもの。

2016年11月22日火曜日

Zbrush ヘルメット制作 

 
ココ最近Zブラシの勉強をやっているので、仕事がちぃともすすまんのや!!!(千鳥ノブ風)いちおーヘルメットのチュートリアルを見ながらこれが出来ました。まだまだいろんなとこがイマイチ・・・。ってかZブラシ、直感的に操作出来る、というのが売りなんですが、かっこつけすぎて独特の操作がめっちゃ多くてそれを覚えるのに時間がかかります。そして機能が一昔よりもめっちゃ増えてて、把握仕切れません・・・、しかし使いこなせばやっぱしモデリングはすごい楽になりそう・・・。

 Blenderに取り込みたいんですけど、マテリアルはどうやってExportすればいいのだー・・・。モデリングだけやってマテリアルをつけるのはCycleを使ったほうが良さそうなんですがZbrushのペイント機能は秀逸なので使いたいとこなんですがねー・・・。


 あと画像のバックグラウンドを透明にするっていうすげー基本的な機能が無いのにクリビツ。アルファをエクスポートしてアルファチャンネルを操作すればイインダヨーって書いてありますが、めんどくさーーー・・・。

2016年11月21日月曜日

1979 MAD MAX

ちょっとしたカルト映画でして、オーストラリアの無名な俳優ばかりと無名なチーム、そしてガリガリの低予算で作られたカーアクション映画なんですが、独特のセンス?w ともかく予算が少ないのをどう補うか、みたいな特殊な撮影方法を用いていて、なんじゃあこりゃあ。っていう感じを残していく映画です。


 ストーリーなんてあってないようなもんで、暴走族集団がはちゃめちゃをするのにブチ切れたマックスがそいつらをぶっ殺しにいくっていう話ですw 普通悪役と正義役ってのはダイアログがあるものですがこの映画には全然ありません、無慈悲にぶっ殺す、そのドライな感じがなにか根強い人気を生んだのかもしれません。お涙頂戴的なシーンや感動的なシーンなどは殆どなく、もう暴力!暴力!Hoo!!って感じw



 まぁ車とかモーターのものが好きってやつはいるものなんですよね、ワタシは車を改造したりする人々の気持ちがちっともわかんないんですけども、スコーンとハマってしまう人はいるのでしょう。この映画一応近未来の話なので、コスチュームとか、なんか色々独特です。これがオーストラリアの独特のセンスなのかもしれません。殆ど何言ってるかわかんないのはオーストラリア訛りだからですね。
 

 撮り方の特徴としてPOV、主観視点の多用ってのがあります、当時としてはすごい珍しかったんです、いまではフェイクドキュメンタリーとか、そういう手持ちブレブレホラーみたいな、低予算映画の手法はたくさん開発されてますけども、MADMAXはそういうやつのはしりなんでしょうね。

2016年11月20日日曜日

1907  黄色い部屋の秘密 ガストン・ルルー

密室トリックの古典と言われている作品です。最近はちょっとミステリ路線を走ってます。いや全然本なんて読まなかったんですけど、ちょっとインプットが必要な感じだ、つまりはやる気が無い時は本でも読もうってことですw 冬ってやつはほんとやる気を奪うよなぁ・・・。



 黄色い部屋の秘密、というタイトルにもなってるんですからこの密室トリックを中心に物語は展開していきます。

 けどワタシの勝手なルールですが、推理小説っていうのは、読者は最後に探偵が犯人を指摘する前に、ちゃんと伏線を拾っていれば、読者が推理して犯人がわかるもので、それが隠されているのは、サスペンスドラマ、なんですよね、ワタシが思うには。金田一シリーズみたいに次々と殺人が起こってくみたいなのもドラマ、です。だって最初には犯人はわかりっこないですもの。




 この小説は明らかに、サスペンス、のほうで、ちゃんと読んでいっても、秘密、はずっと隠されていてそれを推理していくことは出来ない。ようするには物語、なんですね。推理小説ってのはゲームだとワタシは思ってて、クリアする為のカギがどこかにある、物語ってのはまぁなんでもありですから、どうとでも書けるわけです。ここまで読んであなたには誰が犯人かわかりましたか?みたいなのがありますけども、サスペンスであればそんなのわかるわけないです。サイアク、誰も知らない宇宙人がいて、そいつは時が止められてり戻したり出来る!!みたいなひどい結末でも書けるわけです。わかりっこないぜそんなのっていう。


 
 それでも一応推理モノなのでオチを明かすことは出来ないんですがーーー・・・・、ワタシ的にはこのトリックは無茶苦茶だし、トリック以前に状況設定にかなり無茶苦茶がある気がする・・・まぁまだまだミステリ小説の発展期の作品で完成されてないってことなんでしょうね、だって1907年ですもん、100年以上前の作品ですからね。

 作中で、コナン・ドイルのトリックは無茶苦茶だ、足跡1つだけで犯人なんてわかるものか!あぁいう捜査は古い!みたいなライヴァル心むき出しなのもこれが創成期の作品だなって感じがしますね。今ではコナン・ドイルを否定するヤツなんていませんもの。みんなホームズ好きっていいますよ。なんかエッジを効かせるのを気取りたい若造でもない限り。でも同時代人にとってはまだホームズは神格化されてはなかったってことですね。


 ともかく結構ひどい出来です。これはミステリの歴史を学びたい人向けですわね。それとなんかワタシこのガストン・ルルーって人と反りが合わないって感じがするのかも・・・。

2016年11月19日土曜日

1966 A Big Hand for the Little Lady  テキサスの五人の仲間

 これも鈴木P、そして宮﨑駿も好きだという映画。


 確かに駿氏が好きだってのはすごーいわかります。ただ、この映画ワンシチュエーションもので、トリックというか、ひとつのゲーム。ポーカー映画なのですが、たった1つの勝負ですべてが決まってしまうので、それについて語ってしまうと完全にネタバレになってしまうので、語ることがありません。


 あれに似てます、あの~・・・、名前が出てきませんが、ともかくエンタメ映画なんですね、年に一度の大きなポーカーのゲームが開催される、そのゲームのためにいろんなものを置き去りにして集まった男たち・・・・さてゲームの行方は?ってことです。



 映画の長さも90分くらいで、さくっと見れますし楽しい映画です。これは確かに良い映画なり。

1963 Tom Jones

ムービープラスというCSの映画チャンネルで、この人のベスト映画。みたいなのがやってて、その中でジブリのプロデューサー、鈴木敏夫が選んだのがこの作品。
                            
ただ、はっきり言って面白くはないですw 面白くもないのに、なんでこの作品はこんなに予算一杯使えてるの?どういうわけ?っていう映画ってのは、だいたい文学作品の映画化なんですねー、だからみんな知ってるから内容がつまんなくても予算が取れる。知らないと、えっ、この古典作品もしかして知らないんじゃないですか???って馬鹿扱いされちゃいますからね。

 日本の古典文学でもなんでこれが古典・・・・??ただのエロ本じゃんみたいなのが一杯あります、好色一代男とかそういうやつ。何が面白いねん??っていうの。でもそれってその当時は、とってもセンセーショナルでアヴァンギャルドなものであったり するんですね。そっからどんどん新しいものが生まれていった先駆者的な役割、そのオリジナルがどんどん進歩してったのを知ってる後の人から見たら、は?何がそんなにいいの?ってことになる。歴史的に意味があるってわけで。今の人がドラクエ1をやってもつまんな!って思うのと同じことですね。


 このトム・ジョーンズってのの作者はフィールディング、イギリスの小説の祖とも言われてる人物でして18C半ばの作家ですから、今の人たちにとってこの小説は何が面白いのかちんぷんかんぷんだろうけども、小説ってののかなりパイオニア的な存在なんですね。
 小説ってのは基本的には、セックスと死。文学やってる人はかっこつけてエロスとタナトスとかほざくわけですけど、基本的にはそれだけです。 で、このトム・ジョーンズは小説のパイオニアですから、基本的にはセックスと死を扱うというわけ。主人公のトムはいろんな女とセックスして、死にかけたりしながら最後には愛する人を見つけるというもうベタ中のベタです。


 なんで鈴木Pがこの映画をチョイスしたのかはわかりません、けどもこの映画アカデミー賞もとってるし(まぁ文学作品の映画化っていうのだけでかなり有利なんですけど)、中世っぽいリアリズムは良く出来てたりします。

 たぶん、鈴木P的には、面白い映画ってのじゃなくて、この映画はつまりなんなんだろう??って考えさせるような映画を選んだんでしょうね、他に選んでるのがバリー・リンドンですもん。バリー・リンドンもこの映画とかなり似ていて、全然面白くないんです。ただ、わざと面白くないのを効果として狙ってるのですね。どういう意図かはわかりません、人生ってつまんないよねっていうものすごい毒を吐いてるのかもしんないし、こんなにくだらない、くだらないこと、というリアリズムを貫いてるのかもしんない。

 なんにせよ、わかりやすいものを求める今のオーディエンスにはおすすめ出来ませぬw でも60年台ってこういうことが出来たんだよなー・・・、なんでしょうね、今ではこんな映画絶対予算出ないっていう、マーケティング無視というか、芸術至上主義、本物志向、アンチ市場主義みたいなこと。


 世間はアメリカの大統領がトランプになるという珍事件で、ぐちゃぐちゃメディアは吠えてますけども。要するに昔のアメリカに戻ったってことなんじゃないかなって思いますね。アメリカさえ良ければ良い。アメリカ独立主義です。アメリカがなんか正義を気取って世界のあらゆる場所に軍隊を広げたのは、一体だれのせいなんでしょうかね?アメリカはアメリカさえ良ければいい、他は知らんっていうのをずっと貫いていて、けどヨーロッパが植民地帝国でがっぽり稼いでるのを見て、羨ましくなって太平洋とラテンアメリカを占領したはじめたわけですね・・・・。



 でもそれは普通なんじゃない?ってワタシは思うようになってます、自分たちだけ良ければいい、それは極めて普通だし、正直な意見です。アメリカが、ちゃんと敵になったって気がしますね。味方のフリをずっとしてましたけど、アメリカは敵、っていう仮想的がやっと生まれたって感じ。アメリカはそのほうがいいと思います、世界のすべてから憎まれてるほうが。わかりやすくていいです、帝国は悪、帝国と戦おうっていうほうが。
 上っ面だけは味方のフリをする帝国なんて、ゲームとかでも戦いづらいですもの。めんどくせー。悪の帝国、これがわかりやすくていいんじゃないですかね。悪の手先のイエスマン日本人、クズ科学者と小物の集まり。ひじょーにわかりやすいです。

2016年11月16日水曜日

NHKスペシャル 「終わらない人 宮崎駿」

たぶんYTで探せば出てくるので是非。



冒頭から


「もうオレいまの世の中に合わせて生きる気ないから」


  爆w  面白すぎますね、そんなこと言っちゃうんかい!!まぢかよ。


 ケド
「ストーリーを見て映画を好きになったりしない、ワンショット見ただけでこれは素晴らしい映画だって思えるものじゃないと、それが映画だと思ってるから」


 なんて、鋭すぎることも言うわけです、よく聞きなさい、映像業界とかにいるって自称してる人々w


 まぁ最後には、オレはもうやらない、とかいいつつ、鈴木さん、なんでもいいから金、かき集めろ。やっぱオレ長編映画作る。

 って無茶苦茶な命令を下すわけですね。ほんと、この人以外が言ったらバカ言ってんじゃねぇ!!って言うようなセリフなんですけどねーーーw
 この人が言うなら、すぐにカネなんていくらでも集まりますよ、選びたいほうだい。なるべく使いやすいカネを集めようってことくらいですね。


 絵コンテだけ完成させて死ぬってことになるかもよー、ってことを言ってますが、誰が映画を完成させるの??って言ったら1人しかいないんですけどね、庵野監督くらいしかいませんねーー。なんにせよ、やっぱそうだよねーってオチですw、他にやることないじゃないですか。


 でもどっかで誰かが同じ世界の同じ時間に頑張ってるってことが、かなりの程度続ける理由なんですよね、だからやっぱしずっと頑張って欲しいもんです。最近特に、あの人も頑張ってるから頑張らないとって思う仮想ライヴァルみたいなのがどんどんいなくなってますもの。井上雄彦は仕事しない、富樫も仕事しないw、ベルセルクの作者は新しいマンガを始める、ダウンタウンは体を張らない、EVAはいつまでたっても完結しない。唯一、現在進行系なのはワンピースとJOJOくらいですかね。この2人はほんと仕事するよにゃ~~、見習わないといけませぬね・・・。

2016年11月15日火曜日

1999 ペルソナ2 罪



ゲーム内容説明

 ペルソナ2には罪、と罰、が存在していて、ポケモン赤、緑みたいに好きなほう選択するタイプじゃないです。罪、の続きが罰、なので罪からプレイしましょう。わたし最初間違えてて全然意味がわかんなかったら罰からプレイしてました。途中でなーんか妙だぞ・・・って思って調べたらこうというわけだ。

 続き、でありながらデータを読み込めることは出来ますけども基本的には別ゲームなので非常に注意。

初代と比較してかなり手が加えられてます。全体的にもっとわかりやすくライトユーザー向けにっていう変更が殆ど。
 圧倒的に変わったのはイラストがキレイになりました(PSP版)、副島なんとかさんのタッチです。CGグラフィックは変化なし。立ち絵の種類も増えて表情豊かになりましたね。あとノリがちょっとキッチュからPOPになりました。

 また街が無くなって、店を選択するだけになりました、これは超グッド。プレイアビリティアップ!ワタシはこれをいっつも推奨してます。街のマップ作らないで道具屋、武器屋、とかを選択するだけにすべし、街歩くのめんどくせーから、機能だけを抽出してるところがゲームっぽくて素敵、ゲームにほんとの生活感を求めてないから、だったらそれはリアルでやればいいのですし。みんなも見習いましょうw  

 あと経験値が与えたダメージによって入るのではなく一定になり、悪魔カードがなくなりアルカナだけを集めれば良くなりました。特定の悪魔を探す必要はなし。FOOLの作成が簡単になり、リセット連発しないでもよくなりました。

・前衛後衛みたいなフォーメーションが無くなって場所はあんまし?関係なくなりました。それと交代でサガフロンティアみたいな合体技が登場。

・通常武器と銃、ってのがなくなり一本化。

・仲間キャラも固定、シナリオ分岐もなし、とにかく、ちょっといろんなものをぶっこみすぎてて初心者にはイミフなとこが多かった初代からとっつきやすさ全開って感じですね。ただそう書くと、ぶっこみ感満載だった初代が好きってひとの気持ちもわかる。普通のゲームになっちまったな・・っていう。
 それにしたってやり方を知らないヒトはやっぱりむつかしーでしょうね、防空壕とかドハマリポイントもあるし。まず何から手をつけたらいーのかわかんないんですよねー。ダンジョンもややこしいのが多い。

 けど今回、これを使いなよっ!!って感じで専用ペルソナをどんどんくれるので、基本それを使えばベルベットルームなんか一回も入らなくてもクリア出来てしまいます・・。コンタクトって結局なんやねん、っていう一般ユーザへの配慮なんですけど、つまりはコンタクト不要なんじゃね?ってことにもなって、おや?って感じ。しかもボスなどはその専用ペルソナを使ってると丁度うまい具合に相性が合うように出来ているのでますます自分で作る必要なし。まぁ初代でも、専用ペルソナがラスボスに対して特攻だったんですけどね。
 唯一必要なのはトヘロス的な効果のエストマですが、エストマカードで落とせばおっけぃ。割とエンカウント率高いゲームなのでこれ必須です。


 噂システムというのが今回の肝でして、なんかジュベナイル小説っぽいギミックなんですが、噂を流すとそれが現実化するってことで、噂を集めて好きな噂を現実化させるってものなんですが、発想は良いんですけど後半噂とかほぼ無意味でゴリゴリにレベル上げたらまったく関係ないし、いちいち噂を流すのが面倒。アイデアは良かったけどゲームとして機能していませんね・・・・っつーかポケモンみたいに携帯を使って電話でやりとり出来るようにすればいいのに。あれって結構な発明でゲームの中でも携帯でやり取りできるんですよ、ポケモンは。
 推理小説のトリック開発率じゃないけど、ゲームのギミック開発率でポケモンはすでにFFを超えてる気がします。


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 ストーリーはアトラス独特のやつです、でも完成度は割と高いと思いまする。しかし、・・・最後はまじ??ってなる人もいるかも知んないって感じですかね。ラスボスも面白いw 

 だいたいのストーリーを言うと、10年前の夏休みのヤクソク、がミライをまったく違うものに変えてしまった、さぁボクラのミライを取り戻そーぜ!!みたいな感じのこれもジュベナイルものっぽい感じ。20世紀少年風って感じですかね。20世紀少年も終わり方ひどかったもんなーーw

エンドレスサマーじゃないですけれど、結局オトナもずっとコドモの夏休みの無限ループから抜け出せてないよねって思います、だいたいのドラマや物語ってのは高校生が主人公だし、高校生の夏休みってのがベタ中のベタであり、つまるとこ、本当は一番楽しいのは高校の夏休みだったよな・・・オトナになってもあの最高点超えられないみたいなことなんでしょうね。オトナが本当に楽しいならもっともっとオトナを題材にした物語があるはずですが、事実は異なる。
 ネタバレですが、このゲームの最後は人間の、破滅を願う欲望のほうが強いから世界は消えてしまうというオチです。これはでもマジでそうだと思うのですよねーーー。とくにこの1999年っていう時代はそういう感じだった。あれ・・・世界終わらなくね・・・それって困る・・・っていう。あの時ほんとうにノストラダムス的なことで世界が滅んじゃえばいいのにって思ってた人と、21世紀を待ち望んでいた人、どっちが多かったのか、かなりの接戦だと思います。


 

2016年11月14日月曜日

1999 GetBackers-奪還屋-   青樹佑夜  綾峰欄人

なんか知らないけどいっつも途中でやめてしまうものってありますよね、このゲットバッカーズってマンガはまさにそれで、いっつもなんか途中でやめてしまうんですが今回は腰を据えて最後まで読みました。
 しかし39巻も出てるとは!!もっと24巻くらいで終わってると思ってました。




 作画スタイルはこれぞマガジンって感じのスタイルなんですよね、背景とかがフォトリアル風でして、よくマンガの描き方!!みたいなのに描いてあるトーンを何重にも使って、白黒でどんだけリアルに描けるか、っていうのにチャレンジする感じ。漫画家以外にはやらない描き方でして、はっきりいってクソみたいにめんどくせー描き方です。あとこういう画力重視のマンガにありがちなんですが、モブシーンをものすげー描きまくってやる!!!っていうマゾっぽいチャレンジがあるんですよね、ページを全部埋め尽くしてやる!!みたいなの。

 確かにだんだんしんどいけど楽しくなってくるっていうか無心になってくる感じがあるんですが、ワタシはマゾじゃないので、こぉいうのは絶対出来ませんw
 日本人はとにもかくにもコツコツ頑張るってやつに弱いんで、こぉいうマゾプレイをしてる人間を褒め称える感じがあります、何にせよ努力は認めようってやつ。

 ただマンガとしてそれ必要か・・?ストーリーとしてそれ必須ですか・・?っていうと疑問。よくクラシックでは演奏効果ってのが言われます、むちゃくちゃ難しくて鍵盤がギリギリ届くか届かないかのものすごい高速パッセージ、指の短いヒトには不可能!!これが出来たらすごい!。でもそれって音楽としては全然どうでもいいっていうか、そのパッセージがきちんと弾けたからといってものすごいキレイに響くかというか、音楽それ自体としてはあんましどうでもいい・・・。ってのがあります。

 まぁでもこういう原作と作画が別れてる場合、作画のほうは作画だけが仕事なわけでともかく絵を埋めて仕事してまっせ!!っていう感をあぴっとくのがいいのかもしれませんね。


 そぉいうわけで作画は良く出来てると思います、あとは好みの問題ですよね、こぉいうのが好きな人もいるし、もの中2、ガキね。っていう人もいるでしょう。ワタシはたまーにこのマガジンスタイルの作画が見たくなりますね。GTOとかをイメージしてくれるとまさにそう。今のマガジンにこのマガジンスタイルをやってるマンガがあるのかわかりませんが。

 ワンピースとかNarutoとかを見る限り、こぉいうフォトリアルスタイルってのは最近はあんまし流行りではないみたい、やっぱそれ必要!?って思うのでしょうね。無駄に時間ばっかかかりすぎちゃうよ、マンガの面白さってそこじゃなくない?って感じで。マンガだけじゃないですけどね、ハリウッド映画CGがキレイ・・・でも映画の面白さってそこか?FFの最新作は超美麗CG・・・でもゲームの面白さってそこですか?力の入れるとこ間違ってない?ってやつ。
 VRVR、って最近声高にさけんでますけど、そんだけすごいビジュアルなのはわかったけども内容は!?ってのがいつまでたっても出てきません、まさかまたエロ動画に使われるだけなのか?って感じ。


 これは本当に大事な問題で、マンガの面白さってどこにあるんだろうなー?ってのは至極むっかしいです。かといって作画がひどすぎると読むのがしんどい。ワタシは手塚治虫の作画ってのが大嫌いで、内容はいいってみんな言うのですけどちっとも内容が頭に入ってこないんで最後まで読んだのが1つもありません。


 作画が良くてもやっぱ内容がつまんないとやっぱしちっとも読む気がおきません、そういうのって、後で気づくんですよね、なんか読む気が起きないなぁあのマンガ・・・よく描けてんのに。もしかして!あれって内容がつまんないんじゃないの!?って後でわかる。


 このマンガもストーリーはかなりひどいもんですw 子供だまし・・・子供だましってコトバ自体にはワタシは悪い意味もいい意味あって、コドモ騙すのがマンガの仕事だろ、少年漫画はコドモを騙すのが仕事だもの。っていうことも言えるんですが。
 あれですね、なんかいかにもポピュラー・サイエンス読みました、みたいな光子とは・・・量子力学では・・・みたいな理屈のつけかたが気に食わないんでしょうね。多少わたしは学があるほうなんで、イヤ・・・それ全然間違ってるし・・・みたいなのがわかっちゃうのがダメなんでしょうね。コンピュータのうんちくみたいなんも・・・・いやいや、ちゃうちゃう・・・ってなってしまう。そんなオトナ向けに書いてないもん!!!ってことなんでしょうけどねw


 知ったかぶりはしないほうがいいよってことなんですが、といって知ったかぶりしないでは何も描けないですしねー、戦争とはこういうもんなんだって偉そうに語ってるマンガは星の数ほどありますけど本当に戦争を経験したやつなんてもうほぼ死んでますし。ただ戦争に参加したとて、有る一部分、自分が見たとこしかわかんないわけで、戦争とはこういうものだとか言われるとオマエ一体何様やねん、って思います。
 そういうときに数字のマジックってやつが使われます、ナチスはユダヤ人を〇〇万人殺害した。みたいなん、客観性がいかにもあるようで、この数字ってやつがほんとーーーにいい加減。桁数がコロコロ変わったりします。


 いややっぱしそれ以上に最後はなんかキレイゴト、結局あいつはほんとは仲間の為にすべてやったことなんだ・・・みたいなの使いすぎ、結局じゃあ全部良い奴なんじゃねぇか、じゃああれはなんやってん!!みたいな破綻があまりにも多いですよ。そしてザコはすぐに死ぬのに主要キャラはだいたい死んでもすぐに生き返ったり、じつは急所を外してた、みたいなの、これも絶対やっちゃダメなやつ・・・・・。



 とまぁなかなか問題のあるマンガです・・・・

2016年11月6日日曜日

1997 ストリートファイターlll

 バランス修正として3rd、までバージョン違いがあり、移植などの補正も色々ありまする。しかしSF3。

 スト2やZEROと比較してかなりの程度違うゲームになってます。まずブロッキング、というか何よりもブロッキング。
 相手の攻撃に合わせてジャストガードみたいなことをするとノーダメでカウンターに入れます。もぉ3はブロッキングありきみたいなことで、後の先の戦法がかなり有利です、相手の動きを見切ってコンボ殺。

http://wikiwiki.jp/3rd/?FrontPage

このページを見ればわかるようにコンボはガリガリまで研究されつくされてまして、初心者が勝つのは不可能ですね。弱パン当たり判定からの滑り投げみたいな、は?wって感じのテクニックが満載です。特に3はパリーがある関係上投げが圧倒的に重要となりスライド投げというチートまがいのテクが必須となっておる。特に対人で。

 そしてキャラごとのバランスもひじょーに悪い。ショーンみたいなクズキャラがいる一方、チュンリー、ユンなどの中国勢がやたらめったら強い、いや、強すぎる。技のレベルが2ランクくらい違う。ZEROの初代の豪鬼、VSシリーズのベガ並に圧倒的な強さを誇っていてバランスブレイクされてます。チュンリーは投技が昔から入りやすかったですけど、さらに投げが入るしコンボもすべて超優秀。気功拳の射程もあっぷ、半月斬?的な技も冴えまくり。蹴りのリーチ、ジャンプ性能、すべてにおいて強すぎ。たぶん大会はチュンリー祭り、あるいはチュンリーをメタしたユンしか考えられませぬ。
 ガイル系の溜め系はパリーが使いにくいためすべてベンチ行き・・・さようなら・・・。

(チュンリーのCVは田中敦子なんですが、最初高山みなみかと思いました。ウルスラ?って感じ、似てるんですね声・・)

 キャミィなどのいわゆるベガとその手下たちは一切いなくなって、新しくなんか強化人間みたいなやつがたくさん登場してまする。ん~~・・、ワタシはベガたちのほうが好みであった・・・。あんましキャラが立ってない。特にキャミィがいなくなったのは残念。そういえばザンゲフやホンダも・・・。

 ただ格ゲ―としてはかなり完成しとるぜよ!ってのがもっぱらの評判で国際ゲーム大会に採用されたりもしてます。それにしたって、キャラかぶりしまくりでしょうけどね。

2016年11月3日木曜日

1926 ブラウン神父の不信 1927 ブラウン神父の秘密 1935 ブラウン神父の醜聞

 ついうっかり1個ずつレビューを書くのを忘れてしまいました。内容もかなりわすれてまった・・・。
いつのまにか読破してたんですねブラウン神父シリーズ。


 チェスタトンはトリックの創出量はナンバーワンであると江戸川乱歩が言ったとか言わないとか。まぁ推理小説の創成期で先にやったもん勝ちって感じもあるのですけどね。チェスタトンのトリックは巧妙なトリックっていうのじゃなくて、根底から覆す、ちゃぶ台返し系の大技です。ちゃんと読めば犯人がわかるっていうタイプの物語じゃなくて、まじかよ、そんなんアリ??ってヤツです。


 けどトリックについて語ることは出来ませんw これが推理小説のレヴュー書く時の問題ですよねーー、一体何を描けばいいのやら。


 ホームズと同じようにポツポツと長期間にわたって書かれてますので文体とか作風も全然変わってますし、短編ごとの出来もバラバラなので一口にこれがこーだ!!みたいなことは言えません。


 チェスタトンは人種主義である、みたいな批判をちらほらみかけます。でもさーキレイゴト言ってんじゃねぇよこんにゃろうって感じです、全然チェスタトンは白人以外はヒトにあらず、みたいなことを言ってるんじゃなくて、当時の、イギリス人の見方を描いているだけで、チェスタトン本人の意見ではありません。社会みんながそう思ってんだからそれを無視して描いたほうがなんか妙な感じになるに決まってます。人種差別は絶対にあるし今もがっちりあります、でなきゃフィリピンパブだの介護要員として東南アジアからチープレイバーを輸入すりゃいーじゃんみたいなこと出来るはずないでしょうが。




 今のハリウッド映画のように黒人キャストを絶対入れないといけない、悪者を黒人だけにするのはよくない、アカデミー賞を白人だけにあげるのはよくない、みたいなのって反吐が出ますわね。作品を作るってことを全く理解してない。作品ってのはどっか現実を映してるわけですから作品だけが嘘こいてたって、現実、白人の美女のほうが世界的に人気があるし、カネになるのだからそりゃそうだってことです、ただそれだけの話。白人のオトコのほうが世界的に人気があるんだから、そりゃそうなるよって話。ほんとーにそれだけの単純な話しですけどね。ジョニー・デップ好きーー!!みたいなやつは腐るほどいるけど、デンゼル・ワシントン大好きーー!!みたいな女の子はいませんもん。かわいー女性アイドルが好きーーーっていうバカは掃いて捨てるほどいますが、知的障害者のやばいやつが好きーなんていませんもん。残酷ですがそういうことですもの。それを作品のせいにしたところで現実は何も変わりませんもの。

2003 バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海


初見プレイヤーにアドバイスのコーナー

・カードは売らないほうがいい。後々必要になったりします。売ってもいいのは写真と使い捨てのカード。ほかは役に立たなそうでも残しておくこと。
・売ってるカードは基本すべて買うべし。このゲーム1つの戦闘ごとに基本カードが一枚しかもらえず、常にカード不足。売ってるものは全部買ってOK。後半、カネなんていくらあっても意味ないので全部使っちゃえ!

・食べ物は腐る。食べ物に限らずカードに閉じ込めた生物は腐敗して使えなくなります。よって腐らない食べ物が重要。つまりはお酒、飲み物系は超重要アイテム。

・シェラを育てること!! これが一番のポイントです。魔法少女で攻撃力が低くしかももろくてつかえねーーっ!感じのシェラですが、ベンチ要員にすると後半えらい目にあいます。使えん・・・と思いつつも、シェラは使わないといけません。よって主人公とシェラは固定だと思ってさしつかえない、ミズチはシェラとカードがかぶるので必ずベンチ、結局序盤に仲間になるギバリのカードが多くなるのでギバリで決まりって感じ。



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GAMECUBEで発売されたナムコのRPG。ハコ、がマイナーハードであり、スマブラやる以外に用途は無かったのですが、そのハコ、で唯一といってもいい大作ロープレ。プレステの頃みたいなディスク二枚組。マイナーゲーなのにボリュームは厚いです、さすがNAMCO、仕事するぜ!!
 
 しかしやはりマイナーハードであり、バテン・カイトスというタイトルも何を言ってるのかわからず、グラフィックも、メソアメリカ風のリアルタッチで斬新ですが可愛気とか萌え要素とか腐女子要素も無く、誰向け?って感じでどうも一般受けするような感じではないので、結構出来はいいのにマイナーゲームです。
 
 ナムコというとテイルズって感じで、アニメチックな感じで恥ずかしい中二こじらしたセリフ回しが有名ですけど、バテン・カイトスはなんなんでしょう?世界観としては、海の干上がった浮島のセカイであり、大きなクジラが大陸として空に浮かんでるっていう、どういうわけかこれもバハラグみたいな世界観。繰り返し現れますねこの浮島伝説みたいな世界観・・・・。
 
 ハコは実はグラフィック能力かなり高いんだなー!って思いますね、かなりキレイです。13年前のゲームにキレイとかいってるのはどーかと思うけど・・・。音楽とか雰囲気もなんか静かな調子でしてオトナのロープレって感じですね。キレイめ、を狙ってるって感じ。



 ゲームシステムも、カードを使って戦うターン制バトルみたいな感じで、ちょっとだけ知的な感じ。しかしこのカードバトルの弱点なんですけど、いちいちザコにもカードを選んで戦って、コンボを狙って、デッキを組み替えて、ってやらなきゃいけないのでひじょーにテンポが悪いです。ワタシみたいなアクションロープレ中毒にはちょっと辛いものがある。しかも仲間一人ずつにデッキを組み換えしないといけないのでかなり手間暇がかかります。デッキ三組用意せよってことです。
 ぶっちゃけ防御カードは不要で武器と回復カードさえあれば十分・・・。
 そしてレベル上げも謎システムで、教会でレベルを上げて下さいとお願いしないとレベルが上がりません、ダンジョン内ではレベル一定なり。WHY!?
難易度は中盤まではヌルゲーなんですが、結構大事目な中ボスがかなり強くていきなり難易度あがり、それまでザコから逃げてるとこれもえらい目にあいます。

 テンポが悪いってのがこのゲーム最大の弱点で、ボス戦とか下手すると30分くらいかかります、はやく攻撃せいっ!!って感じ。しかも相手もカードを一枚ずつ出すのにディフェンスカードを切るって感じなので、もぉ時間くい虫。後半になって相手が二回攻撃でカード8枚くらい使ってくるともぉーーー!!って感じになります。



 ラスボスはそこまで強くない、よって全員のクラスを最高まであげる必要はナッシング、カードもそこまで強いのを揃えなくてもいい、むしろ属性を3つくらいにしぼったほうがいいです。カードが弱くても。



 グラフィックがキレイなのの弱点もありまして、足場がわかりずらいです、ここ歩けるの?ってのがわかりにくい。またグラフィックが重い。ナムコってむっかしからそうですけどグラフィックの最適化が出来てないのですよね、テイルズデスティニーのグランフロントでしたっけ?あの空に浮いてる大陸、常に処理落ちしまくってました。スクエアを見習ってくだせい。

 結構、は!?って感じの要素もあって、攻めています、いきなりドルアーガの塔が始まったり、意味不明のデザインの街が出現したり。画面が鏡が割れたようになったり。


  シナリオもかなり攻めてます、プレイヤーは精霊として主人公に取り付いているかんじで、おい精霊さんどうする?ってこっちに向かって話しかけて来ます。変なかんじ・・・。普通のロープレとはなんかちょっと角度の違う物語になってまして、ん~~~、これは好みが分かれますが、よく出来てることはよく出来てると思います。途中、なんでやねん!みたいなとこもありますけど、ちゃんと練っては来てるなって感じはすごいすると思います。


 ただゲームバランスはよくはないですね。圧倒的に武器カードでも防御出来る主人公とギバリが強すぎ。他のヘタレとお姉さんはまず出番はないし、ミズチにいたっては絶対にベンチ確定。完全にシェラとタイプかぶってますし。シナリオ優先でゲームバランスを無視って感じです。確かにシナリオも完璧、ゲームバランスも完璧ってのは難しいんでしょうけどね。こいつ重要キャラだから強くしないと・・・・でも強すぎると先進めないし・・・みたいな感じで。じゃあここでは本気出さないってことで、みたいなのもヤり尽くされておるし・・・・。


好みは別れるにせよよく出来たゲームであることは間違いないです、暇だったら是非やってみよー。

2016年10月29日土曜日

1972  ベルサイユのばら  池田理代子

 ぎっくり腰になってしまい、仕事が出来なくなったのでマンガを読むことにしました、ずっと読もう読もうと思ってたけど手が出なかったマンガ、ベルばらです。


 1972年だったんですねーふるーーー!!でもだからといっていいのかその時代の雰囲気がありますね、戦争ベイビー、つまり団塊の世代の青春時代なんです。だいたい1965~1975年っていうのは。つまるところは数の理論でこの時代のクリエイターってのは競争率が高いので、すごいレベルが高いのですねー。つまるところはビートルズがその頂点にあるって感じなんですが、だいたい戦後の古典ってのはこの時代の作品です。


 フランス革命を歴史的に追いながら、女でありながら騎士として育てられたオスカルと、そのおさなじみで平民であるアンドレというキャラクターをフィクションとして付け加えた、歴史フィクションっていうジャンルです。


 実はこの歴史フィクションってやつは一番古典的な物語でして、三国志とかもそうです。歴史を題材にとりつつ、フィクションを付け加えていく。だって三国志にだって、誰がその場面見てたん??っていうのが一杯ありますからね。

 歴史というのも実はフィクションで事実に基づいたフィクションです、支配者が変わると歴史が変わるのもそのためでして、ころころ変更が加えられます。でも一応、オリジナル、としての歴史っていうのがあってそれをみんなで改作して遊ぼうってのは一番物語としては作りやすいです。
 面白さってのは、けっこうなところ、共有経験ってのが大事でまったく意味のわからないことをまったくオリジナルにやられても意味がさっぱしわからん。オリジナリティが大事だと言うけども、本当はオリジナリティよりも、なんでしょう、追体験。のほうが大事なのですよね。


 というわけでこの作品はすごいよく出来てますねー、少女漫画ってなんでかわかりませんが誰の発明なのかみんなおんなじスタイルで書きますよね、ガラスの仮面にしろキャンディキャンディでもみんな描き方は同じ。同じ作品の別キャラでも基本みんな同じ顔ですw 見分けはヘアスタイルだけ。まぁキャラデザする必要がなくていいよねw

 だから物語に注力出来るというのか、すごい練られた物語ってのは少女漫画が多いですよね。少年漫画ってのはだいたいは行き当たりばったりです。あるいは梶原一騎スタイル、1つの強敵を倒すとまた次の強敵が現れて・・・・っていうのを繰り返す。

 ベルばらはちゃんと物語を仕上げてから構成を固めて作画インってのがすごい伝わってきますね、まぁフランス革命という歴史を追っていけばいいので、途中からの超展開とか矛盾ってのはありえないんですけど。


 長編物語を作るってのは女のヒトのほうが絶対向いてるってワタシは思います。特に歴史モノみたいにいっぱい下調べが必要なのをまとめるってのは。つまんないことをコツコツす能力ってのは女のヒトのほうがあります、ワタシは医者とか法律家とかは女の人を信用します。
 ただ一冊の小説で誰かの人生をまったく激変させてしまう、みたいな大天才ってのはなかなか女の人にはいませんね、天才はいるけども、超天才、ってのはオトコに、しかもほんのわずかにいるだけなんですな。



 フランス革命ってのについても私自身結構調べたことがあります、けども調べれば調べるほど、なんか革命ってキレイゴトじゃないなー、革命ってのがみんなが言うように革命的でもなければすっきりしたような事実もありません、民衆が虐殺されることもあれば、民衆が意味もなく虐殺することもあり、常に正しい英雄もいないし、絶対的悪みたいなのもいません。


 結局のとこ革命は失敗して、ナポレオン帝政、そしてずーーーーーっとフランスは混乱しっぱなしでドイツに何度もやられっぱなしでして、最終的にはナチスドイツに完全にボコられてしまい、三流国へと落ちぶれてしまうわけですね。世界第二の帝国だったのに、いまでは世界のプレゼンスはかなり残念なことになってます。それは英語を学ぶ人口とフランス語の人口を比べれば一目瞭然。


 革命は失敗した。ってのは当時の1972年の学生運動に敗れた若者にはどう映ったでしょうかね??

2016年10月25日火曜日

2013 7番房の奇跡

 引き続き韓国映画シリーズ。

 2013に大ヒットした映画なんですが知りませんでしたねーーw ワタシはテレビとか殆どみませんけど、テレビを見てたところで外国の情報ってのはほんと入ってこないですよね。情報ってやつは情報を発信して利益があるものだけを発信するわけで、だからメディアから与えられる情報ってやつはすべからく信じちゃいけない、なんてメディア批判をしてるばやいじゃないぜよ。



 内容としては、タイトルからわかるようにいわゆる刑務所モノでして、主人公は知能障害を持っていて、小さな娘が1人いる。っていう、これだけでもうだいたいのことはわかったって感じじゃないでしょうかw 賞取りにきたなーって感じの映画ですね。


 賞を取る映画は決まってます、戦争モノ、歴史もの、障害者のドラマ、あと切り札であるコドモ、そして家族。ここさえ抑えておけば間違いない、斬新なSFやらバキバキドカンの映画は絶対に賞なんてもらえやしないってわけですね。
 ちなみにワタシは家族ものってのは大の苦手です。ただ、人間ってやつは家族モノが好きなんですねー。ワタシがズレてるクズ人間なんですねーwはい。まずワタシはコドモってのが大嫌いです。なんかコドモが好きなヒトってこのヒトコドモの頃幸せだったんだろうなーって思いますね。ワタシみたいなコドモの頃なんか死んでも戻りたくないってやつは少ないんでしょうなぁ。


 というわけでいい映画なんです、まぁいい映画には違いない。っていうかこの組立で悪い映画なんて作れっこないですよね。障害者が悪に目覚めてギャングにのし上がる、みたいな超展開をシない限り。



 まぁそれはいいとして、でもこんな感動系の映画が実際に客を集めるってのはすごいなーって思いますよね、こういうのって興行的には全然ダメってことが多いのですけど。オーディエンスとしての韓国人ってのは、ちゃんとしてるんだなーって思いますね。ハリウッドのバキバキドカンにだけ集まるんじゃなくて、いい映画にはカネ払って見に行こうっていう。映画館で映画なんてワタシは風立ちぬ以来見に行ってないですが。
 

 まぁそれにしたって韓国映画ちゃんとしてるなーとは思いますね、日本みたいにアイドルとか人気俳優さえ使っとけばファンはとりあえずみに来るっしょー。みたいなバンドル式みたいな方法じゃない。おっさんにもスポットがあたるというのか。ワタシは若いすべすべのオトコよりも渋いおっさんが好みであります。プラトンも言ってましたがオトコなんて25まではセックス以外のコトなんて考えられないサル状態ですから。




 ただ前にも書きましたけどEVAみたいなどうも万人向けじゃないアニメ映画に一杯客が入るのはまだまだ捨てたもんじゃないと思いますね、映画は賛否両論だけど。ただ新海誠の映画がなんでそんな流行ってるのか謎です。いつからそんなメジャーな感じになったのでしょう?一部の中2こじらし系のアニメヲタが見る系のアニメだったような気がしてたのですけど・・・?
 ワタシは新海氏のやつはあのなんだっけ・・地下の世界みたいな冒険モノ以来見てないですね、なんか・・・あれ・・?このヒト売れたら嫌な奴になっちゃうタイプのヒトかもっていう匂いがしました・・・。マンガみたいなことですけどほんとにいるんだな!って思いますよね、売れたらヒトが変わってしまうひと。これってフィクションじゃないんだ・・っておもいました。
 オトナになってびっくりすることの1つですね、あっ!ほんとうにクズっているんだ、フィクションのキャラだけだと思ってた!っていう。

2016年10月18日火曜日

1991 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

 ガンダムOVAシリーズの第二弾のハズ。

 作画はヒジョーにキレイで、キャラデザはなんかみんなあんま印象に残らない感じです。わざとそうしてるのかもしらんけど。作画はほんとキレーに出来てるのでそれだけでもどうぞ。

 モビルスーツが主体っていうよりはなんか、艦隊とかモビルアーマーがよく出てくるっていう感じ。当たり前ですが新型ガンダムが出て来るのですけど、このデザインはちょっとびみょー。ただなんか独特のコントラストの強い塗りをしてて、手間がかかってますね。

 
人参嫌いでニュータイプじゃないので使えない、でおなじみのコウ・ウラキの元ネタです。



 ただ!ストーリーはなんか・・・しょうもないっていうか、ん~~・・・ひじょーにイマイチな気がする。なんでしょうねー、古くさーい気がしますね。実際古いんだからしょうがないじゃんって話しかもしれませんが、それよりも尚古い感じがする。
 なんか・・・みんな自分勝手にもほどがあるって感じですね、人間ドラマを重視しているとかって、だいたいただ単に恋愛描写が多いってだけだったりするのですよね。ワタシは恋愛モノって嫌いなんですねー・・・。なんにせよ自分ばっかりかよってなる。それと反対に友情モノは超弱点ですぐにうるうるしてしまいますね。
たしかオスカー・ワイルドが言ってました、友情ほど優れたものはこの世にはないって。ワイルドはホモなんですけどねーーーw

 ヒロインのニーナがおばさんくさくて好感が持てないってのもあるかもしれませんね。


 後半ガンダム3号機、デンドロビウムが隠し兵器として登場するのはまぁいいぃんですけどそれと同じくらい高性能な敵の機体、名前忘れました、はいきなりぽーんこれ使いなよー!って感じで現れるのです、なんっ・・・じゃあそりゃあ。もっと苦労して手に入れたりしないの・・?これ一機で戦艦50隻沈めるくらいの超兵器なのにですよ。
 作画はリアルですのに、プロットはなんじゃーそりゃーーの連続です。作画でごまかしてますぅ・・・。
 まずだいたいにして、コロニーが地球に落ちるのを阻止する、ってのが大筋なんですが、っていうかいっつもコロニーが落ちるのを阻止してますねガンダムは・・・。なんでそれがそんなに必要なのかがわかりません、だってコロニー落ちてもぜんぜん地球ダイジョブなんですもの。何をそんな躍起になってるんかわからん。


 とにもかくにもハイクオリティな作画と残念なプロットでもったいないな~~・・・・って感じの作品。EVAの作画とかよりも断然キレイなのに・・・。ドックにジムが3体置かれてるってだけのどうでもいいカットでも相当力の入った作画をしてますよ。

 まぁ確かに逆シャアみたいに最後はニュータイプの超能力で全部まるっと解決ーー!!っていうのよりはいいのかもしんないけども・・・うーーーん・・・・。キャラの立ちも悪い・・・。

2016年10月15日土曜日

Zbrush トレーニング  エレチュウ


 ここ最近Blenderのモデリングのチュートリアルなどをやってたのですが、なーーーんかしっくり来ない。やれトポロジー、だのリトポロジーだの、トポロジーなど、でぜんぜん楽しくないんです。はふぅ・・・疲れるって感じ。

 それでZbrushのほうに浮気して見ました。楽しい!!Zブラシは楽しいです、ヒジョーに。トポロジーだの、テクニカルなことを気にしないで自由な感じで出来ます。



 このモンスター?は公式サイトのチュートリアルを見て適当に作ったもの。最新版のZブラシではメカニカルなハードサーフェスなものも作れるようになったらしいので、モデリングはZブラシでやっていこうって感じでする。

 Zブラシで超すげー!って思ったことが1つあって、Zブラシってペイントモードでマテリアルを塗り込むことが出来るのですね!!
 つまりこの部分は銅にしよ、って思ったら、銅のマテリアルを選んでそれをブラシで塗ると、塗った部分が銅になるんです。これはまじですげー!もちろん銅に似せた光沢を塗ってるだけなんですけど、他の塗り系のソフトは色々あるけど、マテリアルを塗れるのって初めて!
 あんまし2D系の塗り師たちは知らないんじゃないですかねZブラシのこの機能。こりゃいつか2Dイラストレーターは廃業する日が来るかも、2.5Dイラストレーターに取って代わられて・・・。


 あとZブラシにはDメッシュといって、トポロジーをまんべんなくメッシュを戻すっていう機能があるんです、当たり前だろ、知ってるわボケって言われるかもしれないけど、これも素晴らしー機能ですね。
 Zブラシはもっともっとフォトショ並に一般化しても良さそうなソフトですけど、なんかちょっとカッコつけすぎてて大言壮語的で何言ってるかわかんないとこがあるのと、やっぱ高いのであんまし普及しないんでしょうな・・・・。


 まぁZブラシはモデリングだけで、シーンを作ったり、レンダリングをしたりはあんまし出来ないんで、Blenderのチュートは無駄にはならないでしょう。

こぉいうソフトウェアの勉強をやってると思うのですけど、これ勉強してるけど明日死んだらどーしよ・・・とか思いますね。免許取る時も思ってましたね、こんな時間かけてやってるのに途中で死んだらどうしよ、あとちょっとしか生きられないとしたら超無駄時間・・・って感じで。結構知ってるヒトでもう死んじゃったってヒトが多いんですよねー。

 ジョン・レノンも松田優作も40で死んでますけど、40で死ぬってむっちゃはえーーーっ!!ってのを最近実感します、そりゃ数字としてはわかってましたけど、実感として40で死ぬってのがこういう感じってのがわかって来ましたのでふわーーーっ!!って思いますね。カート・コバーンよりも、ジミヘンよりも年とっちゃったもんな・・・・。こわーー・・・。逆にこのヒトまだ生きてんの!?見苦しいからもうやめろよってのも一杯いるんですけど・・・・。


 そう考えたらやっぱやってて楽しいことをしたほうがいいよねって思います、Zブラシはやってて楽しいのでこれはグッド。絵を描いてても思うんですけど、やっぱこれって楽しいよねーって最近思う。結局これは楽しいんだよなーってことです。っつーかもう楽しいことしか続けらんねぇって感じです、集中力が持たない・・・。




 全然関係ない話ですが、FF15のラジオCMみたいなのって水島大宙こと服を着てないタイプの声優さんがやってますか?ドンキで流れてて、あっ?FのヒトがFFについてしゃべってる!服を着てないキャラなんだ!って思ってしまいました。もしかしたら違いヒトかも・・・。FF12までしかやってないのですけど・・・・。FF14なんてあったっけ?

 オンラインか・・・、オンラインにナンバリングタイトルつけるのってどうなん?って思いません?ONLINE Ⅰ とかにすりゃいいですのに。ナンバリングって確かに繋がってはないけども、大きくは1つの物語の続きって感じって気がするけどオンラインゲームって基本的にストーリー無いから・・・。

2016年10月12日水曜日

2014 divine move 神の一手

最近続いている韓国映画コーナー。


 これも本国ではかなり当たったみたいです。内容はというと、賭け囲碁で兄弟を殺された弟が復讐を誓って刑務所で囲碁の神と出会い囲碁の腕を鍛え、ヤクザの親分に格闘技を教わって、賭け囲碁のヤクザみたいな組織と対決するっていうお話。


 その復讐の相棒として集められたのは盲目の囲碁打ち、酔いどれ天使、片腕が義手のメカニック、カーペンター。そして嘘つきの サギシ。 この四人で敵と戦うという感じ。


 マンガっぽいストーリーと、囲碁で詰まったら殺し合いの殴り合いっていうアクションという、なんじゃーこりゃーwっていう映画です。 割と面白いです。格闘技を身に着けたカイジみたいな感じですね、ギャンブルで勝ち、相手がごねだしたら鉄拳制裁でボコボコにするっていう。確かにありそうで無かった映画です。肉体派のヒカルの碁ともいえます。


 基本的にはムキムキに鍛え上げたイケメン俳優の殴り合いが見どころの、腐女子きゃーーーっ!っていう腐女子映画ですが、なんか香港映画的な無茶苦茶なストーリーで囲碁とかまったく知らなくても楽しめます。



 途中、バーで主人公と敵の悪役が麻雀をやるシーンがあって、主人公が九蓮宝燈で上がります。Nines Gate だ。これをあがったやつは翌日死ぬと言うぜ。



 天和をあがったら死ぬっていう噂がありますけどね、九蓮も確かに見たことないな~~・・・。緑一色は見たこと有るけど。ちなみに緑一色、オールグリーンという役満は中国には存在せず、アメリカで生まれて、それが逆輸入されたものです。通用しないところもあるらしい。雀哲の哲也といえばワタシはこのリューイーソーって気がする、よく黒シャツかよ!ってやってましたね。
 ワタシは四槓子テンパイまで持ったことがあるけどあの時は震えましたね。スーカンはでも四暗刻狙えばいいだけなんでまったくの無駄役満、ダブ役っていうルールがありました。


英語の役満の名前って面白いですね、国士無双のことを13 Rakan’s hand、十三羅漢拳っていうのですねw なんだその技は!ワタシは国士はなんか縁がなくてあがったことないなー・・・。国士狙いに切り替えるのが遅いのでしょうね。

 ちなみに大三元はThree Dragonsです。あれは龍だったんだ。ハクは確かに龍っぽい。ホワイトドラゴンですね。チュンがレッドドラゴンで発はグリーンドラゴンだ・・・。


 發のことをリューファ、って読むのが多いみたい・・・、

1996 バハムートラグーン


「オトナになるって悲しいことなのね・・」


 スーファミ末期のSQUAREは、わたしはタイトルバックっていうのですか、あの文字を見るだけで泣きそうになりますSQUARE、っていう文字が透過処理になっていてその後ろに空が見えるっていうやつね。特にロマサガ3を思い出す。

 ほんとスーファミ末期のスクエアは黄金時代、すばらしーーーーー!!って感じ。このゲームの出来は賛否両論なんですが、ドット絵と音楽、効果音、このへんの職人のレベルは最高潮に達していて、ある意味マニエリスムみたいな超絶技巧を見せてくれます。ドット絵なのにアニメーションがあるってのは実は思ってる以上にクソ面倒な作業でありんす。こういうタイプのドット絵、横グラ、っていうヤツはほんと終わりの時代のものです。
 この翌年にはプレステが出て、FFⅦがすべてを変えてしまうわけです。さらばドット絵、ポリゴン時代の到来だ!ってわけ。FFⅦもやっぱし名作でしてワタシは未だにFFⅦのキャラがスクエアの最高傑作だとおもふものなり・・・。それでもワタシはやっぱしスーファミ末期のゲームが一番好きだなぁ・・・。

 バハムートラグーン。バハムートのラグーン。ラグーンって英語にあたる日本語ってのがわかりません。辞書で引くと潟、とかいてセキ、と読むのですがこのコトバは完全に死語ですね、誰も意味がわからん。そしてラグーンというコトバのイメージとはまったくかけ離れている。
 
 このゲームの中では浮島という意味です。ラグーンのセカイは空が無限につづいていて、浮島として国とかが存在してるのです。どういう物理法則だ!!ってのは一切説明無し。今グランブルーファンタジーというスマホゲームが流行ってますけど、あれってこのバハラグの丸パクリって感じがしました。やってないのですけどねスマホ持ってないので。

 ゲームとしてはシュミレーションなんですが、なんというか・・・、独特のゲームです。ドラゴンを育てて戦うってことで育成シュミゲーなんですが、ドラゴンはAIなので言うことを効かず、シュミゲーらしい戦略みたいなものはなく、ようはドラゴンをどれだけ育てるのかってことです。しかもシュミゲーとしての縛りみたいなのはなく、アイテム使い放題ですし、戦略を練って・・みたいなことは必要ないとこではRPGっぽい感じ。ともかく独特の感覚、を持ったゲーム。
 そしてさらに独特なのは、これがこのゲームの賛否がわかれるところでしょうけど、妙なハイテンションキャラのパレード。タイチョー、という名前のタイチョー・・・、気持ち悪いオカマっぽいジジィの指揮官、恋愛中毒のヒロイン・・・、うんこを食べるとミライが見えるという謎イベントw

 台詞回しなどもスクエアらしさが全然なくて、セガのゲームっぽい感じです。
しかしふざけまくってると思いきや、シリアスだったり、名言があったり・・。

「俺たちは自由が欲しいってのかよ、ちきしょう」

「サラマンダーよりずっとはやい!」

「おまえなんか死んでしまえ!」


など耳と目に残るコトバの宝庫です。

 ヒロインのヨヨの悪女っぷりはソクラテスの妻のように伝説となっています。


ゲームバランスとしてはかなり崩壊してます、ドラゴンが強すぎたり、武器の性能が高過ぎたり。特にフェニックスの特性。HP無限。はチート級の威力。つまりは絶対に落ちません。
 すぐにヌルゲーになってしまう、そういうわけでは失敗作。ただいろんな理由でなんとなく忘れがたいおもひで。を残していくゲームですね。


 このゲームの主役はやっぱドラゴンで、このドラゴンのグラフィックを見たいってだけでもこのゲームをやる価値があると思います。これぞスクエアって感じのデザイン。個人的にはラストギガンテスがお気に入り。ただマスタードラゴンのグラは用意されておらず、一番最初のグラに戻ってしまうというのは、えーーー!?って感じ。バハムートはかっこいいけどフェニックスがどうみても悪役・・。

2016年10月11日火曜日

1989 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

ガンダムのOVA。OVA黎明期の作品ですね、OVAって回収出来るんだろーか?って不安になりますけども、割とダイジョブなんじゃないか、って自体のヤツです。アニメって実は実写よりも安上がりなんでしょうね、どこを削られてるかというとアニメーターの給料は惨憺たる自体で、今では海外に外注する始末なんですけど。実写の俳優は事務所の圧もありそこまで削りきれないのでしょうね。


 キャラデザインはヒジョーにダサいですw ワタシの趣味かもしんないけど、80年台アニメには謎のダサさがありますよねー、あれってなんなんだろ?やぼったい・・・。それより前のもっとシンプルな作画は、まぁシンプルやなーって感じなんですが、二段塗りとかそういうのが出来る余裕が出てくるとなんか、ださいっていうか・・、イタい女の子が描く絵っぽい感じなんですよねー。これで伝わるだろふか・・・。けどZガンダムはかなりいい作画だったのになんで悪くなるの?って感じです。

 
 ただメカデザインには出渕氏が入っていて、このヒトが入ってるか入ってないかで雲泥の違い、プラモデルっぽいガンダムから、嘘くささはあれ、なんとなくリアルで、なんとなく理屈はあるぞって感じのガンダムになります。ガンダムってのは大きいんだぞっていうスケール感を重視したって感じですね。 スパロボでいっつも出てくる使えないパイロットのバーニィとクリスが何者か初めてわかりました。
 

 鳥山明が1990年前頃に出てきて、そのダサい80年台の風潮から、スタイルを持った洗練された感じになります、鳥山明スタイル。オタクっぽい感じを、POPでスタイリッシュ、ややアメコミっぽいテイストにがらっと変えた。マンガやアニメってのがサブカルから、もはやメイン、に変わったのもこの頃だと思います。今でもナルトやワンピのジャンプ長期連載にそのスタイルは引き継がれてますものね。



 そんなことはいいとして、このOVAは6話なんですが、別に章立てする必要はなくてただ映画を6分割しただけって感じですね。
 
 シナリオはひじょーにベタです。ベタ中のベタ。戦争に憧れる少年が、戦争の悲しみを知るのだ。っていうやつ、こすられまくってるけど、まだまだこすり足りないっ!ってヤツです。少年が軍隊の逃走兵とか傷を負った兵士と仲良くなり・・・・、みたいなん。スピリットオブビーハイブとか、マシンガンナー、タルコフスキーにもそんなんありました。

 戦争と子供、っていうネタもこすられまくってるけど、まだまだこすりきってないって感じみたいです。


ベタってのはある程度型が決まってるので、総崩れ、超展開ってことにはなりません。水戸黄門で宇宙人が攻めてくることはありません、忠臣蔵がボロボロになるなんてこともない。
 ただOVAなんてコアなメディアなんだからもっと攻めたのでも良かったんちゃうとも思いますけどね。


 ただサブタイトル、これはサイアクですねーw 何この面白くなさそうな感じ。



2016年10月4日火曜日

school 2013 ゆれながら咲く花

 韓国ドラマです、しかも連ドラ。

 とあるコネクションにより見ました。


 連ドラを見るのなんていつぐらいぶりですかねー?わたしはテレビで毎週楽しみにして連ドラを見たことなんて一回もありません、あとでビデオとかで見たのは、金八先生、北の国から、探偵物語・・・そのくらいしか思い浮かばないですねー・・・。それでも北の国からは途中でやめちゃったし、ほんとにおもしれーって思って見れたのは金八の第二シーズンだけですね。あの加藤優と腐った未完のアレです、ほんとあれはすごい名作。みゆきーー!!って感じw



 けどもなんでそんな人気あるの???ってのはやっぱり見ておいたほうが勉強になりますよね、とにかく何にせよ元ネタ確認はしておくべしです。思ってたよりもそーとー勉強になりましたわ。


 韓流ブームってのがありましたよねー、あれはほんと一体なんだったんじゃろう?冬ソナブーム、チャングムブーム。たぶんあれは朝ドラを見るタイプのおばさんが食いついたんですよね、朝ドラと昼ドラを見るようなオーディエンス。ワタシは恋愛モノがニガテです、あとホラーですね。これだけはまじで見ない。恋愛ものといっても、もっと別のテーマも含んでるものは見れるけども、純愛っていうのですが、そりゃしーきび・・・。
 そしてワタシは未だに朝ドラをみる奴らの気がしれませんね。いや、なんかいつから美少女の苦労物語みたいな感じになったのですかね。なんかひやーーっ!って拒否反応が出るんですよね、古臭い感じ。



 この学校2013が何で人気があるのかってのはすぐわかりました、腐女子人気ですw 主役ともう一人のキーキャラクターである、キム・ウビンの二人の男前が、じゃれ合ったり殴り合ったりと、腐女子がキャーーーーッ!!っていうのがふんだんに盛り込まれてるのですね。たぶんこれ脚本女の人なんじゃないですかね

 

それとやっぱり、チャラチャラしてないってのもあります。オトコがナヨナヨ、あんましてない。このへんが80年台の日本っぽいのです、ワタシが唯一見た、金八も北の国も探偵物語も全部80年台ですもの。その頃の雰囲気を持ってるのですよね、オトコってのはかっこよくあるべし。っていう。かっこよくやるべしっていうか、かっこをつけるべしっていうのか。


 日本は今は、っていうか20年前くらいからずっと逆ですよね。シンジ君しかり、ネガティブでよわっちぃオトコ、あるいは、ハルヒみたいにオトコキャラはツッコミ役で無関心を装ったあんまり熱が入ってないっていうやくまわり。すごい個性を持った美少女がどんどん物語を引っ張っていくっていう構図、これがずーーーと続いてます。


 これってやっぱ徴兵制の影響ってのがほんと甚大だと思いますね。もぉ大きすぎるほど大きい。いや、もーでかいどころの騒ぎじゃないですわねーー。

 韓国俳優というともぉみんなだいたいマッチョですものね、ムキムキでないにしろ、脱いだらバキバキっていうのが多い。それも腐女子がキャーーーー!っていう要素なのでしょう。それに軍隊、っていうワードも、軍事マニアもそうだけど、腐女子もピクン、っと反応するワードですし。
 
 見てないからわかんないけど、日本の俳優はジャニーズジャニーズって感じでして、若くしてバキバキのヤツってのはあんま見ないです。筋肉を鍛えててもなんかニセモノっぽい筋肉っていうのか。


 ドラマの内容もわりかし真面目でして、やっぱり金八っぽい雰囲気。シリアス路線です。シリアス路線というのかリアリズムってのか。貧乏、格差、受験戦争、コネ、家柄、教育制度などなどっていう感じ。

 割と見れる。これがワタシの感想です、これは人気が出るのわかります。ハマっちゃうのもわかる。なるほどなーって感じ。やっぱり違う国っていう距離があるってのも面白いですよね、韓国のヒトってマジでキムチばっか食べてるんだ!!とか、ナルト人気はすげー!とか、ラーメンうまそー!!とかw


 けども近いけど遠いって気がワタシはまだまだしますねー、ハングルさっぱしわかんないし、中国も、近くてめっちゃ遠い。イギリスやアメリカのことならもうめちゃくちゃ知ってるのに、近いところほど知らないのですよね。日本の教育ってのがそうですからねー。

 

2016年10月1日土曜日

2016 Fantome 宇多田ヒカル

  あれですねー紹介する必要もないんでしょうけど。


 ワタシはやっぱ8年も休んじゃだめだよ、長いこと休んでそれで結果がよくなるなんてことはない、日々の積み重ねがやっぱし大事なんじゃない?

 っていう言うつもり満々だったんですけどw 全然悪い出来じゃなかったですね。やっぱ音楽っていうジャンルは他のジャンルとは全然違うってことですよね。


 ほかは殆どどんなものでも、スポーツは言うまでもなく、絵書きでも写真でも映画でも小説でもなーーーーんでもです。長いこと休んだら、もう昔の輝きは取り戻せない。毎日腕を磨くってことが大切なわけです。そしたらいつのまにか才能はそれほどなくても人並み以上には出来るようになる。


 あの黒澤明だって、年に2本のペースで映画を撮りまくってたころが一番輝いていて、ブランクがあった後はもー見るも無残・・・。お願いだから晩節を汚さないでおくれって思うような出来でした。みなさん、休みすぎはダメ!!水曜どうでしょうもひどかったですよ!!




 ただ音楽だけは、才能才能才能、才能が殆どすべてですねー。毎日8時間ギター弾いてるからといって、名曲が描けるわけじゃない、プレイヤーとしてはすごいかもだけど作曲ってのはほーんと才能だよなーーーって思いまする。8年休みまくっても、他の才能の無いヒトが毎日必死で努力して作ってるものよりも圧倒的にいいモノが作れちゃうのですねー。



 わりと内容もえげつないのがありますね。忘却・・・・。ほわぁ・・。ミリオンセールするようなアルバムに入ってる曲ではないような・・・。しゅごい。



 宇多田ヒカルはネクラなんですよね、だいたい女のアーティストってネアカっていうかバ◯っていうか恋愛中毒っていうか、脳味噌からっぽ、歌詞の内容は全く無し、みたいなのがほぼすべてなのですが、宇多田ヒカルは歌詞も良い、実はわたしは宇多田ヒカルはずっとファンなんですねー。数えるほどしかいない邦楽で次のアルバムをずっと待ってしまうヒトです。これからも頑張ってほしいものなりーーー。また次の8年みたいなことはやめてほしぃ・・・・・。



EVAQとのコラボっていうかただ再編集しただけじゃん、っていうプロモもやってましたね。賛否両論ありますがw あんなダークな内容を持ったものが大衆の支持を受けるってのは、まだまだ捨てたもんじゃない、いー国じゃないかーこの国はーーー。って言いたくなりますね。
 そういや庵野さんも休みすぎ体質のヒトか・・・・、割と休んでないんですけどね、実写撮ったり特撮撮ったり・・・・、休んでるのと同じですけどねーーw



Blender Sculpt ブレンダー スカルプト 練習



 スカルプトモード、つまりは彫刻モードの練習をしてまする。こんなキャラいましたよね、なんかキヲクの奥に潜んでいた。ギャザのカードイラストかなぁ・・・・。これはZブラシじゃなくてBlenderですよ、見やすくするためにZブラシっぽい色でやってますが。





 けどどこに使えばいいんでしょうかねスカルプト・・・。ハードサーフェスモデリングよりもやっててすごい楽しいんですけどねスカルプトのほうが。メカっぽいものを作るのは難しそうだし、マテリアルをどうやってつければいいのかわかんにゃいし。キャラクターは2Dで描くってのはワタシはやめたくない。



 Zブラシではスカルプトモードでもメカっぽいものを作れるようになったというのをうたってました。3DCGソフトってのは、まだまだ黎明期って感じで、これぞすべてをこなすデフォルトソフトである、ってのがないんですよね、フォトショみたいに。色んな情報が錯綜してます、MAXがいいだのMAYAがデフォルトだ、MARIのテクスチャーペイントが抜群だ、NUKEのほうがいい・・エトセトラ。


 Zブラシやってみよっかなぁ・・・・。


 ゲームの武器とかってどんなソフトで作ってるのですかね、オリジナルのソフトなのかもしんない。といって、結構イマイチですよねゲームのウェポンデザイン。ゴテゴテしすぎた感じがする、もっとスィっとしたデザインがワタシは好きなんですよね。ファンタシースターにしろ、モンハンにしても、あんましかっこよくない。FFって割と武器はシンプルですよね、ブレイバーにしても、ガンブレードにしても、割とシンプル。


  キャラデザってのはもはや認知されてて、誰がキャラデザ??ってのがゲームの根幹を決めるものですが、ウェポンデザイン、ポンデザ??w はまだまだそこまで注意が払われてないのかも。わぁ、なんかこの武器かっこいい!!ってのはあんましないですねーー。ワタシガンマニアじゃないんで、サブマシンガンとかなんて全部同じに見える。


 ラグナロクという剣がどういう形をしてるのかわかんないものにゃー・・・。七支刀は持ち歩きにくそうって感じがするくらいです。

2016年9月29日木曜日

1996 ペルソナ 2009 リメイク

まず初心者の為の情報コーナー


ワタシもペルソナ初心者だったのでイミフなところが多かったのでここに記しまする・・。

ペルソナはDQモンスターズみたいに敵を仲間にして戦う系のゲームです。仲間にするといってもユニットとしてじゃなくて召喚獣、つまりはペルソナとして使います。仲間にするには戦闘中に話しかけて交渉し、スペルカードを入手。(この交渉が非常にめんどーで厄介)スペルカードをベルベットルームという合成部屋みたいなところで二枚組み合わせてペルソナを生み出すものなり。
 合成結果は決まっています、組み合わせにアイテムを入れることが出来て、
魔法玉(魔法の名前が書いてある消費アイテム)を使うと、その魔法を覚えます。封神具というのを組み合わせると、特殊合成でその封神特定のペルソナが出来ます。他にもいろんな組み合わせパラメータ補正があって奇々怪々。そして合成は一回しか出来ません、次々に合成していってどんどん強くなるわけではないです。ペルソナは使い捨てです。どんどんレベルが高いものへと交換していく。

 またレベル8まで育ったペルソナは消去することでアイテムに変化します。この消去の仕方が特殊で、降魔、の画面で空欄を□ボタン、そして◯ボタンで消去するカードを決めます。何が手に入るかは一切説明無し。
 けれども強力な武器は殆どこの方法でしか手に入らないので攻略情報必須というところ、おもねらんなー!ユーザーにw
 通常武器、がどこにも売ってないのです。売ってるのは防具と銃のみ。肝心の普通の武器は敵のドロップかペルソナ交換しかありません。そして銃も終盤にいたるまでほぼ使い物にならん・・・。
 
 そしてしかし!w このゲーム通常のRPGとは異なり通常攻撃が普通ってわけではないので、通常攻撃はペルソナです。ガンガンペルソナを使ってペルソナを育てていかないといけません。

 ペルソナは召喚獣でありながらステータスが存在してて、ステータスは基本ステータス+ペルソナのステータス。です、レベルが高いペルソナはステータスが高い。また弱点属性などもペルソナ依存です。ボスに対抗できるペルソナを装備する!!ってのがこのゲームの根本であり、相性が悪いと全員ワンキルされるということもザラ。まったくダメージが通らないこともかなりある。効く、効かないの補正がえげつなくて、効かないのは一切効かないどころか反射して即死ってことも多々有り。これがペルソナがやや難しいってところで初見のボス、弱点がわからん、これかな?全滅!ってことになりますw


 そしてこれもペルソナの難しいところなんですが、RPGでありながらアドベンチャーでもあり、選択肢ミスによりバッドエンディング、最初からやり直し。という嘘みたいな展開が待っております。
 また通常シナリオではメンバーは固定の四人、+誰か一人を選べる。っていうわけなんですが、基本選び方を知らない場合は選べません。特にレイジ、という隠しキャラ?は狙って進まない限りは仲間になりません。
 通常のセベク編、というシナリオの他に雪の女王編という隠しシナリオが存在しますがこれも情報失くしてはほぼ発見不可能。
 等々・・・、説明少なっ!っていうこの時期のゲームにしては相当不親切ゲーです。ですが、それがペルソナ!ってことなのかもしれませんね。突き放した感じ、ある意味自分で考えて試行錯誤せよってことなのかもね?そして悪ふざけみたいなデザインw キャラクタービジュアルw なんなん??って感じのキャラが豊富です。こぉいうのが好きな人にはたまらんのでしょうね。最近のペルソナはでももっと洗練されたっていうか一般向けのキービジュアルしてますねー、ポスターとかで見てるだけですけど。この間のTGSでもペルソナ5滅茶苦茶宣伝してましたもの。


・そうでした、取り逃したスペルカードは御影遺跡っていうダンジョンですべて回収できます。階数ごとにレベルがどんどん高くなるっていうスペルカード回収向けのダンジョンがあります。
 ペルソナは自分のレベル以下、のペルソナしか装備出来ません。序盤はなかなかいいペルソナが装備できぬ・・・。それに加えて相性によって装備不能ってのもあります。特に隠しキャラレイジ専用みたいなペルソナがそれなので注意。

 ワタシの実感ではたくさんペルソナを作る必要は実はありません。強いペルソナは決まってるのでそれでずっと戦えます。ディア系の回復魔法、メギド系の核熱魔法、がとにかく強力。他は無くてもいいw 核熱が効かないのは通常攻撃って感じです。
 そして魔法が効かないタイプのディフェンスペルソナが必要です。これはリリスで決まり。リリスはほぼ魔法無効なり。ただ奇跡系の魔法に弱いのですが回復役がこれに対処できるのでおけー。回復役、ディフェンス(アイテム)要因、アタッカーはメギラ系と通常攻撃、主人公は徹底的に力を育てて通常攻撃をするのがいーかも。
 中ボス的な神取、には魔法がなんとほぼ効かないので銃殺する必要もあり、力を鍛えるべしです。


 ラスボス、パンドラはなかなか手ごわいですが、イベントで手に入る固有のペルソナってのがあるんですね、主人公のはレベル61。つまりこのレベルまでレベル上げれば勝てるよっていうラインがきっちりかっちり決まってるんです。しかも主人公の固有ペルソナの特技は

 ボスに特攻

という、うそだろっていう魔法です。ボスに大ダメージ。基本これがあるかないかで勝敗は決まりって感じです、これさえあれば主人公はこの魔法を連発、あとはみんなで回復って感じ。

 パンドラは女性器のクリトリスが超巨大化してその先端にヒロインの頭が付いているという衝撃的なデザインw ちなみに顔はおちんぽですw 超マニアックなエロ漫画か!途中で脱皮してチョウチョになるというケフカみたいな観念的な存在でするw
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  感想コーナー


 ペルソナって今ではなんかPOPというか、黒ベタ系のタッチ(二段影の部分を真っ黒で塗りつぶす塗り方)のイラストでおなじみの感じのやつですが、昔は女神転生シリーズというとオカルティッシュでヲタキッシュなゲームのイメージで、3Dダンジョンニガテのワタシは馴染みがありませんでした。

 でもこれも元ネタ回収のためにトライトラーイ!!

ペルソナってなんか独特のシステムでして、やっぱワタシはアトラス経験値が少ないので、は?って迷うことが多いですよね。
 もぉドラクエとかだったらヒャドは何ってすぐにわかるわけじゃないですか、ルーラはいつ覚えんだろう、みたいに予測が出来る。ペルソナは全然予備知識が無いので何をしたらいいのかがよくわからん、敵としゃべったらいいのかとか、いつ合成とかやればいいのか、仲間は誰がいいのか、全然予測が効かない。

 これってでも新鮮で、ゲームを初めてやる人ってこういう気分なんだろうなって思えますね。確かにやらないひとはフクザツなゲームは意味わかんねーってなるのもわかる。テスターにしろ、だいたいこうすればいいんだろうってのがわかってますものね。回復アイテムはたくさん買うほうがいいだろうとか。けどビギナーはそれもわかんないし、フラグの立ち方も予測出来ないんですものね。
 ビギナーから玄人まで一緒に楽しませるなんて到底無理って話なんですよそんなもんw でも予算回収するためになるべく間口を広く取りたい・・・、ジレンマですねー。


 ペルソナは一応現代を舞台にしてるんですがなんか妙な世界観ですよね、どこの世界にハンドアックスを持ち歩いてる高校生がいるんだ。それに財閥の息子は多種多様な銃器、クラシックな西部劇の時代のライフルからアサルトマシンガンまで持ち歩いてるし・・・。ファッションも奇抜。全員が漢字の日本語名ってのはなんか違和感があります。

2016年9月21日水曜日

2014 Myeongnyang /The Admiral: Roaring Currents

韓国映画です。

韓国では相当当たった映画らしくて、ランキングでも上位に入っているとのこと。

 日本では発禁じゃないにせよ上映されませんでした。割と大作映画なのになんでじゃ?というのはこの映画は朝鮮出兵で日本軍が負けるという映画だからですね。

 パールハーバーと同じようなもんです。


 この秀吉の朝鮮出兵、はかなりの黒歴史ですよね~、歴史の授業でもほとんど無かったことにされてるし、だいたい秀吉の物語、太閤記、的なものでも後期秀吉、のファンキーでクレイジーな振る舞いは無かったことにされることが多い。
 だいたい信長とのエピソードが中心になっていて、権力の頂点に立った秀吉の振る舞いってのは誰も詳しくは話してくれない。


 でもワタシが思うには秀吉の魅力ってそこなんだと思いますけどね。どこまでが本音かは全然わからん、底を見せないっていうところ。信長に忠誠を示したってのも迫真の演技だったのかもしれないし、明智との関係なども謎が多いですし。また秀吉っていうのはほんとーに叩き上げでまったくの0からスタートした人間だってのも面白い。信長や家康はみんな大名の息子です。秀吉は殆ど0、下の下からのスタート。こんなサクセスストーリーってのは日本史では他にいないんじゃないでしょうか。中国では結構よくあるんですけどね、まったくの平民から天皇まで上り詰めるってのは。
 秀吉は後期はイカれてしまったっていうのがだいたいのイメージですけど、あの時代に、国内が制覇出来たらすぐに海外へ、っていうその疲れない感じ。バイタリティ全開で老け込まない感じ、そりゃすげーです。ふつーならもう玉座にふんぞり返ってハーレム作って酒池肉林に溺れてしまうところ。凡人とは発想が違うぜw


 まぁそんな歴史的な事情はさておいて、映画としては珍しい水軍の戦いを扱ったもので、それだけでも戦争映画好きのワタシとしては買いですね。船の戦いってことです。船の映画ってのは作るのがむっかしぃのですよね、独特の専門的な世界でして、CGでやるにも嘘ってのがモロバレしやすい。水ってのは一番CGがニガテなところでもあります。
 平家物語が映画とかになんないのもそういうわけですね、難しい。そして機材というのは水に弱いw 船ロケは天候に左右されるのでしんどいw


内容も結構よく出来ています、韓国なんでこんなに映画に予算かけられるんでしょうねー、ワタシは韓国映画でんでん詳しくないんですが、かなりの予算をツッコんでいます。日本軍が当然登場するんですけど、これも結構よく出来てます、よくこんな日本人っぽいやつがいたなって感じw けどそれがちょっとネックでして真珠湾とかだったら日本人とアメリカ人なんで敵味方がわかりやすいですが韓国人と日本人ではどっちがどっちか見分けがつかん。



 それにそれほど日本人憎し!!うらぁ!日本人ぶった切ると気分爽快だぜぇ!!っていう対ナチス映画みたいなことはされてまへん、割とかっこよく描かれてます。パールハーバーもそうでしたもん、むしろかなり美化されてると思いましたw


 韓国映画というとノスタルジックで幼稚っていうイメージがワタシにはあって(猟奇的な彼女とかそのへん)、一昔前の昭和っぽいのが好きな人がハマるのだろうなって感じでしたが、今はそうでなくて、もっとちゃんとしてるなーって思いました、成熟してるって感じ。
 
 アイドル押しとか漫画原作ばっかしの日本映画よりもそりゃ韓国映画見るなってのがわかりましたね。オトコをかっこよく描こうっていうのが一番違いますね。奴らムキムキだものなーw 

2016年9月19日月曜日

2001 フルメタル・パニック GONZO 千明孝一

 これからしばらくまったく見ていなかった21世紀アニメを見ていこうのコーナーが始まります--



ロボットアニメです。学園ラブコメロボットアニメ、こうカテゴライズするとちょーだせーですねw



 やっぱり2001年、まだまだEVAショックが濃厚な時期ですよね、一番濃厚な時期だったかも。EVAの二番煎じ的な、フォロワー作品がどばーっと作られた時代です・・・が、でもこれは大事なことなんですけど。

 大衆が二番煎じを望むんです。

クリエイターがパクりたくてパクってるってのはまぁそぉいう場合もありますけど、ユーザーのほうが二番煎じを願うものです、大衆ってのは必ず保守的ですから(大衆が革新的だったら、それが新しい保守思想となるわけ)、斬新なものばっかり見せられたら疲れてしまいます。真新しいものは疲れる。ちょっと落ち着け!って感じなんですよね、END OF EVA、とかがあって、うわー・・・、って感じのところで21世紀になり、テロで激震が走り。ってわけでなんか食傷気味、このアニメは薄く対テロ、KGBみたいなのと戦うヤツなんで、時期的にちょっと難しかったでしょうね。


 EVAの遺産、負の遺産も正の遺産もありましょうけど、ロボットの動物っぽいアクションってのは相当影響がありますね、昔のロボットはロボットっぽく動いてました、そりゃロボットなんだからね。けどEVAは胴回し回転蹴りみたいなのをしたり、四つん這いになったり、肉弾戦が多いのですよね、EVAはロボットじゃないよ!みたいなクソみたいな話はどうでもいいですw

 なんであんなにナイフが短いのか意味わかんなかったですが。その流れでロボットは、バキーン!ガシャーン!げったぁトマホォオオオクって感じじゃなくて、グルルゥ、ワォー!バキィーン!っていう感じになったのですねw


 ラムダシステムなる精神力で防御壁を生み出せるのですが・・・これはさすがに露骨にパクリすぎでは・・・・リアルロボット的なシナリオでありながら最後は愛と友情でイッケェ!!って感じですー・・・。まっ、たいがいのロボットアニメがそうなんですけど。


EVAと違うのは3DCGと中国作画が取り入れられておる。でもまだまだ実験段階ッて感じですね。ちゃちぃです。潜水艦・・・。


 あとキャラデザがダサい気がする、ガンダム系の作画、ん~・・・ワタシの趣味かもですが・・。
 照れ線っていうのですか、頬に照れの線をいれてるんですがそれを黒線にするとすごくダサい。



 こういう軍モノってやつは、軍のことを知ってるよ、って感じでシナリオが書かれてるんですが、実際はんなわけあるかい!とかなんでやねん!!みたいなののオンパレードです、まずさっきも書きましたけどマシンガンの命中率が異常に低い。主要人物は何でかしらないけど、今は殺さねえ、みたいなことで捕虜にとられて生き残る。

 もーいい加減それやめにしよーぞってワタシは主張しておりますw やられたけど命だけは助けてやる、救出作戦!!っていうやつ。

 捕虜を生かしたりなんかしねぇっつの。悪役のキャラがブレブレ。某テロリストでもそうだったように暗殺ミッションで生け捕りにしようなんてーことは無い。KGBにいたっては学校ごとぶっ飛ばすんですもん、テロリストを生かしておくなんてないないない!!それは向こう様もおんなじ。

2016年9月18日日曜日

本能Z 野性爆弾 野沢直子

http://video.9tsu.com/video/%E6%9C%AC%E8%83%BDZ%E3%80%90%E4%BB%8A%E7%94%B0%E8%80%95%E5%8F%B8%E3%83%BB%E6%9D%B1%E9%87%8E%E5%B9%B8%E6%B2%BB%E3%83%BB%E9%9B%A8%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E6%B1%BA%E6%AD%BB%E9%9A%8Avs%E9%AC%BC%E6%89%8D%E9%87%8E%E6%80%A7%E7%88%86%E5%BC%BE%E3%80%919%E6%9C%8817%E6%97%A5



 たまたま見つけました。ワタシ野爆のファンですw  野沢直子のファンでもあります。ワタシはこういう超ネアカタイプの人が好きですね、金田朋子とか・・・。

 この番組ほとちゃん殆ど一言もしゃべってないしw アナウンサーいらないケド・・・


 野爆ほんとテレビで見ませんねー、シャバダバが終わったから。今、お笑い芸人数組で固めたコント番組ってほんとに1個もないですもんね。(NHKのアレは問題外)。純粋なお笑い番組っていうの。関西ではあるのかもだけど、すげーチープw。


 といって夢で逢えたらだってめちゃくちゃチープだったのですけどね。カネが無い無いというよりはやっぱりコントみたいってひとが少ないのでせう。お笑いDVD、ODWですね、オリジナルDVDお笑い、お笑いが好きな人はそっちを見るみたい。ミュージシャンのアルバムを買うようにいつしかそうなったようです。


 ともかく面白いのでチェックチェックゥw

Blender modeling revolver リヴォルヴァー モデリング



 モデリングの勉強中でして、今回はレヴォルヴァーをチュートリアルを見ながら作りました。マテリアルはワタシの引き出しから取り出しました。なかなか時間食った・・・、6時間くらい、ふぅ・・。しかしリボルバーをそこまでアップにすることなんてあんまないと思うのでバレルのモデリングなんかもっと適当で良かったんだよね・・・


 カーキの武器として登場予定、お楽しみにw 

リボルバーって今でも使ってる人いるんでしょうかね?どうもワタシはアサルトマシンガンを持ってるやつってダサいっていうイメージがありますね、ルパン三世の見過ぎかなw ともかくマンガ、アニメではマシンガンを持ってるやつは弱いっていう謎の決まりがあり、拳銃で戦うやつはストイックで強い、特にリボルバーはかっこいい、っていうアレがありますね。
 マシンガンを撃つやつはガハハハはしねぇーーーー!!みたいに乱射したり、いやぁーーーって感じで滅多打ちしたりするばっかりで、きちんと狙ってマシンガンを撃つヤツなんて見たこと無い。そして大抵主要人物には当たらないw


 ワタシはじぇんじぇんガンには詳しくないんですが、マグナムみたいなでかい弾はリボルバーじゃないと撃てないんですね、だから次元はリボルバーを使ってたんだ。

 なんのエピソードか忘れましたけど相手がものすごいでかいデザートイーグルだっけか?を使ってて、次元がオマエのワルサーはいい拳銃だが相手の最新式のマグナムとは威力が違いすぎて勝てないんだ!!って力説するシーンがありました。うろ覚えですw ルパンはワルサーの弾に特殊弾を入れて勝つような感じだった気がします。ルパン死す・・・かな?

 最近のアクション映画とかですとだいたいはセミオートマチックのグロックとかを使ってますよね、あれもなーーんかかっこよくない。やっぱダーティハリーみたいにボガーン!っつって一発で仕留めるのがいいですよね。ただ弾を撃つだけで全然当たらないっていうシーンが多いです、セミオートマチックは。ただ撃ってるだけ。主人公にそんな弾当たったら映画終わっちゃうよって話しなのかもしんないけど、普通、弾ってのはもっと当たるもんなんじゃないの?どんだけ下手っぴなんだ。

 というより最近はガンアクションの映画って減ったのかも、もっとマーベルヒーローが特殊能力で戦ったり、魔法を使ってますよね。


 ちなみにルパンがワルサーを使ってるのは不思議だなって子供の頃に思ったもんです。名前もでもわかるようにワルサーってナチスの銃ですやん、アニメの主人公が持つような代物じゃない。まぁルパンはイタリア人で枢軸側なんだからナチスの武器を使ってて当然、車も最初はポルシェに乗ってましたしね。

 ルパン三世みたいな悪い奴を主人公にしたものってのはほんと最近減りましたねー。悪いヤツを主人公に持ってくるってのはバッドエンディングフラグでワタシは好きなんですけど・・・。



2016年9月17日土曜日

1991 機動戦士ガンダムF91

 元ネタ回収です。何かの話題とかギャグを知らないと面白くない、元ネタを知ってるってことが元ネタそれ自体、よりも大事な場合があるものです。



 っていう感じで見ました、F91。ん~~・・・・、詰め込みすぎじゃないですかね?詰め込みすぎっていうか、なんかちゃんと筋が繋がってないというか、なんか勢いでごまかしてる感じがしますね。2時間映画にするには登場人物を増やしすぎてて、みんなあいまーい、な感じになっています。


 元々TVシリーズにするはずだったのが、ボツになって映画にすりゃいーじゃん!ってことでこうなったみたいですが、もっとザシュザシュと切り捨てないといけなかったですね、子どもたちも半分以下でいいですし。なんにせよキャラをもっとしぼっていかないと。マジック7といいますが、主要キャラは7まで、人間の脳が同時処理出来る人間関係は7までだとよく言います。

 たしかにその通りで8人とかで遊びに行っても一人ひとりが何をしてるか、なんて把握出来ませんよね。一緒にしゃべるのも7、下手すりゃ5、が限界です。つまり

 主人公
ヒロイン
 敵
二枚目 (イケメン担当、あるいはおっぱい担当)
三枚目 (名脇役、だいたいこいつの出来がドラマの出来です)


 これが基本陣形で、それにプラスする二人しか操作の余地は無いわけです。それが渋いおっさんだったり、ヒロインを増やして三角関係にしたり、おっぱいおっぱい!ってことだったり、あるいはニュートラルなポジション、父親だったり母親だったりの家族もの・・・・てな具合。


 作画はややキレイ目って感じ・・しかしデザインはイマイチかなぁ・・・。やっぱ逆シャアがワタシは好きですね。



 ガンダムまったく知らないって人におすすめしますと


ファーストガンダム→Zガンダム→逆シャア

 っていうふうに見るのがおすすめです、ZZは見ても見なくてもw   一応初期三部作的なことで。しかし今の視聴層にはファーストの作画のしょぼさとかデザインの芋っぽさに拒否反応が出ますでしょうな、美少年、美少女のたぐいもいませんし。Zはあの時代にしてはものすごい作画がすばらしーとワタシは思ってます。けどファースト見てないと続きもわからんし。ファーストは内容とかは全部同じでいいから作画やり直してデジタルリメイクとかにしてほしいですね。



 なんか今回はメタルクーラみたいなやつが相手です。メタルクーラはものすげー覚えてんですよねー、あれすごいインパクトがあった。ベジータがツッコんでいってその次のカットでものすげーやられるというシーンには超笑ったw


 触手っぽいものがうようよ動くっていうものの初体験だった気がします。でも時系列的にはラフレシアのほうが先なのでメタルクーラがラフレシアをパクったのかも。



 メタルクーラはまったく鳥山明色じゃないですよね、あぁいうハードSFチックなのは全然鳥山明の趣味じゃないですもん。


 この時代のなんかこってりした感じの色、結構嫌いじゃないです。セル画末期のこってりした色。結構影色に変な色をさしてみたり、コントラストを上げてみたりと遊んだ感じの塗り。普通、の塗りが完成されていて、ちょっとそれを崩してみよーって感じの塗り方なんですよね。ドギツイ配色もあってなんかキレイではないんですが、ねちっこさがあります。今のデジタルカラーにはないねちっこさですね。長時間労働の怨念かもしれませんがw

 デジタル作画ってのはそういう、恨みつらみwみたいなのが絵に乗っかりずらいんですよねー、キレイすぎるんですよねやっぱし。鮮やかな色すぎて、呪いがかからん・・・。

2016年9月16日金曜日

2005 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡



GAMECUBEという失敗ハードで出てしまったために(!)マイナーになってしまったFEの作品。完成度は高いと噂で、現在は値段が高騰中とのこと。レアゲーになってしまったのですね。 
 密林で確認したところ中古で元値と同じくらい、新品は10倍くらいの値段なり。


 ちょっとワタシ失敗したのはノーマルモードを選んでしまったことです、ワタシFEはスーファミのあの手強くてマップが激烈に広い、魔法使い三姉妹の猛攻は運次第、っていうのをクリアしてきましたので、ノーマルは最近のゲームのレベル、そこまでヌルヌルではないにせよ、FEとしてはかなりのイージー、モードだったんですね。じゃあイージー、ノーマル、ハードにしてくれりゃいいのに、ノーマル、ハード、マニアック、なんですもん。
 イージーでクリアなんかしたくないよ!!っていうゲーマーに配慮したのでしょうか?


 ワタシの感覚ではすごく単純化されたって感じです、昔のように、一回ロケハンして盗賊の逃げる方向を確認してからペガサス部隊突撃!あるいは神武器ユニット以外は使い物にならん!みたいなことはなくて、普通、のシュミレーションとしてクリア出来ます。初見殺しみたいなのはほぼ無い。たまにはあるw 


斧使い、がクソ役立たずから、槍使いに強いという能力を得て、ちょっと使えるようになってます。そして今までエースだった剣士は槍に弱い(槍ユニットは圧倒的に多い)のでかなりの弱体化。魔法剣も数えるほどしか手に入らず、しかも使う場所は決まってるみたいなものなので、実質剣士だけが射程が弱くてかなりのハンディキャップ。弓に関しては長弓、さらに伝説の弓など3以上の射程もあります。また弓には武器のじゃんけん関係がなくて誰にでも通るので基本的に弓が一番強い気がする・・・。


またクラスチェンジはアイテム無しでレベル21になると自動でクラスチェンジします、主人公だけCh17終了時に、強制クラスチェンジです。あとシーフも強制クラスチェンジ・・。


 第8章以降から、以前の居城で出来たような、買い物とかレベル上げみたいなのが出来るようになります。一体いつ店でて来るんだ?って思うでしょうけど。見逃しがちですが情報、っていうところで会話をすることでアイテムとか仲間が入ったりします。

 武器の修理が出来ませぬ、しかし武器は余りますので特攻武器以外は自由に使ってOK。ただし特攻がこのゲームはそこまでクリティカルでなくて、ドラゴンナイト?ウィンドで切り刻んで瞬殺、ってほどにはききません。よく効く、っていう程度。


 それと昔のバランスブレイカー的な技は封印されました、当たり前かw 流星剣圧倒的に弱体化。むしろ武器を痛めるので使えない。当然ハマーンの杖を使ってのバグレベル上げも出来ません。虫みたいにわらわら援軍も湧いて来ません。節度を守っていますw 
 神器も能力20ずつあっぷ!!みたいなべらぼうな強さではないです、ただしラスボスと中ボスには神系じゃなきゃダメージが通らない。と、おもいきや、ラグズの王様クラスとドラゴンだけはダメージが通る。ラストミッションだけ加わるライオンちゃんははっきりいって最強ユニット、主人公や白竜よりも強いw オマエがセカイを救ってくれや!
 

 序盤はティアマトといういかちー名前のマゾっけとショタっけを漂わせたババァが主力w 主力というか強すぎるので一人で全部なぎ倒してしまいます。後半は主人公押せ押せの主人公ゲーム。

  
 ワタシが思う使えるユニットを書いておきます。

主人公は結局最後は主人公だけで戦うことになるので惜しみなく育てましょう。ミストも強制イベントがあるので育てないとだめです。魔法剣はミストに残すことです。

ティアマトは最後まで使えます、斧はこのババァだ。

ステラは最強ユニットの一角。ドラゴン狩りの弓使い、ただし騎馬弓ユニットは長弓などは使えない。それにしたって強い。守備も魔防も高く死角なし、力をドーピングしまくればもはや敵なし。レベルカンストしてからはエリートが不要になるのが唯一の弱点。

飛行ユニットで最強はハールです、ジルもマーシャも防御が低い。フルガードをつけたハールは空中要塞で単騎特攻でも落ちません。

ラグズはどのユニットもポンコツですが、ダンサーである優男だけは育てないとダメ。しかし圧倒的に打たれ弱い・・・

 魔法ユニットはセルリオ一択なんですけど、後半は機動力が低くて対して活躍できません、べつに育てなくてもいいかも。魔法しかきかない!ってやつはいないです。あの最強の風魔法・・名前なんでしたっけ?あれも無いので。

ガトリーもかなりの強さになります。ラスボスの攻撃を二発耐えられるのはたぶんガトリーとライオンちゃんしかいないのでこいつに特効薬をもたせまくって、スピードをドーピングし、挑発スキルとディフェンススキルをつけるのがいいかも。ともかく壁役はこいつに決まりだ!バカそうな顔なのに魔防も高い!

 王女様は入るのが遅すぎてやっぱり使えない、最初から戦えや!








 レヴューとかを読むとバランスが良いと書いてありますが・・そうはちょっと言えない気がする。やっぱりまったく使いみちの無いキャラ、空気な奴が一杯いますし、今回はラグズという獣人キャラが加わり物語の中心なのですが、微妙の一言w。はっきり言って使えない。味方のドラゴンも弱し・・・。ただライオンちゃんだけは圧倒的。


 イラスト的には立ち絵グラがしょぼい気がする・・。90年台前半のギャルゲみたいな感じ。ときめもか!?もっと丁寧に描けばいいのに・・・。ムービーはフルCG、わりとよく出来てるのに・・?立ち絵も3Dで良かったんじゃないの?主要キャラ以外全部モデリングするのが面倒だったのか。


 アイクがゲームのセリフではぶっきらぼうな感じなんですがムービーでは優男だし、声優もなんか全然イメージと違う・・わたしだけ?なんかもっと・・男らしい声のヒトが良かったなぁ・・・。王女様も声を聞くとあれ?割と明るい感じだ・・・って思う。任天堂って声優のキャスティングが下手っぴだっていう感じがするのはワタシだけでしょうか?
 別にゲームってそこじゃねぇだろっていうプライドなのかも。声優目当ての購買層なんてムシムシぃ!!って感じなのかも。だとしたらかっこいいですねw
 


 しかし総評としてよく出来てるしヴォリュームもなかなかあって楽しめまする、FE初めてってヒトにはいい感じなのかもしれませんね。

 

2016年9月10日土曜日

1914 ブラウン神父の知恵  WISDOM of F Brown

 ブラウン神父シリーズのその2

 初代に較べてトリック小説というよりは、より、雰囲気探偵ものになってるという感じ。よくよく考えたらそんなことありうる・・?って感じのものが多いという感じ。


 すでに当時にして、探偵ものってのは、トリックを解き明かす、というよりは、もっといろんな要素ゴシック小説っぽい感じ、オカルティックな感じ、オリエンタルな感じ、という、トリックを解き明かし犯人を考えるっていう論理ゲームみたいな感じから、世界観こそが大事っていう領域に入ってるのでしょうね。



  探偵ものってのは小説の中でも末期のジャンルでして、映画とか映像の時代に入りかけの時代のものですから、小説ならでは、の手法、っていうのを追求されてますよね。心理の流れとか、映像とか視覚的には出来ないやり方を駆使します。


 よく言うのは


 彼女は、顔はそれほど美人ではないが、何故かとても魅力的な女性であった。


 こぉいうやり方です。マンガとかにすると、美人の顔を書いちゃいけないけど、不思議と魅力的ってのはすげーー難しい。基本マンガのキャラってのはブサイクってのは描けないようになってます、ブサイクってのは実は描きづらい。ブサイクは線が多いってことにも気づきますね。イケ様ってのは整ってますから線の数はひじょーに少ない、顔も均整が取れていて、左右も対照、とても簡単。


  他には心理情景っていうやり方があります


 なんとなくこの森は命を持っているようで、中世の・・・幽霊が出てきそうな雰囲気を持っていた。しかしその理由はわからない、一つ一つの木はなんの変哲もないカシや楡の木である。あるいはこれはワタシの内面の情景が写り込んでいるだけなのかもしれない、ワタシは動揺していたのだ・・・


 視覚的には普通である、けどなんかイヤな予感がするのだ。っていうのはこれも画的にはひじょーーに難しいやり方です。


 それと昔の小説っていうのにヒジョーに大事な転換点ってのがあると思います、それは1880年頃のガス灯の登場と、1920年代のラジオの登場です。ガス灯、電灯の登場で夜が明るい、ってことがすべてを変えてしまいまして、カラマーゾフ的な夜のトリックは不可能になりむしろ夜は自動車をぶっ飛ばして都会を走り回るホームズの時代になるわけです、ラジオの登場もこれはショッキング、いや、小説に完全に止めをさすような事件で、ヒトラーというメディアの天才児を産み、大衆コントロールっていう新しい領域に踏み込んでいくもので、もはや誰も孤立出来ないっていう状況なんですよね。すべてがショーじみてるっていうか、スキャンダルや殺人の持つ、おどろおどろしい感じってのが取り去られて、あらゆるものが下品で下衆な種類のスタンドプレーみたいになる。メディアのタネの1つになる。

 このラジオ前夜っていう雰囲気を持ってますね、ベルエポックの小説ってのは・・・・。世界大戦といいつつ一次大戦は局地戦って言う感じ、1920~1945この時代のスピードってのはほんとえげつない速度、そりゃ一日一日を大切に生きようって思うよな~・・・。このスピードに憧れるんですよねー・・・・。

2016年9月4日日曜日

star wars Vll forth awaken 2015 スターウォーズⅦ

 遅っ!って話しなんでしょうけどスターウォーズを見ました。

 一応こういう超大作ってのは見た方がいいですよね、今のCGってどんな感じなのかなってのがわかりますし、ネタにもなりますから。ただ今回のSWはなるべくCGライクじゃなくて実物、にこだわるっていう方針だって何かで見ました。それは確かにそうだと思います。実際に作るっていう贅沢が出来るなら、そっちのほうがいいに決まってる。ブルーバックで演技はしんどいですもの。


 でもなんか最近の映像技術の進歩はもう終わったかなって感じですよね、10年前くらいから、あんまし変わってない気がする。XPから10に変わっても別に基本的には何にも変わってないじゃん、ってのと同じですね、PS3とPS4もどこが根本的に変わった?っていうとたいして変わってないですもん。win95からXPは愕然と変わった!!ってのが分かりやすかったですけど。IMAXとか3Dとか映画館はやってますけどそういうことか?って感じですものね。宣伝だけは盛んにやってるVR、もなんかもうすぐもうすぐってもう5年くらい言ってませんか?ちっともなんかコンテンツみたいなのが出てきませんよね。誰も持ってないってのもあるし。使ってるやついるのですかね?

 全体的に俳優がすごいイマイチって感じです・・なんでこんな感じ?選びたいほうだい選べるはずなのに。世界中のあらゆる俳優から選べるじゃないですか予算的に。どんなイケメンでも美少女でも思いのままでしょうに。

まずスカベンジャー、屑拾いで貧しいっていう設定の主人公レイなんですけど歯が白すぎ、全然貧しくないですやん。眉毛も整いすぎ、唇も肌ツヤも良すぎて全然なんか苦労してる少女っていう感じがしない。そういうとこ気になんないんですかね?ワタシが気にしすぎ?
 主人公がWASPMANばっかりだ、っていうのの裏をかいて女と黒人が主人公なんですが、ふむ~~。黒人女が主人公にすればもっと良かったのかも。斬新ですもんね。それよりもなによりも人種云々よりも、俳優がイマイチな気がする・・、ダースベイダーのニセモノみたいなのもイマイチ・・、仮面のデザインもイマイチ・・・
そしてハリソン・フォード年とりすぎでしょいくらなんでもw なんでこんな老人たちを見なくちゃいけねぇのだ。続編作るのが遅すぎますよ・・・。初代の時でも結構なおっさんだったのに。こんなジジィにアクションやらせたら別の意味で不安になる・・・。

 こういう超大作映画ってめちゃくちゃ予算使えるんだし、世界中から天才アーティスト的なやつらやイラストレーター、デザイナーとかを集めてもっともっといい作品が作れそうなのに、なんか・・ん~~~??って感じになりますよね。四番打者ばっかり集めてもいいチームにはならないってことなんでしょうか。ネットとかを見たらすごいヤツ一杯いるのですけどねー、モデリングとかでも、すごーーい!!って感じの。なんででしょう・・・?

2016年9月3日土曜日

blender modeling human head 人体頭部 モデリング 小林ゆう



 初めての人体モデリング、0から作ってみました。チュートリアルを見ながら・・・


 キモチわるっw  ワタシの今のレベルではスケキヨにしかなりませぬ・・・。3Dモデルだと人間の頭ってどういう形だったっけなぁ・・ってのがわからないものですね。特にスケールが。


 それはそうと最近ちょっとびっくり?したというか、ツボに入ったのが小林ゆうという声優さんです。すごいですーーー!!w この人・・すごいですーーーーーw!!! 是非小林ゆう 画伯、でググッて見てください。衝撃的。こんなショッキングなことは最近ありませんでしたねw ファンになりました。

 すごいすぐる・・・、浜田画伯、蛍原画伯を抜くものすごい天才がいたのですね。ワタシってこういう絵のギャグが一番ツボなんだって最近気づきました。

2016年9月2日金曜日

AGPtEK B03 8GB

 というMP3プレーヤーなんですけど、最近のAMAZONのレヴューってなんかカオスっていうか色んな人間の思惑とかが絡み合ってて、信用度0になってますね。やっぱし、無記名のカスタマーレビューってのは当てにならないよなぁ。って思います。
 新聞でもなんでも顔と経歴を晒しているのしか信用出来ませんね。本とかは作者がだいたいハッキリ書かれるのに。


 ともかくよくあるのが、これは絶対ダメ!すぐに壊れる!ダメダメダメ!!っていうヒステリー型。ヒステリー型のヤツってちょっと調べるとわかりますが、0点か100点みたいな感じで、自分が好きな物はもう買う前から100点で、やっぱり100点。0点のものはダメだと思ってたがやっぱり0点。みたいな調子なんですよね。こぉいうやつが〇〇◯をXしたりするんでしょう。

 それとべた褒め型。これもひどく怪しい・・あやしーーー。インサイダーの匂いがするーー!!


あとレヴュー1つで評価が低評価になってるパターン。評価のサンプル数を設定するべきですよね、100人レヴューがあって初めて評価が表示されるみたいに。よくアダルトDVDがこういうことになってますねw オマエの趣味なんか知らねぇわ!!

 

 ワタシ個人の評価ですけど、まずはマイナスポイントから。

レコーダー機能はマイクが繋げないのでほんのボイスメモ程度、ラジオは拾える周波数が少なすぎて使いもんになりゃぬ。っていうかネットで聞けばいいです。ムービー再生とか言ってますけどハッキリ言ってまったく使えません。っていうかこの画面で誰が動画を見る?


内部メモリがダメポ。ワタシがラジオとか超時間でタイトルも長いファイルをぶっこんでるせいなのかしれませんが、内部メモリにファイルを移動させるとクラッシュすることが多いです。けどminiSDにファイルをぶっこんでそれを再生させられるので内部メモリは無いと思って貰えればOK。
 

ファイル名の確認がみずらい。文字が大きすぎる。これもワタシがファイル名が長いのが原因・・・。


 音質に関してですが、携帯プレーヤーに音質求めるのなんておかど違いというのがワタシの意見。ハイレゾとかいいますけど、音源、電源、ジャック、再生機械、イヤホン、音質ってのはすべてが最高品質じゃないとどんどん劣化します。携帯MPでハイレゾのWAVEファイルなんて入れるやつなんかいるの?ファイル転送だけで時間食っちゃいますよ。
 

 これが一番の欠点ですけどワタシはずっとIpod使ってたので、ファイルサーチ機能、が弱いのが辛いです。2時間くらいある音源の終わりのとことかに一気に飛べません。ちまちま早送りするほかない・・。ファイルを刻んでから入れればいいんですけどね。


 ただ定価で7倍くらいもするIPODと比べるのがそもそも間違い。7個も買えるってことです、そりゃこっちのほうがお得だ!!


グッドポイントは今書いたようにそのお値段、それですべてが許される。肌が白ければ7難隠すといいますし、値段がやすければすべて目をつぶれます。こういう携帯プレーヤーってどのメーカーでも2年持てば御の字、使い捨てなんで3万近くも払えない。



 それに質感、持った感じの肌触りが結構好き。プラスチックぽくないマットな手触り。

それとワタシお風呂で使うんですが多少濡れてもかなり耐えてます。どこまで持つかわかりませんが今のところすでに半年ほど持ってるのですでにタフネスは合格点。


 というわけで、全然グッドな製品です、ちゃんと使い方を考えればばっちり、むしろSO◯◯とかの阿呆みたいなソフトがついてる製品とか、やたらファイル形式にこだわって、少しでもカネを落とさせようとするクソスマホみたいなのに較べてなんて良心的なプロダクトなのだって感じです。安くても必須の機能だけはきっちり持っている。ユーザーのことを考えてます。


 日本ってのは昔はこういうのを作ってたのでは無かったですか?かっこつけんな!って喝を入れたいですね。何をおしゃれぶってんだ!ちょっとカガミで自分を見てみるべきですよね、96%くらいの日本人はとんでもないブスばっかりなんだし、おしゃれなものを作るような見た目をしてませんもの。


 質実剛健、実用性、実用性、実用性!!  最終的にはいっつもそれがラストマン・スタンディングなもんです。
 

1984 名探偵ホームズ 総評

  最初ほうのエピソードは宮﨑駿が描いていて、ほかは違う監督が順繰りして描いているんですが、こうして並べて見ると、やっぱり駿氏の奴が圧倒的に面白いなってのがものすごくよくわかりますね。

 予算と作画枚数が全然ちゃうんじゃ!駿氏が描いたやつは映画版にもなっていて、たぶん製作期間とかも同じじゃないんでしょう。


 それでも、やっぱ作画どうこうよりも、コンテ、がアニメーションではすべてなんですよね、脚本がたいしてよくなくっても、コンテでどうにかカバー出来る。アニメはコンテ以上には良くならないってのがワタシの持論です。作画やアフレコなどで点数が上がるってことはほとんどない。(美少女アニメとかは作画とアフレコがすべてなんですけど)、アニメといいつつ、アニメーターよりも、一番肝になるのは、コンテを描くのが誰かってことです。監督が描く場合もありますけど、けどこれってほんとに才能なんですよね。
 ある程度は努力で伸びるのかもしんないけど、基本的には才能です。映画学校とかそういうのって機械とかソフトウェアの使い方を知るにはいいかもしんないけど、この最も重要な、映像感覚っていうんですか、それだけはどうにもなんないですよね。


 持ってるヒトが持ってる特別な才能、短距離走の速さみたいなもんですね。生まれ持ったものがかなりの割合。このコンテを描く才能を持ってるヒトってのが最近いませんねー、庵野さんくらいなもんですけど、仕事しないし。その後の世代にはほんと全然いないですよね。素晴らし―構図だっ!!とか、抜群のカット割り!!みたいな能力を持ったヒト。絵が上手い人とかはかなりいるんですけどねー、実写でも同じです。キューブリックみたいな、すげーーーーカット!!みたいな人はなかなか現れません。映画の内容なんてどうでもいいから、どういうコンテを切ってくるか?っていうのが見たいひと。


 最近BBCが21世紀のベスト映画100、みたいなのを発表してて、千尋が4位で一位はマルホランド・ドライブでしたが・・・、21世紀ってよっぽど良い映画が無いんだなーって感じですね。

 ワタシが思うには、一位はやっぱアヴァターかなって思います、まじ?ベタベタなエンタメ作品じゃんって言われそうですけど、なんか作ってて楽しそうだなって感じがしました。ワタシが好きなわけではないんですけど、客観的に見るとそうかなーってかんじ。スターウォーズはどんどん悪くなってる気がする・・・。ハリポタ・・・、も長すぎるってのがありますね。1個として評価しずらい。ROLも原作ありきかなーって感じ。EVA Qは今となっては攻めてて良かったともおもふ・・・。
 エンタメ映画しか見てないじゃんかって思われそうですが、割と見てるほうですけど、もぉなんかイラクの貧しいテロリスト、みたいなやつとか、失われた家族のキズナを取り戻す・・とか、第二次大戦の映画、はもううんざりですね。うーーーーんざり。もういいよ、そんなに映画賞ほしいの?って感じ。

2016年8月31日水曜日

2006 デビルメイクライ3  SE


DC3です。

 ワタシ初代は途中でやめちゃったんですよね、カプコンとワタシの相性の問題なんですけどカメラが非ジョ~~に見づらいです。これは趣味の問題なんですけど、なんだよ!!見づらい!!ってのがすげーストレスになるのでやめてしまいました、なんでこんなカメラの動きなんだ?ワタシと任天堂はすこぶる相性が良いんですけど。

 カプコンのカメラってなんでこんな敵が見づらいの?

 DC2はディレクターが変わって出来はサイアク。というディレクター?っていうことを初めて意識させられるゲームでしたね。ゲームにも監督っているんだ、っていうことをおしえてくれました。
 けど3は改良されてて楽しいよ、っていう噂を耳にしたので初めてみました。硬派なアクションゲームという触れ込みで、アクションが難しいというのがありましたが、アクション自体はそこまで難しくありません。ダメージ通るし。確かにニガテなヒトにはいきなり囲まれてなんだよー!って感じかもしれませんが、慣れてるヒトにとってはドッジロールがあるアクションは簡単です。基本はくるくる回ってザクザクザク。しかもダンテは零式のキングみたいに銃も打ち放題なんでさいあく離れたところから連射でダイジョブ。連射機が無いと腕が疲れますが。

 しかしカメラとの相性の悪さは健在、クソッタレ!いっそのことFPにしてくれ、この第三者視点見づらい!

 されどもさすが格ゲーのカプコン(この見方ってもしかしておっさんですか・・)、3Dアクションゲームって、技の種類が少なくて結局KHみたいに攻撃ボタン連打押しまくりってことになりがちですが、ダンテは攻撃の種類が圧倒的に多く、魅せるアクション、を可能にしてます。誰に見せるの?って問題もありますけど、隣で見てるトモダチに、すげー―!!なんでわざわざザコを倒すのにそんなにいろんな技出すの!?って思わせることが出来ます。無駄、こそ芸術なり。
 しかしその分操作はフクザツ、タイミングもシビアだったりして、なんであの技が出ないんだ!アスホール!!っていうストレスもあります。技がありすぎる故になんでこの技が!ってこともあります。ドッジロールとサイドジャンプがいっつも間違う。

 ただ勝つだけじゃなくて、かっこよくスタイリッシュに勝つってのがテーマのゲームなんですね。

 ヒジョーに残念な点は、っていうかワタシだけの問題なんでしょうけど、謎解きみたいなのいらないです、わたしアクションゲームの謎解き、ダンジョン探索みたいなの大っ嫌い。もっとガンガン敵が出てきて、何も考えずにタコ殴りに出来るようなファイナルファイトチックなほうがいい。マリオとかもそうなんですけどストーリーだのアイテム集めだのやらせないでくれーーー・・・・昔の、ストイックにアクションだけっていうゲームのほうがよくないかね?
 ダンジョンの構造がよくわかんなくて、攻略サイトみるのが吉って感じだと思いまする。カメラのせいもあってすぐに道に迷う、全体的に同じテクスチャーの繰り返しですので見分けもほぼつかん。マップもぉ!なぜミニマップが無いの?



 難易度に関してはプレイスタイルに依存することが多くて、E缶みたいなことですね、回復アイテムをぶち込めばラスボスとてめちゃくちゃへたっぴーじゃなきゃ倒せます。それにライフを増やしたり、技?ゲージも伸ばせるようです。ワタシ技最後まで3つのまま・・・。ロックマンにやっぱり近い作りですね。しかしアイテムを使うと評価がガタ落ちになります。
 ただアイテム縛りをすると、なかなか手ごわい。特にアーカムのナメクジの大群はそーとー手強い。いや・・・ノーダメージむりくない?装備によっては回避不能な気がする。回避不能な場所まで追い込まれるなってことなんでしょうが。アクション云々じゃなくて、見づらいんです。アーカムのあのテクスチャー・・。

 レディはイラストだとカワイイんですけどモデリングだとかなりブス・・・。まだまだ当時の3DCGはダミですな。かといって今でもまだまだだなって気がするけど。3DCGは今でもスクエアが一歩リードって感じがワタシはしてます。それでも断然イラストのほうが好きですけど。

2016年8月28日日曜日

ホームズ Ep9 海底財宝  EP10 ドーバー海峡の空中戦

さて9、10も駿氏が監督してる名作回。特にドーバーのほうはいい出来ですね。


 是非ドーバーのほうのリボルバーさばきのところはコマ送りで見てもらいたいですね。

 ただ単にリボルバーを構えて撃てばいいのに、
まず銃を受け取り
安全装置を外し
リボルバーを開いて残弾を確認したあとに
前方向にくんっと曲げてから
その反動で持ちてのほうからクルッと水平方向に回して
縦に構えたからようやく
射撃体勢。


 たった2秒くらいの、普通に見てる分にはまったくわかりっこないカットなのに、3フレームくらいで動画を描いてるんです、バカですねw

 ハドソン夫人という原作ではもうちょっとオトナの未亡人に、航空機乗りで射撃の名人、っていう斬新なキャラを与えました。駿氏はだいたいただのアイドル役のオンナキャラってのが嫌いで、もっと活発でただ助けられるだけじゃない、役割を与えるもんです、これはワタシもすげぇ大事だと思う。ただのカワイイキャラはもうウンザリ。たぶんこれは黒澤明イズムなんでしょうね。AKは単純に人気取りの為の美人女優は一切使わなかったから。


 この2つは、潜水服、潜水艇、クラシックカー、戦艦、レシプロ飛行機、リボルバー。というわけで、このやろう趣味に走りやがってw 真面目にやれって感じですねw ただ自分の好きなものを描いてるだけ。

 でもやっぱ好きなものを描いてる時が一番いきいきしてるものですね。自分も登場させてるし(あのカスタムカーに乗ったイカれたおっさん)


あと駿走り、カラダを水平に曲げて足だけで走るあのやり方、も見物です、これもコマ送りで見ると、嘘だろ!ってくらい作画数をむやみに増やしておりますw 

 もののけ、くらいから、こういう、嘘つけ!っていうアクションみたいなのは封印されちゃってリアル路線になったのですけど、ワタシはこっちの嘘つけ!っていうアクションのほうが動きがあって好きですね。

2016年8月26日金曜日

1984 名探偵ホームズ  EP5   青いルビー

ホームズのEP5、名作回ですね。

 ほんととんでもない数の作画です、特に今回は背景の枚数が尋常じゃない、うそだろ!!ってくらいの作業量です、週間アニメですからね。信じられないです。一日18時間缶詰、って感じの書きまくり感。30分アニメですけど1時間くらいの膨大な作業量。

 
 特に車でロンドン・ブリッジをぶっ飛ばすところのカメラの操作なんて、まぁ!!すばらしーー。って感じ。デジタル操作が無いこの時代にどうやって撮影したんだろうってくらいのカットですね。

  
 でもこのカットのやり方見たことある!この構図、あれじゃん!ってのが随所に見受けられます、駿氏ってやつは同じ技を使うのを恐れないっていうか、何度も試して精度を上げていくタイプなんですね、一回やったからもうやりたくないってのじゃなくて、前良かったからもっと良くしようって感じ。


 ヒロインはまた少女でして、勝ち気で活動的な女の子っていういつものヤツです、声優はパズーの田中真弓、よって、ものすごいラピュタのテスト版を見ているような感じ。いやー、でも毎週テレビアニメでこのレベルのやつがやってたら生きてて楽しいでしょうねー。アニメーターは死にかけてるだろうけどw



 昔にくらべてアニメの数、自体はものすげー増えてるのですよね、80年台は一年に、50本くらいですか(1つの作品が割と長いですし)、今だと1クールに50とかですものね。作画崩壊ってよく言われてますけどそりゃそーだって感じ・・・。なんでそんなにアニメの数、は増えたんですかね?確かに今では、デジタル技術で手を抜こうと思えば割と安上がりでできるし、ジャンプアニメ方式の全然動かないやつだったらもっと簡単なんですけど、特にマンガ原作は構図とか借用出来ますし。キャラデザとかも楽ですしねー。


 ワタシはマンガ原作のやつってそれってなんか意味あるん?ってすげー思うのですが・・・。

2016年8月24日水曜日

1911 innosence of father brown ブラウン神父のイノセンス   チェスタトン

 ブラウン神父シリーズはホームズと並んで探偵小説の初期の古典とされていますが、知名度では圧倒的にホームズには及びませんね。

 理由は至極簡単でして、ブラウン神父というようにカトリックの神父が主人公の宗教的色彩の濃い物語が、世界的に人気を獲得するはずがありません。まずプロテスタントには、受けないでしょうし、他の宗教もしかり。またホームズはダンディなイケメンで運動神経も抜群、知識も豊富、科学の知識も豊富、しかもジャンキーでありアウトローでハードボイルドと、いわばむちゃくちゃなイケ様であるのに対し、ブラウン神父はブサイクで地味で、チビ、ルックスのポイントは限りなく0に近い。女受けするハズがない。


  チェスタトンっていう人物は、これはワタシの感覚ですけど、議論のために議論するタイプの、イギリス人です。本当のところは、何にも信じてないというか、えげつない冗談、を言うためだけに生きてるって感じの、なんでしょうねーこの感じ・・、そんなに位の高くない悪魔みたいなタイプの人間だと思います。チェスタトンは小説に限らず論評やら評論、政治など、いろんなことにも手を出してますけど、おそらく実際に行動するということは絶対に無い。コトバ遊びだけで相手をやっつけてやりてぇっていういやらしい人間なんです。ほんとのとこは、何にも信じてないし、本音でしゃべってもいない。


 こう書くととってもクズみたいに思えますけど、クズだけど才能のあるクズ、悪魔的才能にあふれたクズなんですね。才能人だからって良い人間とは限らないし、天才が善人である理由もありません。最上級のクズ、クズのエリートです。

 ワタシはなんにせよ、まともな人間ってのが大嫌い、どっちかに振れてほしい。コワレタ人間こそワタシの大好物。

 イエスも言ってました

「熱いものか冷たいものであれ、ぬるいのは我慢ならない」と。



 チェスタトンがカトリック信者ってのもどーも胡散臭いです。つまりこういうことです、ずる賢い悪魔がいたとして、あんたは悪魔だからカミサマを信じないだろう?と聞くと、悪魔は、

「何を言う、おれほどカミサマを信じてるやつはいないね、むしろオレだけが真に神を賛美する、正当なカトリック信者である」って言うのです。
 
そうだね、カミサマなんて信じないね。っていうのは本音を言ってるわけで、悪魔は本音を言うわけはないというわけ。

 そぉいうえげつないユーモア、下衆ともとれるあてこすり、人間のいやらしい部分のクローズアップ、そういうのが得意なチェスタトンですから、当然、探偵小説にこんなに向いてる作家はいませんね。
 確かにこぉいう、悪の華タイプのクリエイターって現代ではまぁ見かけません。みんな一人残らずキレイゴトを吐く。

大地震の被害?建築関係の株を買えばいいじゃないか。こんなこと言ってたらすぐに干されてしまうのですね。


 ホームズがデータ、データの物質主義だったのに対し、もちろんブラウン神父は形而上学的なルートを辿って行きます。こっちの精神分析みたいなやり方、の探偵の走りですよね。そしてダークでオカルトチックです。これも現代まで長いこと人気のあるスタイルであります。


1984 名探偵ホームズ  EP3   小さなマーサの大事件!?

 名探偵ホームズというと探偵小説ですが、それをアニメ化するとなぜか人間が犬になっているという不思議ですね。なんで犬なん?っていう説明は一切しないのは宮﨑駿のお約束。ただ単に人間を書くのがめんどうだったか、犬を描きたい気分だったんでしょう。


 このアニメ単体だけを見ると、あぁ昔のアニメこんなんだっただぁ、って思うんでしょうけど他の同時代のアニメと比べると全然違います、ガンダムショックが1979、80くらいにあって、そっからロボットアニメ全盛期が起きます。もっと同時代のアニメは宇宙!とかロボット!っていう調子なのに、ホームズ、という。宮﨑駿ってのは反動的な作風なんですよね。時代的にレトロなんじゃなくて、このヒトだけが、昔の物語を描くヒトなんです。この反動的であるってことが駿アニメが大衆受けする大きな理由だと思いますね。保守的。レトロ、ノスタルジック、言い方はいくらでもありますけども。


 世紀末から、大戦までのロンドンが舞台のホームズ。つまるところスチームパンク、です。蒸気の時代。(実は駿氏探偵ものが好きなんですね、少年探偵団とかが愛読書らしいんで)

 この蒸気の時代から、レシプロ戦闘機までの時代、が宮﨑駿の作風なんです。第二次大戦末期のジェットエンジン以降、を舞台にすることは滅多にない。(ナウシカみたいに超未来で文明が滅んでるのがありますけども)1880~1944年くらいの感じ。ワタシもこの時代がやっぱり大好きですね。
 SFチックなものってうそつけって感じしかしない。よくいうことですがガンダムは立ちません。重心が上にありすぎるんです、歩こうとしたら、ボテーンってなる。それにレーザー銃なんか撃ったら反動で腕がぶっ飛びます、だいたい反作用ってものを考えてません。物理的にはあぁいうのは無理なんです。どんだけ技術的能書きを垂れても、どれだけ技術が進歩しても人型巨大ロボットってのは現実味がまったくない。人型である理由がそもそもまったくないですし。



 ホームズシリーズ宮﨑駿がコンテを切ってるのはわずかですが、やっぱり図抜けてますよね。とにもかくにも作画枚数が尋常じゃない。週間アニメではありえない数、ともかく枚数、が全然違う。こんなに動くの!?ってくらい。若さで押し切ってるのかわかりませんが、スターリニズムを発揮しておりますw 作画監督近藤喜文、背景山本二三、とスタッフは後のジブリと同じです。普通のアニメ3本分くらいの労働力を注入しますねー、なんでこんなことが出来るのか全然わかりません、だからすぐ降ろされるのでしょうけどw 
 それと割と斜めからの見下ろし構図が多いってことにも気づきますね。背景泣かせw こういう絵をかくのはクソめんどい。また、背景アニメーションの多さ、つまり背景が動くシーンが多いってことです、機械が爆発したり、トビラや窓が開いたり。キャラだけが目立つキャラアニメでは背景は言っさい動かないです、ギャルゲアニメっていったらいいのか。キレイに書いてはあるけども、書割りみたいに存在していて、教室の黒板になんか書いたり、イスにすわったりしない。これは文字コンテが先にある場合の弊害でして、脚本を消化するために、画が見えてないのです。

 

2016年8月20日土曜日

1983 装甲騎兵ボトムズ

 ボトムズは~独特のリアリズムを持つロボットアニメです。ミライの荒廃したセカイが舞台、といういわゆるディストピアものです。次回予告のセリフを聞けばどんな感じかわかりますでしょうか。

次回

 キリコが飲む、ウドのコーヒーは、苦い。  
 
女性ファンまったく無視って感じの、もさいオトコばっかしが出てきやがるw梶原一騎アニメの作画みたいな感じ。ひじょーにダサくて時代遅れの作画なんですけどカット割りなどにこだわってて、スピード感があります。芸がわりと細かい。

 初めのころはへたっぴーな作画が多いですが、だんだん慣れてきたのか、それとも影をつけることを覚えたのか、影をベタ塗りするロボアニメっぽい作画に移行します。

   冗談はよせ、おれはクソ真面目な男だ


というように主人公のキリコは面白いことはひとことも言わない、いやゆる遊びヌキ、のキャラ。
 一年クール、52エピソードで構成されてるんですけど、よくこんなアクの強いっていうか、人を選ぶな~って感じのアニメが一年も続くなってのにびっくりしますね。人気合ったのでしょうか?謎です。団塊ジュニアの頭数で支えられるのか・・・

 後半、クエント編からは超展開ですwロボットとかもはや何の関係もなし。
このロボットアニメなのに後半は超展開ってののパイオニアかも。今でも大批判を浴びるやつですが・・・。
 けど裏から見ると、超展開で終わるものに限って、続編が作りやすいってことですね、EVAがまだやってるのは、TVアニメの終わり方がひどすぎてw、もっとちゃんとしてよ!!ってみんな思ったからにほかなりますまい。
 ファーストガンダムみたいに、きっちり、パシっと終わらせてしまうと、続編の作りようがない(実際は作ってますけどね)。シェイクスピアみたいに全滅エンドにしたら、どうあがいても続きは作れません。ホームズの帰還、みたいになんじゃそれっていうつなぎ方をする他無い。

 全体としてみると、なんかテンポが悪かったり、なんじゃい、って感じの話もあるのですが、50話もの大河系のストーリーをきちんと精緻にぴったりまとめるなんてことは人間には不可能なんだとワタシは思ってます、そんなの無理。小説原作とかならなんとなく形になりますけど、そういうのって小説っぽい、話になってしまうのですよね、小説のダイジェストを見てるような。それに小説ってのはアクションシーンを描けませんから、小説をそのまま映像にすると背景が書割みたいにしか機能しないことになります。絵コンテを切りながらとか、ロケしながらアクションを考えたりすると、文字だけでは絶対思いつかない動きを発見出来たりします。
 大長編物、ってのでも実際には1つの大きな物語じゃなくて、なんとか編、なんとか編、っていうふうに大きなブロックを作るものですね。最近はそれが主流。けどたいがいは行き当たりばったりです。
  だからまぁある程度は仕方ないかなって感じ、やっぱネックは作画がださいってことですかね・・・ロボットのデザインはまぁいいとして、キャラクターの服装とかひどいです。アニメーションにはコスチュームデザインっていうのがいる場合は少なくて、だいたいキャラデザインがコスチュームデザインも兼ねるんでしょうけど、どうせヲタクの作画さんが、ファッションに鋭いってことはまず無いんで、ファッションがかっこいいアニメってあんまし無いですよね。それに凝ったファッションは動きづらいですし。全体的にカワイ気があまりにもなさすぐる・・ストイックすぎます・・・。

 銀河万丈CVによるロッチナ大尉。の次回予告がクセのあるセリフ回しで楽しみ、こんなに次回予告が楽しみなアニメは少ない。

 関係ない話ですが、最近声優系のラジオを聞くようになりました。ついにそっち側に堕ちてしまったのですw だって芸人系のラジオがほぼ今全滅でして。なんでやつらは、テレビとアイドルの話ばっかりしやがるのか。つまんないです・・・。アニメ、ゲーム、マンガ、が主戦場で、リアルワールドは出稼ぎ。そういうデジタルなイキモノにワタシも変化しました。

2016年8月18日木曜日

RIO オリンピック 後半戦

  オリンピックも後半に突入、日本のメディアではわかんないでしょうけどこっから面白いゲームが盛りだくさんです。バスケットボール、バレーボール、などの予選リーグが終わってここから後半戦。

 けどそんなんテレビでやってないじゃん!!って人に。


http://rutracker.org/forum/viewforum.php?f=699


 ロシアのサイトですけど、まぁ翻訳などを駆使して探索してみるべし。ワタシは第二外国語ロシア語なので割と読めます。もちろんナレーションもロシア語ですけど。




 サッカーの決勝はブラジル対ドイツ。またかい!!見飽きたわ!!っていう顔合わせですね。ネイマール大活躍・・・持ってるにゃあ・・・。


 でもブラジル、オリンピックでは金メダルとったことが無いんですってね。そしてドイツってやつはなんでこぉトーナメントで強いのですかねー。CLとかではミュンヘンあんまり勝ってるイメージ無いのですけど。


 卓球団体に関しては魔龍が!!w 馬龍が強すぐる~~~・・・シングルスの決勝で見る限り、中国内でも馬龍が圧倒的な強さです、なんだよぉ!!って感じの強さ。 
 けど水谷、シュー・シャン戦はオリンピックの中でもベストゲームでしたね。他の試合がほとんど大差で決まっちゃうゲームが多かったので。

サッカーなんて先制点入れたほうが95%くらい勝ってませんか?サッカーって絶対30秒ルールとか必要だよなってワタシは思いますけどねー・・先に点とったほうが時間稼ぎすりゃ勝ちですもの・・、まぁいきなりルール変えんなっていう反動が多いのでしょうけど。ルールが毎年変わるアメリカンスポーツと違って、サッカーはやっぱヨーロピアンスポーツなんでしょうね。
 バスケもだいたいセーフティ開いて決まるケースが多いです。何故かはわかりません。


 レスリングでメダルとか言われても競技人口めっちゃ少ないんちゃう・・?ってワタシは思うのですけどねー・・・、フィギュアとかもそう、何万人に1人とかの割合じゃない?メジャースポーツでやっぱ勝たないと盛り上がりませんよね。

2016年8月17日水曜日

イチロー三千本の軌跡

 http://v.youku.com/v_show/id_XMTY4NjI5OTUyNA==.html?beta&



ミスターストイック、ことイチロー節炸裂。イチロー体験が少ない人には、なんなんこのしゃべりかた!!って思うのでしょうけどでも勝負の世界にいる人とか、クリエイターとかにはあっ!!それわかるーー!!ってことが多いです。


 「打率じゃなく、ヒット数を目標にする、打率は打てないと減っていくので、ココロの中に、バッターボックスに立ちたくないっていうキモチを作ってしまう、けどヒット数なら、もっともっとバッターボックスに入りたい、チャンスを増やしたいって思う、少しでも負のキモチを作りたくないから目標をヒット数にする」


 あっ!!すごい!!って思いますね。こぉいうモチベーションコントロールっていうのか、自分のキモチを操るってのはほんと重要な能力なんですよね。むしろ一番大事なことかもしんない。マインドコントロール
 ずっとずっと続けてかないといけない。それでもモチベーションを合わせるってのはほんとにむっかしぃことです。これは誰でも共感出来ますよね、毎日毎日8時間労働、週1しか休みない、楽しみもイベントも無い。これでも毎日気力全開ってやつはスーパーマンです。けどイチロー氏はそれが出来るってことですなぁ。出来たってことですね。



 つまんない・・、好きだからこそ、つまんない。これもすごーいわかる人にはわかるんですよねー。宮﨑駿がめんどくせー!めんどくせー!!って90年台のチーマーみたいにぼやいてるのを見て、素人は、まぢ!?そんなこと言っていいの?って思うのでしょうけど。クソアイドルとかだったら、一生懸命歌いました!どんどん自分の中でイメージを膨らまして、楽しかったですぅ!!みたいなこと言うんでしょうけど。すきだからこそ、つまんねぇし、めんどうくせぇ、こっちが本当です。やりたくない!もう逃げたい、ずっと寝てたい!そういうヒトのほうが、ちゃんと仕事をしてるってことですね、ただたんにクズっていう場合もありますけどもw


オリンピックと重なってしまって、3000本はなんかすいっと行ってしまいましたね、けどそれでいいのかも、まだまだパッシングポイントってことでしょう。

  さて、イチロー唯一のミッシングタイトルは、プレーオフで全然活躍してないってことですね、マーリンズは今年はでも調子がよくて少なくとも、プレーオフ、ワイルドカードなりで出場は出来ると思います・・・まぁワールドシリーズはきびしーすなぁ・・、タレント不足。カブスかナショナルズっていう雰囲気ぷんぷん。

 なんにせよオリンピック見るのに忙しくてメジャーはあんまり見れてないですねー。